「他艦船擬人化ゲー/3D型」の版間の差分

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2022年リリース予定の放置系RPG。「オースシリーズ」の第2弾となっており、世界観こそ共通しているものの、登場艦のデザインやCV、性格などは一部変更されており、蒼藍にはいなかったキャラも存在している。
2022年リリース予定の放置系RPG。「オースシリーズ」の第2弾となっており、世界観こそ共通しているものの、登場艦のデザインやCV、性格などは一部変更されており、蒼藍にはいなかったキャラも存在している。
2022年3月に「オース×ガールズ 祝砲の下に集いし乙女たち」の仮題でクローズドベータテストを開始したが、その時点での登場艦には艦これ出演者は一人も確認されなかった。同年8月にAndroid限定で2回目のクローズドベータテストを実施したが、この時はタワーディフェンス形式に変更されており、新たに白城なおの出演が確認された。その終了後の9月8日に名称が変更された。
2022年3月に「オース×ガールズ 祝砲の下に集いし乙女たち」の仮題でクローズドベータテストを開始したが、その時点での登場艦には艦これ出演者は一人も確認されなかった。同年8月にAndroid限定で2回目のクローズドベータテストを実施したが、この時はタワーディフェンス形式に変更されており、新たに白城なおの出演が確認された。その終了後の9月8日に名称が変更され、28日に事前登録が開始された。


==ヴェルコ:ヴェルヴェット・コード(GameHours)==
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2022年10月7日 (金) 10:17時点における版

他艦船擬人化ゲー/艤装型のうち、擬人化キャラクターが3Dモデリングで作成されているタイプ。コンシューマタイトルの『アズールレーン クロスウェーブ』は艤装型のページを参照のこと。
メンタルモデル型は全て実艦を3Dモデリングで作成しているが、ここでは含めていない。

概要

早い話が艦これアーケードにインスパイアされたタイトル群。vsアビス・ホライズン東京地裁悔戦に象徴されるように、セガ【ら】はこの系統のタイトルを激しく仇敵視しているため「艦これアーケードライク」と呼ばれることは無い。

アビホラ:アビス・ホライズン(Y.Y.GLOBAL Limited)

  • リリース
    • 日本:2018年6月28日~2021年2月19日
    • 台湾・香港・マカオ:2019年1月16日〜2021年1月29日
    • 韓国:2019年5月16日〜2020年10月30日
    • 英語圏:2019年12月25日〜2021年2月28日
    • 中国大陸:2020年7月23日〜2021年7月15日
  • その他の略称:艦A(リリース前は一部報道で「地平線」のピンイン "Dipingxian" から「艦D」とされる場合もあったが今は使われない)
  • テーマソング:「奮い立て! 希望の姫
  • Wikipedia / ニコニコ大百科 / ピクシブ百科事典

概略(アビス・ホライズン)

2018年3月に発表された日本上陸順では4番目の艦船擬人化ゲーム。戦少R、アズレンが中国版のローカライズとして日本でリリースされたのに対し、こちらは日本版が本国に先駆けてリリースされる形になった。
本国では秋にリリース予定だったが、政府の新作ゲーム審査が停滞している影響で延期に延期を重ね2020年4月にようやく審査を通過、同年7月23日に日本から2年遅れでスタートした。2019年初頭に日本でセガ【ら】と停戦合意した直後に繁体字版、5月に韓国版、12月に英語版がそれぞれリリースされており、ジャンル内では4作目のアプリ5大市場進出タイトルとなった。
韓国版は日本版と同じY.Y.Globalの直営だったが、市場における艦船擬人化ジャンル自体への受けの悪さを突き崩せず、1年半で終了に追い込まれている。大陸版はX.D.、繁体字版はそのグループ企業の龍成網絡、英語版はIllusion Studiosの運営。アメリカ特許商標庁では"Abyss Horizon"が2019年4月23日付で商標登録されており(登録No. 88240503)、この時点で英語版のリリースも視野に入れていたと見られる。
2020年10月から翌年2月にかけて韓国版・繁体字版・日本版・英語版の順で終了し、最後に残った大陸版も1周年を目前にサービス終了することとなった。

艦船擬人化ではあるが中身の女の子は船そのものの擬人化ではなく、"艦の魂を宿した装備"を身に着けた普通の人間という設定。「艦姫ふなひめ」という総称が付いている[1]

日本版の終了直前には開発スタッフ名義のTwitterアカウントが新設され、キャラクター画像や3Dモデリングデータを順次無料配布すると発表した。

特徴、評価など(アビス・ホライズン)

戦少R、アズレンが基本2Dベースの作品であるのに対し、こちらはジャンルが一応3DアクションRPGということで3Dモデリングされたキャラクターが多く登場する(立ち絵は2D)。同ジャンルの中では対人戦を重視した内容になっており、本質的には対戦型カードゲームにも近いゲーム性となっている。

前述の設定もあり独自の世界観を有し史実ネタもあまり多くはない。この世界観設定の関係上、史実における船の(主に就航年代における)性能差を気にする必要がないからか、登場艦はWW2期に留まらず護衛艦など近代の船や、古くは海賊船など幅広い「年代」の艦を扱っているのが特徴。ただしシステム上の兼ね合いからか潜水艦カテゴリーは実装されていない。
シナリオ面では日本のスタッフが協力しており、シリアスなストーリー展開となっている。

戦闘システムはリアルタイムのターン制バトルであり、キャラクターとスキルの組み合わせ(要はデッキ)が重要視される。故にキャラが追加されると環境が大きく変わることもあり、それに合わせて編成を組み直すなどTCGプレイヤーにとっては馴染の光景が見られたりもする。現時点で強い編成は存在するものの、弱点の無い編成は存在せずメタ編成は組めるため、手札が揃っていることを前提にすれば対戦バランスは比較的良好とされる。

キャラの入手は基本ガチャ制となっており、ピックアップや交換なども用意されている。また3Dモデリングキャラがメインの本ゲームだが着せ替えスキン(もちろん3Dキャラにも反映される)も提供されている。当初はボックスガチャのみの入手であり入手性が悪いと評されていたが、現在ではそこまで入手しづらいものではないとされる。

ゲームモードが豊富に存在するのも本作の特徴で、通常のCPU戦のほか、オートモードで対人戦を行う演習、リアルタイム手動戦のPvP、サーバーを越えてプレイヤーが二つの陣営に分かれて戦う勢力戦、レイドボス、タイムアタックのレースゲームのような急行軍、休暇島の写真撮影など様々。また3Dで箱庭作成ができるのは同種のゲームでは唯一と思われる。

後述するが現運営は当初ゲーム運営に関するノウハウが無く、運営として未熟であったことはスタッフ側も認めている。またゲームとしての完成度を上げようとしてユーザーを振り回す形になることも多かった(長い目では正しい判断であったとしても、急な仕様変更は現行ユーザーの負担になるし反発が出るのも当然である)。そういった事実を真摯に受け止め反省する声明も出しており、現在はユーザーの意見を聞いて配慮することが多く、ゲーム環境もかなり安定していたが日本版は2021年2月を以て終了が発表された。

元々(日本語版)運営はMTJが行っていたが、2018年末に開発元の重慶煜顔(shinecolor)が香港に新設した現地法人の煜顔国際有限公司(Y.Y. Global)に変わりMTJと親会社のMorningTecの提供アプリ一覧からタイトルが削除された。問い合わせ先のメールアドレスはshinecolorのものに変更されており、2018年末頃に日本版の運営権がMTJから開発会社直営のYYへ譲渡(返還)された。このとき、開発側は半年分の利益を全て放棄しており、その覚悟の程がうかがえる。
YYは日本版だけでなく2019年5月リリースの韓国版運営も兼務しているが、香港を含む繁体字版は大陸版の運営元である心動網絡(X.D.)のグループ企業に当たる龍成網絡が行っている。

艦これとの関係(アビス・ホライズン)

アズールレーンが日本でヒットし艦豚が悔しみを募らせていた最中に上陸した本作であり、当初の当初は豚さん達の中には本作をアズレンへの叩き棒として画策するものもいた。だが、"3Dモデリングされたキャラと2Dキャラのバナー"というゲーム画面が「艦これアーケード」と類似していた事から、日本版の配信直後にガチで法廷闘争をすることになってしまった(上記にある通り、ゲーム内容は全くの別物である)。詳細はvsアビス・ホライズンを参照。
そして親分が法廷闘争を吹っ掛け、しかもよりによってこの頃に艦これのサーバー不具合に対し「海外からの攻撃が」と執拗に連呼した事で豚さんも本作をロックオンし冗談抜きで激しい誹謗中傷を浴びせたのだが、法廷闘争が【ら】の実質敗北に終わったことで一気にフェードアウトし、豚さんの間では話題に上がらなくなっていった[2]

その後アビホラサイドは艦これに対し特に何かをしているという事はないが、謙介の心の拠り所である矢矧をサービス開始時から投入しており(しかも入手しやすくどの編成でも使える高性能&便利キャラ)、けんちょんは心中穏やかではないと思われる。そして本件がきっかけかは分からないが、これ以降艦これアーケードは謙介の魔の手を受けて簡悔路線が激烈に加速することになる

余談だが、海域出撃直後のシーンでZ級のベルトコンベアリスペクトが見られる。

蒼藍:蒼藍の誓い ブルーオース(Zephyrus Games)

原題「蒼藍誓約」。中国大陸で2018年に「誓約之海」の仮題で発表された後、2019年7月16日にリリースされた3DアクションRPG。

開発は上海を拠点とするメーカーが大半のジャンル内では初めて首都・北京を拠点とする巴別時代(Babeltime)が行っている。日本版の運営権は香港のZephyrus Gamesが獲得しており、セガ【ら】の妨害により先行きを危ぶまれながらも2020年4月7日にスタートし、1ヶ月余りで50万ダウンロードを突破。2021年2月には、日本上陸した他艦船擬人化ゲーでは2作目となる100万ダウンロード達成を発表した。

iOS/Androidに加え、本作以前のタイトルでは公式にサポートされていなかったPCクライアントが当初から提供されている(データ共有可能だが、起動にはアプリをインストールした携帯端末が必要。また、課金はiOS/Androidからのみ)。

2022年には「シリーズ作品」として、開発元のBabeltime直営で放置系RPG『誓約少女~祝砲の元に集いし戦姫たち』が日本先行オープンβテストを開始した(Android限定)。


概要(ブルーオース)

日本版は台湾のニュース記事で「セガからの訴訟リスクがあるので難航が予想される」とされながらも2020年2月にTwitterの公式アカウントが始動し、同月27日から事前登録を開始した。3月3日には、正式リリース前にして早くもTwitterの認証マークを獲得している。
大陸版のスタート直前には日本で「オース・オブ・オーシャン」(商願2019-084404/084405)と「オース・オブ・ザ・シー」(商願2019-087055/087056)の2通りの商標が出願され、その3ヶ月後に出願された「蒼藍の誓い ブルーオース」(商願2019-125076/125077)が決定版の邦題となっている。英語圏では直訳の "Blue Vows" もしくは "Blue Wars" の仮題で紹介されており、後者の仮題からBWと略されることがあった。
また、日本から招いた作曲家の手になるテーマソングでは「紺碧の誓い」と言う原題の直訳とおぼしき題名が付けられている。
日本版のTwitterアカウント開設と同時期に繁体字版も発表され、韓国版もYouTubeチャンネルを準備するなど広域展開の動きを加速させているが、このうち繁体字版は雪風の登場を待たず半年で撤退に追い込まれた(繁体字版運営では日本版への移動を斡旋しており、現地のストアでも日本版のDLが可能になっている)。

艦これを始め同ジャンルのタイトルの多くと共通で、史実の艦船擬人化キャラ「戦姫」が謎の「ゲート」から現れる敵対勢力「ムーバー」の(深海棲艦っぽい)「戦鬼」と戦うという設定。この辺りも艦これに近く、ヤバいと言われる由縁である。

登場艦船は第二次世界大戦期のものが中心で日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリアの6陣営に絞られていたが、2019年末にソ連、2020年4月に大戦期の中華民国から1隻ずつ、同年12月にトルコから1隻追加されて9陣営となった。さらに後には敵であるはずの「戦鬼」や第三勢力「フェニー」の「戦禽」もプレイアブル実装されている。
キャストは日本の声優がメインで、大陸版でもスタート当初は配音員(中国語キャスト)を起用していなかったが序盤のチュートリアルのみ部分的に中国語音声が使われており、後に追加された寧海級に関してはアズレンと同じように配音員を起用して中国語音声を収録している(日本版はアズレンと同様に別キャスト)。艦船擬人化ジャンルではアズレンに次いで2作目の起用となった釘宮理恵、ジャンル初出演の水樹奈々や田村ゆかり、本作への出演発表直後にアズレンで起用された丹下桜や川澄綾子などの大物や艦これ以外の他艦船擬人化ゲー初出演となる能登麻美子などが起用されているが、日本に進出した全タイトル出演記録更新中でグランドスラム維持がかかる上坂すみれはソ連艦がまだ少ないからか今のところ見当たらない。豪華キャストを活かし、ストーリーパートは基本フルボイスとなっている。
またユニークな機能として、ニコニコ・ビリビリ動画ライクな弾幕機能がストーリーパートの画面に実装され、実際に打ち込んで流すことができる。

評価(ブルーオース)

特にシステム面が「アビホラよりこっちの方がよっぽど艦これアーケードそのままでヤバイ」とされており、正式リリース後もその評価は特に覆ってはいない模様。 BGMに藤澤慶昌、立山秋航、大川茂伸、福廣秀一朗、SHIKI、G-Angleと日本のアニメで活躍する作曲家を取り揃えている。事実上の日中共同開発に近い体制からもアズレンやアビホラに続き明らかに日本市場をメインターゲットとしていると考えられるが、いわゆる「東京地裁悔戦」の影響からか進出のタイミングをかなり慎重に見計らっていた形跡がある。
このため、日本ではむしろセガ【ら】が第二次東京地裁悔戦に踏み切るかどうかの方が注目されている状況であり、事前登録開始直後からイキリ艦太郎共は「こっちも訴えろ」と必死にセガ【ら】を焚き付けていた。そして、予想通りと言うべきか3月26日に名指しこそしていないもののセガ【ら】の大本営発表が行われ、第二次東京地裁悔戦のフラグを立てられた状態となっている。なお艦これアーケードは筐体の消費期限が迫りつつある
参考として、開発元のBabeltimeは香港の現地法人を通じて2018年夏から『三国IKUSA』を日本向けにリリースしているが、同作はDMM GAME PLAYER向けにも提供されている

艦これとの関係(ブルーオース)

戦闘では移動方法を操舵輪型のバーチャルパッドか左右ボタンのどちらかに選べるのだが艦これアーケードと似ており、船速は3段階(艦これアーケードは7段階)、接敵のサイレンから戦闘方法までまんまである。おまけに演出のカットやリズムも似ているため、日本上陸の暁には艦これアーケードに嫌気がさしたプレイヤーが拒絶反応を示さないか、つーか大方の予想通りに特大ヒットマークを点灯させた【ら】が第二次東京地裁悔戦を吹っ掛けないか気になるところではある。

しかし、前述の通りPCクライアントがエミュレータではなく公式に提供されているため、市場としてはアーケードよりも本家短冊プルプルの方がダイレクトに競合し得るところである。

誓約少女~祝砲の元に集いし戦姫たち(Babeltime)

2022年リリース予定の放置系RPG。「オースシリーズ」の第2弾となっており、世界観こそ共通しているものの、登場艦のデザインやCV、性格などは一部変更されており、蒼藍にはいなかったキャラも存在している。 2022年3月に「オース×ガールズ 祝砲の下に集いし乙女たち」の仮題でクローズドベータテストを開始したが、その時点での登場艦には艦これ出演者は一人も確認されなかった。同年8月にAndroid限定で2回目のクローズドベータテストを実施したが、この時はタワーディフェンス形式に変更されており、新たに白城なおの出演が確認された。その終了後の9月8日に名称が変更され、28日に事前登録が開始された。

ヴェルコ:ヴェルヴェット・コード(GameHours)

2020年3月に発表された新作タイトルで、開発は上海九游網。現時点では、原画家やキャストの公開と3/31〜4/7に第1次、9/11〜25に第2次βテストを実施したのみとなっているが、8月末に政府審査を通過して以降は特に動きが無いまま翌2021年4月に日本版が「第8の他艦船擬人化ゲー」としてGameHoursから「今夏リリース予定」と発表された。しかし、その後に発表されたパズルガールズが先にリリースされ、ヴェルコは「今冬リリース予定」に延期されたため、9番目となった模様。その後11月25日から12月2日にかけてクローズドβテストが行われた後、12月16日に事前登録を開始、2022年2月16日にリリースされた。
英題は"OTHILA: Azure Aria"とされているがこのタイトルのまま日本へ上陸するとは考えにくく、結果的には『ブラック・サージナイト』と同じように英題とは乖離した独自タイトルが設定された。

ジャンルは「3Dアクション」で、アビホラや蒼藍に続く3Dモデリング主体のタイトルとなっている。また、プレイヤーの「提督」呼びは艦これと最ラブ以来3タイトル目となる。
βテスト段階では他のタイトルと同じように日本艦のみ変名(和諧、河蟹)だったが、いつの間にか公式サイトでは陣営(連合・枢軸)を問わず全ての艦船に変名(レキシントン→灰夫人、ヘレナ→電探王など)が適用されるようになっており、香港情勢に絡んでなのか政府審査の締め付けが厳しくなっていることを伺わせていた。ところが、年が明けて2021年以降は一転してWeiboでのキャラ紹介が日本艦を含め実名化しており、混乱が見られる。

声優陣は毎度おなじみ上坂すみれを始め、βテスト版の段階では艦これ出演歴があるところでは伊瀬茉莉也、川澄綾子、能登麻美子、本渡楓、そして他艦船擬人化ゲー初出演となる飯田ヒカルが確認されていた。2022年2月の正式リリース後には、新たに白城なおがキャスティングされている。
(以下製作中)

脚注・出典

  1. 最ラブの大陸版タイトルも「艦姫」で同作を運営していた緑岸網絡が中国において商標登録しているが、権利行使はされていない
  2. 奴らの中では和解=勝利した扱いらしい。配信停止が目的だったはずなので完全敗北といっても過言ではないのですがそれは