「角川アーキテクチャ」の版間の差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
83行目: 83行目:




設立直後の登記によれば田中と「物量」こと井上伸一郎(当時:KADOKAWA代表取締役副社長)が共同で代表者を務めていたが、2019年6月~2020年9月の決算発表までのいずれかの時期に<s>物量の子飼い</s>菊池剛(KADOKAWA執行役員CAO)<ref>角川系列でよく仕事をしているTRPG作家の「きくたけ」こと菊池たけしは同姓同名の別人なので注意。</ref>が単独で代表取締役社長となっている。<br />
設立直後の登記によれば田中と「物量」こと井上伸一郎(当時:KADOKAWA代表取締役副社長)が共同で代表者を務めていたが、2019年6月~2020年9月の決算発表までのいずれかの時期に<s>物量の子飼い</s>菊池剛(KADOKAWA執行役員CAO)<ref>角川系列でよく仕事をしており、最近ではアニメ『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』の脚本・シリーズ構成を担当したTRPG作家の「きくたけ」こと菊池たけしは同姓同名の別人なので注意。</ref>が単独で代表取締役社長となっている。<br />
2022年11月、代表取締役に田中謙介が復帰すると共に、取締役に齋藤恭子(C2プレパラートのkyou)が就任していることが確認された。
2022年11月、代表取締役に田中謙介が復帰すると共に、取締役に齋藤恭子(C2プレパラートのkyou)が就任していることが確認された。


問い合わせページにはこのような注意書きが記載されている。
問い合わせページにはこのような注意書きが記載されている。
93行目: 92行目:
C2関連や運営のお気持ち表明では頻出する注意書きであるため見慣れてしまっているかもしれないが、サポートページを標榜しながらこのように【ユーザーを信用していない】と表明してくるという、他サイトでは例のない特徴的なものとなっている。<br />
C2関連や運営のお気持ち表明では頻出する注意書きであるため見慣れてしまっているかもしれないが、サポートページを標榜しながらこのように【ユーザーを信用していない】と表明してくるという、他サイトでは例のない特徴的なものとなっている。<br />
【もろちん】大元のKADOKAWAのサポートページには、このような文面は見当たらない。
【もろちん】大元のKADOKAWAのサポートページには、このような文面は見当たらない。


親会社KADOKAWAの[https://ir.kadokawa.co.jp/company/businessoverview02.php 事業概要]には以下の記述が見られる。
親会社KADOKAWAの[https://ir.kadokawa.co.jp/company/businessoverview02.php 事業概要]には以下の記述が見られる。
99行目: 97行目:
  ブラウザゲーム『艦隊これくしょん』は角川アーキテクチャ社でアニメ企画、イベント、MDを展開中です。
  ブラウザゲーム『艦隊これくしょん』は角川アーキテクチャ社でアニメ企画、イベント、MDを展開中です。


この「アニメ企画」が2015年放送の[[Z級クソアニメ]]でなく、アーキテクチャ分社後の2019年1月に発表した<b>[[ZZ(クソアニメ2期)]]</b>を指しているのだとしてもそれからまる2年、ごく限られた範囲内でPVを細切れ公開した以外には可視化された動きが無い。<br />
この「アニメ企画」が2015年放送の[[Z級クソアニメ]]でなく、アーキテクチャ分社後の2019年1月に発表した<b>[[ZZ(クソアニメ2期)]]</b>を指しているのだとしてもそれからまる2年、ごく限られた範囲内でPVを細切れ公開した以外には可視化された動きが見られなかった。<br />
それに加えて制作会社のENGIも艦これとは何の関係も無い新作の予定を次々と入れているような状態のため、愚痴スレの内外で<b>「中止は既定路線」</b>とも囁かれるが、さっさと中止を発表して「損切り」をしない(出来ない)のは「社内で物量一派と反主流派の権力闘争が絡んでいるからでは?」とする推測も出ていた。
それに加えて制作会社のENGIも艦これとは何の関係も無い新作の予定を次々と入れているような状態だったため、愚痴スレの内外で<b>「中止は既定路線」</b>とも囁かれたが、さっさと中止を発表して「損切り」をしない(出来ない)のは「社内で物量一派と反主流派の権力闘争が絡んでいるからでは?」とする推測も出ていた。


2021年3月に発表された[https://group.kadokawa.co.jp/documents/topics/20210325_a9yit.pdf  KADOKAWAの人事]では、子会社のドワンゴから夏野剛が新社長に起用されるのと合わせて物量が副社長を退任して顧問となり事実上の失脚に追い込まれたため、旧電撃系を中心とする反物量派が社内闘争を制したことが明確になった。<br />
2021年3月に発表された[https://group.kadokawa.co.jp/documents/topics/20210325_a9yit.pdf  KADOKAWAの人事]では、子会社のドワンゴから夏野剛が新社長に起用されるのと合わせて物量が副社長を退任して顧問となり事実上の失脚に追い込まれたため、旧電撃系を中心とする反物量派が社内闘争を制したことが明確になった。<br />
単純に井上が60歳以上の高齢のため、定年&高齢者再雇用により非管理職になっただけかもしれないが。
単純に井上が60歳以上の高齢のため、定年&高齢者再雇用により非管理職になっただけかもしれないが。
どちらにしろ権力は大きく削がれ組織変更は確定的であり、6月の株主総会で夏野体制が発足して以降は「2022年放送予定」と言いながら全く進展が見られない[[ZZ(クソアニメ2期)]]の中止や角川アーキテクチャ自体の解散を含め、どう見ても不良債権化している艦これ関係に新執行部からの大鉈が振るわれるのではないかとする見方が強まっている。


2021年6月頃に改めて事業内容を確認するとリニューアルされており、次のテキストとなっていた。
2021年6月頃に改めて事業内容を確認するとリニューアルされており、次のテキストとなっていた。
111行目: 107行目:
  『艦隊これくしょん -艦これ-』の企画および開発運営を行っている株式会社C2プレパラートと共に、新しいコンテンツサービス事業、『艦これ』ライセンス窓口および同関連事業を展開する合弁会社です。
  『艦隊これくしょん -艦これ-』の企画および開発運営を行っている株式会社C2プレパラートと共に、新しいコンテンツサービス事業、『艦これ』ライセンス窓口および同関連事業を展開する合弁会社です。


“アニメ企画”はどこに行った…?
何故かこの時期は“アニメ企画”が消えていたのだが、その後の顛末は[[ZZ(クソアニメ2期)本放送編]]を参照のこと。
 
どちらにしろ権力は大きく削がれ組織変更は確定的と言える。2023年の株主総会では制作決定からまる8年を浪費してようやく完結した[[ZZ(クソアニメ2期)]]の敗戦処理について辛辣な質問が行われたこともあり、角川アーキテクチャ自体の解散を含め、どう見ても不良債権化している艦これ関係に新執行部からの大鉈が振るわれるのではないかとする見方が強まっている。


===社名===
===社名===
119行目: 117行目:
<s>minatokuタワーではなく</s>千代田区富士見のKADOKAWA本社ビル内で、アーキテクチャ独自のもの<b>ではない</b>。<br />
<s>minatokuタワーではなく</s>千代田区富士見のKADOKAWA本社ビル内で、アーキテクチャ独自のもの<b>ではない</b>。<br />
[https://ir.kadokawa.co.jp/company/location.php 角川の事業所一覧にあるとおり]、この所在地は角川本社ビル、角川本社ビル別館、角川第2本社ビルに共通して使用されている。<br />
[https://ir.kadokawa.co.jp/company/location.php 角川の事業所一覧にあるとおり]、この所在地は角川本社ビル、角川本社ビル別館、角川第2本社ビルに共通して使用されている。<br />
<span style="color:#cccccc;">経費節減で所沢サティアンに移転しないんですか?</span>
<span style="color:#cccccc;">経費節減で所沢最終処分場に移転しないんですか?</span>


===電話番号===
===電話番号===
129行目: 127行目:
後述の「決算の内容について」も参照のこと。
後述の「決算の内容について」も参照のこと。


SocialGameInfoが2020年9月15日付の官報を出典として2019年度(第2期)の決算公告を記事にしている。<ref>https://gamebiz.jp/news/276416 [https://gamebiz.jp/news/276416 (魚拓)]</ref>
gamebiz(旧SocialGameInfo)が2020年9月15日付の官報を出典として2019年度(第2期)の決算公告を記事にしている。<ref>https://gamebiz.jp/news/276416 [https://gamebiz.jp/news/276416 (魚拓)]</ref>


この記事によれば<b>2019年度の最終利益は「約3500万円」</b>とされているが(出典元の官報によれば「3597万9000円」なので四捨五入すれば「約3600万円」となるはずだが、SocialGameInfoの記事見出しが「3500万円」のためこの数値の方が多用されている。)、その後の[[新型コロナによる影響]]でリアイベがことごとく中止・延期に追い込まれただけでなく[[ZZ(クソアニメ2期)]]に全く進展が無いためアニメ関連のライセンス収入が皮算用化している状況を考えると、次期の決算はさらに厳しい数値が予想されていた。<br>
この記事によれば<b>2019年度の最終利益は「約3500万円」</b>とされているが(出典元の官報によれば「3597万9000円」なので四捨五入すれば「約3600万円」となるはずだが、SocialGameInfoの記事見出しが「3500万円」のためこの数値の方が多用されている。)、その後の[[新型コロナによる影響]]でリアイベがことごとく中止・延期に追い込まれただけでなく[[ZZ(クソアニメ2期)]]に全く進展が無いためアニメ関連のライセンス収入が皮算用化している状況を考えると、次期の決算はさらに厳しい数値が予想されていた。<br>
149行目: 147行目:


==備考==
==備考==
*KADOKAWAの資料によれば、艦これ関係の著作権管理以外に「C2プレパラートの新コンテンツ」関連事業も設立目的に含まれると説明されている。<br />2019年初頭の[[ZZ(クソアニメ2期)]]発表とほぼ同時に再始動が宣言され【日曜大工】で進めているとか言う<s>キ印</s>キ号計画®︎のことだろうか?
*KADOKAWAの資料によれば、艦これ関係の著作権管理以外に「C2プレパラートの新コンテンツ」関連事業も設立目的に含まれると説明されている。<br />2019年初頭の[[ZZ(クソアニメ2期)]]発表とほぼ同時に再始動が宣言され、2025年リリースを目指して【日曜大工】で進めているとか言う<s>キ印</s>キ号計画®︎のことだろうか?
*2020年8月に勃発した[[トレパク合成グッズ事件]]当事者のなのとらは「運営とコンタクトを取っている」としているが、あの【ガードが固い】運営と直にやり取りが出来るとは考えにくいため、一説に「角川アーキテクチャのフォームからメールを送ったことをそう言っているのではないか?」とされている。
*2020年8月に勃発した[[トレパク合成グッズ事件]]当事者のなのとらは「運営とコンタクトを取っている」としているが、あの【ガードが固い】運営と直にやり取りが出来るとは考えにくいため、一説に「角川アーキテクチャのフォームからメールを送ったことをそう言っているのではないか?」とされている。
*角川アーキテクチャ発足以前の運営体制の変遷については[[運営譲渡問題]]、艦これ以外のタイトルについては[[他C2機関作品]]も参照。
*角川アーキテクチャ発足以前の運営体制の変遷については[[運営譲渡問題]]、艦これ以外のタイトルについては[[他C2機関作品]]も参照。
172行目: 170行目:
**他社がフィギュアなどを作成する際や、ワンダーフェスティバル参加者からの申請において窓口となる。商品化の際、版権管理手数料を受け取る。
**他社がフィギュアなどを作成する際や、ワンダーフェスティバル参加者からの申請において窓口となる。商品化の際、版権管理手数料を受け取る。
***検数証紙(グッズの生産個数を証明するために貼付するシール)はKADOKAWAグループ共通で鳳凰マークのシールを使用している。
***検数証紙(グッズの生産個数を証明するために貼付するシール)はKADOKAWAグループ共通で鳳凰マークのシールを使用している。
***著作権表記は分社前から「C2 / KADOKAWA」の連名であり角川アーキテクチャ(KADOKAWA Architecture)単体もしくは2社との連名でクレジットされた事例は確認されていない。
*商品売上
*商品売上
**艦これ関連CDの大半(サウンドトラック、キャラソン『艦娘想歌』)<ref>[[Z級クソアニメ]]関連はフライングドッグよりリリース。詳細は[[艦王ソング]]参照。</ref>、艦娘遊撃隊の写真集や『海の画集』『みたいな!』の製作元はこの会社となっている(いずれも販売はKADOKAWA)。
**艦これ関連CDの大半(サウンドトラック、キャラソン『艦娘想歌』)<ref>[[Z級クソアニメ]]関連はフライングドッグよりリリース。詳細は[[艦王ソング]]参照。</ref>、艦娘遊撃隊の写真集や『海の画集』『みたいな!』の製作元はこの会社となっている(いずれも販売はKADOKAWA)。
**2022年に分離元の『コンプティーク』本誌で長期休載扱いとなっていた美水かがみ『らき☆すた』が掲載媒体を『みたいな!』へ移籍したことが発表されたが、同作(および『まえせつ!』を始めとした関連作品)のライセンス業務を含めてKADOKAWA本体(IP事業本部)から角川アーキテクチャへ移されたのかについては確認されていない。
*<strong>ゲーム内売り上げはC2プレパラートとEXNOAで折半するので売上にはならない</strong>。KADOKAWAには1円も入らない構造になっている。
*<strong>ゲーム内売り上げはC2プレパラートとEXNOAで折半するので売上にはならない</strong>。KADOKAWAには1円も入らない構造になっている。


228行目: 228行目:
<s>そんなに販路絞って本当に目標の5000部も売れるんですか?</s>
<s>そんなに販路絞って本当に目標の5000部も売れるんですか?</s>


なおKADOKAWAでは関連団体の角川文化振興財団で自費出版を取り扱っているが、このルートで制作された出版物も普通にKADOKAWAの販売となり、ISBNが付与される。<br />
なおKADOKAWAでは中経出版ブランドおよび関連団体の角川文化振興財団で自費出版を取り扱っているが、このルートで制作された出版物も普通にKADOKAWAの販売となり、ISBNが付与される。<br />
そのため、角川アーキテクチャの出版物がISBNを付与していない理由は「通常の書店ルートに卸すと返品が発生する」「POSデータで実売数値が出て売れてないのがバレたら悔しい」などが考えられる。
そのため、角川アーキテクチャの出版物がISBNを付与していない理由は「通常の書店ルートに卸すと返品が発生する」「POSデータで実売数値が出て売れてないのがバレたら悔しい」などが考えられる。


264行目: 264行目:
<references />
<references />


{{DEFAULTSORT:かどかわあーきてくちゃ}}
{{DEFAULTSORT:かとかわああきてくちや}}
[[Category:C2プレパラート・C2機関]]
[[Category:C2プレパラート・C2機関]]
[[Category:田中謙介]]
[[Category:田中謙介]]
[[Category:C2機関の関係者]]
[[Category:C2機関の関係者]]
2,497

回編集

案内メニュー