「伝統工芸品「東叩き棒」」の版間の差分

 
79行目: 79行目:
  どんど焼きの火にくべるよう職員に強要した。止めに入った参拝者が男に顔を殴られるなどしたために職員が通報し、その場で警察に取り押さえられた。
  どんど焼きの火にくべるよう職員に強要した。止めに入った参拝者が男に顔を殴られるなどしたために職員が通報し、その場で警察に取り押さえられた。
  調べに対して男は「東の方を攻める艦隊が必要だ」などと支離滅裂な供述をしているため、茨城県警は鑑定留置を視野に入れて慎重に捜査をしている。
  調べに対して男は「東の方を攻める艦隊が必要だ」などと支離滅裂な供述をしているため、茨城県警は鑑定留置を視野に入れて慎重に捜査をしている。
==艦国人留学生 東叩き棒文化を学ぶ==
<pre>
消滅危機に晒されている小多村の伝統工芸、東叩き棒の文化を後世に伝えようと保存会が努力している。
昨年春に艦国から留学してきたコ・ピペさんとガ・イジさんは東叩き棒の文化を知って、保存会に是非東叩き棒を作りたいと願い出た。
「願ってもないことでしたので涙が出そうなぐらいでした」と保存会会長は後継者の登場に顔をほころばせる。
東叩き棒は毎年夏に鎮守府神社で行われる終魂祈願祭に用いられる。東の方角を向いて「ずん」と「ずん」が従える悪魔の女の像を目掛けて叩くのだが、
参加者のマナーが年々悪化していき2015年には参加者が乱闘騒ぎを起こして祭は衰退した。
さらに東叩き棒制作の第一人者、東安置氏の死去を受けて後継者不足となり、東叩き棒の伝統は途絶えようしていた。
しかし昨年、動画投稿サイトに投稿された終魂祈願祭の動画が艦国で人気となって、それを真似たアズレン撃沈祭という祭りが執り行われた。
コ・ピペさんとガ・イジさんは小多村で購入した東叩き棒、艦これ棒を購入して撃沈祭に参加。言いようのない興奮を覚えたという。
「撃沈祭は私たちの人生を変えてくれましたが、同時に本場の終魂祈願祭が衰退したと知って悲しみも覚えました。私たちの手でもう一度蘇らせたいです」
と二人は口を揃えて語った。
現在、二人は叩き棒のうち最高傑作と呼ばれる艦これ棒に工夫を加えたものを「艦これ棒第二期」と称してネットで通販を行っている。
棒の一つ一つにはずんを呪う呪詛の言葉を、拙いながらも日本語で書き記されている。
「この夏の終魂祈願祭では多くの若者たちが私たちの作った棒を持って参加すると言っています。非常に楽しみです」
二人の熱意はやがて小多村の熱も上げることだろう。
(文責:綾瀬なずな)
</pre>


==脚注・出典==
==脚注・出典==
4,969

回編集