他艦船擬人化ゲー
- 主要タイトル
&bold(){太字}は現行タイトル。【予】は日本版リリース予定あり。&br()【退】は日本から撤退しているが、他言語版ではサービスまたは事前登録中。&br()【終】は既に全バージョンでサービス終了。&br()【未】は日本版の公式リリース無し(グローバル版の他言語対応で日本語をサポートしている場合も含む)。
- 他艦船擬人化ゲー/艤装型(鋼鉄少女系) --&bold(){戦艦少女R} ---【終】蒼青のミラージュ --&bold(){アズールレーン} --&bold(){ブラック・サージナイト} --&bold(){パズルガールズ} --【未】Victory Belles --【終/未】Battleship Girl -鋼鉄少女- --【終/未】バトルシップ:ウォーガール - 他艦船擬人化ゲー/3D型 --&bold(){蒼藍の誓い ブルーオース} --【予】ヴェルヴェット・コード --【終】アビス・ホライズン - 他艦船擬人化ゲー/メンタルモデル型(アルペジオ系) --【終】蒼き鋼のアルペジオ -ARS NOVA- Re:Birth --【終】最終戦艦 with ラブリーガールズ --【退】ガーディアン・プロジェクト --【終/未】海岸線:戦艦養成計画
|タイトル|略称(中文、英語)|開始年|ジャンル|日本|大陸|台港|韓国|北米|その他|h |戦艦少女R|艦N→艦R, WG|(2014~)2016|艦これライク|○|○|●|●|●|●タイ| |アズールレーン|艦B, AL|2017|横スクロールSTG|○|○|○ |○|○|コンシューマ版『クロスウェーブ』有り| |BGCOLOR(#e5e5e5):ガーディアン・プロジェクト|艦D, GP|2019|RTS|●|●|&color(#ff0000){❤︎}|△|-|| |&bold(){蒼藍の誓い ブルーオース} |艦S, BO|2019|3D戦姫リアルタイム海戦RPG|○|○|●|-|-|| |&bold(){ブラック・サージナイト} |艦F, DB/BS|2020|RTS|○|△|○|-|-|| |&bold(){ヴェルヴェット・コード}|艦O, OA/VC|(2021予定)|3DアクションRPG|△|△|△|-|-|| |&bold(){パズルガールズ}|艦P, PG|2021|3マッチパズルRPG|○|ー|ー|-|-|| |&bold(){(Victory Belles)} ※邦題未定|(「艦V」?),VB|未定|シミュレーションRPG|-|-|-|-|△|日本版リリース未定| |>|>|>|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:&bold(){(以下は全バージョンサービス終了or実質死亡状態)}| |BGCOLOR(#e5e5e5):&bold(){Battleship Girl -鋼鉄少女-}|艦G, BSG|2016|艦これライク|×|●|●|●|-|漫画原作、日本版リリース中止| |BGCOLOR(#e5e5e5):&bold(){最終戦艦withラブリーガールズ}|艦L(中文「艦J」), LG|2017|RTS+恋愛SLG|●|●|●|●|●|●タイ、シンガポール・マレーシア| |BGCOLOR(#e5e5e5):&bold(){バトルシップ:ウォーガール}|(「艦H」?), BWG|2017|MMO|>|>|>|CENTER:(多言語サポート)|▲|2018年11月にストア消去済| |BGCOLOR(#e5e5e5):蒼青のミラージュ|艦M, MiST|2018|シミュレーションRPG|●|>|>|>|CENTER:&s(){(Steam版配信予定)}|戦艦少女Rからのスピンオフ| |BGCOLOR(#e5e5e5):アビス・ホライズン|艦A, AH|2018|3DアクションRPG|●|●|●|●|●|| |BGCOLOR(#e5e5e5):&bold(){蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- Re:Birth}|ABS|2019|3DシミュレーションRPG|●|>|>|>|CENTER:-|漫画→アニメ原作、日本製| |BGCOLOR(#e5e5e5):&bold(){海岸線:戦艦養成計画}|艦Y, BFG|2019|RTS|-|●|-|-|-|| ※『ガーディアン・プロジェクト』の繁体字版はゲームシステムを流用したエロゲ版『深海禁慾』としてリリース(日本からもDL・プレイ可能)。
- 今後の動向
上記のタイトルに続けとばかりに日本進出の機会をうかがっている中華圏の他艦船擬人化ゲーは、他にも数多く存在する。 主なところでは『蒼藍前線』『進撃:絶対領域』などが発表されているが「艦船擬人化自体が飽和状態になっている」という指摘を逆にPR要素としている『蒼藍の誓い ブルーオース』のように、その勢いのまま海を渡って次々に押し寄せて来ている。
この他、中華圏以外ではアメリカ製の『Victory Belles』が2015年に発表されているが開発スピードは非常に遅い(原画を1人で書いているそうである)。2018年秋に[[PV>https://www.youtube.com/watch?v=swrEBDWrxDE]]が公開されたが、同時期には続々と中国製の艦船擬人化ゲーが英語版をリリースしていることもあり開発者のモティベーション低下が懸念される。
余談だが中国では日本の声優の演技が非常に高く評価されており、戦少R(日本上陸から半年後に日本の声優を起用)と最ラブ(最初にリリースされた韓国版のみ韓国語音声を使用。日本版と中文・英語版ではどちらも日本の声優を起用しているが、キャストは異なっていた)を除くと最初から日本の声優が日本語でボイス収録しているものが殆どである。 海外映画や海外ドラマで言うところの吹き替え版ではなく字幕版が好まれているというイメージでとらえると分かりやすいか。 そのため、どのタイトルも日本に乗り込もうと思えば乗り込める素地が整っていると言える。
- 「他艦船擬人化ゲーは艦これなど相手にしていない」は本当か?
愚痴スレではよく&bold(){「他艦船擬人化ゲーは世界規模で競争しているので日本市場、それも(“草野球”こと)DMMランキングに引き籠って外に出ない艦これなど全く相手にしていない」}と言う意見が出される場合があるのだが、この認識については正しいとも言えるし間違いとも言える。
まず正しいという点については、日本で一定のシェアを定着させたアズレンと戦少Rに関して&bold(){艦これのファン層を積極的に取り込む段階は既に過ぎ去ってしまっている}事が挙げられる。 戦少Rはそもそも中国で艦これがしたいという、中国の艦これファンを取り込む狙いで開発されたものでありその目的は達成されている。 アズレンについては日本に進出した直後こそ艦これと重複する艦を前面に出すなどプレイヤー層の取り込みを狙っていた節があるが、実際にはプレイヤーを直接奪い取らずとも単独でシェアを伸ばした((元提督が指揮官に、艦これアンチが指揮官に、提督兼指揮官にというケースはある))という実績がある。 その為両者とも艦これの動向については全く気を使っておらず、艦これ側がリアイベ偏重になったから対抗してリアイベ重視に……なんて動きが起こる訳もない。 他の艦船擬人化ゲームについても、アズレンや戦少Rは当然意識する対象になっていると思われるが、特に「艦これ対策」をしている動きはない。
間違いという点については、実際のところはどのタイトルも日本進出以前の第1次艦船擬人化ブームの申し子やその時に洗礼を受けた第2次ブームの旗手であり、ブラゲとしては海外に一切進出していないにも関わらず「中興の祖」(決して草分けでもなければ先駆者でもない)として艦これのファンないし敬意を払っていた(過去形)開発者がほとんどである事が挙げられる。 戦少Rの原型となった戦艦少女は艦これに対するリスペクトが非常に強い事を当時の開発が公言しており、アズレンも代表が艦これについてのリスペクトを語っており(実際にプレイしていたとの発言もある)、オマージュと思わしき要素が初期の頃にいくつか存在していた。 その為、少なくとも「最初から全く相手にしていなかった」というのは誇張に過ぎるだろう。
- ゲーム外メディアミックスでの競合
ゲーム外のメディアミックスについては「ジャンル」が完全に同一のガチ勝負と言う関係になるのだが、 TVアニメ・劇場版アニメで艦これが界隈を震撼させた(意味深)のは2015~16年と過去の話であり、その頃と現在のアニメ市場を直接比較するのは難しい。((単に「円盤の売上」だけ見ても、配信プラットフォームの激増に伴いいわゆる「覇権」と言われるアニメですら同年代のものと比較して売上が激減している)) 一応仄めかしだけはされているTVアニメ二期は放送されるのかすら不明な状態が一年以上続いているので、&bold(){アニメというジャンルで艦これと「競合」している作品は20年頭時点では存在しない}と言っても過言ではない。 なお今のところアニメ化まで漕ぎ着けたのはアズールレーン1作のみであり、ちょうどこの頃に「艦これ二期(通称ZZ)」が仄めかされていたので初の競合になると言われていたが、結果は上記の通りである。
現在進行形で艦これが行っているメディアミックスとしてはコミックがあり、こちらもアズレンが主に一迅社でいくつか連載を持っている。 ただしどちらも規模がそこまで大きくないため、表立って対立を煽るものは多くはない。
- 艦船を含む兵器擬人化
以下は艦船擬人化に限定されず、戦車や軍用機を含めた兵器擬人化のゲーム作品である。 おそらくは艦これとの直接競合を避けるためか、日本国内ではアルペReの登場まで、長い間このような複合的な兵器擬人化ゲームが企画される傾向にあった。
艦船を含まないものについては、艦船以外の兵器擬人化ゲーを参照。
- MC☆あくしず関連
擬人化を含めたイカロス出版の萌えミリ専門誌『MC☆あくしず』から派生したゲーム作品。現在はいずれもサービス終了。
- ブラウザMC☆あくしず -鋼鉄の戦姫-(マーベラス)
2012〜16年。スタートは艦これより1年早かったが、全盛期の艦これの勢いに圧倒されて2016年に終了した。 キャラデザでは雑誌のマスコットキャラクターでもあるシャルとゼナ(ドイツ海軍のシャルンホルストとグナイゼナウに由来)を艦これでイタリア艦担当のじじが行っている。また、キャストでは赤﨑千夏、大坪由佳、瀬戸麻沙美らが擬人化艦船で出演していたが、それを理由に艦豚から攻撃されたケースは確認されていない。
- あくしず戦姫 戦場を駆ける乙女たち(Donuts)
2017〜2018年。iOS/Android用シミュレーションで『ブラウザMC☆あくしず』とは開発メーカーが異なり、続編と言う訳ではない。リリース直後からサーバダウンや不具合が立て続けに起こり、1年足らずで再び敗戦の憂き目を見た。
登場キャラはブラしず版からのリブートが多く、艦これ参加者のじじやくーろくろがキャラデザを行った艦船も(艦これに登場していないもの込みで)ラインナップに含まれていた。
2018年秋には未登場に終わったキャラを含む約200点の原画集が2分冊で刊行されており、くーろくろ画のサラトガなどは根強い人気から本誌でも頻繁に登場機会があるため、短命に終わったアプリとしては事後の境遇が恵まれている部類に入ると言える。
- 萌え萌え2次大戦(略)シリーズ(システムソフト・アルファー)
戦略シミュレーションの古典的名作『大戦略』シリーズからのスピンオフとして2007年からPCと家庭用でリリースしている長寿シリーズ。スピンオフ扱いで、冷戦期以降に特化した『萌え萌え大戦争☆げんだいば〜ん』もある。 一部のタイトルはDMMを含むダウンロード販売サイト、BlueStacks互換ランチャーのDMM GAME PLAYERで定額遊び放題サービスの対象タイトルとして提供されている。
- 萌え戦
2019年7月〜2020年3月。2017年の製作発表から2年余りの難航を経てリリースされたiOS/Android対応アプリ。&bold(){「兵器擬人化ゲームの始祖的な存在」}を自称していた。
漫画・アニメ原作でないタイトルとしては前述のあくしず戦姫以来となる久々の日本製……なのだが、前評判の高い中国製の『アッシュアームズ』(陸空のみで艦船無し)とリリース早々から正面衝突した末に2020年3月末を以てサ終が決定し、あくしず戦記よりも短命の8ヶ月で幕を閉じることになった。
艦これとの関係では、他艦船擬人化ゲーでの登場例が無い給糧艦の間宮が本作では%%回復アイテム扱いの艦これと違って%%初めてプレイアブルユニット扱いで登場したことが挙げられる。
- カウンター・アームズ -終焉武装少女-(Ujoy Games)
2021年5月13日に日本で先行リリースされた陸海空複合型タイトル。これまで大陸製の複合型タイトルは『侵攻のオトメギアス』や『アッシュアームズ』を始め艦船をオミットした陸空がメインだったのに対し、本作では日本製の萌え2次と同様に艦船擬人化を含んでいる。
- エコーズオブパンドラ(Eyedentity Games Japan)
日本版は2020年5月にリリース。開発は『最終戦艦withラブリーガールズ』(2017年8月〜2019年3月)と同じ成都金角網絡科技有限公司で、2019年8月と12月に中国大陸版のβテストを実施。日本版はEyedentity Games Japanが運営権を獲得し、大陸版よりも先にリリースされたが同じ運営元の別タイトルとまとめて2021年3月に終了。以降は2020年10月スタートの繁体字版のみ運営されている。
陸海空複合型のアクションゲームで、艦船では前作からミズーリがキャラがスターシステムで登場したが、キャストは前作(日本版:渕上舞、中文・英語版:内田彩)を引き継がず桑原由気に変更された。また、前作からの繋がりもあるのかソ連軍の重戦車KV-5役で上坂すみれが起用されている。
- トライアングル・レゾナンス(フロンティアワークス)
日本製。2013年に始まったプレイバイウェブ『三千界のアバター』のワールドの1つで、2019年1月17日にスタートした。 「武姫」(ぶき)と呼ばれる陸海空の擬人化キャラクターが交戦する世界「アーモリー」が舞台で霧島、利根、雷などが登場していた。
- モンスターストライク(mixi)
通称「モンスト」。艦これのスタートから半年後の2013年10月にリリースされ、SNSとしてはブームが去って死に体状態だったmixiの業績をV字回復させる原動力になった。その後も5年以上にわたりストアアプリのランキング上位を維持し続けているロングセラータイトルで、2012年にリリースされたパズドラと同様FGOが台頭するまでは文字通り「覇権」の一翼を担っていた。 英語圏や中国大陸、韓国では振るわずに撤退したが繁体字圏では日本以上に人気が高い。 登場キャラが世界各地の神話・伝承や歴史上の人物から採られており、擬人化や女体化を含む点は少し後に始まったFGOに通じるものがある(と言うより、モンストの方がFateにインスパイアされた?)
ゲームのジャンルとしては萌えミリではないが、艦これブームの2014年頃から第二次世界大戦期の陸海空の兵器を擬人化したキャラが登場するようになった。これはパズドラですらやってない快挙(?)である。 ゲーム内の「種族」分類では、連合国側が「ユニオン」(本来は「アライズ」が正しい)、枢軸国側が「アクシス」に分けられている。進化させると「◯◯改」ではなく、艦名も艦種も全く別物に変貌してしまう。 - ボルチモア(米:重巡)→ モンタナ(米:戦艦)※計画艦 - プリンツ・オイゲン(独:重巡)→グナイゼナウ(独:巡洋戦艦) - シェフィールド(英:軽巡)→ ネルソン(英:戦艦) - 伊400(日:潜水艦)→ 紀伊(日:戦艦)※計画艦 - UボートVII型(独:潜水艦)→ UボートXXI(同)
- 少女兵器大戦(アップランド)
2015年に製作発表され、事前登録を開始した陸海空複合型の兵器擬人化シミュレーション。ズッ友がキャラデザしていたブラウザゲーム『少女兵器WEB』とは無関係。 ゲームの公式サイトは「事前登録中」のまま現存しているが、事実上の開発中止扱いとなっている。
アップランドが電脳少女シロのマネジメント業務を目的に「.LIVE」を立ち上げて以降はVTuberビジネスに力を入れるようになり、内部ユニットのアイドル部は2019年秋頃までにじさんじ(いちから)・ホロライブ(カバー)と並ぶ「VTuber事務所御三家」とも称されていた。 このアイドル部メンバーのVTuberは大半が『少女兵器大戦』に登場予定だったユニットを基にしており、その中には広義の艦船擬人化キャラクターも存在している。しかし、基が複合型だからなのか「艦船擬人化」として取り上げられることは稀であった。以下のVTuberの3Dモデルに艤装は見られない。 - 金剛→金剛いろは - 大和→ヤマトイオリ - 鈴谷→神楽すず - %%多摩→夜桜たま%% - 北上→北上ふたば - 名取→八重沢なとり