「イタリア艦」の版間の差分

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==艦これには登場していないがよく話題になる艦船==
==艦これには登場していないがよく話題になる艦船==
2018年までは艦これを含めてイタリア艦が登場しているタイトルでは競合タイトルと重複していない艦が最低1隻は登場していたが、蒼藍とヴェルコに登場しているのは他のタイトルで既出の艦のみである。
2018年までは艦これを含めてイタリア艦が登場しているタイトルでは競合タイトルと重複していない艦が最低1隻は登場していたが、蒼藍とヴェルコに登場しているのは他のタイトルで既出の艦のみである。
珍しいところではパズガルにスピカ級水雷艇(ゲーム内では駆逐艦に分類)のリーラが登場しており、CVには<s>艦王が満を持して3例目の恩赦適用したばかりだった</s>上坂すみれが起用されている。
   
   
===ヴィットリオ・ヴェネト(RM Vittorio Veneto)===
===ヴィットリオ・ヴェネト(RM Vittorio Veneto)===

2022年7月22日 (金) 01:15時点における版

艦これに登場する艦娘のうち、イタリア海軍所属艦船の問題点

声の欄に「」がある出演声優は、他艦船擬人化ゲーのキャスティング歴があることを表す。

概説

キャラデザは全艦をじじが担当している。かつてCVには赤﨑千夏氏がメインで起用されていたが、戦少Rの高雄役に抜擢されてからは長らく新録が無く、19冬~春にアクィラのバレンタイン仕様ボイスが追加されるまで2年近いブランクがあった。

担当声優のほとんどが他艦船擬人化ゲーに出演しており、その影響で(全滅状態のドイツ艦ほどではないにしても)【裏切者】認定が相次いでいるためテコ入れの無い艦が多い。ただし、じじが頑張っているからか新キャラ自体は順調に追加はされており、艦これ単体で見た場合海外艦の追加数ではイタリアが13隻とかなり多く、20夏イベでアメリカ艦(21夏イベ時点で16隻)に抜かれて2位となるまでは長らく単独1位だった。アズレンでの実装ラッシュで安全地帯から地雷原に転換した2019年後半以降はどうなるか注目されていたが、どうやらじじを酷使して新艦を追加する方針に変化は無いようだ。

他艦船擬人化ゲーでは日米英独を4大陣営とする観点から、フランスやソ連と同じようにサブ的な扱いが主流となっており、守護プロ[1]やブラサジのように陣営単位で全くフォローしていない場合もある。

その中でアズレンは2018年後半からイタリア陣営を仄めかしており、翌年9月のアップデートにて本格的な参入を開始した。一方の艦これもそこに便乗する形でイタリア艦を追加したのだが、アズレン側の仄めかしからお披露目までに実装された新規艦はジュゼッペ・ガ【ル】リバルディ、ドゥーカ・デッリ・アブルッツィおよびグレカーレの僅か3隻だけとなっており、しかもその内グレカーレ以外は戦少Rと重複する状態となっていた。またその内2隻は19秋イベで実装されたのだが、この時点でアズレン側でも登場することが確定的となっていたため、あろうことかガリバルディを除く実装済のイタリア艦を片っ端から泥枠にブチ込む【玉砕moooooooooode】に打って出るという特大ヒットマークを発動。その結果、じじがあまり得意ではなかった(と思われる)大型艦をアズレンにピンポイントでぶち抜かれるという惨劇に見舞われることになった。

  • イタリア王国海軍艦船の正式な冠称は“Regia Nave”の頭文字を取った“RN”だが、作品や文献によっては“Regia Marina”の頭文字を取った“RM”と表記されることがある。本記事では後者の“RM”を使用する。

戦艦

艦これでは3隻が登場。内2隻はヴィットリオ・ヴェネト級だが、ネームシップのヴェネト自体は登場していない。

コンテ・ディ・カブール(RM Conte di Cavour)

  • 画:じじ
  • 声:飯田ヒカル
  • 他:B

コンテ・ディ・カブール級戦艦のネームシップ。21夏イベのE2突破報酬として先行実装された。

既出であるヴェネト級からは2世代前の戦艦。先に存在していた擬人化のアンチテーゼを志向したのか、艦これではロリ巨乳という真逆の属性を付けられている。じじの性癖がダダ漏れになっていること以外はぱっとしない地味キャラなのだが、こんなんでも界隈の人から見れば絶賛する出来のようであり、しばふやA士を相当警戒していたのだろうことが如実にわかる一幕があった。

キャラ付けは一人称が【ワシ】であり、しょっちゅうぎっくり腰になる上に【バジル味のおにぎり】というマズメシを食わせようとしてくるという誰得な個性を引っ提げている。艦王の怪文書じみた台詞回しも健在であり、愚痴スレでの評価は「せっかくのマシな絵なのに中身で台無し」という意見が多く見られた。また一人称とぎっくり腰については、アズレンのキャラを意識しただとかパクっただとかの憶測が飛び交うことになった[2]

他艦船擬人化ゲーでは艦級そのものを含め、アズレンが艦これに先んじて一番乗りを果たしており、姉妹艦であるジュリオ・チェザーレも同時に実装されている。数少ない非ロリ系貧乳戦艦で一人称が「小生」、割りと古風な口調で話すのが特徴。同時に実装されたリットリオやフォーミダブルの影に隠れがちだが、スキンも実装されているため扱いは悪くはない。なお先述の通り艦これでの実装の方が遥かに後なのだが、それでも艦豚の視点では艦これのパクリになるらしく、パクリを叫びながら草百科のアズレン記事を荒らし回る姿が観測された。その結果、愚痴スレにて【コンナン・デ・ムガール】という単語が爆誕することになったのは全くの余談である。

リットリオ→イタリア(RM Littorio/Italia)

  • 画:じじ
  • 声:久野美咲
  • 他:B、A

ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦2番艦。15春イベE4突破報酬として先行実装。改造後は"Italia"に改名される。
尚、日本ではヴェネト級とされているが、イタリア本国を始めとする諸外国ではリットリオ級戦艦として取扱われており、現在でもリットリオとヴェネトのどちらが1番艦であるかの論争が続いている(田中謙介が知ってるかは不明)。アズレン、戦艦少女R、アビホラでも日本での扱いに倣ってヴェネト級となっている。但しアズレンの艦船紹介動画では三笠が本艦をリットリオ級と呼称しているので、アズレンでは双方の主張を取り入れているともいえる。

イタリア戦艦は作戦範囲が狭い地中海に限定されるため、燃料搭載量を減らしてその分他を強化するという設計思想をとっていた。そのため、本級と同程度の排水量の各国新戦艦を比較すると航続距離はかなり短いが装甲厚、砲戦火力、速力にスペック上は優れている。

ところが、艦これでは出撃コストが金剛型の二倍もあるのに性能は大して変わらないというひどい扱いをされている。装甲に至っては大半の金剛型改二より低く、砲戦火力もリットリオより霧島改二の方が上回っている。実際には本級の舷側装甲は傾斜280mm+70mmの二枚合計350mm。それに対し金剛型は垂直203mmでしかないので、ここでも田中謙介の知識の無さが露呈した結果となっている。この設定のせいで、高速戦艦の中でも燃費の割にそこまで強くない微妙なクラスとなってしまった。
ただし素の射程は戦艦内で唯一の「超長」。これを長所と取るか短所と取るかはプレイヤー次第か。
なおゲーム内では同型艦のローマと異なり、掘り辛い海域にドロップ配置される事がやたら多く、イタリア艦の中では入手が難しい艦である。

挙句におっとりグラマーお姉さんな見た目に反して、超ほわほわ系ロリ声(中の人はそれ専門声優)という完全に見た目のミスマッチっぷりから入手した人が困惑する様が多数発生した。前に記述されているように堀の激渋のせいもあり、かなり人気は薄くなってしまっている不遇っぷりである。

他艦船擬人化ゲーではアズレンとアビホラで実装されている。戦少Rではヴィットリオ・ヴェネトとローマ、そして空母へと改修されたインペロが登場するがリットリオだけは未登場。

アズレンでは日本版2周年記念イベントでサディア帝国陣営のお披露目役として登場した。ネームシップのヴィットリオ・ヴェネトでなくリットリオが選ばれたのは「各国最強枠(ビスマルク、キング・ジョージ5世、リシュリューなど)は2番艦以降の後に出す」というそれまでの不文律に従ってのものと見られる。艦豚はアズレンでの登場が発表された際にキャラデザが東方Projectの緑髪の巫女キャラのパクリだと騒ぎ立てたが、当然の如く誰からも相手にされず惨めに敗走した。ちなみに両者の共通点は髪の色くらいしかなく、容姿や性格などは全く異なる。つーかその主張が通るなら艦これのリットリオはもろに某魔法少女キャラを想起させるキャラデザなんですが、とくさん達は何故そこら辺に突っ込みを入れないんですか?(電話猫)

ローマ(RM Roma)

  • 画:じじ
  • 声:久野美咲
  • 他:R

ヴィットリオ・ヴェネト級3番艦もしくは4番艦[3]15春イベドロップ艦として先行実装。当時のドロップマスはE6道中マス複数(丙は不可)とボスマスだった。

世界で唯一、実戦で誘導兵器に撃沈された戦艦。就役が1942年と遅かったために戦歴がほとんど無く、イタリアが連合国に降伏した翌日に撃沈された最期のせいか運や一部の性能が戦艦としてはかなり低い。装甲に至っては戦艦なのに空母のイントレピッドと同じという低数値にされてしまっている。能力的にはリットリオの下位互換であるためか比較的掘りやすい海域や条件で配置されることがあるが、近年ではリットリオと一緒くたになることも多くなってきているため、入手が段々と難しくなってきている。

立ち絵は赤と緑のラインの意匠が施された見た目が「洋こけし」と揶揄されており、公式では雪だるまにされて弄られている。実装直後のハロウィンmodeで魔女の仮装をして登場。シジツッ重視のはずの艦これさんが見た目の年齢がそれなりのローマにコンパニオンの真似事をさせた事が失笑を買った。でも姉妹同様ロリ声なので余計キツさが増している気がしなくもない。

WoWsでは『宇宙戦艦ヤマト2202』で大爆死の元凶と糾弾された副監督のデザインで「茶筒」の蔑称を持つ魔改造が施されたことでも有名。

空母

艦これではドイツのグラーフ・ツェッペリンと同じような頭数合わせの扱いでアクィラのみ登場している。

アクィラ(RM Aquila)

  • 画:じじ
  • 声:赤﨑千夏
  • 他:R、L、B、P

16夏イベのE3・E4のボスマスドロップ艦として先行実装。正規空母としては未成艦ながら、第二次世界大戦中に客船からの改造でほぼ完成に近い状態だった経緯、およびイタリアの数少ない空母と言うポジションから、艦これのみならず艦船擬人化ゲーでよく登場している。このあたりの事情は(改造か最初から空母としての建造かという違いはあるが)ドイツのグラーフ・ツェッペリンとほぼ同じ。

キャラとしてはポンコツお姉さんキャラ。下記のポンコツ性能とうまく(?)マッチしている。実装後は長らく放置されていたが、2019年1月に突如ランカー報酬でショボい性能の艦載機が登場し、更に19冬~春のバレンタイン仕様ボイスで新録が追加された。…が、6周年記念では赤﨑氏の担当艦娘の記念ボイスが無く、改二(due)実装も無かった。そのためこの艦に限ったことではないが、このバレンタインボイスは新録ではなく塩漬けボイスではないかと考えられている。なお、そのボイスの内容は後述する「ザラから教わったナポリタン」並みにツッコミ所の多い内容だったため物議を醸した。もしかして:飯マズ勢(※アクィラは時報内で飯を作るセリフが一切無い)

芸夢内ではスペック面での問題が大きすぎて殆ど使われていない。装甲はちょっと強めの駆逐艦とほぼ変わらず、火力も通常の軽空母改の水準より更に低くなってしまっている(改造時に主要部に軽巡相当の装甲が施され、艦内も防水区画が細分化されていたのだが…シジツッ?)。そのため他の空母を押しのけてまで使う理由は無く、精々艦王の嫌がらせでルート固定艦に指定される時以外では無用の長物である。そのルート固定にしても欧州に行くイベント以外で採用されることはないため、出番は恐ろしく少ない。海外艦なので当然の如く入手も困難であり、「正規空母」という艦種が災いしてか楽な海域でドロップするような事も無いため、【海外艦】であるがための趣味枠として使う事すら厳しい立ち位置にある。

これらの一連からヘイトを買い、デビルマソの名言アキラァ(英語読みをもじったもの)とキャラスレでは皮肉交じりで連呼されている、要はそれだけ弱い。

もし軽空母扱いだったら「脆くて火力は低いけど搭載数が多めの貴重な高速軽空母」という立ち位置になっていただろうとはよく言われることである。ただ他艦船擬人化ゲーでは同じく客船を改造した未成艦のスパルヴィエロを軽空母、アクィラを正規空母とする扱いが広く定着しているため、艦王のガバ知識の有無にかかわらず軽空母扱いされることは無いだろうと思われる。

重巡洋艦

艦これではザラ級2隻が登場している。

ザラ(RM Zara)

  • 画:じじ
  • 声:赤﨑千夏
  • 他:R、L、B、A、S、P

ザラ級重巡洋艦のネームシップ。16冬イベのE3突破報酬艦として先行実装。CVの赤﨑氏は一時期かなり艦これをやり込んでいたため、ザラ役での出演が決まった時は殊の他喜んでいた。

キャラとしてはイタリア艦の中では特にしっかり者の真面目ちゃん。そのため例によって(+妹のポーラが悪い意味で個性的なので)基本空気なのだが、後述のマエストラーレの台詞により風評被害を受けてしまっている[4]。キャラデザもモブ臭が酷く、背景キャラと言われても否定が出来ないという悲壮感ぶりである。

性能としては砲戦火力が多少高めの代わりに、雷装値が重巡としてはかなり低い。重巡でありながら夜戦があまり得意でないのは痛い。それでも実艦は魚雷を全廃していたのでゼロじゃないだけマシなのだが…また素の射程が「長」なので砲撃戦一巡目で思わぬ割り込みが発生しやすい。編成に加える場合、他の艦との射程調整が半ば必須。

イタリア艦では唯一改二(due)が実装されており、dueになると火力・装甲を始めとした能力が向上。もはやプチ戦艦ともいえるような性能になる。低かった雷装も上がったが、やはり他の重巡勢には及ばず。夜戦を前提とする場合、姫級などの強敵相手には大打撃を与えにくいのが欠点。

建造で入手可能な数少ない海外艦だが、【大型建造】限定で秘書艦をリベッチオか、通常入手不可のポーラにしていないとダメという簡悔仕様と、特に有用な装備を持ってこない海外重巡すら入手されるのが悔しい模様。

ポーラ(RM Pola)

  • 画:じじ
  • 声:赤﨑千夏
  • 他:B

ザラ級重巡洋艦3番艦。ザラの台詞で頻繁に名前が出されており、実装は【詫び空襲】など空前絶後の簡悔の数々で悪評名高い16春イベE5突破報酬とかなり早めだった。

キャラ性能は大体ザラと同じ。ただしこちらは改二(due)が未実装であり、加えて通常海域や大型建造での入手が不可能。改の段階で「Ro.44水上戦闘機」を持参する。水戦内では下位の性能だが、貴重な事には変わらない。

キャラデザは顔つきと髪の色を変えたザラといった感じでモブ臭が酷い。しかし、非常に酒癖が悪いというキャラ設定によりザラよりかは目立っている。とにかく飲んだくれで、何かある度に酒を飲もうとする。そして服を脱ごうともする。硬派とは…酒をたしなむキャラは他にもいるが、ここまで飲もうとするキャラはポーラくらいであり、赤﨑氏の演技もあって特に個性的なキャラになっている。しかし芸無内では梃入れなどが特に無い。

ザラを差し置いて三越やローソンに駆り出された事もあるが、現在では飲んべぇネタの一発芸(一発屋芸人)キャラという風潮が強い。また、二次創作では隼鷹などと同様にテンプレなアル中の酒クズとしてしか描かれない。ちなみに、その酒癖の悪さと露出狂の元ネタとなった逸話[5]については公的な情報がなく、現状都市伝説レベルの話である。

他艦船擬人化ゲーにおいては長らくプレイアブルで登場しなかったが、2021年初頭にアズレンのイベントにてついに実装された。それに対し艦豚は、ポーラの牙城をよりにもよってアズレンに崩されたのが相当悔しかったらしく、脊髄反射のように「鹿島のパクリ」と騒ぐ姿があちこちで散見された。ちなみに両者の共通点は両サイドテールのみであり、それ以外については容貌から性格に至るまで全く違う。一体何を根拠にパクリ認定したのか是非ともご教示願いたいものである。どうせ「鹿島と同じでなんかエロいから(※二次創作基準)」とかそんな理由だろうけど。

軽巡洋艦

艦これではルイージ・ディ・サヴォイア・ドゥーカ・デッリ・アブルッツィ級2隻が登場している。艦種の過剰な細分化の余波もあり、海外艦としては初めての純粋な艦種制限に抵触しない軽巡洋艦であった。

ルイージ・ディ・サヴォイア・ドゥーカ・デッリ・アブルッツィ(RM Luigi di Savoia Duca degli Abruzzi)

  • 画:じじ
  • 声:森山由梨佳
  • 他:R、B

ルイージ・ディ・サヴォイア・ドゥーカ・デッリ・アブルッツィ級軽巡洋艦のネームシップ。19秋イベのE2突破報酬として先行実装。あまりに長すぎてイタリア海軍の公式ページですら「ドゥーカ・デッリ・アブルッツィ級」と略しているらしい。史実においては武装を積みすぎてロンドン条約違反になった軽巡時代の最上型より少し劣る程度のスペックであり、カタログ上では比較的高い水準でバランスの取れた性能となっていた。

艦これにおいては長らく海外軽巡が存在せず、「海外艦だけで連合艦隊が組めない」問題が続いた時期があった。その際長すぎる名前のインパクトも合わさり、海外軽巡の話題になると実装を求める声と共に本艦の名前が挙がることがよくあった。しかし当時のWikipedia日本語版には艦級の記事しか無かったためにキャラ設定ができなかったのか要望に反して実装されることはなく、初の海外軽巡として実装されたのは【ア】ゴトランドだった。その後、後述の通り2番艦のジュゼッペ・ガ【ル】バルディが当時はWikipediaに個別記事が無かった所を無理したのかは不明だが19春イベで登場した。

実はガ【ル】バルディの登場に合わせてアブルッツィらしき髪型の異なる妖精が確認されており、これがやけに具体的なデザインで描き起こされていたため、じじ氏の描いた原画が既に存在していると見られていた。そのため直近に予定されていた19秋イベで出すつもりではないかと推測されており、実際に深海大サーカスの追加公演にて次回イベントの登場が予告された。が、その直後日本版戦少Rでも登場が決定し、晴れてvs戦艦少女R第5ラウンドが開幕することとなった。

実装にあたり特徴的な長い名前について艦これでどう表現するのかが注目されていたが、蓋を開けてみると「L.d.S.D.d.Abruzzi」という艦これ独自の略称になっていた。なお、日本語表記及び自称は単に「アブルッツィ」である。単に「アブルッツィ」と略すのは地名で呼ぶことになりかなり失礼なので、公式サイトに合わせてドゥーカ・デッリ・アブルッツィにしといた方が良かったのでは?ちなみに他艦船擬人化ゲーでは、どのタイトルも「ドゥーカ・デッリ・アブルッツィ」とする略記を採用している。

余談として時報で言及している「映画出演」は、1962年公開の映画『巨艦いまだ沈まず』において、イギリスのクイーン・エリザベス級戦艦4番艦ヴァリアントの役で登場したことを指していると思われる。

ジュゼッペ・ガリバルディ(RM Giuseppe Garibaldi)

  • 画:じじ
  • 声:浅見春那
  • 他:R、B(非プレイアブル)

ルイージ・ディ・サヴォイア・ドゥーカ・デッリ・アブルッツィ級軽巡洋艦2番艦。19春イベのE3突破報酬として先行実装。自身と全然似ていないチビッコの北方棲妹(E3戦力ボス2旗艦)を完全に沈めると、浄化()されて何故かこの子が現れる。イタリア艦初の軽巡であり、どこぞの意味不艦種アゴを除けば生粋の海外軽巡は彼女が初となる。名前が長すぎるので、ブラゲ中では「G.Garibaldi」(読み仮名は「ガリバルディ」)に短縮されている。

CVについては何故かコンプティーク2019年7月号で同時に登場した八丈および石垣と異なり秘匿扱いになっていたため、艦王が大のお気に入りの16歳(当時)を依怙贔屓して例外的にイベント開始当日の自己申告を認めた反面、他3隻の声優2人に対してはキャストの自己申告を禁止するダブルスタンダードを敷いていた疑惑がある。

性能は実艦が重巡に匹敵する大きさであるからか、改で4スロになり、4スロ軽巡枠としては耐久性や火力に優れる(まぁ深海田中軍の前では簡単にワンパンされるし、火力も中途半端で微妙なのだが)。キャラは男勝りのガーガー声で、立ち絵は北方棲妹と違って出るとこは出てる。また妹キャラの例に漏れずシスコンなのか、姉の事を気にするような台詞が多い。改から聞けるようになる時報では、その姉貴から教わったという料理を朝昼晩と振舞ってくれる模様。しかし19春イベの新規実装艦としてはE2とE4の簡悔を極めすぎた海域の印象がとにかく強すぎたこと(E3自体に簡悔が無かったとは言ってない)、当イベントの友軍艦隊に彼女含むイタリア艦が存在しなかったこと、そして彼女自身は男勝りで不良っぽいという好みを選ぶようなキャラ付け(艦豚はこの手のキャラをあまり好まない傾向にある)だったこともあり、報酬艦でありながらキャラ人気面では空気と化している。下記の無能艦豚によるやらかし的な意味では他の新規艦より印象強いかもしれないが…

なお登場直後、愚痴スレでは「キャラデザがアズレンのペンサコーラに似ている」との意見が若干見られた。単にピンク髪が共通するぐらいで偶然の域を出ていないのだが、これがもし逆の立場だったら今ごろ艦豚の手で盗作、トレス疑惑を囃し立てるスレ立てが相次いでいたであろうことは想像に難くない[6]。むしろ、その後に出た「艤装が戦少Rのポンペオ・マーニョをインスパイアしているのでは?」と言う意見の方がダメージになるかも知れない。

Wikipedia日本語版に記事があるものしか登場しないことを散々突っ込まれてムガったのか、珍しく登場時に記事が作られていなかった艦からのチョイスになった。もしかすると、艦王は資料としてこれを購入したのではないだろうか?Wikipedia未掲載の艦を登場させる意気込みまでは良かったのだが…登場時の艦名が「ガバルディ」になっていたことで激しいツッコミの嵐に見舞われる。「ガバルディ」はガンダムシリーズに登場するモビルスーツからの影響だと思われるが、イタリア語はもろちん英語でも "Garibaldi"の読みは「ガバルディ」であり、上述の書籍でも「ガバルディ」表記が採用されている。ちなみにガンダムのガルバルディはスペルが "Galbaldy"であり、根本的に異なっている。

更にそのツッコミに反応したのかは定かではないが、Wikipediaの曖昧さ回避記事「ガリバルディ」において「ガリバルディ (Garibaldi)、ガルバルディとも表記される。」と加筆される事件が起きた。情報の根拠が無いため荒らし行為として速やかに除去処理されたが、別の編集者により追加が繰り返されるという軽度の編集合戦に発展。しかし、この編集合戦を沈静化させる過程で実艦のガリバルディのちゃんとした記事が新規に投稿されたのは結果オーライだったかも知れない。

この編集合戦を誘発したのが痛かったのか、艦王が5年半ぶりに(13冬イベの「ナノマシン」以来)重い腰を上げて「ガバルディ」に記述を修正することを翌日に告知した。ただし、理由はあくまでも表記揺れであったと主張している。ちなみに、この直前に「ガリバリディ」と誤字していたが、無言削除した後上記のツイートをし、更にその直後に【噛み】であると主張をした。噛んだ本文が既に削除されているため、今から見る人には全く意味が分からないツイートになっている。

なお入手時の自己紹介文中で「Giuseppe Garibaldi」表記になっている部分について、図艦中ではカタカナ表記(読み)が「ジュゼッペ・ガリバルディ」となっているのだが、自己紹介(秘書艦に設定しているとログインの度に流れる)では「ジゼッペ・ガバルディ」と発音しており、一番大事な部分が治っていない[7][8]。なお、このCVは現在でも未だに修正されていない[9]

余談として、ガリバルディの追加から更に約14ヵ月後に追加された御蔵型の屋代で番艦というやらかしをした際には、判明からまるで予め正しい方のCVを別途用意していたかのように即座にCVごと修正されている。

こうして紆余曲折を経ながら実装されたガリバルディであったが、この直後に大陸版戦少Rにてアブルッツィが登場した。そして、19秋イベ開催直前には追撃の手を緩めずガリバルディの登場も発表され、2020年2月に実装。「クソザコ」と見下していた戦少Rからの相次ぐ流れ弾と言えなくもないが、艦王はこれと言ったリアクションは見せていない。アズレンではプレイアブルキャラとしては実装されていないが、2020年4月に実装されたドゥーカ・デッリ・アブルッツィの着せ替えスキンの背景に描かれており、名前こそ言及されないものの「妹」と呼ばれている。

なお、アビホラに登場する同名艦は冠称が"RM"ではなく"ITS Giuseppe Garibaldi" であることからもわかるように、王国海軍の軽巡ではなく共和国海軍の現役軽空母である(クイーン・エリザベスやプリンス・オブ・ウェールズ、フォルバン、キーロフと同じパターン)。「例によって」と言うべきか、艦これに先代(RM)のガリバルディが登場したタイミングを見計らって当代(ITS)のガリバルディが誓約可能になった。

駆逐艦

艦これでは他艦船擬人化ゲーが長らくフォローしていなかったマエストラーレ級で海外艦初の艦級コンプリートを達成した反面、他のタイトルで1〜3隻が登場しているソルダティ級は全く拾っていない。

マエストラーレ(RM Maestrale)

  • 画:じじ
  • 声:鬼頭明里
  • 他:B

マエストラーレ級駆逐艦のネームシップ。妹のリベッチオの実装からおよそ3年後となる18秋イベのE4突破報酬で登場。

デザイン担当が外部絵師のじじ氏、CVが鬼頭明里氏と近年では珍しい社員に頼らないものであり、入手方法も海域突破報酬だった事から同イベント初出の艦の中では一番マシと思われていた。しかし「ザラから教わった特製ナポリタン」という台詞で艦王のイタリア料理エアプ疑惑が持ち上がり、多くのツッコミで物議を醸すことになった。その後の第二次秋刀魚祭りで「Zaraじゃなくて長門が作ったナポリタン」なる料理が登場。【Zaraじゃなくて】って部分いる?上記のセリフを散々つつかれ艦王がムガールを爆発させた結果このような名前になったと思われる。

性格は体躯は小柄ながらもしっかりした子で、言うなればザラがロリになった感じのキャラ。事ある事にお姉ちゃん連呼する五月蝿い真面目ちゃんなので、残念ながら空気枠に当てはめられている。史実で艦尾に魚雷を受けたことから、当人はお尻を気にしている台詞がいくつかあるのだが、アクティブユーザーが刻々と減り続ける現状ではそれを使った二次ネタや薄い本で盛り上がる事は特に無かった。リベッチオと同時期に出ていたなら、今よりもう少し人気が出てたかもしれない。話題になったらなったでマジキチ設定が追加されるだけだろうが…

2019年8月24日、一番くじ「夏こそ艦娘! ずるいぞ! 艦娘 けしからん夏」で、じじ氏渾身の一作であるマエストラーレの水着絵がフィギュアおよびポスターとなったが…やはりというべきか、これといった盛り上がりは見られなかった。日焼け跡がくっきりと目立つ幼女の力を以てしても、エアプなロリコン共の心は射止められず、クソゲの凋落ぶりも止める事は出来ないという悲壮感が溢れる結果となってしまっている。なおこのマエストラーレの水着絵は芸無内に実装されていない。

性能はリベッチオとほぼ同じ。対潜値が高いところも同じなので、先制対潜艦の一つとして使える。ちなみにこの子の浄化前の姿である船渠棲姫は海域突破時の辞世の句もとい撃破セリフが近年の深海棲艦としてはやけに長い。

グレカーレ(RM Grecare)

  • 画:じじ
  • 声:森山由梨佳
  • 他:無し

マエストラーレ級駆逐艦2番艦。19秋イベのドロップ報酬として登場。

マエストラーレの妹、リベッチオの姉にあたる姉妹艦で、史実においては大戦を生き延びた後に2度の近代化改装が施された。イタリア休戦後に連合国側へ付き、英・伊(王国)合同作戦ではグレカーレから発進した人間魚雷マイアーレ隊により、イタリア社会共和国(枢軸)側へ属したボルツァーノやゴリツィアの撃沈に貢献した。つまり「敵側へ寝返ったあげく嘗ての味方を死に追いやった」というイタリア艦の中でも複雑な艦歴を持つ艦である。因みに前述のリットリオとローマもイタリア休戦後は連合国側に付いたが、ローマは連合国側に渡らずドイツ軍のフリッツⅩにより撃沈。リットリオは連合国側に渡って「イタリア」に改名されたが、連合国側として目立った行動はせずエジプトのグレートビター湖に留まり終戦を迎えた。

前述の通り他艦船擬人化ゲーには長らく艦級単位で登場していなかったため、艦王がどういうキャラ付けにするのか注目が集まっていた。しかし他のタイトルでは多くが枢連問わず登場させているのに対し、ただでさえ枢軸側視点ばかりの悲哀(ヒソウカン)に拘る艦これに実装するとなると、上記の複雑な艦歴のためキャラ付けにはかなり難があるため実装は難しいのではないかと思われていた。一応アブルッツィとは異なり深海大サーカスでの前振りも無かったため、艦王はこのグレカーレを「とっておきの隠し球」と認識していたと思われるが、図鑑の紹介文では連合国嫌いを発揮してかは分からないが、上記の寝返りに関する記述がバッサリとオミットされてしまっている。

キャラは提督をおちょくるのが好きなメスガキ。リベッチオと同時期に出ていたなら(ry。関連スレでは【実在性メスガキ】という謎のキモ過ぎるフレーズが爆誕し、多くの愚痴スレ民の嘲笑を買うことになった。じじ氏+ロリキャラなので「同イベントの新規艦の中では」相対的に一番人気があるようだが、報酬艦では無くドロップ艦(E2戦力ボス2・E3戦力ボス2)という簡悔が仕込まれているため、最悪第二のフレックチャア行きになる可能性がある。

なお改からの時報ではピザの事を「ピッツァ」とは言わず【ピザ】とそのまま言ってしまう。提督が口に出した「本格ピザ」を復唱しただけとも取れるが…もしかすると彼女も似非イタリア人なのかもしれない。

リベッチオ(RM Libeccio)

  • 画:じじ
  • 声:鬼頭明里
  • 他:B

マエストラーレ級駆逐艦3番艦。15夏イベのE5突破報酬で登場した。明るく元気なロリ少女。艦これでは初となる、じじ氏お手製のロリキャラである。

実際の艦は潜水艦に撃沈されたのだが、何故か対潜能力が高めに設定されている。しかもその対潜値は駆逐艦内では上位クラスとなっているため、先制対潜攻撃をさせやすい。海外艦は駆逐艦であっても燃費が少々悪い事が多いのだが、イタリアの駆逐艦は何故か日本の駆逐艦と燃費が変わらない。この事についてはリベッチオのWikipediaが当時マエストラーレ級の中で唯一記事があり、それを実装しようと丸コピしたためガバガバになった説が濃厚とされている。

海外艦としては珍しく常設の入手手段が設けられているが、EO海域である4-5の道中マス複数での低確率ドロップだけとなっている(つまりボスマスではドロップしない)。イベント海域でドロップすることもあるが、リットリオと同じ海域に配置される事が多いため手に入れるのは難しい。ポーラが常設されていないため、イベント以外でザラ建造のトリガーが必要な場合、この子の入手が必須となる。

実装しても簡悔やテコ入れの無さで空気化する海外艦が現在でも多い中、じじ氏が大得意とするロリキャラだったのもあってか、この子は実装当時からそこそこの人気を得ていた。限定絵もじじ氏の担当キャラでは現在最多の4枚で、水着modeは中破するとM字開脚になる。じじ氏の真の力が発揮された瞬間であった。ちなみにこの水着modeは17年夏だけ何故か実装されなかった。うっかりミスか、何らかの配慮か…

シロッコ (RM Scirocco)

  • 画:じじ
  • 声:竹達彩奈
  • 他:無し

マエストラーレ級駆逐艦4番艦。20冬イベE1のドロップ報酬として実装。本艦の登場により海外駆逐艦では初の艦級コンプリートとなった。

アズレンに日本版2周年でサディア陣営が登場して以降、艦王的に今後出せそうなイタリア艦と愚痴スレでは推定されていた。艦名的にザラよろしくガンダムネタで弄られるのは不可避だろうと予想されていたが案の定その通りになっており、事実トレンド入りした際「ガンダムや遊戯王のBFのことかと思った」といったつぶやきが多く見られた。

中破でM字開脚(パンチラもあるよ)するという中々のチンコイレイレっぷり。前述のガンダムネタと合わさり、草百科では早速「ジ・PO」なるタグが作られ、シロッコの記事へとリダイレクトされている[10]

コンプティーク2021年2月号ではCVが高尾奏音と紹介されていたが、これは誤植で実際は同じ事務所の竹達彩奈が正しいと3月号の発売直前に訂正されている。

潜水艦

艦これでは1隻のみ登場しているが、他艦船擬人化ゲーとは競合していない。

ルイージ・トレッリ(RM Luigi Torelli)→UTI-25→伊504

  • 画:じじ
  • 声:生天目仁美
  • 他:無し

グリエルモ・マルコーニ級潜水艦4番艦。17夏イベで投入された久々の海外潜水艦であり、じじ氏お手製のロリキャラ。当時のドロップ海域はE6ボスマスで、輸送でも戦力でも出現するが、輸送ボスの場合低難易度ではS勝利が前提となっていた。

3段階の改造を経る事で、最終的に伊504となる。この状態では立ち絵が「金髪+白スクロリ」と、まるゆ以上にマニアックな見た目になっている。なお改およびUIT-25では雷装値が大きく下がる性質を持つ。艦種は最後まで潜水艦のままだが、そこまで改造してもやはり装備スロットは2つのまま。貧弱&脆弱なのも他の潜水艦達と一緒。

他の潜水艦と異なる部分は対空値が微妙にある事と、改以降からドラム缶を装備可能になるという点。なお潜水艦にドラム缶が乗ったところで特に意味は無い。

本艦は後にUIT25としてドイツへ編入し、さらに日本へ編入されて伊504となった経緯からの登場と見られる。他艦船擬人化ゲーでは長らくイタリアの潜水艦自体が登場していなかったので艦これの数少ないアドバンテージとなっていたが、現在は他のタイトルでレオナルド・ダ・ヴィンチやトリチェリなどが登場している。

艦これには登場していないがよく話題になる艦船

2018年までは艦これを含めてイタリア艦が登場しているタイトルでは競合タイトルと重複していない艦が最低1隻は登場していたが、蒼藍とヴェルコに登場しているのは他のタイトルで既出の艦のみである。

珍しいところではパズガルにスピカ級水雷艇(ゲーム内では駆逐艦に分類)のリーラが登場しており、CVには艦王が満を持して3例目の恩赦適用したばかりだった上坂すみれが起用されている。

ヴィットリオ・ヴェネト(RM Vittorio Veneto)

  • 他:R、L、B、A、S、P、O

ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦のネームシップ。ただしこれは日本での扱われ方であり、リットリオの項目でも記した通り本国のイタリアを始めとする諸外国ではリットリオを1番艦とすることが多いため[11]、現在でもどちらが1番艦であるかの論争が続いている。艦これでは前述の通り2番艦のリットリオと3もしくは4番艦のローマが登場しているものの、ヴェネト自体は登場していない。


イタリア海軍を代表する艦とあって、多くの他艦船擬人化ゲーで登場している。戦少Rではイラスト担当にアーイチソの天敵Saru、そしてボイス担当に茅野愛衣とムガ要素のオンパレード。アビホラではヴァリヤークらと並んでメインキャラクターに抜擢されており、CVが裏切り認定を受けている本渡楓と言うこともあってこちらも戦少Rのヴェネトに負けず劣らず艦王のムガ度はかなり高いとみられる。

アズレンではイタリア艦自体が登場していなかった時期からイベント会話で名前だけが挙がっていた。CVは艦これでは「7年間何やってたんですか」でお馴染みの信濃を担当している能登麻美子。実は1度目のイベントのPVの時点で既にヴェネトのボイスが使われていたが、公開当時はヴェネトのボイスだとは明言されていなかった。

カミチア・ネーラ(RM Camicia Nera)→アルティリエーレ(RM Artigliere)→ローフキイ(Ловкий)

  • 他:R、S

ソルダティ級駆逐艦5番艦で、名前の意味は「黒シャツ隊」。元々は「カミチア・ネーラ」の名前で就役したが、1940年にイギリスとの交戦で撃沈された妹(計画順では4番艦でカミチア・ネーラよりも先だったが、起工・進水・就役のいずれも後れを取った)の「アルティリエーレ」(「狙撃兵」の意味)から名前を受け継いで改名した。戦後は賠償艦としてソ連に渡り「ローフキイ」へ改名されている。

戦少Rでは就役当初のカミチア・ネーラ名義で登場し、改造でローフキイとなるが「アルティリエーレ」名義の継承は再現されていない。蒼藍ではスタート当初から改名後の「アルティリエーレ」として登場しているが「妹から名前を受け継いだ」と自己紹介しているので、戦没した初代ではなく元カミチア・ネーラの方だとわかる。同型艦では戦少Rに10番艦のアヴィエーレ、最ラブに9番艦のランチェーレ、アズレンに8番艦のカラビニエーレが登場している。

脚注・出典

  1. 開発時のベースになったと目されている『NAVYFIELD』がイタリア艦をフォローしていないのが主な理由と思われるが、ザラ級1隻を登場させる予定はあった。
  2. 一人称については同名艦キャラの一人称である「小生」を、ぎっくり腰については人気キャラの一人であるパーミャチ・メルクーリヤのキャラ付を意識しているのではないかと見られている。
  3. 長らく3番艦と認識されていたインぺロが空母として計画されていた資料が発見されたため、戦少Rやアズレンでは同艦を空母扱いで登場させており、その場合はローマが3番艦となる。
  4. 「ザラが他の日本艦からナポリタンの作り方を教わり、そこからザラが【本場風】にアレンジしたものをマエストラーレにも教えた」という非常に回りくどい話なのかもしれないが、ザラ側からそういった言及は一切無いため誤解を招く表現になっている(なおザラは台詞内でパスタを作る事は多いが【ナポリタン】を作った事は全くない)。
  5. マタパン岬沖海戦でポーラが損傷により航行不能になった際、乗組員は救助を待つまでの間体を温めるために酒を飲んでいた。そのため、救助が到着した時には多くの乗組員が酩酊状態になっていたとされる。
  6. 艦豚には「おでこが出ているキャラ」というだけで、アイマスの水瀬伊織の盗作だと暴れた前科がある。
  7. この他にも「Garibaldi」を読んでいる所は全部(というか出撃ボイスしかないが)ガ【ル】バルディと発音している。
  8. 一応ジゼッペに関しては、誤表記というか表記揺れというかが他所でも確認されている為、文としてならあながち間違いとは言い切れないのだが、そもそもイタリア語の発音ではどう聞いてもジゼッペなので音としては確実に誤りであり、また前述のとおり艦これの図鑑説明中ではジゼッペになっており、図鑑説明の執筆者(要は開発/運営サイド)自身も「この読みは誤りである」と言っているに等しい状態にある。どうしてこうなった。
  9. 19秋イベに姉が実装されるに当たってボイスが修正されるか注目されたが、姉のキャストには別の声優が起用されたため修正は行われなかった。そのため自称と他称で読み方が変わるキャラクターに仕上がってしまっている。間違えたのが余程悔しかったのか、事あるごとにガ【リ】バルディと呼びかけるボイスとなっている。
  10. https://pbs.twimg.com/media/En3SH3VVkAEWgb_.jpg
  11. 前級のカイオ・ドゥイリオ級も日本以外では「アンドレア・ドーリア級」とされることが多い。