ドイツ艦

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艦これに登場する艦娘のうち、ドイツ海軍所属艦船の問題点

声の欄に「」がある出演声優は、他艦船擬人化ゲーのキャスティング歴があることを表す。

概説

艦これにおいては初の海外艦として実装された陣営。現在艦これのみに登場している艦船は存在せず、全艦とも最低1タイトルと競合している。

過去においてドイツ艦のキャラデザは原則として島田フミカネ氏が担当していたが、2016年以降は新規の追加が完全に途絶えている。推測ではあるが、艦王自身がフミカネに対して八つ当たり気味に嫌っている可能性があり、ドイツ艦は総じて海外艦の中でもトップクラスで扱いが悪い

・全体的にレア度が高く、イベントのドロップ艦になることも少ないため入手性に難がある。
・キャラ性能&ボイスや着せ替え問わず、全くと言っていいほど梃入れがなされない。[1]
・特にビスマルクについては、謎の優遇をされてる金剛型への改装(退化?)実装により立場が危ぶまれつつある。

その音沙汰の無さとドイツ艦の扱いの悪さから、愚痴スレにおいては艦王とフミカネはほぼ絶縁状態であるという見方が強い。18秋イベドイツの商船を改造した日本の特設空母「神鷹」が芋化したこともその説を補強することになっている。それに対し艦豚は「フミカネが他の仕事で忙しいだけ」と必死に擁護しているが、他のソーシャルゲームには問題なく絵を寄稿していることを考えると、「仕事の優先順位的に艦これの仕事はそれらのゲーム以下」という事になってしまう。要するに「艦これに構ってる程こっちは暇じゃない」と言われているに等しい。

2019年4月の横須賀鎮守府陥落で遠藤綾(ビスマルク、Z1、Z3役)と早見沙織(グラーフ・ツェッペリン役)のアズレン出演が発表された結果、CVにおいても全員が裏切者認定を受けることになったため、艦王は今後「もはやドイツ艦など最初から存在しなかった」かのような振る舞う可能性がある。

一応枢軸国なので米英艦に比べれば拗らせたNTUY艦豚からの反発は少なく、残弾自体は少ないとは言えまだ残されているため、日本艦の枯渇が著しい現状においてはおあつらえ向きと思われるが、上記の点から今後の実装は絶望的と言える。

フミカネ氏によるドイツ艦娘の想定図

上記画像には軽巡クラスのものも描かれており、関係が良好であったなら初の海外軽巡はドイツ艦…という未来もあったのかもしれない。今となってはもはや叶わぬ夢だろうが…

なお、艦これに登場するドイツ艦上機は何故か全ての名称に【改】と付き、国籍マークが日本のものになっている。大半については図艦中で【その艦上機バージョン】と言ったような一言でIF仕様である事を言い訳説明しているが、日本向けに輸出したIF仕様だとかの具体的な説明は一切無い。中には特に意味もなく【改】と付いただけの機体や、ドイツ艦の初期装備としてしか登場しない(≒国籍マークが変わっている理由が不明というか、国籍マークが変わっていたらおかしい)機体も存在する。艦王はドイツを日本の植民地かなんかと思っておられるのかもしれない。その一方で、後々に追加された陸上機については全て【改】とかの文言は一切無く、最初からドイツの国籍マークがついている。

戦艦

艦これではビスマルク1隻のみ登場しており、巡洋戦艦のシャルンホルスト級やモルトケ級などは一切フォローされていない。

ビスマルク(KMS Bismarck)

  • 画:島田フミカネ
  • 声:遠藤綾
  • 他:R、L、B、A、S、F、O

「艦これにおける海外艦の先達者」でもある、ビスマルク級戦艦ネームシップ。2014年におけるドイツ艦の実装、及び勲章&改装設計図の実装後に大型建造に追加された。

Z1orZ3が秘書艦でないと建造できないこと、当時としては唯一可能だった3段目の改装には改装設計図を2枚必要とすることなど、実装当初からprayerからのヘイトを買いそうな要素が存在していた。それでも後年のヘイト要素に比べれば随分とかわいい代物である。しかも3段目改装である"Bismarck Drei"は元々フミカネ氏が落書き同然で描いたイラストであり、それを拾い上げた艦王がゲーム内に実装したという曰く付きの代物であったりする(この時のやり取りにより、艦王とフミカネの間に軋轢が発生したというのが愚痴スレの定説)。

近年ではボスドロップに設定されたこともあり、大型建造を経由せずとも入手可能になった数少ない艦として知られる。持参品がイマイチで最後まで改造するのに設計図が2枚も必要なため、取られても悔しくないと判断したからなのかもしれない。しかし上記の通り改装により金剛と比叡が魚雷を撃てるようになったことにより、界隈では「もしかしたら今後Bismarck Dreiの活躍の場が減るのではないか?」という懸念が広まっている。他の金剛型についても更なる改装をする予定があると見られ、場合によってはBismarck Dreiの立場が完全に奪われる可能性は否定できない。

二次創作においては鎮守府(日本)で建造できるからか、【畳化外人】【ビスマルク(日本製)】など海外艦扱いされず、さらに【日本の艦娘達の脇役】扱いにされる風評被害にあっている。どてらを着込んでこたつでだらけている姿が量産され、もはやドイツ艦としての威厳は微塵も感じられない。海外艦の中でも【畳化】ネタが鉄板と化しているが、これについてはフミカネ氏本人が

「ビスマルクは日本に来たら化け物みたいな艦がいっぱいいて、一回凹んでやさぐれたあとに立ち直った感じ」
「ビスマルクを描く上で一番気を使ったのは、絵のボリュームとして大和を超えない事だったんです、実際のサイズもそうなんですが、「艦これ」では日本の艦艇がメインというところでも、見た目的に大和よりも豪華にしまうのは違うよね、と。」

と公言してたことも大きいだろう。日本の文化に腰を抜かし、ビスマルク追撃戦時でH部隊所属のアークロイヤル相手に腰を抜かし、日本の化け物みたいな戦艦達に腰を抜かし…ドイツの誇りとはいったい?

一方で実装初期の頃には中の人のいい意味でキツい演技が作用した結果くっ殺系の本が多く出回ることになり、「くさそう(直球)」「(母性が)足りない(暴言)」等の過激なキャラスレが乱立していた。

他艦船擬人化ゲーでは6タイトルに登場。最ラブでは日本版のみロード画面が実艦のイラスト付きキャラクター紹介になっていたが、ビスマルクの紹介では誤ってフランスの戦艦ダンケルクが使われていた。

アズレンでは2019年5月下旬に大陸版2周年記念で登場。それまで艦これを含めて存在していた「過去に別の艦船擬人化ゲームで演じたことがある艦のCVには起用しない」と言う不文律を破り戦少Rと同一キャストを起用するという異例の事態となった。そのため、アズレンを叩くためなら手段を選ばない艦豚が戦少Rを叩き棒する姿が観測された。

蒼青のミラージュでは外見こそ戦少Rと同じだが、CVは石川由依に変更。あくしず戦姫では、艦これでイタリア艦を担当しているじじのキャラデザで登場していた。

空母

未成艦ながら1隻のみ登場。このあたりの事情は他艦船擬人化ゲーでも大体共通している。

グラーフ・ツェッペリン(KMS Graf Zeppelin)

  • 画:島田フミカネ
  • 声:早見沙織
  • 他:R、L、B、A、S、F、P、O

未成艦にも関わらず、ドイツが第二次世界大戦中に建造した唯一の空母というポジションのため、大半のタイトルで登場している。このあたりの事情はイタリアのアクィラとほぼ共通。

艦これでは15秋イベにて先行実装(本実装するとは言っていない)されたが、その際「他の新規艦がクリア報酬の中でドロップ限定に設定され、更には一時的にドロップ率をゼロにされる」というドイツ艦の中でもぶっちぎりの被害を艦王から被った。そのため入手性に非常に難のあるキャラなのだが、肝心のステータスは素の性能が低めでかつ搭載数も第1スロット以外は16機にも満たないため、敵側のインフレが甚だしい昨今の環境では使い物にすらならない。

一応【夜戦砲撃】というユニークスキルを持っているが、これは現在実装されている【夜間航空攻撃】とは全くの別物。種別はあくまでも砲撃であるために、通常の夜戦砲撃と同様の計算式で火力算出されることから、低火力+素の雷装が0なグラーフではダメージが雀の涙であり全く意味をなしていない。空母系は【空母式火力で夜戦砲撃出来ない】事を体を張って証明していると言える。

夜戦時の特殊攻撃としては副砲2本積んで連撃させる事は可能であるが、他の夜戦要員の足元にも及ばない火力しか出ない[2]ためこれもまた無意味。なおこれらの設定は現在も修正されておらず、今後もされることはないだろうと思われる。

その後【夜戦航空攻撃】の追加により持ち直すかと思われたが、同じく【夜戦航空攻撃】ができる上にすぐ入手可能(簡単に入手できるとは言ってない)な高性能キャラ【サラトガ】が同時に実装された事、更には上記の事情によりそもそもグラーフ・ツェッペリンを持っている人が絶対的に少なかった事も相まって、編成の選択肢に挙げられる事はほぼなかった。

このあまりにも乱雑な扱いに、遂にフミカネ氏は激怒したのかは不明だが、以降氏が艦これに新キャラや既存キャラへの着せ替え追加等は行うことは一切無くなった。18冬イベ以降からはグラーフが難易度不問でドロップする事もたまに見られるようにはなったが、今となってはもはや後の祭りである。

重巡洋艦

艦これではプリンツ・オイゲン1隻のみ登場。

プリンツ・オイゲン(KMS Prinz Eugen)

  • 画:島田フミカネ
  • 声:小澤亜李
  • 他:R、L、B、A、S、F、P、O

アドミラル・ヒッパー級重巡洋艦3番艦。艦これでの初出は14秋イベのE3突破報酬。

14秋イベ自体が比較的低難度だったことなどから、フミカネ艦の中では当時としては入手が容易な部類だった。加えて改装時に強力な装備(開発不可かつ、開発可能な電探を大きく凌駕する性能の大型電探など)を持参。更には当時としては重巡の中でもステータスが高水準にまとまっており、長らくエース級のキャラとして重用されることとなった。

しかしそれらの要素が祟ってか、14秋イベ以降1年ほど入手方法が存在しない期間が続くことになる。そしていざイベント海域のドロップに追加されたと思ったら、今度はドロップ率を激渋に設定されるなど、艦王による強烈な簡悔の被害を被ることになった。現在でも入手できる機会は年に1回あるかないかという凄まじいまでの出し渋りが続いている。

キャラクターについては明るく元気な女の子といった印象。実装当時の評判は声優人気も手伝って海外艦としては高く、14年の活性期だったコミケで【R-18率が10割】という前代未聞の偉業を成し遂げ、【エロ10割の女】という異名を得た(ドイツ商船さんごめんなさい)。また、外見と中の人繋がりで「月刊少女野崎くん」の佐倉千代が引き合いに出されることもあり、アクティブが大幅に減少した今でもそこそこ人気がある。しかし運営はそんな需要に全く応えない。中破するとケツを見せてくるので、プリケツと呼ばれたり呼ばれなかったりする。

一方でキャラ付けの問題点としては、台詞中に謎の日本語(通称オイゲン語)が存在することにある。節分を【セッツブーン】、お正月を【オショウ・ガ・ツー】と言うなどイントネーションがおかしくなっており、おそらくステレオタイプの「日本語が下手な外国人」を揶揄していると思われる。しかもこのオイゲン語は他の海外艦にも伝染しており(ザラの【デンターン】、ポーラの【ツーユー】など)、ワンパターンというか馬鹿の一つ覚えで言わせるのが定番と化している。米英艦のルー語や謙グリッシュと比べたらどちらがマシなのか…

このように海外艦へのオイゲン語汚染が甚だしい状況だが、以外にもドイツ艦でオイゲン語を使うのはプリンツ本人と、U-511の改造後である呂500だけだったりする。そのためプリンツだけがドイツ艦の中でキャラが浮いているのだが、ドイツ艦は期間限定ボイスの実装面でも冷遇されていることを考えると、今後その状況が改善されることはないだろう。小澤亜李の裏切り()だの、艦王のフミカネへの逆恨みが無ければオイゲン語が他のドイツ艦にも浸透していたのかもしれないが…そもそもプリンツ自体の入手が難しい(というか入手させる気が無い)ため、プリンツを所持していない多くのprayerが【出所不明の謎の単語が他の海外艦に広まっている】という奇妙な光景に首をかしげている思われる。

ちなみに上述の18秋イベの最終海域E5はライン演習作戦をモチーフとする海域だったのだが、【裏切者()】がCVを担当しているプリンツにそれに言及するような台詞を新たに収録するはずもなく、結果としてライン演習作戦のはずなのに「ライン演習ですか!? あーなんだ、違うのかぁ」と言わせるという盛大なギャグをやってのけた[3]

余談だがこの「ライン演習」、同人人気絶頂時のプリンツ本において「名前の通りに演習の一種である」と勘違いしているかのような本が散見された。ちゃんと調べてから描けよ…

そんな艦これがプリンツ(というかドイツ艦そのもの)を冷遇しているのを尻目に、日本に上陸してきた他艦船擬人化ゲーのプリンツ・オイゲンが続々と登場。

特にアズレンのプリンツ・オイゲンは「新規登録してから8日間連続でログインすると確定で入手できる」という絶対的なアドバンテージを持つこと、そして何よりCVが佐倉綾音という要素により「艦これで人気上位のフミカネ艦を、他ゲーで登場したばかりの艦が食ってしまう」という異常事態を引き起こした。また佐倉綾音氏については、2018年11月に開催された「うたわれるもの」とのコラボイベントでもコラボ先のキャラのCV担当として共演し、直前に佐倉綾音氏のボイス切り貼り(詳細はこちら)を行った艦王に対して極大カウンターを叩き込むこととなった。

駆逐艦

艦これでは1934型2隻のみ登場。

Z1(KMS Leberecht Maass)

  • 画:島田フミカネ
  • 声:遠藤綾
  • 他:R、L、B、A、S、F、O

Z1型駆逐艦1番艦。艦これでは西方遠征関係の任務[4]を達成し、その上で発生する任務を達成することで入手できる。彼女を秘書艦にしないとZ3やBismarckの建造条件に該当しなくなるため、うっかりと轟沈・解体させようものならリカバリーが非常に難しい(一応4-5ドロップという抜け道はあるが、確率は低く海域の難易度も高いため現実的ではない)。

レベル70で改二相当のzweiになれるのだが、そこまでやっても他の駆逐艦の改と同等どころか弱い。しかもスキルの類を一切持たない(追加もされていない)上、燃費まで悪くされているため、現状の環境では使い道は全く存在しない。

なお17夏イベのE4においては、【特定の海外艦】をルート固定で要求するという新規・未所持勢の攻略お断りの簡悔が行われ、その対象にZ1やZ3が入っていたことから彼女達しか持ってないprayerは彼女達を固定要員として使わざるを得なかったことがあった。なお、彼女達にE4ボスへの特効は無い(そもそもあのボスに特効があったのかは不明だが)。芸無では日常茶飯事とは言え、固定要員だけでの採用はキャラとしては如何ほどのものか?

アズレンまではボーイッシュキャラとして擬人化されるケースが多かったため、艦これのレーベから始まった「男の娘」扱いが他艦船擬人化ゲーの同名キャラにも飛び火する事態を招いていた。2018年以降は登場タイトルの増加に伴い非ボーイッシュ系の擬人化も増えているため、一時期に比べるとそうした扱いは鎮静化しつつある。その一方で、触雷により没した史実を踏まえたグラフィックが出てしまったことに端を発する触手系のウ=ス異本が多数出回っており、ある意味二重の被害者でもある。

Z3(KMS Max Schultz)

  • 画:島田フミカネ
  • 声:遠藤綾
  • 他:R、F

Z1型駆逐艦3番艦。Z1を秘書艦にしないと建造できず、通常の駆逐艦・軽巡洋艦建造レシピでは絶対にテーブルに加わらないという特性を持つ。ドロップ箇所も通常海域には存在せず、稀にイベント海域で設定された時に狙える程度。実質Z1秘書艦での通常建造でしか手に入らないといっていい。ちなみにイベントドロップは14春イベE5ボスが初。キャラの実装が3/14、14春イベ開始が4/23なので、異例の早さのドロップ追加だった。

幸か不幸か、建造レシピが島風・雪風などのレア駆逐艦・軽巡洋艦・重巡洋艦と同様であるため、「駆逐艦」と侮ってAll30レシピで回していた提督がいつまでも建造できなかった…という位しかヘイトを買う要素はない。レア艦ではあるが、その位地味な存在である。Z1と同様にzweiまで設定されているのだが、その時点でZ1比で火力-2・対空+4。Z1同様スキルが無く、燃費も悪く、長所と言える長所が無い。つまり趣味以外での使い道がないここまで改造に手間かけさせておいてこんなクソザコなのか…

余談だが、期間限定衣装の水着modeはフミカネの3周年記念イラストを微修正したものである。中破時にタコ(深海機雷)が水着を脱がそうとしていたためR18的な意味で話題になった(キモ浮き輪こと【深海浮輪】の先駆け)が、社員絵ではなかったので艦王の目には止まらず、深海機雷のキモグッズ化は免れた。

現行の他艦船擬人化ゲーでは戦少Rとブラサジに登場しているが、かつては鋼鉄少女アプリ版にズッ友()のキャラデザで登場していたこともある。

潜水艦

艦これでは日本の呂号潜水艦として編入されたIXC型1隻のみ登場(複数の理由により、これ以上の追加は望めないものと解釈されている)。

U-511→呂500

  • 画:島田フミカネ
  • 声:茅野愛衣
  • 他:L[5]

ドイツ海軍の潜水艦「Uボート」の一隻。「ドイツから日本に譲渡され、呂500へと改称した」という経歴が再現されている。が、艦これにおいてはこの経歴を安易に扱ったせいで自分の首を自分で締める結果となっている。

艦これにおいては潜水艦に対して独自のあだ名をつけることがお約束(?)となっており、これまで実装された伊号潜水艦については数字の読みの頭文字を取ったあだ名が付けられていた(伊58の【ゴーヤ】、伊19の【イク】など)。そのためU-551についても同じようなノリであだ名が付けられると思われていたのだが、あろうことかUボート全般を指すことになる「ゆーちゃん」というあだ名を付けたことで、他のUボートを出せなくなるという大チョンボをやらかしてしまう[6]。更に最終形態の呂500でも「ろーちゃん」と自称させたため、他の呂号潜水艦も出せなくなるという事態に陥った。

キャラはU-511時代はおとなしく色白。しかし呂500になると一転してスク水を着用+こんがり日焼けの笑顔が眩しい女の子と化す。そのせいで薄本界隈ではビ〇チロリとして散々な目に遭わされており、更に薄い本で使えよと言わんばかりの史実ネタ[7]が広まったのもあって、艦これ潜水艦系では伊19と並び断トツのR18率を誇っている。

改造によって見た目とキャラ付けがここまで真逆に変わるのはU-511のみであるため、その変貌ぶり故か1隻しか持ってないprayerはU-511のまま留めるか、呂500にするかで悩む者もいたようだ。キャラ人気(エロ含む)が特に高いのは呂500だが、U-511が不人気というわけでもなく、CVが茅野氏なのもあってかどちらにもファンが存在する。

しかし性能面では回避だけが高いのみで、お世辞にも有能とはいい難い。運営は「見た目性能が高い」を言い訳にすればステ振りは雑でも良いと思ってるんじゃなかろうか。回避がいくら高かろうと深海マンの攻撃を避けられずに中大破するのがこの芸無。よって、なけなしに高値に振られた回避すらも事実上無意味な代物である。ただどの形態でも一貫して潜水艦のままであり、初期運も高いので(呂500で運44)、呂500の場合は伊168の完全上位互換として使える。だからどうしたと言われたらそれまでだが。

また初期装備である「WG42」は、陸上ボスへの特効持ちという事もあって、イベント攻略での必須装備として扱われたり選択報酬の選択肢の一つとして設定されたりと曰くつきの装備となっている[8]16春イベでは「WG42が必要になるボスを撃破した先のマップでU-511がドロップする」という嫌がらせの道具に使われた。キャラ性能より持参装備「WG42」が【重要】なせいか、ドイツ艦の中ではプリンツの次に出し渋りが酷く、17夏イベの特定マスおよびボスマスにドロップが設定されて以降は、掘れる機会があっても道中マスか簡悔を極めた海域のボスマスでの配置ばかりという有様だった。そのため、近年のprayer達のU-511の所持率は極めて低いものと思われる。【フミカネ氏】と【茅野氏】へのダブルの逆恨み、【ドイツ艦】で【強い装備を持参】かつ【潜水艦】という、艦王にとっては五重苦どころか苦痛の塊ともなれば渋るのも当然なのかもしれない。

その後19秋イベにおいてHTML5化以降初、約2年振りのドロップが確認された。あの【アイオワ】とタメを張れる年月で出し渋られるとか、ゆーちゃんすごい。
全難度共通で掘れる上、キャラドロップ確定のE1ボスマスという稀に見るまともな堀り場…と見せかけて、「一定数以上所持していると出ず、所持しているとドロップ率が下がる」という余計な簡悔をキメた仕様付きだった。20夏イベでもE3ドロップが確認されていたが、やはりというべきか【所持数によってドロップ率が下がる】という簡悔が備わっていた。

余談だが、17夏には「里帰り水着mode」というフミカネ艦としては近年では珍しい着せ替え追加が行われた(U-511/呂500のものに加え、Z1にも水着modeが追加)。これらがフミカネ氏の艦これ最後の新規イラストとなっている。

艦これ以外では最ラブに登場していた。ゲーム内では元U-511[9]の「ろ500」として登場しているが、ゲーム内には他にU-81、U-552、U-995と3隻のUボートが存在する。このうちU-995はストーリーパートで伊401から「ゆーゆー」(海外版では「UU」)と呼ばれているが、これは伊401が中国大陸版で前述の規制により「小伊」(シャオイー)と呼ばれているのに合わせたのかも知れない。また、こちらの「ろ500」は登場(韓国版は2017年1月リリース)時から1年半後にアズレンの潜水艦で主流になった水中バイク型艤装をいち早く取り入れている点も特徴である。

日本版では終始フレンドリーな態度だが、海外版では「気の弱いドジっ子」と言う面が強調されておりウィリアム・D・ポーターと並ぶトラブルメーカー的な描写が目立っている。

なお2018年6月、若狭湾沖に沈み所在不明となっていた船体が海底調査により発見されたが、この時にニコ生で配信された特番では直接関係無いはずの「#艦これ」タグが付けられていた。この特番のナレーションには、茅野愛衣と大和役の竹達彩奈が出演している。

艦これには登場していないが話題になる艦船

フミカネとは事実上の断絶状態なので、絵師統一を崩さないなら今後芸無に生粋のドイツ艦が追加実装される事は無いだろう。もし絵師統一を崩す場合、神鷹の件からしばふ謹製の誰得芋ブスになってしまう可能性が極めて高い。まさにジャーマンポテト
艦これを含めてどのタイトルでも登場艦の大多数が第二次世界大戦中の国防軍に属した艦船であり、戦後に再興された連邦軍の艦船はアビホラのミサイル駆逐艦ブランデンブルクなどごく僅かしか擬人化されていない。

ティルピッツ(KMS Tirpiz)

  • 他:R、L、B、A、D、P、O

ビスマルク級戦艦2番艦。1942年からノルウェーへと単独で派遣された経緯から「北方の孤独な女王」の二つ名を持ち、戦少Rとアズレンではこの二つ名が自身の所有するスキルの由来になっている。

艦これでビスマルクが登場した際には2番艦のティルピッツの登場も期待されており、姉にあたるビスマルクやそのビスマルクを尊敬するプリンツ・オイゲン、更にはそのプリンツ・オイゲンの姉にあたるアドミラル・ヒッパー及びアドミラル・シェーアとの関係についても様々な憶測が飛び交ったが、結局一切音沙汰はないままフミカネ氏とは事実上の絶縁状態になってしまう。

史実ではビスマルク級でティルピッツのみが魚雷を搭載している。ビスマルクは搭載されず沈没したためかビスマルクDreiではIF改装で魚雷を搭載した形にされたためティルピッツのハイブリッドのような扱いを受けてしまい、さらに艦これでのティルピッツ実装を遠ざけてしまった。

シャルンホルスト(DKM Scharnhorst)

  • 他:R、B、S、F、P

第一次世界大戦後にドイツ海軍が建造したシャルンホルスト級戦艦の1番艦(ネームシップ)。 世界初の軍艦砲撃による空母(英空母グローリアス)撃沈というその戦歴から、ドイツ海軍の中では「幸運な艦」として知られていた。

艦これでは、ビスマルクの時報でシャルンホルストに言及されている。しかし2014年にビスマルクが実装されてから現在に至っても実装の兆しがない。

2015年10月頃、ドイツ艦の絵師担当であるフミカネが海外からシャルンホルストの資料を買っていたこと、時期的に秋イベが重なっており、更にコンプのインタビューで海外大型艦実装の予告があったことなどから、15秋イベの報酬艦として実装するのではないかと界隈は沸き立っていた。しかし、実際実装されたのはドイツ未成正規空母のグラーフ・ツェッペリンだった[10]。そのグラーフ・ツェッペリンが前述した通りの悔しさの極みを叩きつけられた結果、このシャルンホルストは日の目を見ることなく最悪のシナリオを迎える事となるのだが。

そして18秋イベでは同名の客船シャルンホルスト号を改造した特設空母の神鷹が登場したが、原画はフミカネではなくしばふであり、フミカネドイツ艦を期待していた多くの提督達を落胆させた。フミカネが艦これと疎遠状態のためか、もしかしたら戦艦の方も名前繋がりで担当絵師がしばふになり本場ジャーマンポテトが誕生になるのではないかと懸念されている。

なお余談だが、ジャーマンポテトは名前に「ジャーマン(=ドイツ)」と付いているものの実際には日本の料理である。もっとも【ギャグ時空】ではナポリタンがイタリア発祥らしいのでこのジャーマンポテトもドイツ発祥ということになっているのかもしれない。

アドミラル・グラーフ・シュペー(KMS Admiral Graf Spee)

  • 他:R、B、A、S、P

ドイッチュラント級装甲艦3番艦。イギリス軽巡エイジャックスとの死闘が映画化されたり、アニメ『ハイスクール・フリート』に登場したこともあって知名度が高い。

アズレンでは実装時「シュペー追撃戦」が開催され、期間限定建造とイベントSP3海域60周クリアで入手(そもそも建造で出せば1周すらやる必要は無い訳だが)の2通りの入手方法が存在していた。それに対して艦豚は「60周なんて懲役刑同然だ」と難癖を付けていたのだが、同時期に始まった艦これの「米騒動」こと18春ミニイベ最低242周(実際には400周以上も珍しくなかった)というとんでもない簡悔ぶりとなっていたため、無事艦王から背中を撃たれることとなった。

アドミラル・ヒッパー(KMS Admiral Hipper)

  • 他:R、B、A、D、S、F

アドミラル・ヒッパー級重巡洋艦1番艦。つまりプリンツ・オイゲンの本当の姉である。故障続きな上に圧倒的劣勢の中で中々の戦果を上げ、空襲で大破着底したのは終戦の約一週間前だったため、もう少し早く戦争が終わっていたら妹と並ぶ幸運艦として語られていたかもしれない。

プリンツ・オイゲンがビスマルクのことを「姉様」呼びするので、実装された14秋イベの頃から「アドミラル・ヒッパーが実装されたら何て呼ぶのだろう?」と話題になっていた。それから現在に至っても未だに実装されないとは、当時のprayer達も夢にも思わなかっただろう。もしかしたら艦王が上述の呼称問題を面倒臭がって実装を拒否しているのかもしれない。それ以前にフミカネと復縁しないと無理だろうけど。

脚注・出典

  1. 実際18秋イベの後段作戦において、ビスマルクが主役であったライン演習作戦(ビスマルク追撃戦)モチーフであったのにも関わらず、17秋イベ18冬イベのような決戦modeの限定グラも限定ボイスも用意されなかった。
  2. 駆逐艦最弱とも言われる卯月以下。これをやるくらいなら、より高火力を発揮できる航空巡洋艦でいい。
  3. 類似例としては17秋イベE3が捷一号作戦モチーフのはずなのに、早霜は普段通りで「捷一号作戦!……何だ違うのか」と口にしていたりする。
  4. 進行の為に潜水艦4隻必須。その後にリアル時間で192時間かかる。当該遠征を出す為の条件となっている遠征クリアも含めると更に延びる。
  5. 日本版では「ろ500」、海外版では「U-511」名義。
  6. 更に言えば、ドイツ語でのUの発音は「ウー」なので「うーちゃん」の方がより正確である、ただしこの「うーちゃん」は卯月のあだ名として既に使われているため、重複を避けるための苦肉の策だったとも考えられる。
  7. U-511は日本が物資を提供するのと引き換えにドイツから譲渡されたのだが、日本の新型潜水艦開発の種馬(文字通りの意味で)として扱われた結果、バラバラにされた挙句元に戻せなくなり、強制的に改造し呂500になったという経緯がある。
  8. 一応呂500になると持参する潜水艦・潜水空母専用の魚雷「試製FaT仕様九五式酸素魚雷改」も性能だけ見れば強力なのだが、潜水艦に人権がない芸無ではほぼ無価値であり、対地装備の「WG42」の方が重要度は高い。
  9. 日本版以外では中国政府が日本艦の実名使用を規制していた名残で、日本所属にも関わらずこの旧名で登場する。ただし、韓国版では「U-500」とどっち付かずな名前だった。UボートとしてのU-494~500は欠番扱いだったため、実艦とは被っていない。
  10. 流石に資料の購入時期的に即実装は無理だった模様。ただ一部では「シャルンホルストを豚バートした結果がグラーフなのでは?」という説もある。