「角川圧力発言騒動」の版間の差分

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ちなみに艦これもバッチリやっていたというコメントを後に出しており、腹の内はともかくとして【誰かさん達】の対立煽りに乗る気はなさそうである。<br>
ちなみに艦これもバッチリやっていたというコメントを後に出しており、腹の内はともかくとして【誰かさん達】の対立煽りに乗る気はなさそうである。<br>
翌2020年1月には、秋葉原で開設されたばかりの饅頭日本法人を表敬訪問している。
翌2020年1月には、秋葉原で開設されたばかりの饅頭日本法人を表敬訪問している。
==脚注・出典==
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2022年1月24日 (月) 03:06時点における版

荻野稔・大田区議会議員に対して、同じ会合に出席したKADOKAWA関係者が「艦これやってますか? ところでアズレンはインストールしてないですよね?」と圧力とも取れる発言を行っていた問題のまとめ。

発言までの流れ

荻野区議は2015年に初当選した当初から「オタク議員」を売りに漫画家やアニメ業界関係者、また区内に中規模の同人誌即売会で会場としてよく使用される大田区産業プラザPioが立地している関係で同人界隈によく知られており、本人のTwitterでも好きな作品として東方やFGOを挙げていた。
1期目の途中、金銭にまつわる問題を理由に議員辞職(この問題の詳細に関しては本wikiの主題と直接は関係ないため、ここでは割愛する)。2019年の区議選に無所属で出馬して2期目の当選となり、区議に復帰した。

当選翌日の4/22、荻野区議は出席したある会合で同席していた「角川の方」から次のような質問を受けたことをTwitterで暴露した。

会合に参加。角川の方に「艦これやってます?」と 聞かれて「はい」と答えたら、ところでアズレンはインストールしてないですよね?と聞かれました。
https://www.twitter.com/ogino_otaku/status/1120305791741808641

本人はこの当時アズールレーンをプレイしていないと言うことであったが、このツイートにより以前から濃厚だと思われていた「KADOKAWAは社を挙げてアズールレーンを仇敵視している」と言う事実が裏付けられた形のため、騒然となった。
また、4/23には火消しを命じられたのか以下の弁明をツイートした。

昨日の角川の方の話が拡散されてる。まあ、業界の方がお酒の席でこぼしたジョークですから。温かい目で。
https://mobile.twitter.com/ogino_otaku/status/1120681584611323904%5D

問題点

発言した側とされた側に分けて説明する。

KADOKAWA側

まず常識的な問題として法に反してない限り誰が何のゲームで遊ぼうと自由である。
特に荻野区議はオタク活動をしてはいるものの、ゲームプレイを売りにして議席を獲得した訳でもなく、その活動の幅は広い。
むしろこういった人材は偏見を持たず知名度のあるゲームは幅広く手を付けるべきであり、そういう意味だと他国のゲームにまで手を出しているのは情報収集の面から見ても妥当である。

アズールレーンが艦これと(戦艦擬人化ゲーとして)ジャンル競合はしているが、そのゲーム性は大きく異なる。ネタを同じくしながらも全く違うゲーム性の両方を知る事は妥当であり、むしろ「KADOKAWAの人はアズールレーンをプレイして良い所を吸収し、艦これで取りこめてないシェアを獲得するための研究はしないのか?」と言われてしまうような(器の小さい)発言である。
むしろ、自社雑誌のコンプティークで検閲してたように、「KADOKAWA皆アズレンアンチ」説の信憑性、蓋然性がかなり高くなってしまった。

これまで伝聞、推測の域に留まっていたKADOKAWAの意識の低さが露になっただけではなく、他のゲームを研究し自社のゲームをよりよく発展させようという意識が皆無であることまで露呈してしまったのが大赤字を叩き出したKADOKAWAの体質をよく表しているエピソードである。

  • そう言えば19冬アニメにKADOKAWAが関わっている続編モノで、スタッフが裏アカウントを使って追放された前作の監督を激しく個人攻撃していた努力も虚しくニコ生史上ワースト記録を更新して榊遊矢に勝利したタイトルがありましたよね……?
    • 更に余談ではあるが、当該の作品で問題視されているキャラクターのCVを担当したのが石川由依や井口裕香など、アズレンと関わりのある声優である。

区議側

上述の通り、荻野区議は金銭トラブルを理由に1期目の途中で辞職してから返り咲いた経緯があり、以前に所属していた会派の議員から「説明が不十分」として告発を受ける苦しい状況に置かれている。
荻野区議はKADOKAWA関係者のこの質問について後から「酒の席で冗談めかした発言だった」とフォローを入れているが、いくら当選復帰して「禊ぎ」を済ませたとは言え、現在進行で不祥事を抱えていることを考えるともしここで「はい」と回答した場合には、艦これを含むKADOKAWA関係のタイトルをやたらと持ち上げるアフィブログなどで区議個人に対してネガティブキャンペーンを張られるリスクがあったかも知れない。

とどのつまり、件の恫喝紛いがジョークじゃない場合はもろちんだが、ジョークだとしても荒れそうな話題を軽率に出す(失言)配慮に欠けた政治家と見られてもおかしくない点で、迂闊な発言であったと言われても無理からぬ話。
そう言う意味では、問題のツイートに対して投稿した区議本人が批判を受けても仕方の無いところであろう。

その後

アズールレーンサイドは当然この件についてコメントなどは行っていないのだが、19年以降の「KADOKAWAパージ」状態については草王のせいかもしれないがこの【物量】サイドのきな臭い動きを感じ取ってのものである可能性もある。

なお騒動から約半年が経過した9月になり、荻野区議はアズールレーンをインストールしたことをTwitterで報告した。

こっそりインストールしました。叛逆ではありません。オタクもすなるアズレンというもの的な市場調査です。
https://twitter.com/ogino_otaku/status/1173651353253466112

叛逆とは誰に対するものなんでしょうかねぇ(すっとぼけ)

それから秘書艦を誰にしたらとコメントしアドバイスをもらうが一部アレな人からクレームを受けるも、

アズールレーンで遊ぶと反日とか、それはおかしいと思う。食べ物や服、車と同じ。非国民だ、敵性言語だじゃないんだから。絵師やゲームシステムを作った方がどこの国籍の方でも、面白いものは面白い。可愛いものは可愛い。えっちなものはえっち。
https://twitter.com/ogino_otaku/status/1173989684935970817

という艦豚を串刺しにするド正論で切り返している。
ちなみに艦これもバッチリやっていたというコメントを後に出しており、腹の内はともかくとして【誰かさん達】の対立煽りに乗る気はなさそうである。
翌2020年1月には、秋葉原で開設されたばかりの饅頭日本法人を表敬訪問している。

脚注・出典