海防艦

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2021年11月24日 (水) 10:50時点におけるDr.natural (トーク | 投稿記録)による版 (→‎日振)
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艦これに登場する艦娘のうち、海防艦の問題点

声の欄に「」がある出演声優は、他艦船擬人化ゲーのキャスティング歴があることを表す。
また「」がある声優は、引退のためボイスの新録が無くなったことを表す。

概説

他艦船擬人化ゲーが続々と日本へ上陸し始めた2017年から登場。
海防艦と呼ばれる船は太平洋戦争突入以前の旧式艦と、突入後に再定義され現在の護衛艦の原型となったものの2種類があり、艦これで実装されている艦は今のところ全て後者に該当している。


愚痴スレでは当初、海防艦を実装する理由として「アズレンの睦月型に対抗するつもりなのではないか」と言われていたが、現在では「他所様には存在しない艦種だから艦これの独占状態に出来る」「性能上数を増やしても大して悔しくない(後述)」というのが定説となっている。護衛艦に並々ならぬ執着を見せる艦王が6周年記念インタビューで「まだまだ出したい艦が大量にある」と述べているため、今後もネタ切れ対策の頭数合わせで量産していくものと見て間違いないだろう。

なお海防艦実装当時、アズレンは日本はおろか大陸ですらサービスを開始していない。日本では精々「中国産の艦これインスパイアのゲームが日本に上陸する予定らしい」といった噂が流れていた程度であったため、もし本当に海防艦がアズレンの睦月型に対抗するつもりで実装されたのだとしたら、艦王は最近では考えられないほど迅速に情報をキャッチして行動を移したことになる。

海防艦の問題点

艦これにおける海防艦は性能が問題だらけの駆逐艦より更に低性能であり、キャラクター性についてもこれと言った個性付けがない。つまりはそういうことです。
現在全員改までしか実装されていないが、駆逐艦より小型艦であるからか改の時点で駆逐艦改二と同程度の高い回避値となっている。更に内6隻については運が全キャラで見ても最高クラスに高いため、下手な駆逐艦よりも高い回避能力を有する。なお全員揃いも揃って低速なのだが、艦種の装備特性として缶&タービンが装備出来ないために高速化する事が出来ない上、ドラム缶や探照灯などの主力に持たせたくない類も装備出来ないので潜水艦殴り以外に能がない。

火力が低く、雷装は全員0。昼戦もダメなら夜戦はカス以下の役立たずなので、艦隊に加えるだけで著しいハンデを背負う事になる。
対潜以外には全く取り柄がないため通常の海域に出すのは不向きだが(出せて対潜MAPである1-5)、燃費だけは良いため遠征の自由枠に適している。
大半の遠征が「駆逐艦○隻以上」を成功条件にしているため、自由枠に組み込みにくいのが難点だが。
一応ルート分岐条件などでは駆逐艦と同列扱いになっている事が多いため、駆逐艦の代わりとして使おうと思えば使える(突破出来るとは言ってない)。

尚艦これの仕様として轟沈ストッパーというシステムがあるのだがこれにより一部の海防艦や状況を除いてワンパン大破がされなくなっている。(例外的状況は魚雷や航空戦など攻撃が2本以上一度に当たる状態、ちょうど大破するダメージを与えられた時)

それ故駆逐艦より大破しにくくなっている(最近では同様の事象として「大和より宗谷の方が壊れにくい」というわけのわからない状態が観測されている)

一方イベントではE1が対潜マップになっている事が多く、海防艦がルート固定艦として指定されることが多い(されてなくても暗に海防艦を使えと言わんばかりの設定になっている)。
しかし対潜マップなのに道中に敵水上艦が出るため、駆逐艦以上に脆くて火力もない海防艦が狙われたことで撤退に追い込まれるケースが跡を絶たない。
そのためイベントの初っ端から安定のために支援を出さなければならないことになり、海防艦が実装されてからは事実上全海域で道中支援が必須となってしまった。
当然支援に出せばキラキラが剥がれてしまうため、キラ付けにかかる燃費と手間暇を考えれば、海防艦の利点である低燃費など何のメリットにもならない。

この他にも、ルート分岐に海防艦を要求する対潜マップのくせにボス旗艦が海防艦ではどうあがいても倒せない水上艦だったなどということが稀にあったりする。
敵が潜水艦だけのマップだったらここまで足手まといにはならず、むしろ低レベルで先制対潜可能になる便利なキャラとして使えるのだが…

そんな海防艦の数少ないメリットの一つが、近代化改修の餌にすると運か対潜値が上がるかもしれないことである。
同型艦を2隻以上同時に食わせれば、もしかしたら耐久値も上がるかもしれない。改同士だと能力アップの確率が上がるかもしれない。
無論艦王が簡悔要素を入れないわけがないので、数少ないメリットにすらも当然のように「運がよければ」という不確定要素が入っている(要は確実に上げる方法は無い)。
仮にも実際の艦艇を擬人化したキャラを強化素材という名のただの餌扱いするとか不謹慎なことこの上ないのだが、他ゲーには難癖をつける艦豚達は特に反応を示さない。

そして2019年9月現在、実装されている大半の海防艦が期間限定イベントの中でしか入手ができないという、強化素材として考えても致命的な欠点を持つ。
無理やり擁護するなら「先制対潜艦が揃ってない初心者救済用の艦」と言えなくもないのだが、艦王本人がそうとは一切考えていないため台無しになっている(後述の平戸の項を参照)。

また最近はその海防艦がドロップする期間限定イベントでも海防艦にドロップ制限がかかることがある。

尚海防艦初実装は2017年5月2日、先述の海防艦による近代化改修は2017年9月29日であることを付け加えておく

余談として、海防艦は現在他艦船擬人化ゲーには一切実装されていない[1]

分類記号について

艦これでは海防艦の船体分類記号が「DE」になっているが、これは本来護衛駆逐艦(Destroyer Escort)を意味するものである。
そのために本来表記されるはずの護衛駆逐艦に対して「DE」が使えなくなっており、護衛駆逐艦であるはずのサミュエル・B・ロバーツが普通の駆逐艦扱いの「DD」枠に入っている。 なお船体サイズから考えると、本来海防艦が該当する船体表記はフリゲート(PF)もしくはコルベット(PG)になると思われる。

ちなみに、第二次大戦時代のコルベットは漁船をベースにした超小型の対潜護衛艦を指す。船体があまりにも小さすぎて外洋航行に難があった。
一方フリゲートはコルベットよりは大きいが駆逐艦より小さく、一応の外洋航行能力を有する対潜護衛艦である(イギリス海軍でのみ「スループ艦」という分類があるが割愛する)。
上記の2艦種と海防艦を比べた時、排水量だけ見るとコルベット並みだが一応の航洋性を持っているため、海防艦はフリゲートとも言えなくもないという立ち位置になる。

なお某知恵袋にて「海防艦を米軍の艦種記号で表記するとしたら何が適切か」といった質問が2015年時点で存在しており、それに対して「(護衛駆逐艦と用途が被ってるから)ずばりDEやろ」といった意見が上がっている。確かに海防艦の用途は護衛駆逐艦とほぼ同じであるが、一方で海外の海防艦に相当する艦に充てられている英語名は「Coastal-Defense-ship(海防戦艦)」である。
また艦王が遊撃部隊を表現するために常用している「YB」を始めとした帝国海軍符号の中においては、海防艦は「CD」(恐らくCoastal-Defenseの頭文字を取ったもの)の文字が充てられている。

以上を纏めると、海防艦に「DE」の文字を充てるのは用途の面からありえなくもない話だが、帝国海軍符号である「CD」を無視してまで行う意味は薄いと言える。
ぶっちゃけ、史実にこだわる割にその辺の知識がガバガバなのが艦王もとい運営なので、特に考慮すること無く適当に設定したのだろう。

占守型

全4隻。海防艦では最初の艦型コンプリートを達成しており、いずれも外部絵師のUGUME氏がキャラデザを担当している。
しかし占守と国後のデザインは艦豚共に不評だったらしく、「そこいらのギャルゲーorエロゲに出てきそう」「艦これらしくない(艦これらしさって具体的に何なんだ?)」「むしろ戦艦少女みたいだ(他ゲーへの風評被害)」などとコキ下ろしまくった結果、UGUME氏がツイッターで「どこが悪かったのか教えてくれ…」とこぼしグロッキー状態に陥ってしまった。そのため、後2隻は赤坂ゆづによるペドリアン化が必至と見られていたがどうにか免れた。

なおこの一連の流れについて、後に艦豚共が戦艦少女のユーザーに押しつけようとしたため大顰蹙を買った。これが艦豚十八番の擦り付けmoooooodeである。
後述の択捉型、日振型、御蔵型とは違って、UGUME氏に季節絵を描かせようといった空気もない。氷祭りでは児童用に用意された海防艦コスプレの衣装からもハブられている。

占守

  • 画:UGUME
  • 声:咲々木瞳

占守型海防艦1番艦。17春イベのドロップ艦として先行実装。
現在においても通常海域でのドロップは確認されていないため、欲しい場合はイベント海域のドロップで狙う事になる。
近年ではドロップの機会が増えてきているため比較的入手しやすい部類。

キャラとしては「しむしゅしゅしゅ」という一発芸で終わった模様。それだけ?(睦月)
語尾に「っす」を付けて喋る唯一のキャラではあるのだが、それだけでは(悪い意味で)ネタに溢れる艦これ界隈での空気化は免れなかった。
むしろ、先述のセリフのせいで頭のおかしい奴として扱われていたりもする。それでもキャラが薄いことには変わらないが。

国後

  • 画:UGUME
  • 声:咲々木瞳

占守型海防艦2番艦。占守と同じく17春イベのドロップ艦として先行実装。
基本的には占守のコンパチ性能。あえて言うなら、海防艦改の中では「九五式爆雷」を持ってこないという点では珍しいかもしれない。
占守はE3ボスでドロップするが、国後はE2ボスから邂逅可能だった(択捉はE4)。そのため、占守型としても海防艦全体としても当時一番最初に邂逅できる海防艦は国後であったと言える。

占守は上記の口癖(しむしゅしゅしゅ)による一発芸があるが、国後には特にそういったものは無いので占守以上に空気気味(一応ツンデレキャラではある)。
一部台詞で子日や神風との絡みもあるが、相手側から国後への言及は一切無いのであまり意味のない設定となっている。

それどころか、瑞雲祭り1回目で声優が土下座(史実ネタ)をしたせいで余計にヘイトを買う羽目になり、話題に出し辛くなってしまったという経緯もある。
髪色だけで言うならばピンクなので、占守よりも「そこいらのギャルゲーに出てきそう」な見た目ではあるのだが…

なお、この髪色を指して「アポロチョコっぽい」と言われる事もあるが、これは日露戦争で鹵獲された汽船「アポロ」を改装した「運送船・国後丸」から来たネタとも噂されている。
あくまで提督間の噂レベルでかつ、同じ名前がつけられていただけの別のフネの話だが。ただ、艦王史観的には同一艦船・転生体判定が下されそうな設定ではある。

そんな経緯があったせいかどうかは不明だが、何故か占守に比べてドロップが渋られやすい。
別に強い装備&特殊な装備を持ってくるわけでもなく、性能自体も占守の方が若干優勢なのにである。

八丈

  • 画:UGUME
  • 声:高尾奏音

占守型海防艦3番艦。19冬~春アップデートの家具にある雛壇で登場が示唆された後、19春イベ前段で登場した。石垣およびジュゼッペ・ガリバルディと共に、令和初の新規登場艦と言うことになる。
同イベのE2突破報酬なのだが、このマップが過去に類を見ないレベルの簡悔構成になっており、ここすらも突破できない(≒八丈が手に入らない)人が大量発生していた。

前述の通り占守と国後のキャラデザが艦豚に不評だったため、択捉型と同じくペドリアン化が懸念されていたが、UGUME氏が続投している。
もう振っ切れたのかエロゲっぽい描き方かつ、中破では今時見ないベロ出しの表情が使われている。

石垣

  • 画:UGUME
  • 声:高尾奏音

占守型海防艦4番艦。19春イベで登場。当初は八丈のみ登場するものと見られていたが、頭数合わせのため両方登場させることが確定し、海防艦としては初の艦型コンプリートとなった。
ドロ率1%の壁を越える運があれば、同イベ実装組の中で最速で入手可能だった。その後のイベントでは頻繁にドロが確認されている所を見ると、艦王的には大和と違って取られても悔しくなかったらしいが。

ちなみに海防艦は【何故か】他の艦種に比べて、運営がキャストを「紹介しそびれた」とか言い訳しながら長期間にわたり非公表とすることが多い。
しかし八丈と石垣のCVについては艦王ご執心の16歳(※出演当時)であることが、演じた本人の自己申告により公表された。
一方、同時に登場したガリバルディはキャストがコンプティーク7月号で非公表とされていたことから、艦王が16歳(当時)を依怙贔屓して本人によるキャストの自己申告を例外的に認めた疑惑が浮上している。

択捉型

全14隻中6隻が登場。一般的には独立した艦型として扱われているが、海軍省が定めた分類では占守型として登録されている。

艦これにおいては、その特徴的な顔の造形(輪郭がホームベース、顔に対して目が異常に大きいetc)からペドリアンの蔑称で呼ばれている。
先述の通り、UGUME氏が描いた占守型に対する艦豚からの不評やアズレン睦月型への当て付けといった諸々の理由から、社員である赤坂ゆづ製の低コストなペドリアンが大量生産されることになった[2]

占守型とは違い大量生産の関係で同型艦が多いので、近代化改修の餌として使いやすいのはメリットかもしれない(簡単に入手できるとは言ってない)。

カレー機関において「ゆるゆるエトロフ型」と称して表情を簡略化し、名前をカタカナ表記にした【謎の】グッズ(ステッカー、アクリルスタンド)が作られたことがある。
一応DMMの著作権表記[3]はあるのだが、「艦これを看板として使うために露骨に匂わせている」一方で、艦娘の無断借用を突っ込まれた際には「海防艦と同一の存在ではない」と釈明する逃げ道を残しているようにも見える。要は(自称)公式のパチモノグッズのキャラにDMMの名前が使われている。(公式なのにパチモノとはこれ如何にと言われそうだが、私にも分からん。)

ちなみに【何故か】リシュリューもゆるゆるエトロフ型にカテゴライズされており、パチモノ感は加速する一方である。

2020年3月に択捉と松輪役の首藤志奈氏が、よりによってアズレンのブルーギル役で“一本釣り”を決められ、海防艦のキャストでは初の【裏切者()】認定が下された。
そのため、現在は艦王のペドリアン推しに突如として黄信号が点灯した状態である。

択捉

  • 画:赤坂ゆづ
  • 声:首藤志奈

択捉型海防艦1番艦。17春イベのドロップ艦として先行実装。ドロップ場所はE4ボス。
択捉型は真面目キャラが多いのだが、択捉の場合はネームシップの慣例からか特に真面目ちゃんなキャラ付けがなされている。
だからなのか、期間限定台詞は初期に実装されたキャラ並に短いものが多い。

通常時の立ち絵はまだ普通なのだが、限定立ち絵などでは角度が変わるせいで顔がやたらと下膨れる。
食べ物系のイベントに使われているためとかそういうの関係なく、なぜか回を追うごとに顔がどんどん丸みを帯びてきてただのデブと化している(通称:ペドデブ)。
リアル幼女の生々しさを追求する絵師の探求っぷりにガチ提督は興奮している様だが、艤装は省かれる傾向にあるのはどうでもいいんだろうか。艦船擬人化って何だっけ?

2020年3月にCVの首藤志奈氏がアズレンのブルーギル役で“一本釣り”されて28人目の裏切者認定()を受けたため、艦王が海防艦初のヒットマークを出すのかどうかが注目される。

松輪

  • 画:赤坂ゆづ
  • 声:首藤志奈

択捉型海防艦2番艦。17夏イベのドロップ艦として先行実装。ドロップ場所はE5ボス。
E5自体が長丁場かつボスマスで大破を量産させられるクソ海域な事もあり、当時の掘り作業は資材の減りも考慮すると地獄の一言。
だがそのすぐ後の17秋刀魚祭りにて、1-5で一隻限定ながら掘る事が可能に。(あんな難所に置いた意味)

近年のイベントではドロップ箇所が増えており、最難関だったのは良くも悪くも17夏E5。
【海防艦】は無理に掘らなくてもいいという見本がコイツによって作られたと言える。

キャラは臆病で気弱。常に何かに怯えているといった感じ。顔にそばかすがあるという珍しい特徴を持つ(実装当時は低解像度だったため、気が付かないで描き忘れる人も多かった模様)。
そのせいか戦闘関係の台詞が(薄い本で)誰かに襲われてるようなもの多し。

2018年12月7日のアップデートで【XMas】mode差分が追加された。

佐渡

  • 画:赤坂ゆづ
  • 声:今村彩夏

択捉型海防艦3番艦。17秋イベの報酬艦として先行実装。海防艦としては初の突破報酬艦。

キャラとしては遊び盛りでボーイッシュなガキンチョ。
悪口らしい悪口は言わない上、イタズラも特にしないので悪ガキではないようだ。通常絵の表情は悪ガキっぽいけど。 口を空けている絵が多く、赤坂絵にてよく発生する口を空けていると下膨れやすい影響を一番受けているキャラでもある。

なお中の人である今村彩夏氏が声優業を引退したため、予め撮り溜めをしているか艦王がキャストの変更を決断しない限りは改二の実装は絶望的と考えられている。

対馬→臨安

  • 画:赤坂ゆづ
  • 声:今村彩夏

択捉型海防艦7番艦。17秋イベのドロップ艦として先行実装。
意味深かつ狙い過ぎレベル(その手のキャラである如月・朝潮・夕雲以上)でそっち系を連想させる台詞が多いため、艦豚からは【魔性の対馬】と呼ばれている。(ただし見た目はペド)

雪風や初梅(艦これ未実装)ほど知名度は高くないが、戦後に中華民国海軍へ賠償艦として引き渡された艦であり、その際に「臨安」へ改称している。
そのためか、引き出しが碌に無い艦王によるキャラ付けのせいで放置の際に執拗に「台湾」を連呼するので「台湾bot」と呼ばれることも。

全体的に配色が紫寄りな上に、何故かこの子だけ要所要所にグラデーションがかっているためとてもケバい。
特に19冬~春に限定実装された桃の節句modeは、同じく実装された福江共々顔の不気味さから「どこの妖怪だ」などとツッコミを入れられまくった。
なんか着物がバキバキに硬そうなんですけど、これでどうやって動いているんですかね…(野暮気味)

中の人が引退してから3ヶ月半後の18秋~冬のアップデートでボイスが追加されたため、録り貯めした音声をお蔵出ししているケースがあることを示す形となった。
その後も7周年記念8周年記念などで、佐渡と共に延々と記念ボイスが追加され続けている[4]

なお佐渡と同様、中の人が声優業を引退しているため、同じ理由から改二の実装は絶望的と見られている。

平戸

  • 画:赤坂ゆづ
  • 声:森山由梨佳

択捉型海防艦9番艦。令和元年冬イベにおいて、後述の福江以来1年半ぶりに増殖登場した眼鏡ペドリアンもといペドゴブリン。読みはひらどじゃなくてひらと
登場直後は「赤坂でなく後輩の家具絵師の誰かがデザインしたのではないか」という見方もあったが、カレー機関のグッズ「ゆるゆるエトロフ型」に含まれているためペドリアンの1隻と見て間違いない。

1990年代を彷彿とさせる等身に合わないギョロ目(RPGのゴブリンみたいだとも言われる)に白髪ぼさぼさ髪という強烈な個性をもつ。
通常絵はやたら透け透け感のある衣服にカーテシーもどきなスカートたくし上げポーズ。中破するとガーターベルトが露出して邪気眼宜しくオッドアイ化する上に片手で乳首隠すという誰得マセメスガキになる。
つーかそれ以前に通常立ち絵のプリーツスカートが下半身に張り付いてるってどういう状況やねん赤坂ァ!

更に性格はダウナー気味で虐待属性持ちというニッチ属性の二郎系ラーメンと言わんばかりの凶悪な属性過多であり、2019年登場の全16隻中でNo.1のインパクトもといゲテモノ枠だと大いに話題になった。

こんな誰得とは言え露骨なイレイチンコン振りにもかかわらず、エロ常連のパセリキャラやマウント目的でしずまくんキャラを持ち上げる流れに取り残されたためにprayer達からの反応は薄い。
代わりにその強烈なビジュアルから顔面音割れポッター化コラ画像などよく分からないものを作られたりと意図しない方向性でおもちゃにされている。

ちなみに令和元年冬イベでは、ドロップ場所がE5戦力ボス1(ガシャン有り)だけという簡悔全開な配置&難易度によってドロップ率が異なると明言されており、基本的に最低難度の「丁」では出にくいようにされていた。冒頭の「海防艦=初心者救済要素」という数少ない存在意義をけんちょん自らが完全否定した一幕である。

その後は手に入れられても悔しく感じなくなったのか、最近のイベントではボコボコ出るように設定されており、手に入りやすくなった影響か反虐待保護系のエロ同人が多数出回るようになった。 それに合わせてかどうかは知らないが、追加グラでは目が赤く発光するようになった。

福江

  • 画:赤坂ゆづ
  • 声:小松真奈

択捉型海防艦10番艦。18春ミニイベ、通称「米騒動」でドロップ艦として先行実装。何気に同年では唯一の大型イベント以外で実装された艦である。

キャラとしては長門や磯風みたいな武人系(でも見た目はやっぱりペド)。
2-4ボス、6-2ボスとボス到達率の低い難所に配置され、当該イベントの(食料の収集し辛さ含む)クソっぷりと共に多大なヘイトを集める。

再実装の機会こそ18秋イベ18秋刀魚令和元年冬イベと18年秋に入ってから多くなっているが、難易度によっては出ない、周回には手間がかかる、資材を多く飛ばすなどと一筋縄ではいかない。
ただ掘りの難度自体は徐々に緩和されており、19年度はいつぞやの松輪みたく割と簡単に手に入るようになった。

福江のキャラ絵は元々評価の低い択捉型の中でもぶっちぎりで評価が低く、愚痴スレの「デッドスペースの胎児型エイリアンみたいだ」という書き込みから「ペドリアン」という呼称が誕生した。
ちなみにこの「ペドリアン」は元は福江だけを指していたのだが、その語感の良さから後に択捉型全般を指すようになった。また「つるピカハゲ丸くんに似ている」と言われることもある。
なお読みが「ふかえ」となっていることから「また誤植したのか」と疑いをかけられたことがあったが、後に「ふかえ/ふくえ」のどちらでも正しいことが判明したため収束している。

登場からまる9ヶ月も担当声優が非公開とされていたが、当初から「エース声優の誰か」と見る意見が有力だった。
結局、コンプティーク2019年3月号に掲載されたインタビューにてようやく小松真奈氏と確定した。

御蔵型

全8隻中2隻が登場。艦これ赤城のパクリ疑惑の際、パクリ元の絵師として知られていたA士(acea4)が担当している。

御蔵

  • 画:A士(acea4)
  • 声:内田秀

御蔵型海防艦1番艦。19秋イベで登場。通称・潰れ饅頭。

ズッ友ことZECOの後輩(単なる知人?友人?)の中でも、艦これ赤城のパクリ元と見られる赤城を描いたA士をピンポイント採用した一体。
その絵柄は過去にUGUMEくん作の海防艦に対して「戦艦少女っぽい」などといちゃもんを付けていた艦豚へクリーンに刺さる、「最初期のパチもんなノリ丸出しの頃の戦艦少女っぽい」もの。
そのため、このキャラの存在そのものが艦豚にとってのヒットマークの塊であり、また艦豚への痛烈なFFとなっている。

なお上述の内容を無視したとして、単純に一商業イラストとして見ても出来が悪い。
実装当初、アス比を若干縦長にしたら人型部分のバランスがよくなったためにアス比操作疑惑が浮上していたが、艤装やアクセサリ等の形が不自然に歪むことから素でそんな出来である事が判明している。

19秋イベでの実装艦であるが、モチーフとなっている戦役とは一切関係が無い。
またけんちょんのお得意アイコン芸で登場することもなければ、イベントについて【僅か僅かにに】触れているコンプティーク10月号でも触れられておらず、しかもドロ限という徹底的な冷遇がなされている。このため何故このキャラをこのタイミングで実装したのか甚だ疑問であり、傍目には「たまたま御蔵が選ばれて」「イラスト修正の機会も用意されず」「艦これ赤城のパクリ疑惑への免罪符にする為に実装された」ようにしか見えない状態になっている。

性能については、他のステータスが全海防艦の平均値付近で対潜が高め。(つまりクソカテゴリの海防艦の中でも特に目立った特徴のないクソキャラ。)
キャラ付けについても特徴が何一つない真面目ちゃん(句読点が無駄に多いが)で、CVも【いつもの】内田秀と面白みがなく、なんでこんな形で実装したの?というレベルで話題になりようがない。

ところでこのキャラは、A士氏が個人的に趣味で描いた「戦後賠償艦として台湾に渡った駆逐艦(いわゆる陽字号)の擬人化」の一部と共通のデザインであるスカートとパンツを着用している。
果たして戦中に没して消息不明となった海防艦御蔵が、賠償艦として戦後の台湾に渡った後の姿として描かれた駆逐艦達と共通のデザインを有する事には、何か繋がりでもあるのだろうか。
あくまでファンイラストと言うならそれまでの話ではあるのだが、A士登場の経緯とその後のA士の発言や行動の数々から、よく分からない事になっている。
なお、後述の五百島の艦名を定められる前の仮称であった「御蔵」と意図的に混同した可能性も微レ存。

そんな奇妙でかつ真っ黒な経緯から生まれたキャラだが、二次創作ではボクカワウソの飼い主として扱われたり、最後を看取った敷波と組まされたりとそこそこの評価も散見される。
絵師の出身からの連想なのか、過激な口調の台湾国語を話すイラストも多々あるのが特徴(史実的に観るなら対馬でやれよ)。

進水日には御蔵と語感が似ているからと言う理由で、絵師本人が某迷惑腐姉貴宜しくネタ扱いで頻繁にオクラの写真を出しており、それに便乗するネタもある。
ネタならまだしも、御蔵島の戦没者慰霊碑等ヤバエリアにオクラの奉納などはしてはいけない。(戒め)

屋代→正安

  • 画:A士(acea4)
  • 声:松岡美里

御蔵型海防艦6番艦。20夏イベの後段で登場。ボイスでは何故か「5番艦」を自称していた(本来の5番艦は倉橋)。 なぜ誤りが含まれていたのかというと…。
艦王「ソースはWikipedia」が疑惑から真っ黒に確定した瞬間である。

この件を指摘されたのは余程悔しかったのか、【あの】仕事の遅い事に定評のある艦王が「明日中に修正します」と告知し、実際に翌日中に図鑑とボイスの修正を完了させた。
しかも単に5番艦が6番艦に直っただけでなく、セリフの内容が一部変わっていたりするので、切り貼りmooooodeではなくその日のうちに事務所に掛け合って撮り直した事になる。
他のバグ修正やメンテもそれくらいスピーディーに対応してほしいものなのだが[5]

ちなみにこのCV即日修正については、担当の松岡美里氏がアイムエンタープライズの新人枠2人目であることが理由の一つと見られている。
と言うのも、艦王は過去に同じアイムエンタープライズ所属の佐倉綾音氏が担当していた長門のスキルボイスについて、ギャラをケチるために既存の音声を切り貼りしていたことがあり、それがバレたせいで艦王は先方に頭が上がらず再録せざるを得なかったと考えられるからである。(実際、EARLY WING所属である浅見春那の「ガ【ル】バルディ」は未だに修正も入らず放置されたままである。)

キャラ付けとしては性格は普通だが、中破&轟沈含めたダメージボイスが迫真の断末魔であり、生みの親曰く無残に潜水艦に殺された時を表現しているらしい。
ガチリョナラーでもビックリするほどの高音でしゃべるため、視聴の際には注意が必要である。

後述の第四号が大騒動を起こしたこともあり、空気化が避けられない…と思われたが、艦王の「ソースはWikipedia」を証明する立役者となったり、同じ原画家のヘレナがあの芋トレピッドを上回る大炎上を引き起こし、激怒した海外プレイヤーから解任要求署名を立ち上げられる事態となったりと悪目立ちしているおかげで空気化には至ってない。悪名は無名に勝るとはまさにこのことだろう。

日振型

全9隻中3隻が登場。イラスト担当はしばふ。見た目は芋だが、現状海防艦の中ではレア度が高い。
リアイベ用のイラストでの登場の際には、お手持ちの得物をイベントグッズに差し替えただけの通常立ち絵の流用という事が多い。興味がない人にはどっちがどっちだか区別がつかないかもしれない。

未だに3体しか存在せず、同じマスで両方が掘れるといった事もないため餌にし辛いデメリットが目立つ。

日振

  • 画:しばふ
  • 声:大坪由佳

日振型海防艦1番艦。18冬イベのE2突破報酬として先行実装。大規模イベント用の頭数合わせその1。芋好き以外がこんなのを貰って果たして喜ぶだろうか……?
90年代初期ネットで流行った裏ビデオの園児に容姿が似ていた事から、名古屋団地という名称でそういうネタを描くのが一部で流行した。

18春ミニイベ(米騒動)の時は、2-4の道中マス複数箇所でドロップ。平成31年冬イベではE3輸送ボスドロップと、後発のプレイヤーが手に入れるのは難しい。

大東

  • 画:しばふ
  • 声:大坪由佳

日振型海防艦2番艦。18冬イベのE4ボスのドロップ艦として先行実装。名古屋団地かつ大規模イベント用の頭数合わせその2。
ジャーヴィス狙いで掘ってたら出たとかその程度の扱い。それすら出なかった人も一定量いるかもしれないが。

ただこんなんでも現在実装済みの海防艦の中では福江に匹敵するレア艦であり、18春ミニイベ(米騒動)の時は5-5ボスドロップに設定された。
後の平成31年冬イベではE3戦力ボスドロップと、ロクでもない海域にしか出てこない傾向がある。

佐渡に近いワルガキ系な性格や芋ブスな見た目に反して激渋ドロなその設定から、お高い女と皮肉を込めて使われている。
日振と同様にそういうネタの二次エロネタが相当数描かれている。

昭南

  • 画:しばふ
  • 声:

日振型海防艦3番艦。21秋イベで実装。

第二号型

20夏イベにて、鵜来型と第一号型をすっ飛ばして登場。
俗に「丁型海防艦」とも呼ばれ艦王もこの呼称を使用していたが、「丁型駆逐艦」とも呼ばれる松型(及び「改丁型」こと橘型)と紛らわしくなるため、当wikiでは1番艦の名前を取って「第二号型」とする。

なお第二号型の艦名に使用されている番号は2・4・6・8…と、必ず偶数である。前艦型の第一号型(俗に「丙型」)では1・3・5・7…と奇数が使用される。
ただしどちらの艦型にも未成艦が存在するため、一部に番号に欠番が生じている。

第四号

  • 画:ほづか
  • 声:藤田咲

第二号型海防艦2番艦。20夏イベで登場。ペドリアンの愛弟子に当たる家具絵師こと、ほづかが描いたとされている。
見た目は完全に未就学児で、中破でオ◯ツ疑惑まであるガチ愛好家専用(意味深)の仕様となっている。

登場時に「ヨーツ」と自称しているが、紹介文中では長音符号がついていなかった[6]ために直球NGワードとなってしまっていたことから、各所で騒動を巻き起こした[7]

ちなみに実装当日の告知では他のキャラ達と同じように「【丁型海防艦】との邂逅が可能」と告知されていたのだが、次の日の新キャラ告知ではドロップ入手の迅鯨も名前が出ている中で、何故かこいつだけハブられている。

なお同時実装の松にも第四号を呼ぶセリフがあるのだが、こちらは長音なしの直球となっている。

第三〇号

  • 画:ほづか
  • 声:八木侑紀

第二号型海防艦15番艦。21夏イベで登場。

(以下作成中。)


  1. 戦少R・アズレン・アビホラ・蒼藍・ヴェルコに登場する寧海・平海は日本に捕獲され「五百島」「八十島」として海防艦にされているが、この名称ではどの他艦船擬人化ゲーにも実装されていない。
  2. ちなみにペドリアンズは艦豚共からは割と好評。UGUME氏の海防艦たちがダメで、ペドリアン共はOKな理由とはいったい…?もしかして:ブス専
  3. 何故か2020年4月以降に追加されたグッズでもEXNOAへの社名変更は反映されず「DMM」表記のままである。
  4. これに加え、コンプティーク2020年10月号の竹達彩奈インタビューにて、実際に「年単位でのまとめ録り」を行っている事実も証言されている。
  5. なお、一部では修正告知からの録り直しではなく「Wikipediaの記述で5番艦・6番艦の表記があったせいでどっちか分からないため、最初から正誤2パターンを収録していた」疑惑もある。その場合は「記事トップの方が5番艦表記だったからそっちを信じた結果、外しちゃった」という事になるが、まぁあくまで疑惑なのでそんなにむがらず落ち着いて聞き流して下さいね★ミ
  6. 収録原稿の文面の時点で長音符号が抜けた状態だったため、声優側が自主的に長音を入れて誤魔化したという推測が語られたこともあったが、ファミ痛の8周年記念インタビューを読む限り意図的なものではなかったと考えられる。
  7. 【提督さん】達の中でも気にしている・していない人との温度差が大きい状態だった。特に判明当初は、無心で信奉している人達の気にしっぷりが一頭激しかった。