「艦船以外の兵器擬人化ゲー」の版間の差分

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==銃器擬人化==
==銃器擬人化==
天王寺キツネの漫画でアニメ化もされた『うぽって!!』が2009年連載開始で単独のジャンルとしては最初の作品だと思われるが、ゲーム化はされていない。%%そして同じ角川なのに艦これと違って「元祖」アピールは余りしていない%%
天王寺キツネの漫画でアニメ化もされた『うぽって!!』が2009年連載開始で単独のジャンルとしては最初の作品だと思われるが、ゲーム化はされていない。<s>そして同じ角川なのに艦これと違って「元祖」アピールは余りしていない</s><br/>
元々「銃器と美少女」の組み合わせ自体は何がルーツと特定し難い程度には古くから存在しており、兵器擬人化ジャンル内でもそれほど主流の扱いにはなっていなかった。
元々「銃器と美少女」の組み合わせ自体は何がルーツと特定し難い程度には古くから存在しており、兵器擬人化ジャンル内でもそれほど主流の扱いにはなっていなかった。


その状況を一変させたのが、艦これライクなゲームシステムを採用した中でも特に韓国で爆発的なヒットを記録した『少女前線』(邦題『ドールズフロントライン』)である。艦船擬人化では歴史上の経緯から二度の世界大戦を背景とするジャンルと韓国市場の相性が非常に悪いと言う特有の問題点に直面するのに対し、銃器は量産品のためその問題をさほど意識しなくても良いと言うメリットもプラスに働いたと言えるだろう。
その状況を一変させたのが、艦これライクなゲームシステムを採用した中でも特に韓国で爆発的なヒットを記録した『少女前線』(邦題『ドールズフロントライン』)である。艦船擬人化では歴史上の経緯から二度の世界大戦を背景とするジャンルと韓国市場の相性が非常に悪いと言う特有の問題点に直面するのに対し、銃器は量産品のためその問題をさほど意識しなくても良いと言うメリットもプラスに働いたと言えるだろう。<br/>
また、基になった銃器が登場した時代による性能面での格差を艦船や軍用機などの近代兵器に比べれば余り考慮しなくても良いため、16世紀の火縄銃から現代の兵装まで広範囲に共存が可能なことや、艤装がほぼ必要無く擬人化キャラクターにモデルとなった実銃を持たせるだけで格好が付く点は%%同人での%%作画面において艦船擬人化よりメリットがある。そのため、艦船や軍用機の擬人化における艤装型とメンタルモデル型のような区別は無い。
また、基になった銃器が登場した時代による性能面での格差を艦船や軍用機などの近代兵器に比べれば余り考慮しなくても良いため、16世紀の火縄銃から現代の兵装まで広範囲に共存が可能なことや、艤装がほぼ必要無く擬人化キャラクターにモデルとなった実銃を持たせるだけで格好が付く点は<s>同人での</s>作画面において艦船擬人化よりメリットがある。そのため、艦船や軍用機の擬人化における艤装型とメンタルモデル型のような区別は無い。<br/>
美少女化だけでなく美男子化もあり、マーベラスの『千銃士』はスタートと同時にアニメ化されるもゲームは短期間で失速して1年でサ終に追い込まれた。2020年秋には仕切り直しで続編『千銃士:Rhodoknight』が事前登録を開始している。
美少女化だけでなく美男子化もあり、マーベラスの『千銃士』はスタートと同時にアニメ化されるもゲームは短期間で失速して1年でサ終に追い込まれた。2020年秋には仕切り直しで続編『千銃士:Rhodoknight』が事前登録を開始している。


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===ドールズフロントライン===
===ドールズフロントライン===
略称「ドルフロ」、もしくは原題により「少女前線」とも。上海散爆(Sunborn Games)が開発し、2016年に中国でリリースされた銃器擬人化ゲームで%%「2022年予定」とされているが制作しているかどうかも疑わしいZZよりも早く%%2021年中にアニメ化が予定されている(それ以前に10分間の短編アニメを2回やってはいるが)。((銃器擬人化アニメとしては『うぽって!!』『千銃士』に続き3作目))
略称「ドルフロ」、もしくは原題により「少女前線」とも。上海散爆(Sunborn Games)が開発し、2016年に中国でリリースされた銃器擬人化ゲームで<s>「2022年秋予定」とされているが制作しているかどうかも疑わしいZZよりも早い</s>2022年1月にアニメが放送されている(それ以前に10分間の短編アニメを2回やってはいるが)。


前述の通り韓国での人気が極めて高く現地でFGOと覇権を争っており、日本版、繁体字版、英語版もリリース済みでいわゆる「アプリ5大市場」をコンプリートしている。
前述の通り韓国での人気が極めて高く現地でFGOと覇権を争っており、日本版、繁体字版、英語版もリリース済みでいわゆる「アプリ5大市場」をコンプリートしている。その日本語版については当初、上海悠星傘下のWave-Gamesからリリースされる予定だったが同社とサンボーン側の決裂で延期となり、2年後の2018年に新設されたサンボーンの日本法人が直接運営する体制で事前登録を開始した。艦豚は当初艦これライクなシステムを持ち連中が大嫌いな国でヒット中の本作を「艦これに仇する存在」として激しい攻撃を行っていた形跡がある(草百などで確認できる)が、日本版Twitterの第一声が「艦これのような人気タイトルになりたい」だった事やプロデューサーにしてサンボーン社長である<ruby><rb>羽中</rb><rt>うちゅう</rt></ruby>氏が艦これのリスペクトを語っていた事が知られるとその扱いは一転、平松タクヤを筆頭とする'''一部の艦豚が勝手に【艦これチーム】認定'''し「艦これと覇権同士で協力してアズレンを潰そうぜ」とイキリを炸裂させるようになった。<s>こっちくんな</s><br/>
その日本語版については当初、上海悠星傘下のWave-Gamesからリリースされる予定だったが同社とサンボーン側の決裂で延期となり、2年後の2018年に新設されたサンボーンの日本法人が直接運営する体制で事前登録を開始した。
更に間の悪い(?)ことに、日本版リリース直前の7月17日、前述の紛争が原因で日本版タイトルを「少女前線」から「ドールズフロントライン」に変更すると発表されたが、この際にYostarの取締役の名前が出たことに便乗した艦豚が「Yostarが少女前線の商標を勝手に第三者に売り渡し妨害工作を行った」という悪質なデマを流し、両作品のファンから更なる顰蹙を買った。<span style="color:#dddddd;">これに関しては直近に曲解されるような内容の解説ツイートをリツイート&即解除したアズレンサイドにも問題はある。</span>この騒動は<s>艦これ界隈でもお馴染みの</s>[https://www.youtube.com/watch?v=W6gOAxBDiko ソシャゲ事件簿でも取り上げられた]。<br/>
艦豚は当初艦これライクなシステムを持ち連中が大嫌いな国でヒット中の本作を「艦これに仇する存在」として激しい攻撃を行っていた形跡がある(草百などで確認できる)が、日本版Twitterの第一声が「艦これのような人気タイトルになりたい」だった事やプロデューサーにしてサンボーン社長である&ruby(うちゅう){羽中}氏が艦これのリスペクトを語っていた事が知られるとその扱いは一転、平松タクヤを筆頭とする&bold(){一部の艦豚が勝手に【艦これチーム】認定}し「艦これと覇権同士で協力してアズレンを潰そうぜ」とイキリを炸裂させるようになった。%%こっちくんな%%
これによって名実共に【艦これチーム】へ加入させられた本作だが、上陸前から注目していたファン層に激しくウザがられたのは言うまでもない。また、どちらも広義の兵器擬人化とは言えジャンルが大幅に異なると言う事情もあるのだろうが「艦こレーン」のようなクロスオーバー作品は全くと言っていいほど見受けられず、チーム認定していきり立つ艦豚との温度差を感じずにはいられない。


更に間の悪い(?)ことに、日本版リリース直前の7月17日、前述の紛争が原因で日本版タイトルを「少女前線」から「ドールズフロントライン」に変更すると発表されたが、この際にYostarの取締役の名前が出たことに便乗した艦豚が「Yostarが少女前線の商標を勝手に第三者に売り渡し妨害工作を行った」という悪質なデマを流し、両作品のファンから更なる顰蹙を買った。&color(#dddddd){これに関しては直近に曲解されるような内容の解説ツイートをリツイート&即解除したアズレンサイドにも問題はある。}
ちなみに上海悠星はアズレンの日本版と英語版を運営するYostarの親会社であり、同人サークル時代に開発した『パン屋の少女』(2019年に『逆コーラップス:パン屋作戦』のタイトルでリメイク)をリリースした後に敵対関係へ転じている。しかし韓国版はアズレンと少女前線のどちらも香港に本社を置くX.D.Globalのソウル事務所による運営で、合同コラボカフェなども開催されたこともあり、アズレンの開発元である饅頭とは特に敵対している訳ではなかった様子。ただし、後述の通り現在では関係が悪化していると見られても不思議ではない状況である。実際、日本版リリース後はサンボーンがプロモーションでKADOKAWAに接近して<s>かつてはアズレン推しだった</s>電撃から設定資料集やアンソロジーを出している他、商標問題などでYostar等にかなり敵対的な記事を掲載した4Gamer.netは本作を全面的に推し、アズレンフィギュアはノータッチなのにドルフロフィギュアは積極的に作ろうとするグッドスマイルカンパニーなど、「反Yostar」を共通項とする繋がりが形成されている。その後、2020年には「少女前線」の商標が上海悠星から譲渡を受けた第三者よりサンボーンへ再譲渡の手続きが行われたことが特許庁のデータベースで確認されているが、このことについて双方の当事者からこれと言った発表は出ていない。


&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=W6gOAxBDiko)
艦これとの接点はキャラクターデザインでパセリが参加していることや、キャストで日本に上陸した[[他艦船擬人化ゲー]]に出演していない<s>【絶対国防謙】の一角</s>東山奈央や<s>【艦王の楯】を自ら志願した</s>野水伊織らが起用されている点が挙げられるが、前述の「艦これチーム」認定もあり今のところ「裏切者」扱いはされていない(「内通者」と見る向きはある)。<br/>
この騒動は%%艦これ界隈でもお馴染みの%%ソシャゲ事件簿でも取り上げられた。
またシステム面で艦これとの類似点がかなり多くなっている(上記の発言から意図的なもの。流石に轟沈ロストはない)。一応<s>一向に進歩しない</s>艦これよりユーザビリティ自体は良くなってはいるのだが、製造に関しては艦これと全く同じシステムであり、負の部分を引き継いでいる。いわゆる「出撃コスト」と「キャラ入手ガチャのコスト」が共通しており、しかも最高レアの排出率はアズレンと比べると低く、同じ感覚で回すと痛手を被る。後に大型製造という艦これでも不評だったガチャが導入され、一部から懸念された通りの阿鼻叫喚となっている。<s>本国でも運営が後出しで公開したレシピ以外でのピックアップ排出率が0.1%を記録したりと搾取に余念がない。</s>
これによって名実共に【艦これチーム】へ加入させられた本作だが、上陸前から注目していたファン層に激しくウザがられたのは言うまでもない。
また、どちらも広義の兵器擬人化とは言えジャンルが大幅に異なると言う事情もあるのだろうが「艦こレーン」のようなクロスオーバー作品は全くと言っていいほど見受けられず、チーム認定していきり立つ艦豚との温度差を感じずにはいられない。
 
ちなみに上海悠星はアズレンの日本版と英語版を運営するYostarの親会社であり、同人サークル時代に開発した『パン屋の少女』(2019年に『逆コーラップス:パン屋作戦』のタイトルでリメイク)をリリースした後に敵対関係へ転じている。
しかし韓国版はアズレンと少女前線のどちらも香港に本社を置くX.D.Globalのソウル事務所による運営で、合同コラボカフェなども開催されたこともあり、アズレンの開発元である饅頭とは特に敵対している訳ではなかった様子。ただし、後述の通り現在では関係が悪化していると見られても不思議ではない状況である。
実際、日本版リリース後はサンボーンがプロモーションでKADOKAWAに接近して%%かつてはアズレン推しだった%%電撃から設定資料集やアンソロジーを出している他、商標問題などでYostar等にかなり敵対的な記事を掲載した4Gamer.netは本作を全面的に推し、アズレンフィギュアはノータッチなのにドルフロフィギュアは積極的に作ろうとするグッドスマイルカンパニーなど、「反Yostar」を共通項とする繋がりが形成されている。
その後、2020年には「少女前線」の商標が上海悠星から譲渡を受けた第三者よりサンボーンへ再譲渡の手続きが行われたことが特許庁のデータベースで確認されているが、このことについて双方の当事者からこれと言った発表は出ていない。
 
艦これとの接点はキャラクターデザインでパセリが参加していることや、キャストで日本に上陸した[[他艦船擬人化ゲー]]に出演していない%%【絶対国防謙】の一角%%東山奈央や%%【艦王の楯】を自ら志願した%%野水伊織らが起用されている点が挙げられるが、前述の「艦これチーム」認定もあり今のところ「裏切者」扱いはされていない(「内通者」と見る向きはある)。
またシステム面で艦これとの類似点がかなり多くなっている(上記の発言から意図的なもの。流石に轟沈ロストはない)
一応%%一向に進歩しない%%艦これよりユーザビリティ自体は良くなってはいるのだが、製造に関しては艦これと全く同じシステムであり、負の部分を引き継いでいる。
いわゆる「出撃コスト」と「キャラ入手ガチャのコスト」が共通しており、しかも最高レアの排出率はアズレンと比べると低く、同じ感覚で回すと痛手を被る。後に大型製造という艦これでも不評だったガチャが導入され、一部から懸念された通りの阿鼻叫喚となっている。%%本国でも運営が後出しで公開したレシピ以外でのピックアップ排出率が0.1%を記録したりと搾取に余念がない。%%
ちなみにこれとは別に(実質)課金専用のガチャも存在するが、そちらは着せ替え・家具のみの対象で着せ替えスキンの排出率はかなり低い(天井に相当するシステムはある)。
ちなみにこれとは別に(実質)課金専用のガチャも存在するが、そちらは着せ替え・家具のみの対象で着せ替えスキンの排出率はかなり低い(天井に相当するシステムはある)。


ゲーム性については、基本的には広大なマップを道を塞ぐ強固な固定エネミーとそれに関連したギミック等に逐次対応しながら進行していくといった内容。
ゲーム性については、基本的には広大なマップを道を塞ぐ強固な固定エネミーとそれに関連したギミック等に逐次対応しながら進行していくといった内容。ルート設定は手動、戦闘はオートだが一部介入可能となっており、オート周回機能は実装済み。<br/>
ルート設定は手動、戦闘はオートだが一部介入可能となっており、オート周回機能は実装済み。
また、弾薬や配給をMAP上で都度補給しないと一切の戦闘が不可能になってしまうため、総じて劣悪な周回性となっている。その代わりに一度クリアしてしまえば周回性の優れたルートか別ステージが解放される。<br/>
また、弾薬や配給をMAP上で都度補給しないと一切の戦闘が不可能になってしまうため、総じて劣悪な周回性となっている。その代わりに一度クリアしてしまえば周回性の優れたルートか別ステージが解放される。
更には毎日継続して周回させるアイテム収集のシステムもあるが、'''イベントの際は1回のプレイに数十分単位で拘束されることになる'''。特にその傾向が顕著となったイベント「低体温症(原題:失温症)」では既に先行鯖で非難の声が上がっていたこれらの要素を特に改善しないまま実装したために、イベントの1ヶ月前に敢行したカムバックキャンペーンで多少取り戻したプレイヤーが再び離散していくといった事態が起きている。
更には毎日継続して周回させるアイテム収集のシステムもあるが、&bold(){イベントの際は1回のプレイに数十分単位で拘束されることになる}。特にその傾向が顕著となったイベント「低体温症(原題:失温症)」では既に先行鯖で非難の声が上がっていたこれらの要素を特に改善しないまま実装したために、イベントの1ヶ月前に敢行したカムバックキャンペーンで多少取り戻したプレイヤーが再び離散していくといった事態が起きている。


このため羽中氏は日本以外でも大半のプレイヤーから嫌われており、同人サークル時代からの社員絵師やシナリオライター、プログラマーの離反(サンボーン退社)も相次いでいるために&ruby(シャオティエンチュン){「小田中」}やら「&ruby(はなかけんすけ){羽中謙介}」、さらに%%本来は無関係なはずの%%艦これ愚痴スレでは【艦王】になぞらえて【&ruby(ガンおう){銃王}】と言った蔑称で呼ばれる始末である。%%もう名実ともに艦これチームじゃないか微差栗%%
このため羽中氏は日本以外でも大半のプレイヤーから嫌われており、同人サークル時代からの社員絵師やシナリオライター、プログラマーの離反(サンボーン退社)も相次いでいるために<ruby><rb>小田中</rb><rt>シャオティエンチュン</rt></ruby>やら<ruby><rb>羽中謙介</rb><rt>はなかけんすけ</rt></ruby>、さらに<s>本来は無関係なはずの</s>艦これ愚痴スレでは【艦王】になぞらえて【<rb>銃王</rb><rt>ガンおう</rt></ruby>】と言った蔑称で呼ばれる始末である。<s>もう名実ともに艦これチームじゃないか微差栗</s><br/>
日本版リリースの以前からゲームシステムを抜本的に変更した続編の構想が発表されていたが、2018年の秋以降にメインスタッフが雪崩を打ってサンボーンを退社したのに加え、現役スタッフと退社組の場外乱闘まで起きているような状態だった。そのため、もはやまともな形での続編リリースは&s(){どっかの[[ZZ(クソアニメ2期)]]がTVシリーズとして放送される確率と同程度に}絶望的とする見方もあった。&color(#dddddd){内部抗争の規模的には既に(´田ω中`)のそれを超えているのかもしれない}
日本版リリースの以前からゲームシステムを抜本的に変更した続編の構想が発表されていたが、2018年の秋以降にメインスタッフが雪崩を打ってサンボーンを退社したのに加え、現役スタッフと退社組の場外乱闘まで起きているような状態だった。そのため、もはやまともな形での続編リリースは<s>どっかの[[ZZ(クソアニメ2期)]]がTVシリーズとして放送される確率と同程度に</s>絶望的とする見方もあった。<span style="color:#dddddd;">内部抗争の規模的には既に(´田ω中`)のそれを超えているのかもしれない。</span>それでも2020年秋にはクローズドβテストを実施する段階まで開発が進行し、翌年春にはテンセントがサンボーンの発行済株式を2割取得したことで開発資金の問題解決に目処が立ったため、プロモーションを再度強化している。<br/>
それでも2020年秋にはクローズドβテストを実施する段階まで開発が進行し、翌年春にはテンセントがサンボーンの発行済株式を2割取得したことで開発資金の問題解決に目処が立ったため、プロモーションを再度強化している。
翻訳の関係という名目で日本版は大陸版や韓国版に比べてアップデートが遅れ気味だが、その割に先行鯖での批判要素をそのまま投入したりしている。それもあって上記の混乱は当初あまり国内のプレイヤーに伝わっていなかったようだが、Saru女史の離脱や新たに登場したスキンが元絵師と違う人が書いた(ドルフロはアズレンのように「デザイン担当以外の絵師がスキンの書き下ろしを行う」ことは無かった)事でこの騒動が日本国内でも明るみになった。そして元々本作でキャラデザに参加し、絶縁したと思わしき原画家がアズレンで新キャラを担当するなど、サンボーンを退社した絵師を饅頭が落ち穂拾いするかのような状況となっている。<br/>
翻訳の関係という名目で日本版は大陸版や韓国版に比べてアップデートが遅れ気味だが、その割に先行鯖での批判要素をそのまま投入したりしている。それもあって上記の混乱は当初あまり国内のプレイヤーに伝わっていなかったようだが、Saru女史の離脱や新たに登場したスキンが元絵師と違う人が書いた((ドルフロはアズレンのように「デザイン担当以外の絵師がスキンの書き下ろしを行う」ことは無かった))事でこの騒動が日本国内でも明るみになった。
そして元々本作でキャラデザに参加し、絶縁したと思わしき原画家がアズレンで新キャラを担当するなど、サンボーンを退社した絵師を饅頭が落ち穂拾いするかのような状況となっている。
ただ前述の通り韓国での人気は非常に高く(X.D.が少女前線一辺倒でアズレンに力を入れていないとも)、日本国内でもどうにか踏みとどまっており今後の動向次第ではあろう。
ただ前述の通り韓国での人気は非常に高く(X.D.が少女前線一辺倒でアズレンに力を入れていないとも)、日本国内でもどうにか踏みとどまっており今後の動向次第ではあろう。


前述の通り題材として描きやすいこともあって薄い本界隈では一定の地位を確立してはいるのだが、描かれるキャラがメインキャラと一部の初期から居る人気キャラに集中されてしまっており新キャラ人気が芳しくないという、どこぞの艦これと同じような状況となっている。
前述の通り題材として描きやすいこともあって薄い本界隈では一定の地位を確立してはいるのだが、描かれるキャラがメインキャラと一部の初期から居る人気キャラに集中されてしまっており新キャラ人気が芳しくないという、どこぞの艦これと同じような状況となっている。またキャラ人気とキャラ性能が釣り合わない(特に最高レアは育成コストが非常に重く育成しなければ低レアと大差ないので、性能が低いと労力に見合わないと評されがち)事で地雷扱いされwiki等でdisられているキャラも見受けられ、ゲーム内でも二次創作でも人気となると極々限られているため、アニメ放送でそうした状況に変化が生じるのかが注目される。
またキャラ人気とキャラ性能が釣り合わない(特に最高レアは育成コストが非常に重く育成しなければ低レアと大差ないので、性能が低いと労力に見合わないと評されがち)事で地雷扱いされwiki等でdisられているキャラも見受けられ、ゲーム内でも二次創作でも人気となると極々限られているため、アニメ放送でそうした状況に変化が生じるのかが注目される。


前述の通り艦豚の間でも本作の立ち位置は割れているらしく、愚痴スレで話題になるキ艦員の中では、ドルフロは&bold(){「もはや艦これチームではない」}と切り捨てられた模様。%%何時からお前らの仲間になったし%%
前述の通り艦豚の間でも本作の立ち位置は割れているらしく、愚痴スレで話題になるキ艦員の中では、ドルフロは'''「もはや艦これチームではない」'''と切り捨てられた模様。<s>何時からお前らの仲間になったし</s>


しかし、離脱した一部のスタッフが開発した『アークナイツ』がYostar運営で日本語版をリリースした後は再びドルフロを叩き棒として担ぎ上げようとする豚さんが現れたり、何故か艦これ愚痴スレでドルフロを攻撃する書き込みが投下されるなど、時おり%%ネガティブな方向で%%話題が提供される場合もある。
しかし、離脱した一部のスタッフが開発した『アークナイツ』がYostar運営で日本語版をリリースした後は再びドルフロを叩き棒として担ぎ上げようとする豚さんが現れたり、何故か艦これ愚痴スレでドルフロを攻撃する書き込みが投下されるなど、時おり<s>ネガティブな方向で</s>話題が提供される場合もある。


===プロジェクト・シルバーウイング===
===プロジェクト・シルバーウイング===
2020年2月20日に日本版が先行リリースされた、ファンゲームスタジオの開発でドルフロと同じく銃器擬人化を題材とするサードパーソンシューティング。原題は『銀翼計画』、日本版の略称は「プロシグ」。
2020年2月20日に日本版が先行リリースされた、ファンゲームスタジオの開発でドルフロと同じく銃器擬人化を題材とするサードパーソンシューティング。原題は『銀翼計画』、日本版の略称は「プロシグ」。<br/>
キャストが%%【憎きあぢゅれん】でお馴染み、かつドルフロにも出演している%%伊藤あすかを始めRME勢が中心なことを含め、ドルフロフォロワーを狙っている形跡があるとは言えゲームジャンルが異なるので本家とどこまで競合するかは不透明である。
キャストが<s>【憎きあぢゅれん】でお馴染み、かつドルフロにも出演している</s>伊藤あすかを始めRME勢が中心なことを含め、ドルフロフォロワーを狙っている形跡があるとは言えゲームジャンルが異なるので本家とどこまで競合するかは不透明である。<br/>
大陸版は日本版より遅れてリリースされたがどちらの市場でもドルフロとは大きな差があり、サンボーン側からは特に脅威と認識されている形跡は無い。
大陸版は日本版より遅れてリリースされたがどちらの市場でもドルフロとは大きな差があり、サンボーン側からは特に脅威と認識されている形跡は無い。



2022年1月18日 (火) 08:13時点における版

他艦船擬人化ゲーや陸海空複合型で艦船を含むもの以外の兵器擬人化ゲームについて

概要

いわゆる「擬人化」ジャンルは国内外問わずありふれたものであるが、兵器(武器)の擬人化となると色々センシティブなものも絡むためそこまで広がりを見せているジャンルではない。 言い換えれば新規参入の余地がまだ残されているとも。

至極当然ながら、艦これはそんな兵器擬人化作品の中でブームになった(過去形)作品の1つというだけで、兵器に限らず「擬人化ジャンルの元祖」というわけではない。 他艦船擬人化ゲーとは異なり艦これとモロにジャンルが被ることはほぼ無いに等しいのだが、艦これ以外の全てが憎いイキリ艦太郎はこれらを攻撃対象としたり、上から目線を飛ばしたり、他艦船擬人化ゲーへの叩き棒として使おうとしたりする。

なお、このページで扱っている近代兵器よりも範囲の広い「武器の擬人化」という観点で言えばDMMの主力タイトルである『刀剣乱舞』、或いはDMMに誘致された『ソウル戦記』などもズバリこれに当てはまるが、そちらについては他DMMブラゲーの当該項を参照のこと。

銃器擬人化

天王寺キツネの漫画でアニメ化もされた『うぽって!!』が2009年連載開始で単独のジャンルとしては最初の作品だと思われるが、ゲーム化はされていない。そして同じ角川なのに艦これと違って「元祖」アピールは余りしていない
元々「銃器と美少女」の組み合わせ自体は何がルーツと特定し難い程度には古くから存在しており、兵器擬人化ジャンル内でもそれほど主流の扱いにはなっていなかった。

その状況を一変させたのが、艦これライクなゲームシステムを採用した中でも特に韓国で爆発的なヒットを記録した『少女前線』(邦題『ドールズフロントライン』)である。艦船擬人化では歴史上の経緯から二度の世界大戦を背景とするジャンルと韓国市場の相性が非常に悪いと言う特有の問題点に直面するのに対し、銃器は量産品のためその問題をさほど意識しなくても良いと言うメリットもプラスに働いたと言えるだろう。
また、基になった銃器が登場した時代による性能面での格差を艦船や軍用機などの近代兵器に比べれば余り考慮しなくても良いため、16世紀の火縄銃から現代の兵装まで広範囲に共存が可能なことや、艤装がほぼ必要無く擬人化キャラクターにモデルとなった実銃を持たせるだけで格好が付く点は同人での作画面において艦船擬人化よりメリットがある。そのため、艦船や軍用機の擬人化における艤装型とメンタルモデル型のような区別は無い。
美少女化だけでなく美男子化もあり、マーベラスの『千銃士』はスタートと同時にアニメ化されるもゲームは短期間で失速して1年でサ終に追い込まれた。2020年秋には仕切り直しで続編『千銃士:Rhodoknight』が事前登録を開始している。

他DMMブラゲーで銃器に特化した擬人化タイトルの参入例は無いが、美少女が銃を持って戦うシチュエーションでは過去に「がんむす」こと『シューティングガール』があり、2021年には外部主導ながら『アサルトリリィ LAST BULLET』が誘致されている。

ドールズフロントライン

略称「ドルフロ」、もしくは原題により「少女前線」とも。上海散爆(Sunborn Games)が開発し、2016年に中国でリリースされた銃器擬人化ゲームで「2022年秋予定」とされているが制作しているかどうかも疑わしいZZよりも早い2022年1月にアニメが放送されている(それ以前に10分間の短編アニメを2回やってはいるが)。

前述の通り韓国での人気が極めて高く現地でFGOと覇権を争っており、日本版、繁体字版、英語版もリリース済みでいわゆる「アプリ5大市場」をコンプリートしている。その日本語版については当初、上海悠星傘下のWave-Gamesからリリースされる予定だったが同社とサンボーン側の決裂で延期となり、2年後の2018年に新設されたサンボーンの日本法人が直接運営する体制で事前登録を開始した。艦豚は当初艦これライクなシステムを持ち連中が大嫌いな国でヒット中の本作を「艦これに仇する存在」として激しい攻撃を行っていた形跡がある(草百などで確認できる)が、日本版Twitterの第一声が「艦これのような人気タイトルになりたい」だった事やプロデューサーにしてサンボーン社長である羽中うちゅう氏が艦これのリスペクトを語っていた事が知られるとその扱いは一転、平松タクヤを筆頭とする一部の艦豚が勝手に【艦これチーム】認定し「艦これと覇権同士で協力してアズレンを潰そうぜ」とイキリを炸裂させるようになった。こっちくんな
更に間の悪い(?)ことに、日本版リリース直前の7月17日、前述の紛争が原因で日本版タイトルを「少女前線」から「ドールズフロントライン」に変更すると発表されたが、この際にYostarの取締役の名前が出たことに便乗した艦豚が「Yostarが少女前線の商標を勝手に第三者に売り渡し妨害工作を行った」という悪質なデマを流し、両作品のファンから更なる顰蹙を買った。これに関しては直近に曲解されるような内容の解説ツイートをリツイート&即解除したアズレンサイドにも問題はある。この騒動は艦これ界隈でもお馴染みのソシャゲ事件簿でも取り上げられた
これによって名実共に【艦これチーム】へ加入させられた本作だが、上陸前から注目していたファン層に激しくウザがられたのは言うまでもない。また、どちらも広義の兵器擬人化とは言えジャンルが大幅に異なると言う事情もあるのだろうが「艦こレーン」のようなクロスオーバー作品は全くと言っていいほど見受けられず、チーム認定していきり立つ艦豚との温度差を感じずにはいられない。

ちなみに上海悠星はアズレンの日本版と英語版を運営するYostarの親会社であり、同人サークル時代に開発した『パン屋の少女』(2019年に『逆コーラップス:パン屋作戦』のタイトルでリメイク)をリリースした後に敵対関係へ転じている。しかし韓国版はアズレンと少女前線のどちらも香港に本社を置くX.D.Globalのソウル事務所による運営で、合同コラボカフェなども開催されたこともあり、アズレンの開発元である饅頭とは特に敵対している訳ではなかった様子。ただし、後述の通り現在では関係が悪化していると見られても不思議ではない状況である。実際、日本版リリース後はサンボーンがプロモーションでKADOKAWAに接近してかつてはアズレン推しだった電撃から設定資料集やアンソロジーを出している他、商標問題などでYostar等にかなり敵対的な記事を掲載した4Gamer.netは本作を全面的に推し、アズレンフィギュアはノータッチなのにドルフロフィギュアは積極的に作ろうとするグッドスマイルカンパニーなど、「反Yostar」を共通項とする繋がりが形成されている。その後、2020年には「少女前線」の商標が上海悠星から譲渡を受けた第三者よりサンボーンへ再譲渡の手続きが行われたことが特許庁のデータベースで確認されているが、このことについて双方の当事者からこれと言った発表は出ていない。

艦これとの接点はキャラクターデザインでパセリが参加していることや、キャストで日本に上陸した他艦船擬人化ゲーに出演していない【絶対国防謙】の一角東山奈央や【艦王の楯】を自ら志願した野水伊織らが起用されている点が挙げられるが、前述の「艦これチーム」認定もあり今のところ「裏切者」扱いはされていない(「内通者」と見る向きはある)。
またシステム面で艦これとの類似点がかなり多くなっている(上記の発言から意図的なもの。流石に轟沈ロストはない)。一応一向に進歩しない艦これよりユーザビリティ自体は良くなってはいるのだが、製造に関しては艦これと全く同じシステムであり、負の部分を引き継いでいる。いわゆる「出撃コスト」と「キャラ入手ガチャのコスト」が共通しており、しかも最高レアの排出率はアズレンと比べると低く、同じ感覚で回すと痛手を被る。後に大型製造という艦これでも不評だったガチャが導入され、一部から懸念された通りの阿鼻叫喚となっている。本国でも運営が後出しで公開したレシピ以外でのピックアップ排出率が0.1%を記録したりと搾取に余念がない。 ちなみにこれとは別に(実質)課金専用のガチャも存在するが、そちらは着せ替え・家具のみの対象で着せ替えスキンの排出率はかなり低い(天井に相当するシステムはある)。

ゲーム性については、基本的には広大なマップを道を塞ぐ強固な固定エネミーとそれに関連したギミック等に逐次対応しながら進行していくといった内容。ルート設定は手動、戦闘はオートだが一部介入可能となっており、オート周回機能は実装済み。
また、弾薬や配給をMAP上で都度補給しないと一切の戦闘が不可能になってしまうため、総じて劣悪な周回性となっている。その代わりに一度クリアしてしまえば周回性の優れたルートか別ステージが解放される。
更には毎日継続して周回させるアイテム収集のシステムもあるが、イベントの際は1回のプレイに数十分単位で拘束されることになる。特にその傾向が顕著となったイベント「低体温症(原題:失温症)」では既に先行鯖で非難の声が上がっていたこれらの要素を特に改善しないまま実装したために、イベントの1ヶ月前に敢行したカムバックキャンペーンで多少取り戻したプレイヤーが再び離散していくといった事態が起きている。

このため羽中氏は日本以外でも大半のプレイヤーから嫌われており、同人サークル時代からの社員絵師やシナリオライター、プログラマーの離反(サンボーン退社)も相次いでいるために小田中シャオティエンチュンやら羽中謙介はなかけんすけ、さらに本来は無関係なはずの艦これ愚痴スレでは【艦王】になぞらえて【銃王ガンおう】と言った蔑称で呼ばれる始末である。もう名実ともに艦これチームじゃないか微差栗
日本版リリースの以前からゲームシステムを抜本的に変更した続編の構想が発表されていたが、2018年の秋以降にメインスタッフが雪崩を打ってサンボーンを退社したのに加え、現役スタッフと退社組の場外乱闘まで起きているような状態だった。そのため、もはやまともな形での続編リリースはどっかのZZ(クソアニメ2期)がTVシリーズとして放送される確率と同程度に絶望的とする見方もあった。内部抗争の規模的には既に(´田ω中`)のそれを超えているのかもしれない。それでも2020年秋にはクローズドβテストを実施する段階まで開発が進行し、翌年春にはテンセントがサンボーンの発行済株式を2割取得したことで開発資金の問題解決に目処が立ったため、プロモーションを再度強化している。
翻訳の関係という名目で日本版は大陸版や韓国版に比べてアップデートが遅れ気味だが、その割に先行鯖での批判要素をそのまま投入したりしている。それもあって上記の混乱は当初あまり国内のプレイヤーに伝わっていなかったようだが、Saru女史の離脱や新たに登場したスキンが元絵師と違う人が書いた(ドルフロはアズレンのように「デザイン担当以外の絵師がスキンの書き下ろしを行う」ことは無かった)事でこの騒動が日本国内でも明るみになった。そして元々本作でキャラデザに参加し、絶縁したと思わしき原画家がアズレンで新キャラを担当するなど、サンボーンを退社した絵師を饅頭が落ち穂拾いするかのような状況となっている。
ただ前述の通り韓国での人気は非常に高く(X.D.が少女前線一辺倒でアズレンに力を入れていないとも)、日本国内でもどうにか踏みとどまっており今後の動向次第ではあろう。

前述の通り題材として描きやすいこともあって薄い本界隈では一定の地位を確立してはいるのだが、描かれるキャラがメインキャラと一部の初期から居る人気キャラに集中されてしまっており新キャラ人気が芳しくないという、どこぞの艦これと同じような状況となっている。またキャラ人気とキャラ性能が釣り合わない(特に最高レアは育成コストが非常に重く育成しなければ低レアと大差ないので、性能が低いと労力に見合わないと評されがち)事で地雷扱いされwiki等でdisられているキャラも見受けられ、ゲーム内でも二次創作でも人気となると極々限られているため、アニメ放送でそうした状況に変化が生じるのかが注目される。

前述の通り艦豚の間でも本作の立ち位置は割れているらしく、愚痴スレで話題になるキ艦員の中では、ドルフロは「もはや艦これチームではない」と切り捨てられた模様。何時からお前らの仲間になったし

しかし、離脱した一部のスタッフが開発した『アークナイツ』がYostar運営で日本語版をリリースした後は再びドルフロを叩き棒として担ぎ上げようとする豚さんが現れたり、何故か艦これ愚痴スレでドルフロを攻撃する書き込みが投下されるなど、時おりネガティブな方向で話題が提供される場合もある。

プロジェクト・シルバーウイング

2020年2月20日に日本版が先行リリースされた、ファンゲームスタジオの開発でドルフロと同じく銃器擬人化を題材とするサードパーソンシューティング。原題は『銀翼計画』、日本版の略称は「プロシグ」。
キャストが【憎きあぢゅれん】でお馴染み、かつドルフロにも出演している伊藤あすかを始めRME勢が中心なことを含め、ドルフロフォロワーを狙っている形跡があるとは言えゲームジャンルが異なるので本家とどこまで競合するかは不透明である。
大陸版は日本版より遅れてリリースされたがどちらの市場でもドルフロとは大きな差があり、サンボーン側からは特に脅威と認識されている形跡は無い。

戦車擬人化

萌えミリでは最大のヒットとされるガルパンは戦車を題材にしている非擬人化作品だが、それに便乗した(?)戦車擬人化ゲームはDMM以外でも『バトルタンクガールズ』など何タイトルか出ている。とは言えその中に目立ったヒットは無く、中国製の『鋼鉄のワルツ』が細々と続いているぐらいである。また、日本での艦これブームに触発された中華圏の第1次艦船擬人化ブーム下では『炮妹』と題する艦これライクの戦車擬人化ゲームも作られていた。

他DMMブラゲーでは『機動戦車チハたん』や歴史上の将官女体化を含む『クラッシュ・オブ・パンツァー』などが存在していたが、どちらも短期間で終了している。2020年には、老舗の『鋼鉄のワルツ』が誘致された。

鋼鉄のワルツ

What'up Gamesの開発・運営により、中華圏での第1次艦船擬人化ブームから影響を受ける形で2016年にリリースされた戦車擬人化ゲームの老舗。 ゲームシステムは同時期のタイトルの多くと共通の艦これライクに箱庭(基地)の拡充要素をプラスしたものとなっている。一部キャラはLive3D対応。 多言語対応に力を入れており、擬人化か否かに関わらず他の萌えミリ系アプリでは余りフォローされていないドイツ語版やロシア語版もリリースされている。日本語は運営の資金難で翻訳作業が中断した状態。

セールスランキングで目立った成績は残していないが細々と続いており、2020年6月には他DMMブラゲーとして誘致された。とは言え、先に誘致された『エースヴァージン:再出撃』(旧『ソラヒメ』)と同じように艦これとのコラボなどは全く考えられない。

りっく☆じあ~す

日本製。海外製ゲームのローカライズや低価格エロゲ(Norn/Mielブランド)などを手掛けているズーが運営している。 陸上自衛隊の駐屯地(駐屯地娘)や自衛隊が使用している兵器(武器娘)を擬人化したユニットを指揮し、地底から現れる謎の軍「マグマ軍」と戦い国土を解放していく事が目的。 兵器擬人化・「結婚」によるキャラの上限解放(敵軍から鹵獲した兵器も対象になる)など、艦これを意識した要素は多い。 武器娘は戦車や自走砲を中心とした陸上兵器が中心だが、敵勢力の「移動要塞」としてソ連海軍のクロンシュタット級重巡洋艦、キーロフ級ミサイル巡洋艦などごく少数ながら擬人化艦船も登場している。 DLsiteにじGAMEやYahoo!ゲームズなど多数の媒体からプレイできるため侮られがちだが、擬人化作品乱立の中で一定の人気を保ち4年以上もサービスを続けており、『リトルアーモリー』(トミーテックから出ている銃器×美少女のフィギュア。DMMの『シューティングガール』を始め、主に銃器つながりでコラボする作品も多い)などのコラボで登場したキャラにも専用の結婚用アイテムを用意する行動力は侮りがたいものがある。 しかし、後述の『アッシュアームズ』を始めとした競合タイトルが徐々に増加しつつある。

開発元では前述した低価格エロゲからキャラを流用したテーブルゲームをSteam向けに出しているが、2020年には同じ手法で本作のキャラ絵を流用した花札などを発売している。 その内の一作『りっく☆じあーす サイバーパニック』が2021年3月にNintendo Switchに移植されひっそりとコンシューマゲーム機への進出を果たしている。

軍用機擬人化

艦これとも因縁深い島田フミカネの代表作・ワールドウィッチーズシリーズの存在により、兵器擬人化のサブジャンルとしての確立は艦船よりも早い。 ただしフミカネ自身の言として『アリス・ギア・アイギス』のデザイナー対談で述べているが、ワールドウィッチーズシリーズなどはニッチな「メカ少女」ジャンルの要素を非常に強くしており、氏曰く「ゆるい」メカ少女である艦これ等艤装型艦船擬人化作品の方が広く受け入れられた(%%再現性だ硬派だ抜かす豚さんがキレそうな分析だが%%)結果、今なお兵器擬人化では「艦船>軍用機>戦車」のヒエラルキーが固定化されている。 擬人化か非擬人化かを問わない問題点として、機体性能がWW1期の複葉機・WW2期のレシプロ機・冷戦期以降のジェット機でそれぞれ別ジャンルを形成するほどの圧倒的な格差があり、機体のスペックをそのまま反映すると艦船以上に多世代共存が難しいこともゲーム企画を立ち上げる時のネックと見られる。 当然ながら、艦これで登場する各種の艦載機(空母を参照)も擬人化の対象に含まれている。

後述の『アッシュアームズ』は軍用機擬人化を含む陸・空複合型となっているが、それ以前から第1次艦船擬人化ブームの影響を受ける形で軍用機擬人化ゲームも作られており、特化タイトルとしては2015年(前身の『雷霆戦姫』は2013年)にスタートした『音速少女隊』が最初と見られる。日本版もリリースされたが3ヶ月で打ち切られ、リブート版の『空のヴァルキューレ』は事前登録のみ、再リブート版の『戦機美少女オンライン』も半年余りしか続かなかったため、後発の『空戦乙女』や『ソラヒメ』(のち『エースヴァージン:再出撃』)とはほとんど競合しなかった。

また、艦船擬人化におけるアルペジオと同じように艤装を持たないメンタルモデル型として電撃文庫のラノベが原作で2019年にアニメ化されている『ガーリー・エアフォース』の「アニマ」が存在する。同作は小松基地が舞台と言う縁により航空自衛隊とはコラボしたことがあるが、ゲーム化や他のゲーム作品とのコラボなどは今のところ実施されていない。

非擬人化(パイロットの美少女が実機に乗り込む)タイプではアニメとゲームで同時展開している『荒野のコトブキ飛行隊』や、他DMMブラゲーとして5年以上継続していた『パトリアークエクスタシー』(『ヒーローズインザスカイ』のシステムを流用したエロゲ版)などがある。 また、脱DMM後の空戦乙女とにじよめで競合(他にヤフーゲームズなどで提供)していた日本製の『編隊少女 -フォーメーションガールズ-』は2年続く健闘を見せるも2019年5月に終了した。

空戦乙女☆スカイヴァルキリーズ

軍用機擬人化ゲー。前身はDMM GAMES.R18の『空戦乙女☆ヴァージンストライク』。.R18版のみの提供だったため、艦これとは直接競合していなかった。 DMM版は開発元の資金繰り悪化を理由に停止したが、後にDLsiteが運営するにじよめへプラットフォームを移して『空戦乙女☆スカイヴァルキリーズ』へ改題、全年齢版(DMMと異なり規約による年齢制限は設けていない)もスタートした。全年齢版スタート後には戦艦少女Rとのコラボも実施しており、艦これ参加歴のあるくーろくろがキャラデザを担当した風乃(震電改)もコラボで登場している(それが原因で(´田ω中`)から裏切り者認定を受けた?)。

エースヴァージン:再出撃

旧題『ソラヒメ』。改題前の2016〜18年は6Wavesの運営だったが休止を宣言し、翌年に後述の『アッシュアームズ』で参入したばかりのシドニアが引き取って開発を再開した経緯がある。ネイティブアプリに加えて&bold(){DMMでも提供}しており、2020年3月16日に同時スタートした。 ただし、同作は開発元が異なることもありアッシュアームズと同一機体をモチーフにしたキャラ同士であっても共通化などはされていない。

ソラヒメ時代から競合していた空戦乙女は前述の通り戦艦少女とコラボしているが、こちらはDMMに誘致されたからと言って艦これとコラボするとは全く考えられず、ドルフロと同じようにゲームシステムが「艦これライク」に属するため、特にDMM版が[[艦これPTSD>艦これPTSDの主な症状]]の発症を引き起こすことも懸念されていた。 しかし、仕切り直しも功を奏さず2020年12月を以て再度の終了に追い込まれている。

陸・空複合型

陸海空の「三軍」のうち%%イキリ艦太郎に目を付けられるとうざいので%%「海」の要素、つまり艦船をオミットしたタイプの兵器擬人化。

比較的古いものとしては台湾製でズッ友がキャラデザしていた『少女兵器WEB』があり、もう少し下った時期では日本製の『ミリ姫大戦』や、中国製でアズレンと同日に日本版がスタートした『侵攻のオトメギアス』(原題『小小軍姫』、英題 "Ultra Weapon Girls")などが存在していた。 2020年に日本で先行リリースされたサードパーソンシューティング『エコーズオブパンドラ』は陸海空複合型だが、ユニットは陸戦中心で艦船や軍用機は一部の支援ユニットとしての登場に留まっている。

アッシュアームズ ‐灰燼戦線‐

βテストを経て2019/10/25にリリースした兵器擬人化ゲー。運営はシドニア。 中国で開発された原題「灰燼戦姫」が中途で頓挫したのをシドニアが買い取って開発続行し、日本でリリースした経緯がある。大陸版は日本から1年近く遅れて2020/09/23にリリースされた。 陸海軍の兵器(not軍艦)の擬人化となっており、空母に積まれる艦載機等も登場。日本製タイトルでは、にじよめで提供されている『りっく☆じあーす』が内容的に競合する。

災獣(リセッター)と呼ばれる化け物が闊歩する世界で人類は勢力を失い、Cityと呼ばれる無国籍の生存圏に押し込まれていた。 反撃の一手となったのは『DOLLS』と呼ばれる特殊な装備を扱う少女たち。 指揮官となったプレイヤーはDOLLS達を率いて災獣との戦いに赴くのだった……というストーリー。

艦船擬人化ゲーではないので、本来なら艦豚が文句をつける謂れは無いのだが、何故か艦豚どもによるネガキャンが続けられている。 バトルはSDユニットによる横スクロールのユニット移動と、戦闘ターンの2つに分けられる。

ガチャは最高レアの星3が5%とそこそこ緩め。 ステージの中でキャラクターの情報媒体がドロップし、それを集める事で手持ちにいないキャラも取得できる。これは同時にレアリティ突破素材となり、☆1キャラも最高レアである☆5まで育成可能。

ゲームの難易度は芸無である艦これより遥かに高く、同一ユニットでも複数の形態を持ち、例えば戦車の移動形態なら移動力が上がる代わりに射撃力が下がる。固守形態なら守備力が激増する代わりに移動力が無くなる等。ユニット毎に特徴がある中で、更に形態変化も駆使し、手動操作を行わないと序盤から勝利が難しい程。 そこを「歯ごたえがある」とみるか「難しくて訳わからん」と見るかで評価は分かれるが、スタート時はランキング10位入りを果たす等、まずまずの出だし(それでムガったのだろうけど)。 キャストでは釘宮理恵をはじめとした有名どころやエース声優の%%おまるソン%%野水伊織、さらにサルーテ三人娘%%兼ボクカワウソマザー%%の内田秀らが大量に起用されており、そちらでも事務員しか使えないどこぞの貧乏ゲームがムガったのかもしれない。

ちなみに、[[用語集のアークナイツの項>https://w.atwiki.jp/kancolleguti2ch/pages/132.html#id_7f3808d3]]でも説明した通り、愚痴スレに出没していた艦豚さんの中では(少なくともリリース前は)これも艦これさんチームだったらしい。

ポルト・ミラージュ

日本のコムシードとそのグループ企業のモビディックが中国のmoehausと共同開発したHTML5で動作するストラテジーゲーム。メインプラットフォームはmobageで、DLsiteにじGAMEやハンゲ、ニコニコアプリ(微差栗田の草王国参照)など多方面で配信されていた。

かつてベクターの運営で日本版が【憎きあぢゅれん】と同日にスタートして1年でサ終に追い込まれた『侵攻のオトメギアス』(原題「小小軍姫」)の登場キャラクターを流用しており、基のゲームから陸・空のみで海要素がオミットされている関係上から本作にも艦船擬人化キャラクターは登場していない。

2021年8月末に終了。