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なお、「女性が(単純な武器ではない)メカニカルな装備を身に着ける」という概念においては軍用機を擬人化した島田フミカネの『ストライクウィッチーズ』が艦これを含めてジャンル全体で非常に大きな影響を及ぼしている他、そういう概念のルーツをさかのぼれば、ガンダムの「MS少女」にまでたどり着けるかもしれない。 | なお、「女性が(単純な武器ではない)メカニカルな装備を身に着ける」という概念においては軍用機を擬人化した島田フミカネの『ストライクウィッチーズ』が艦これを含めてジャンル全体で非常に大きな影響を及ぼしている他、そういう概念のルーツをさかのぼれば、ガンダムの「MS少女」にまでたどり着けるかもしれない。 | ||
『MS少女』『ストライクウィッチーズ』などこの手の「メカ少女」ジャンルは、基本的には「可愛い女の子+メカ」という<s>男子が大好きな要素を合体させた</s>、言うなればフェティシズムを追及しておりメカ部分に関しては(元ネタがある場合は)それを想起できればいいという評が支配的と言えるのだが、艦これはサービス開始当初イラストレーターを中心に「実艦の再現性」を強調し、 | 『MS少女』『ストライクウィッチーズ』などこの手の「メカ少女」ジャンルは、基本的には「可愛い女の子+メカ」という<s>男子が大好きな要素を合体させた</s>、言うなればフェティシズムを追及しておりメカ部分に関しては(元ネタがある場合は)それを想起できればいいという評が支配的と言えるのだが、艦これはサービス開始当初イラストレーターを中心に「実艦の再現性」を強調し、<s>厄介な</s>ミリオタ層もそこに食いついたことから「'''艤装のディティール(実物に即しているかどうか)を最優先の評価点にする'''」層が当該ジャンルで幅を利かせる大義名分を与えるに至ったと思われる。故に艦豚が他の競合作品を攻撃する材料として「艤装が史実に即していない」「オモチャ同然」と中傷する事例が散見されるのだが、肝心の艦これさんサイドは現在どうなんですかと言われると……… | ||
またこれは艦船擬人化の内艤装型に言えることだが、生身の人間がどのようにして海で戦っているのか問われる事も多い。<br/> | またこれは艦船擬人化の内艤装型に言えることだが、生身の人間がどのようにして海で戦っているのか問われる事も多い。<br/> | ||
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前述の通り艦これを強くリスペクトしている作品であるため、当初は艦豚達も「よくあるパクリゲーの一つ」と一蹴するか或いはリスペクト元であることに気分を良くしていたと思われ、日本国内でのリリース時においても最初の頃はそこまで関心を寄せられていなかった。<br/> | 前述の通り艦これを強くリスペクトしている作品であるため、当初は艦豚達も「よくあるパクリゲーの一つ」と一蹴するか或いはリスペクト元であることに気分を良くしていたと思われ、日本国内でのリリース時においても最初の頃はそこまで関心を寄せられていなかった。<br/> | ||
だが、2017年初頭のアップデートで日本語音声が追加された際、キャストに艦これ出演歴のある声優が少なからずいたことが艦豚<s>つーか声豚</s>の癇に障ったのか「'''[[出演声優|裏切者]]''」呼ばわりする誹謗中傷が半年近く継続されるに至った。そしてそれによって本作の存在が艦これに批判的な層の目にも入るようになり、「何で艦これはこう出来なかったのか」をある意味体現する作品であることが知られるようになると艦豚の怒りと悔しみは更にヒートアップし、「パクリゲー」と激しい中傷を行うようになっていった。<br/> | だが、2017年初頭のアップデートで日本語音声が追加された際、キャストに艦これ出演歴のある声優が少なからずいたことが艦豚<s>つーか声豚</s>の癇に障ったのか「'''[[出演声優|裏切者]]'''」呼ばわりする誹謗中傷が半年近く継続されるに至った。そしてそれによって本作の存在が艦これに批判的な層の目にも入るようになり、「何で艦これはこう出来なかったのか」をある意味体現する作品であることが知られるようになると艦豚の怒りと悔しみは更にヒートアップし、「パクリゲー」と激しい中傷を行うようになっていった。<br/> | ||
後述のアズレン、アビホラなど他の中国製艦船擬人化ゲーが第一報の時点で「パクリ」と中傷されるようになったのはこの件が強く影響していると見られる。<s>もしかして:馬鹿の一つ覚え</s> | 後述のアズレン、アビホラなど他の中国製艦船擬人化ゲーが第一報の時点で「パクリ」と中傷されるようになったのはこの件が強く影響していると見られる。<s>もしかして:馬鹿の一つ覚え</s> | ||
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===概略(アズールレーン)=== | ===概略(アズールレーン)=== | ||
中国のビリビリ動画が2017年春にリリースしたシューティング。中国の艦船擬人化ゲーとしては後発に属し、いわゆる「艦これライク」ではないスマホアプリ(サポート対象外だがPCからプレイできる手段もある)。<br/> | |||
前述の通り中国本土では戦艦少女Rがジャンル中トップシェアを誇る中では地味な存在だったが、9月にリリースされた日本版が800万ダウンロード(2020年1月時点)を突破する爆発的ヒットとなった。当初は中国本土の後追いで日本語版にキャラや要素が追加されていたが、現在のアップデートは本土・日本国内でほぼ同時かつ同内容にて行われている(新キャラ紹介などは、中国版の方が数時間~数日程度先んじて公開されることもある)。<br/> | |||
前述の通り中国本土では戦艦少女Rがジャンル中トップシェアを誇る中では地味な存在だったが、9月にリリースされた日本版が800万ダウンロード(2020年1月時点) | 2018年春には韓国版、同年8月には英語版がリリースされた。日本へ上陸したタイトル中では1作だけ繁体字圏での展開に消極的な姿勢を取り続けていたが、2019年にはPS4『クロスウェーブ』の繁体字版リリースが発表され、同年10月4日から大陸版の2年半遅れでアプリ本編がスタートした。戦艦少女Rの項で記した通り北米でも同作を抑え高い人気を有しているようである。 | ||
艤装型に分類される作品だが、アニメ版(後述)では実艦をキューブ状に分解し再構成して艤装化するという、メンタルモデル型を逆にしたような演出も取り入れられている。 | 艤装型に分類される作品だが、アニメ版(後述)では実艦をキューブ状に分解し再構成して艤装化するという、メンタルモデル型を逆にしたような演出も取り入れられている。 | ||
登場するキャラクターに対する総称は当初は存在しなかったが、日本国内における商標騒ぎなどから改めて公募が行われ「KAN-SEN」(Kinetic Artifactual Navy Self-regulative En-lore Nodeの略字) | 登場するキャラクターに対する総称は当初は存在しなかったが、日本国内における商標騒ぎなどから改めて公募が行われ「KAN-SEN」(Kinetic Artifactual Navy Self-regulative En-lore Nodeの略字)という総称が付与された。ゲーム内及びメディアなどでは「艦船」と称されることも多い。 | ||
===特徴、評価など(アズールレーン)=== | ===特徴、評価など(アズールレーン)=== | ||
前述の通りシューティングゲームというジャンルだがハクスラ的RPG要素が強く取り込まれており、キャラの性能はレベルと装備に大きく依存する。 | 前述の通りシューティングゲームというジャンルだがハクスラ的RPG要素が強く取り込まれており、キャラの性能はレベルと装備に大きく依存する。<br/> | ||
シューティングが不慣れな人・及び周回用のオートモードも実装されており、オートのみでプレイしている人も相当数居ると思われる(レベルさえ上げればオートでもどのキャラでもほとんどの海域をクリア可能。ただし終盤の海域ではカンストレベルまで達してもクリアはそれなりに難しく、オートでのクリアは一部の強キャラ編成+強装備なら不可能ではないという程度)。 | |||
戦艦少女Rが国籍・年代を問わず非常に手広く擬人化を行っているのに対し、こちらはストーリーの関係もあってWW2時代に存在していた(或いは建造・運用される予定だった)艦にある程度限定する形で擬人化されている。 | 戦艦少女Rが国籍・年代を問わず非常に手広く擬人化を行っているのに対し、こちらはストーリーの関係もあってWW2時代に存在していた(或いは建造・運用される予定だった)艦にある程度限定する形で擬人化されている。<br/> | ||
アメリカ、イギリス、日本、ドイツの4国がメインであり、そこに中国・イタリア・フランス・ロシア艦が少数加わる。アズレンでは実在する国名や組織名は一切使われておらず、全て独自の名称に置き換えられている(例えば日本は「重桜」)。<br/> | |||
CVは全ての言語版で日本語かつ日本の著名な声優陣が投入されている。中国大陸版では一部キャラのみ中国語CVに変更できる)。実装されたキャラクターすべてが実装当初から声優があてがわれているわけではないものの、声優が決まっていないわけではなく、むしろ実装キャラにあう声優のスケジュールが空くまで待機しているだけで、キャラごとに声を当てる声優は実装当初から決まっているらしい。 | |||
他ゲーにおける「石」に相当する課金アイテムである"ダイヤ"を用いたガチャが存在しないのは本作の特徴として数えられており、キャラの入手はゲーム内で大量に得られるキューブ(当該アイテムはダイヤでも交換できるが入手効率が非常に悪い)やドロップ、ポイント交換で可能となっている。なおダイヤの入手性は昨今のスマホゲーや | 他ゲーにおける「石」に相当する課金アイテムである"ダイヤ"を用いたガチャが存在しないのは本作の特徴として数えられており、キャラの入手はゲーム内で大量に得られるキューブ(当該アイテムはダイヤでも交換できるが入手効率が非常に悪い)やドロップ、ポイント交換で可能となっている。なおダイヤの入手性は昨今のスマホゲーや<s>艦これを除く</s>ブラウザゲーム同様で、ゲーム内や補償などで課金せず獲得できる手段もそこそこある。<br/> | ||
同作で課金の軸としているのは「着せ替え(ステータスの変化はない)」であり、いずれもガチャではなく(一部期間限定で)ダイヤを用いた買い切りとなっている(イベントなどで入手できる着せ替えも多い) | 同作で課金の軸としているのは「着せ替え(ステータスの変化はない)」であり、いずれもガチャではなく(一部期間限定で)ダイヤを用いた買い切りとなっている(イベントなどで入手できる着せ替えも多い)。着せ替えに関しては課金の軸なだけあり、ノーマルから見て差分レベルのものは皆無である。着せ替え実装でバズるキャラも少なくないようで、大きな注目を集めている要素であることが分かる。なお買い切りなので一度入手すれば任意でいつでも着せ替え可能。<br/> | ||
開発運営共にトップは中国人なのだが、どちらも日本のサブカルに精通しておりファンを興奮(意味深)させるキャラや着せ替えを怒涛の物量で投入する事で知られる。<s>故に艦豚がしばしばグロッキーになっている</s> | |||
開発運営共にトップは中国人なのだが、どちらも日本のサブカルに精通しておりファンを興奮(意味深)させるキャラや着せ替えを怒涛の物量で投入する事で知られる。 | |||
<imgur w="300">XKSBTZO.jpg</imgur><br/> | |||
↑ロボアニメとおねーさんキャラが好きな運営(Yostar)社長(左)とロリコンの開発(Manjuu)社長(右)の貴重なツーショットin日本版2周年記念会場。 | ↑ロボアニメとおねーさんキャラが好きな運営(Yostar)社長(左)とロリコンの開発(Manjuu)社長(右)の貴重なツーショットin日本版2周年記念会場。<s>ソフマップだがグラビアアイドルと店長ではない</s> | ||
ゲームコンテンツの拡充に関しては良くも悪くも挑戦的であり、とりわけゲームバランスに関しては「やらかし」ている事も多い。ただ、プレイヤーからの不満を細かくフィードバックして次回開催時には改善させているというケースも同じぐらい多いため、その点で信用を勝ち取っているようである。 | |||
なお | なお'''艦これ以外の艦船擬人化ゲーとしては20年現在唯一「CSゲーム発売」と「アニメ化」にこぎつけている'''作品でもある。また、コラボも積極的に実施しているが、その後のコラボ先と良好な関係を築き本編にも(主に広報面などで)フィードバックしているのも特徴。例えば前述のCSゲームは過去に初のゲーム内コラボを実施したコンパイルハートが手掛けており、WoWsとのコラボ(前述の開発艦がこれに相当する)の後には同作の実艦モデルを使い実艦についてアズレンキャラが解説する公式動画が頻繁にアップされているなど。 | ||
余談だが本作の作風は | 余談だが本作の作風は<s>悲壮感が最大のウリである艦これと違って</s>全体的に明るめだが、バックストーリーは極めて重く各イベントやアニメ版などではそれを示唆するシーンも多いため、「悲壮感がないただのアイドルゲー」というどこぞの取締役さんの評は的外れである(ストーリーの根幹として、平和なものから殺伐としたものまで多数の「パラレルワールド」的なものが存在する設定であり、イベントや媒体ごとに全く作風が違うのも一見して誤解を招きがちではある)。 | ||
===艦これとの関係(アズールレーン)=== | ===艦これとの関係(アズールレーン)=== | ||
日本国内でリリースされた艦船擬人化ゲームとしては文字通り「艦これ以来」の大ヒットになったのだが、これによって艦豚の間で見て見ぬふりをしていた「艦これは<s>謙介の悔しさが原因で</s>全盛期を通り越し凋落の一途を辿っている」事実から目を背けることができなくなってしまう。そしてこれに対し(´田ω中`)が(狙ったのかは不明だが)「(艦これの衣装には)課金は必要ありません」と煽ったこともあって艦豚の誹謗中傷のターゲットが戦少Rからこちらへ完全シフトすることになった。<br/> | |||
一時は後述のアビス・ホライズンを<s>親分の指示で</s>重点的に攻撃しこちらはついでにやっつけてやるという感じであったが、アビス・ホライズンとの訴訟騒ぎが落ち着いた事で憎しみの矛先が完全にこちらに向き現在に至っている。 | |||
一時は後述のアビス・ホライズンを | |||
これについては単純にアズレンがヒットしたからというだけでなく、「キャラクター性を重視した各種展開」「他コンテンツとの協同の在り方」「絵師や声優と言ったクリエイターへの扱い」など、(戦少Rがゲームとして艦これがあり得た未来を示唆したのに対し)'''艦船擬人化キャラゲーというコンテンツとして「艦これはどうしてこうならなかったんだ」を体現している'''ためと思われる。実際ゲームジャンルや主戦場が全く異なるのに対し、上記の点で両者を比較する人は(艦これに関わったことのある人では)とても多く、基本的には艦これがボロクソに言われるのが<s>それまで「コンテンツとしての艦これ」で散々イキってきた</s>督さんには耐えがたいのだろう。代表的な特濃艦豚である平松タクヤはアズレンの「運営の艦船擬人化に対する姿勢」を批判しているが、これは上記の裏返しと考えるのが妥当である。 | |||
(戦少Rがゲームとして艦これがあり得た未来を示唆したのに対し) | |||
<imgur w="300">XeQXWCJ.jpg</imgur><br/> | |||
雑コラだが督さんの現在の心理をよく言い表している。ちなみに元ネタは督さんが死ぬほど嫌いな某国の人の発言。 | 雑コラだが督さんの現在の心理をよく言い表している。ちなみに元ネタは督さんが死ぬほど嫌いな某国の人の発言。<s>同族嫌悪かな?</s> | ||
2020年現在、本作は艦豚達からは | 2020年現在、本作は艦豚達からは'''目下最大の敵'''と認識されているといっても過言ではない。一方艦豚(というか艦これクラスタ)には往年の勢いは最早なく、荒らし同然の言いがかり・迷惑行為しかできなくなっているのが現状である。<br/> | ||
また、そもそもDMMブラウザゲームというクッソ狭いプラットフォームから出てこない艦これを「名前しか知らない」人が多くなっており、豚の言いがかりが「だから艦これは凄い」に繋がらずただの妄言・荒らしとしか認識されていない事もしばしば。<br/> | |||
また、そもそもDMMブラウザゲームというクッソ狭いプラットフォームから出てこない艦これを「名前しか知らない」人が多くなっており、豚の言いがかりが「だから艦これは凄い」に繋がらずただの妄言・荒らしとしか認識されていない事もしばしば。 | そして2年以上憎み続け、一方で艦これは<s>半分は艦豚のせいで</s>醜聞ばかりが積み重なっていた結果か、現在ではアズレンを憎む事そのものが目的になっている感が否めなくなっている。どれほどムガっているかというと、艦豚が項目の最後に長々と非難文を書き殴る程なりふり構わなくなっているほど。<s>やべぇよやべぇよ……</s><br/> | ||
そして2年以上憎み続け、一方で艦これは | [https://pbs.twimg.com/media/EMC1yYiU0AAoA1K.jpg 「艦国民のいいがかり一覧2019」]。<s>よくここまでいちゃもんのネタを見つけてくるもんだと感心するよ</s> | ||
[ | |||
何をどう攻撃しているかは本wikiなどを各自検索いただきたい(不快な表現も多いので注意) | 何をどう攻撃しているかは本wikiなどを各自検索いただきたい(不快な表現も多いので注意)が、アズレンの台頭で「裏切者」呼ばわりは更に苛烈になったのは間違いない。そして火に油を注ぐかのように、'''艦これは豚が「裏切者」認定している声優が担当したキャラのプッシュを急に止め、新規ボイス追加はおろか各種テコ入れを急減させる、いわば(´田ω中`)も一緒になって裏切者認定してムガっていると見られても不思議ではない行動を繰り返すようになった。'''<br/> | ||
ただこれによって艦豚のイキリの源である'''「新規ボイス追加・キャラのテコ入れ」の目が断たれてしまう、文字通り自ら腹を刺す行為である'''事に気付いたのかは定かではないが、声優に対する苛烈な誹謗中傷は(少なくとも本人に凸するような馬鹿は)当初よりは減る傾向にある。 | |||
ただこれによって艦豚のイキリの源である | |||
ちなみに艦これライクの要素を一切有さない本作だが、Yostarの李社長は過去に艦これをプレイしていたことがあるという趣旨の発言をしており、[ | ちなみに艦これライクの要素を一切有さない本作だが、Yostarの李社長は過去に艦これをプレイしていたことがあるという趣旨の発言をしており、[https://i.imgur.com/b4OVslM.jpg 日本版サービス当初、Yostar社長は艦これを尊重している趣旨の発言をしていた]。一方であまりに豚さんが中傷しまくるためか、いわゆる艦これと安易に結び付けられかねない要素の投入を抑えたり、艦これ実装済み艦を実装する場合はキャラが全く異なるなどの塩対応が見られるようになってきている。<s>主戦場が全く異なるのとDMMとの関係から、謙介がまともなら艦これとコラボする世界線もあったのかもしれない</s> | ||
また、艦これの母屋であるDMMにとってアズレンの大本であるbilibiliは複数タイトルをライセンスしている | また、艦これの母屋であるDMMにとってアズレンの大本であるbilibiliは複数タイトルをライセンスしている'''主要取引先の1社'''であり、DMMとしては同社の看板タイトルの一つに成長しているアズレンに関し、事を荒立てなくないという姿勢が垣間見える(実際Yostarは2年後に『雀魂』でDMMへ参入した。)。もちろん豚がそれを理解している訳はないが、(´田ω中`)の方は怒られでもしたのか対アズレンを露骨に想起する発言はあまり行わなくなっている。 | ||
ここで明記しておくが、 | ここで明記しておくが、'''本wiki及び艦これ愚痴スレはアズレン礼賛目的はない'''。その為過度のアズレン称賛レスや記述は所謂「スレ違い」である。しかし[[艦豚烈士録]]に載るレベルの特濃を始め艦豚は上記の通りアズレンを目の敵にしている者が多く、「艦これ批判クラスタ=アズレン信者」という短絡的な思考でTwitterで噛み付き、艦これ愚痴スレに乗り込んでアズレン貶しの荒らしをする無能が後を立たない為、必然的にアズレンの話題も増えているのが現状である。 | ||
== | ==ブラサジ:ブラック・サージナイト(宅極電工作室)== | ||
*リリース | |||
**日本:2021/05/20〜2022/06/30 | |||
**中国大陸:2021年予定? | |||
**台湾・香港・マカオ:2020/10/15〜2022/09/09 | |||
*その他の略称:BS、DB(英題"Dark Boom"から)、艦F(βテスト段階での英題"Abyss Front"から) | |||
*テーマソング:「[https://www.youtube.com/watch?v=kE9YpkWwHIo 深淵]」 | |||
*[https://ja.wikipedia.org/wiki/ブラック・サージナイト Wikipedia] / [https://dic.nicovideo.jp/t/a/ブラック・サージナイト ニコニコ大百科] / [https://dic.pixiv.net/a/ブラック・サージナイト ピクシブ百科事典] | |||
流石に艦船擬人化ジャンル自体がそろそろ飽和状態だろうと思われていた2019年6月に中国大陸で仮題『代号:D』として発表された新作。同年秋からは正式タイトル決定までの間、台湾で『深海戦線』のタイトルにより先行βテストを開催した。2020年4月には『ヴェルヴェット・コード』(原題『払暁:勝利之刻』)と同時期に大陸版のβテストが開催され、8月には正式タイトルが『黒潮:深海覚醒』(大陸・繁体字版共通)、英題が『Dark Boom』に決定。大陸版と繁体字版それぞれの公式サイトをオープンし、事前登録を開始した。このジャンルで台湾主導のプロジェクトは後述の鋼鉄少女アプリ版以来となり、2020年10月15日に先行リリースされている。<br/> | |||
そして2021年1月に日本版Twitterアカウントが始動し、同年春に「第7の他艦船擬人化ゲー」としてリリース予定であることが判明、2月末から事前登録を開始しテレビCMを始めとする大々的な宣伝攻勢を開始した。 | そして2021年1月に日本版Twitterアカウントが始動し、同年春に「第7の他艦船擬人化ゲー」としてリリース予定であることが判明、2月末から事前登録を開始しテレビCMを始めとする大々的な宣伝攻勢を開始した。 | ||
大陸版と日本版の運営元はBilibiliで、特に | 大陸版と日本版の運営元はBilibiliで、特に'''大陸版はアズレンとの掛け持ち運営'''となる。開発は宅極電工作室で、Bilibili子会社の上海継游信息科技有限公司が日本版タイトルの商標を出願している。繁体字版の運営元は現地でFGOやシノアリスなどを運営しているKOMOEで、同社ではファイナルギアやガール・カフェ・ガン(日本版はリリース当初マーベラスが運営していた)などビリビリ関連のタイトル運営権をよく取得しているが、アズレンの繁体字版運営は同社でなく品玩邦芸術(PWBplay)である。 | ||
ジャンルは横スクロール型のタワーディフェンスで、一見するとアズレンに似ているが実際の操作感はプリコネに近い。アビホラや蒼藍とは対照的に2D特化で、スキル発動時に挿入されるカットインなどアニメーション演出を大胆に取り入れている。<br/> | |||
毎度おなじみ上坂すみれを始め、艦これ出演歴があるところでは能登麻美子、佐倉綾音、小倉唯、川澄綾子、伊藤静、井口裕香、洲崎綾、早見沙織、名塚佳織、ファイルーズあい、そして他艦船擬人化ゲー初出演となる竹達彩奈、大坪由佳、さらに正式リリース後は白城なおと浅見春那がキャスティングされている。<br/> | |||
蒼藍に比べると(「艦これ劇場版のパクリ」呼ばわりは避けられないにしても)日本上陸時の訴訟リスク自体は格段に低いことや、台湾主導と言う物珍しさもあり<s>艦これの引退・脱落者を落ち穂拾いして</s>スタートダッシュ次第では台風の目になるかも知れない。ちなみにβテスト段階から繁体字・簡体字・日本語・英語のメッセージ表示言語選択が実装されていた。 | |||
2022年6月に日本版がサービスを終了し、台湾版も9月に終了することが告知された。 | |||
===艦これとの関係(ブラック・サージナイト)=== | ===艦これとの関係(ブラック・サージナイト)=== | ||
βテスト段階から「劇場版のパクリ」扱いが予想されていたところ、案の定と言うべきか艦豚からのパクリ認定を受けている。 | βテスト段階から「劇場版のパクリ」扱いが予想されていたところ、案の定と言うべきか艦豚からのパクリ認定を受けている。<br/> | ||
<imgur w="800">1ZSUwgy.png</imgur><imgur w="800">QtoA5SJ.png</imgur><br/> | |||
それに加えテレビCMが始まってからは上記のキャスト情報に接してムガールする豚が続出しており、艦これ界隈にネガティブな話題しか無いことも相まって友好的に接する動きはほぼ見られない。艦王は今のところこれと言ったヒットマークを出していないが、前述の通り【絶対国防謙】の一角とされて来ただけでなく直近の[[20冬イベ]]に出演したばかりの竹達・大坪の2名が名を連ねるだけに「キャラ紹介が進んだ時に何が起こるかわからない」と危惧されている。 | |||
さらに、事前登録開始からほどなくして同じBilibili日本法人運営 | さらに、事前登録開始からほどなくして同じBilibili日本法人運営<s>でスタート前のアーイチソ追放劇がよく話題になる</s>『ファイナルギア -重装戦姫-』が[[他DMMブラゲー]]として誘致されたことから、本作もDMMへ誘致される可能性が取り沙汰されるようになっている。[[艦王の対DMM関係]]で解説しているように、昨今の艦王とEXNOAの関係がヒエッヒエな状況から「EXNOA側が艦王の追い出し策として[[他艦船擬人化ゲー]]誘致に踏み切るのではないか?」と言う噂は以前から出ていたが、本作はその中でも最有力ポジションの候補と言えるだろう<ref>ファイナルギアのDMM版開始直後には、プラットフォームで主力タイトルの一角を為す『御城プロジェクト:RE』と長年競合して来たGREEの『城姫クエスト 極』が電撃的にDMMへ誘致され共存関係となったためEXNOAの「ジャンル被りを気にしない」方針を明確に印象付けたこともこの見方を補強している。</ref>。 | ||
[[艦王の対DMM関係]]で解説しているように、昨今の艦王とEXNOAの関係がヒエッヒエな状況から「EXNOA側が艦王の追い出し策として[[他艦船擬人化ゲー]]誘致に踏み切るのではないか?」と言う噂は以前から出ていたが、本作はその中でも最有力ポジションの候補と言えるだろう | |||
== | ==パズガル:パズルガールズ(Hat4Love)== | ||
*リリース | *リリース | ||
**日本:2021/07/22 | **日本:2021/07/22 | ||
**東南アジア:未定 | |||
*その他の略称:艦P | *その他の略称:艦P | ||
*[https://dic.pixiv.net/a/%E3%83%91%E3%82%BA%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA ピクシブ百科事典] | *[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%82%BA%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA_(%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0) Wikipedia] / [https://dic.pixiv.net/a/%E3%83%91%E3%82%BA%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA ピクシブ百科事典] | ||
艦船擬人化ジャンルとしては初のパズルゲーム。なお、繁体字圏では『宇航少女』と呼ばれており、正式リリースはされていないものの、QooAppを通じて日本版をダウンロードすることでプレイすることが可能。また、東南アジアでは『Starfleet Battle』→『Space Giris Fleet』のタイトルで2021年7月頃にβテストが行われていた。ゲームシステムとしてはEmpires & Puzzlesに近い。 | |||
これまでの艦船擬人化ゲーとの決定的な違いとして、艦名こそ各国海軍で使われたものであるものの、舞台は海ではなく宇宙(すなわち、宇宙戦艦の擬人化) | |||
これまでの艦船擬人化ゲーとの決定的な違いとして、艦名こそ各国海軍で使われたものであるものの、舞台は海ではなく宇宙(すなわち、宇宙戦艦の擬人化)であることが挙げられる。そのため、実在艦と架空艦が混在している。変わった所では初期艦の1隻にして情報収集艦のウラルや特殊潜航艇のゼーフント、機雷敷設艦のラトナが実装されている。 | |||
声優陣は艦これ出演歴があるところではサービス開始時点で石上静香、竹達彩奈、ファイルーズあい、堀江由衣、さらにリリース後は本渡楓、能登麻美子、宮本侑芽が出演。2022年7月には艦船擬人化ゲームの女王こと上坂すみれの参加が確認され、艦船擬人化作品出演総数を9に増やした。しかし、ゲームバランスの調整不足などからプレイヤーの評価は低い。2022年6月のLobiのサービス終了後はTwitterが更新botと化し、実装艦の追加以外は1周年含むイベントも行わないなど運営のやる気のなさが目立ち、G123の丸パクリゲーである「艦隊少女」に立場を奪われつつある。 | |||
==艦隊少女== | |||
*リリース | |||
**日本:2022/07/14〜 | |||
*その他の略称:AG(英題"Armada Girls"から) | |||
G123でリリースされた艦船擬人化ゲーだが、ゲームシステムからキャラクターデザインに至るまでパズガルと全く同一であり、パズガル運営のアイゼンクラウドゲームは「[https://twitter.com/sakura_neba/status/1547586259664908288 当社とは無関係]」であると回答したことから、かつて中国で氾濫した艦これの丸パクリゲーのような無許可で運営しているデッドコピーの可能性が高い。<s>とくさんよぉ、「パクリ」っていうのはここまでのレベルのものを言うんですよ?</s> | |||
==VB:Victory Belles(Black Chicken Studios)== | ==VB:Victory Belles(Black Chicken Studios)== | ||
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*その他の略称:艦V(※提案中) | *その他の略称:艦V(※提案中) | ||
*[https://dic.pixiv.net/a/Victory_Belles ピクシブ百科事典] | *[https://dic.pixiv.net/a/Victory_Belles ピクシブ百科事典] | ||
米国のBlack Chicken | 米国のBlack Chicken Studiosから2015年頃に制作が告知され、Kickstarterで資金を募った結果目標金額を突破したが、原画を1人で書いていることもあり、開発スピードが非常に遅く、リリースの見通しは立っていない。2021年8月になって出資者向けにクローズドベータテストが開始されたが、正式リリースはまだまだ先そうである。 | ||
2021年に日本版リリース予定が発表された『ヴェルヴェット・コード』が「艦V」でなく「艦O」(英題の「OTHILA: Azure Aria」が由来)と略されるのは、未だリリースに至らない本作を「艦V」と呼ぶのが長年の慣例化しているためとみられる。 | 2021年に日本版リリース予定が発表された『ヴェルヴェット・コード』が「艦V」でなく「艦O」(英題の「OTHILA: Azure Aria」が由来)と略されるのは、未だリリースに至らない本作を「艦V」と呼ぶのが長年の慣例化しているためとみられる。 | ||
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==BSG:鋼鉄少女(空中網)== | ==BSG:鋼鉄少女(空中網)== | ||
*リリース: | |||
** 中国大陸:2016/04~2018/01 | |||
** 台湾・香港:同上 | |||
** 韓国:2017/01~2018/08 | |||
* その他の略称:艦G(「鋼鉄」のピンイン "Guantie" から) | |||
* テーマソング:「[https://www.bilibili.com/video/av4625090/ キラメクミライ ~行くよ!鋼鉄少女~]」 | |||
*[https://ja.wikipedia.org/wiki/Battleship_Girl_-%E9%8B%BC%E9%89%84%E5%B0%91%E5%A5%B3- Wikipedia] / [http://dic.nicovideo.jp/a/battleship%20girl%20-%E9%8B%BC%E9%89%84%E5%B0%91%E5%A5%B3- ニコニコ大百科] / [https://dic.pixiv.net/a/BattleshipGirl_%E9%8B%BC%E9%89%84%E5%B0%91%E5%A5%B3A ピクシブ百科事典] | |||
元は漫画作品で、プロデビュー前から萌えミリ同人で有名だった皇宇(ZECO)氏と惟丞氏の共著。戦後に中華民国へ賠償艦として譲渡された駆逐艦の雪風→丹陽を主人公に艦船擬人化の手法で第二次世界大戦を描いている。日本ではワニブックス『コミックガム』で連載された。<br/> | |||
この頃『鋼鉄少女』の連載開始が艦これリリースより先だと知らずにパクリ扱いする艦豚が多かったことが影響しているのか、単行本1巻発売時には(´田ω中`)が艦これのルーツとしてリスペクトしていると必死にアピールしており、ZECO氏を「ズッ友」扱いしていると呆れられていた。そしてそのアピールが実るまでには5年の歳月を要している。<s>まさかズッ友が呆れられる対象になるとは予想もつくまい</s> | |||
この頃『鋼鉄少女』の連載開始が艦これリリースより先だと知らずにパクリ扱いする艦豚が多かったことが影響しているのか、単行本1巻発売時には(´田ω中`) | |||
2016年には台湾と中国大陸(政治的理由から漫画版は刊行されていない)でゲームアプリ化されたが、ゲームシステムは戦艦少女の旧バージョンとほとんど同じだった(リニューアル前の戦艦少女の開発スタッフが何人か参加していたらしい)。キャラクターデザインはZECO氏本人以外にも複数のイラストレーターが参加しており、中華ゲームの例に漏れず日本の声優をキャスティングして日本語音声を収録していた。主題歌は花澤香菜(ゲームには土佐役で出演)。<br/> | |||
日本語版はTwitterアカウントが開設されて開発状況を報告していたが、日本市場への進出は実現しなかった(アプリ自体は中文版がダウンロード可能だった)。<br/> | |||
2017年2月にZECO氏が契約していた事務所と著作権の帰属を巡り紛争となっていることが判明したが、その原因の一つにこのアプリ版があったとされている。<br/> | |||
2017年2月にZECO氏が契約していた事務所と著作権の帰属を巡り紛争となっていることが判明したが、その原因の一つにこのアプリ版があったとされている。 | ゲーム内容も史実(国名は架空のものに置き換えられている)をベースにしたストーリー漫画である原作からは乖離しており、他の艦船擬人化ジャンルと同じように深海から攻めて来た謎の敵勢力と戦うものになっていたため原作ファンからの評価は芳しくなかった。<br/> | ||
ゲーム内容も史実(国名は架空のものに置き換えられている)をベースにしたストーリー漫画である原作からは乖離しており、他の艦船擬人化ジャンルと同じように深海から攻めて来た謎の敵勢力と戦うものになっていたため原作ファンからの評価は芳しくなかった。 | |||
最後まで運営を継続していた韓国版が2018年8月に終了し、現在はプレイ不可能になっている。 | 最後まで運営を継続していた韓国版が2018年8月に終了し、現在はプレイ不可能になっている。 | ||
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2018年8月にサーバがクラッキングされて長期休止した後、9月下旬に一旦再開したが11月頃にアプリが取り下げられたため<s>夜逃げ同然で</s>サ終したものと思われる。 | 2018年8月にサーバがクラッキングされて長期休止した後、9月下旬に一旦再開したが11月頃にアプリが取り下げられたため<s>夜逃げ同然で</s>サ終したものと思われる。 | ||
==脚注・出典== | |||
<references /> | |||
{{DEFAULTSORT:ほかかんせんぎじんかげーぎそうがた}} | |||
[[Category:他作品との比較]] | |||
[[Category:艦隊これくしょん(ゲーム)]] | |||
[[Category:艦隊これくしょん(アニメ)]] |