駆逐艦/陽炎型

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艦これに登場する艦娘のうち、日本の駆逐艦(陽炎型)の問題点

声の欄に「」がある出演声優は、他艦船擬人化ゲーのキャスティング歴があることを表す。

概説

同型艦だけで全19隻の大所帯。2022年5月に5番艦の早潮が登場して艦型コンプリートにリーチ状態となったが、最後に残った6番艦の夏潮は艦王の【夏】嫌いが疑われているため達成困難が予想される。艦数が多く、レアリティの高い艦も多いため、艦これの駆逐艦の中では最もこれくしょんが難しい型とも言われている。

担当絵師はバラバラでコニシ、しずまくん、パセリ、藤川と統一性がないが、その中でもコニシが一番多く陽炎型を担当している。概ね絵師の分かれ目と駆逐隊の分かれ目が一致しているので、夏潮もコニシ担当となる可能性が高いと思われる。

陽炎型で最も有名な艦は、ズッ友()こと皇宇(ZECO)の代表作『Battleship Girl -鋼鉄少女-』の主人公でもある8番艦の雪風(後の丹陽)である。他艦船擬人化ゲーのみならず、陸海空複合型のゲームでも必ずと言っても良い頻度で登場している。

2018年に艦王が「18年は陽炎型を強化年です(キリッ)」と宣言し、多数の陽炎型に改二や新規イラストが実装された。しかし同時期に主人公()の吹雪を始めとした多くの艦が声優の【裏切り】やイラストレーターとの事実上の絶縁により追加要素を見込めなくなったこと、頼みの綱であった白露型が色々な面でネタ切れになったことなどから、陽炎型に大きなテコ入れが入ったのは伸びしろが多いの&裏切り要素の少ない艦型が陽炎型しか無かったという運営の内部事情が見て取れる。なお、強化年だったのに歯抜けだった5番艦6番艦は追加されないまま放置された。

艦これにおける陽炎型の特徴として、19番艦の秋雲を近年の説に基づき陽炎型に含めていることが挙げられる。しかしながらゲーム内での扱いは完全に夕雲型のそれであり、横の繋がりの薄い艦これでは有効活用されている設定とは言い難い。近年ではグッズ展開すら夕雲型準拠になる例が出てきており(参考)、事実上編入されたも同然である。

第十七駆逐隊の11~14番艦(と事実上雪風)は、改の後に特有の「中間形態」を持つ。改二までの繋ぎとして通常より抑え気味に性能やグラフィックが変化するというものだが、実装の手間としては改二と変わらないはずなので、【リソース】の管理に四苦八苦してる艦これとしてはかなり珍しい措置と言える。もっとも第十七駆逐隊の面子は現状誰一人として改二になれておらず、雪風はせっかくの台湾の姿をこれで浪費する羽目になっており誰得感は否めない。

陽炎

  • 画:コニシ
  • 声:藤田咲
  • 他:R、B、A、D、F、O

第二次世界大戦で日本海軍水雷戦隊の中核を担った陽炎型駆逐艦のネームシップ。

長女枠の多くが空気化するかイジ(メ)られキャラになる中、小説『陽炎、抜錨します!』の主人公として抜擢され、艦これ第二の主人公として吹雪の後ろに付けていた。が、芸無内では特にテコ入れの無いまま連載終了を迎え、やはり空気化の憂き目に遭う。なお、これでも最も成功した部類のメディアミックスである。

2018年に冒頭の事情でようやく改二を果たし復権するかに思われたが、改造条件がレベル70以上&【改装設計図】1枚という簡悔仕様だったことで物議を醸す。更には持参装備が「12.7cm連装砲C型改二」「61cm四連装(酸素)魚雷」×2というゴミみたいな仕様だったため、改造しても到底割に合わないことから復権は叶わなかった。なお陽炎型改二には独自の装備シナジーが備わっているが、クソザコの駆逐艦に何をどうしようがクソザコのままでしかないので意味を成していない。

他艦船擬人化ゲーでは全5作品に登場している。
アズレンの陽炎はお供としてSD時雨のような顔をした連装砲の幽霊キャラがついているのだが、それが連装砲ちゃんのパクリだとして艦豚共の槍玉に挙げられることが多い。しかし最近は艦これ公式が連装砲ちゃんの商標を持ってるDMMに使用料を払うのが悔しいからかマスコットポジションをキモ浮き輪に変えて逃げたため、梯子を外されたことに気づかない艦豚が一方的に喚いているだけとなっている。

不知火

  • 画:コニシ
  • 声:藤田咲
  • 他:R、B、A、D、F、O
  • 改造:改二
  • 限定立ち絵:秋の私服(改二)

陽炎型駆逐艦2番艦。冷静かつ物騒な物言いから、戦艦クラスの貫禄があるとネタにされることがある。
それでいて「すいらいせんたん、出撃します!」という噛み芸からドジっ子属性もあるという一粒で二度おいしいキャラとなっており、そのおかげで陽炎よりも賞味期限が長かった。

陽炎の後を追う形で改二が追加された。【もろちん】レベル72以上&紙切れ改装設計図1枚が必要。
ちなみに持参品は「12.7cm連装砲C型改二(☆5)」「25mm三連装機銃(☆5)」「三式水中探信儀」。
なお、☆を付けてもゴミはゴミである。

黒潮

  • 画:コニシ
  • 声:藤田咲
  • 他:R、B、O

関西弁が特徴の陽炎型駆逐艦3番艦。ちなみにここまでの3体は、サービス開始当初はハズレ枠扱いされていた。

その理由は、陽炎型1~3番艦+雪風の4体はいわゆるレア駆逐レシピで建造できるのだが、全員陽炎型で建造時間も同じでありながら、雪風のみ人気&性能共に頭一つ抜けていたためである。しかしあまりにも雪風の出現率が低すぎる&他3体が頻繁に手に入ることから、陽炎・不知火・黒潮それぞれの入手時のセリフ

っとえた!」(陽炎)
「指導鞭撻」(不知火)
「ろしゅうな」(黒潮)

の頭文字を取った「yaggy」という単語が発生し、3体を「またお前か」的に扱うネタが広まった。

中でも黒潮は『陽炎、抜錨します!』の恩恵を殆ど受けられなかったため、姉二人よりも早く空気化が進むようになる。その後ヤバめな豚共が目を付けて「黒潮病」なる病を勝手に発症することになるのだが、書き出すと無駄に長くなる割にネタ要素も無く、純粋に気色悪いだけなので割愛する。「ウッ、クロシオ……!!」が合言葉という点で察してほしい。

姉二人に続いて改二となったものの、例によってレベル73以上&紙切れ1枚が必要。prayerが条件達成の苦行に慣れるのが悔しいのか、姉二人と比べて微妙に条件が厳しくなっている。持参品は「12.7cm連装砲C型改二(☆5)」「三式爆雷投射機(☆5)」「25mm三連装機銃」と相変わらずのゴミ。

親潮

陽炎型駆逐艦4番艦。陽炎型の真面目枠はここに来ている。ただし「露骨にキャラを作っている」という設定が付け加えられている。

どこかのクレイジーサイコレズ雷巡とは異なり、この設定や中の人の演技"は"概ね好評。また、特に深夜帯の言動からムッツリスケベ疑惑も取り沙汰されている。史実以前に名前の由来からして黒潮と対になりそうなものだが、艦これでは外見が多少意識されているかな?という程度である。つまりはいつもの通り【プロデューサー】が無能。

そもそも初出が大幅に遅れた上、あの「詫び空襲」で悪名高い16春イベのE7道中マスという簡悔仕様であったことから、黒潮と並べるどころの騒ぎではなかった。しかも艦王が「詫び空襲」の釈明を一切行うことなく開口一番に親潮の沈没ポエムを投下したことでヘイトが急上昇。遂には「悔潮」なる蔑称まで叩きつけられ、更にはこんなコラ(閲覧注意)まで作られてしまった。

CV担当の本渡楓はこれが艦これ初仕事であり、個人的にも親潮を気に入っていたようであるが、結局入手できずに時間切れとなっている。(手に入れたところでクソザコなのでがっかりするだけなのだが…)ちなみに平成31年冬イベで登場したフレッチャー級のジョンストンは、「演じた声優が手に入れられなかった」と言う共通点があるため【悔潮2世】の別名で呼ばれることがある。

近年はイベントでの出現率が上がったり、通常海域にも実装されるなど「悔潮」のイメージを払拭しようとする傾向が見られる。もっともあくまで艦王基準での話で、前者は相変わらず後半海域や難所に多く設定される傾向があり、後者は当該海域では敵が強めな道中マス限定なので、どれだけのprayerに行き渡ったのかは不明。何より上3人に続く形での改二とはならず、何年経っても改止まりのまま放置されているため、イメージ払拭以前に空気化が如何ともし難いことになっている。その代わりのつもりなのか、三越伊勢丹コラボ令和元年冬イベで唐突な描き下ろしが投下された。

外見だけ見る分には、同じコニシ担当艦で初期からいた朝潮で十分代用が効いてしまうため、上記の所業を抜きにしても別にいてもいなくても…という空気が漂う。またキャラとしては明確に朝潮の方が幼かったのだが、近年は朝潮が描かれる度にじわじわと大人びてきているので、いよいよ差別化が困難になってきている。

他作品ではアズレンとブラサジに登場しており、後者では初期艦かつTwitterアイコンに起用されていた。
アズレンの親潮は限定ながら、建造で割りと出るため全く悔しくない。 くノ一な黒潮に対してこちらは人形遣いで、感情の薄い黒潮を喜ばせるために人形劇の腕を磨いている描写がある。そのため、姉妹愛=クソレズの思考が抜けきれていない豚崩れからポートランドに次ぐクソレズ汚染を受けている。

早潮

  • 画:コニシ
  • 声:古川未央那
  • 他:無し
  • 改造:改二

陽炎型駆逐艦5番艦。22春イベで登場。艦王的に余程の自信があるキャラなのか、登場直後に早々と改二が追加されていた。 黒髪ロングで性格はまさしく令和ギャルと言ったキャラ付けでよきよき~等ティックトックやインスタグラムのJKみたいな口調が特徴的 また、深海時代にマスクをしていた事から地雷系ギャル・某絵チャで言われ漫喫からのエ□配信ギャルに似てると言ったトンデモ属性が早々に付けられていた。

CVの古川未央那はKADOKAWA系列のプロダクション・エースが精力的に売り出し中の若手で、何故か22春イベの後もキャストが伏せられていたことから「強力な隠し球」扱いを受けているものと見られていた。ところが、1年後には『誓約少女』に出演し、生え抜きのエース声優としては史上初めて他艦船擬人化ゲーにキャスティングされている。

初風

  • 画:コニシ
  • 声:ブリドカットセーラ恵美
  • 他:無し

陽炎型駆逐艦7番艦。ここからの4体は第十六駆逐隊所属となる。ただし、この初風のみコニシ担当なので浮き気味。

芸無の登録数50万突破記念として実装された。しかし我らが艦王様が素直に下賜するわけもなく、通常海域でのドロップは当時安定周回が困難だった3-4ボスマスのみ。後は3ヶ月に1度のイベント時で運良くドロップ設定された際に入手できれば御の字といった感じであり、ガチプレイしないprayerにとっては高嶺の花だった。

その様子から、本当に存在するのか的な意味で「ツチノコ」なる異名も付けられたが、今となっては通常海域での入手方法があるだけマシな部類である[1]。HTML5への移行後は3-4のルートをある程度制御可能になったのでいくらか掘りやすくなったのだが、それでも相変わらずイベントで何かのついでで狙う方が楽だと思われる。

また、史実を元にした「デュラ風」という別称もある。「デュラ」は「デュラハン」の略であり、妙高との衝突によって艦首を大破し、沈没の遠因にまでなった事件に由来している。妙高自体もおかしな方向で祭り上げられたため、この2人が揃った二次創作は変な空気が流れているものが多い。

その他、漫画『かんなぎ』のヒロイン「ナギ」に似てるなどのネタも見られた(気の強そうな銀髪ロングなので二次元じゃ割とよくあるやつ)。まだ発展途上だった当時はそこまで激しいマウンティングは起こらなかったものの、振り返って見れば現在問題視される事象の端緒を幾つも抱えていた艦娘であったと言える。

雪風

陽炎型駆逐艦8番艦。艦船擬人化ブーム以前から大和の次ぐらいに知名度が高く、ズッ友()の代表作『Battleship Girl -鋼鉄少女-』の主人公でもあることから、ジャンルの解説に当たっては切っても切り離せない1隻。長門と並んで、艦これ及び日本上陸を達成した他艦船擬人化ゲーの全作で登場している数少ない艦船でもある[2]

艦これの雪風はしずまくんがキャラデザを担当しているが、ハムスターに例えられる出っ歯のキャラデザがネックになっているためか、メディアミックスでは知名度に反して地味な扱いに留まっている。そのデザインから、二次創作では水木しげる調の出っ歯メガネキャラ風の雪風が描かれる事が度々あった。「どんぐりかじり丸」なる異名で呼ばれることもある。出っ歯デザインについて、艦豚達からは「水木しげるが復員時に乗船したエピソードと絡めて意図的にそうした」と擁護する声も挙がっている。しかししずまくんがそういった意図を持って描いたと明言したわけではないので、仮に間違っていた場合相当に失礼な物言いをしていることになる。

敵のインフレが加速し続けている昨今の芸無内イベントについて、「駆逐艦がインフレについていくには夜戦カットインでの大ダメージを狙うのが最適解」とされている。そのため全艦娘中トップの運を誇る=夜戦カットインが一番発生しやすい雪風は、イベント時において引っ張りだこの存在。しかしローンチ組なため、素の火力では後発の他改二に劣ることから、"あなただけの無敵連合艦隊を目指す"には入手が簡悔の(ペド)海防艦で補強する必要性がある。もっとも、艦これにおいて雪風が発揮した最大の幸運はZ級クソアニメに登場しなかったことだと言われていた。しかし、ZZ(クソアニメ2期)ではガッツリ登場し、前作の島風をもっとエキセントリック(オブラートに包んだ言い方)にしたような落ち着きの無いキャラ描写をされたばかりでなく第6話での非常識な行動が原因で「下痢ビーバー」呼ばわりされるに至っており「流石の幸運艦でも艦王デバフの魔手からは逃れられなかったか」と呆れられている。

前述の通り、日本に上陸した他艦船擬人化ゲーでは長門と並んで全てのタイトルにプレイアブルで登場しており、アビホラではアプリ(英語版除く)及びTwitterの公式アカウントにアイコンで起用されるゲームの顔的存在となっていた。他のタイトルでも戦少Rがまーじゃん(神北小毬)、アズレンがSaru、守護プロがBison倉鼠と大陸の一線級絵師がキャラデザに起用されており、ほぼ例外無くメイン扱いを受けているのが特徴。

以下余談。

イベント限定艦でも比較的早期に復刻入手の機会が設けられることの多いアズレンでは珍しく、常設建造への追加は(恐らく繁体字版リリースが決定した時期との関係で)登場から1年半近く後とブランクが長期にわたって続いた。それをチャンスと見たのか、艦王は19夏~秋にしずまくんを拝み倒して(?)艦これでは久々となる季節絵を投入している。しかし、こちらもブランクが長かったためか「『刀使ノ巫女』の主人公・衛藤可奈美(CVは悔潮役の本渡楓)にしか見えない」と言う感想が相次いだ。

こうして遅まきながら2018年頃から雪風のテコ入れを始めたのだが、呉鎮開庁130周年記念ではしずまくんの新規描き起こし一切無し(大和も同様)に加えて、ポスターやグッズで「KURE NO YIKIKAZE」というこっ恥ずかしい誤植が大量拡散され、「イキ風」なるクッソ汚い不名誉な蔑称が爆誕することになった。 また合間合間に入るグラが成長した事により、最初は藤田さんのフルアニ声で抜けない等薄い本界隈では不人気だったが 夏の間だけ子供だった子が変わる等のシチュで助兵衛の雪風の如く薄い本が増加傾向にもあり週5の雪風なるネタが増加してきていた。

実艦が「稀代の幸運艦」として著名な反面、「同じ艦隊の他の艦を犠牲にして生き残った」と言うネガティブイメージから「死神」と中傷されることもあり、頻繁に論争の的となっている[3]。この「周囲を不幸にしてしまう」イメージは、アビホラのスキル「女神のおねだり」(敵味方を問わずフィールド内の全員から運気を自分に集める)や、守護プロでの「彼女は純粋な心の持ち主で運が良いラッキーガール♪ただ、彼女の周りの者はなぜか運が悪くなる…」という設定に現れている。また、最ラブでは自分だけ戦火を生き延びたのを理由に陰口を叩かれていることに強く負い目を感じているため「幸運艦」と呼ばれるのを好まないながらも、単騎で率先して敵陣に突っ込み戦局を変える存在として描写されている。

ちなみに戦後の雪風の評価について、「雪風が大戦を生き残ることができたのは単に幸運だからではなく、搭乗員の日頃の訓練の賜物によるものである」という声が数多い。

愚痴スレにおいては、アズレンでの雪風のキャラストーリー「佐世保生まれの幸運艦」というタイトルに対して艦豚が(恐らく聞きかじりで覚えた「呉の雪風、佐世保の時雨」が就役後の所属でなく建造場所と勘違いして)「雪風は呉生まれだろ」と盛大にガバ知識を晒したことがよく話題に上がる。ちなみにアズレン雪風が実装される10日前から行われていた艦これの佐世保イベントにて、事務員タニベユミによるバスアナウンスでも雪風が佐世保生まれであるという事が言及されていたのだが、何故艦豚くんらがそれを知らなかったのかについては永遠の謎である。

丹陽

雪風が戦後に中華民国へ賠償艦として引き渡された際に改名された時の艦名。

丹陽に改名して以降の話題については、中国大陸製ゲームでは政治的理由から長らく触れるのがタブー視されて来た面があり、『鋼鉄少女』のアプリでも雪風が改造で丹陽になるのは繁体字版(台湾・香港)のみとなっていた。なお漫画『鋼鉄少女』の原型になったのはイラストレイテッド・ストーリー形式の『陽炎少女丹陽』とされている。

2018年頃は両岸の民間&経済面での交流が進展していることを反映してか、中国政府文化部も「台湾へ売り込むのに必要」という口実があれば黙認する姿勢を取っていたようで、戦少Rでは2018年8月に繁体字版をリリースした記念として大陸版を含め丹陽への改造を解禁しており、日本版でも2019年5月に追加された。発表当初は帽子に中華民国の国章である青天白日徽章を模したマークが入っていたが、流石に大陸版では政府審査がNGになったらしく無難なものに差し替えられている。

最ラブではゲーム内に改造の概念が無いため、一貫して雪風のまま(恋愛パートに出て来たらプレイヤーの任意で改名可能なため「丹陽」と名付けるのは自由)だが、恋愛パートでは「思い出」の第5段階以降で丹陽に改名した時期の話題を聞くことが出来る。また、作中では台湾で同僚となった元アメリカ海軍ベンソン級駆逐艦の洛陽(元1番艦ベンソン)と漢陽(元5番艦ヒラリー・P・ジョーンズ)が登場しており、どちらもプロフィール欄では友達に「丹陽」、ライバルに「雪風」を挙げていた。

その後は香港情勢の悪化などを反映して再び政府審査が硬化しており、大陸製の他艦船擬人化ゲーで丹陽を登場させるのは無理になったと言う見方が強い[4]

陸奥改二の追加が予告されたコンプティーク2019年3月号が出回り始めた頃、しずまくんキャラデザの『刀使ノ巫女』の主人公・衛藤可奈美のチャイナドレス絵を雪風のように加工した悪質なコラ画像がTwitterで拡散された。このコラが出回る直前、これまで台湾を含む繁体字圏進出に消極的だったアズレンが春節に合わせて初の台湾人絵師を起用、戦後中華民国海軍へ移籍したフレッチャー級2隻を投入、同時発売の着せ替えでこれまで避けて来た台湾ネタを解禁をした直後だったこともあり、激しくムガールしていた艦豚が続々と「艦これでも遂に丹陽登場か」とコラ画像に釣られる事態となった。

その後2020年11月開催のうなぎ祭りにて、月内に改二と丹陽のマルチ改装を追加すると予告されたが、当初はコンプティーク10月号に掲載されたシルエットから「同時期に就役していた丹陽と護衛艦ゆきかぜのキメラになるのではないか?」と予測されていた。艦豚君たちは「丹陽になるんだったら(キャラデザがA士になるから)改造はいらない」と口々に拒絶反応を示していたが、一部に出ていた「雪風改二はしずま、丹陽はA士」という噂はステージ発表で否定されたため、両方ともしずまくん担当であることが確定した。(なおA士は同人でオリジナルの丹陽を描いたことはある。)

艦王が鋼鉄少女を巡って前の所属事務所と係争中のズッ友()の顔を立てつつ、護衛艦これくしょん(仮)路線へどう舵を切るのか注目されたが、蓋を開けてみればまさかの「雪風→丹陽→雪風改二」の二段改装。「史実では返還が叶わなかった雪風が帰って来た」という、まさにオークらしいお涙頂戴のくっそ寒いif設定だった。(というか色々と台湾に失礼だと思うんですが…)詳しくは20秋~冬を参照。

なお、艦これ丹陽の読みは仮名の「タンヤン」でなくローマ字(ピンイン)で "DAN YANG" と振られているが、親台アピールが目的なら大陸系のイメージが強いピンインではなく、注音符号(ボポモフォ)を使って「ㄉㄢ ㄧㄤˊ」と表記すべきであろう。

天津風

  • 画:しずまよしのり
  • 声:小倉唯
  • 他:R、D、F
  • 改造:改二
  • 限定立ち絵:

陽炎型駆逐艦9番艦。14春イベのE3突破報酬として登場した。公式が「二年目の顔」として持ち上げていたが、言うほど盛り上がらなかった上にいつの間にかそんな話は無かった事にされた。

キャラ付けは素直になれない世話焼きな女の子といった感じで、CVは小倉唯と人気になれる要素は多かったが、レアリティの高いしずま艦であり【建造不可】なので入手が難しく、手に入れるのは困難。島風とは仲がいい事を示唆するボイスもあるが、島風からの言及は皆無であり、芸無ならではの【キャラ同士の掛け合いが希薄すぎる】を体現するキャラの1人でもある。直接関係はないが、次のイベントが連合艦隊実装+防衛は任意だったのも悪い方向に作用したものと思われる。

連装砲ちゃんに次ぐマスコットとして「連装砲くん」も登場したが、島風が擁する連装砲ちゃんと違って1体しか連れておらず、天津風本人が連装砲くんに言及する台詞も少ない為、今では完全に空気。それが祟ってか二次創作でも殆ど扱われず、最初から存在しない扱いにされる事が数多い。三越伊勢丹とのタイアップでも、連装砲ちゃんや長10cm砲ちゃんがいる中で連装砲くんだけが仲間外れにされている。

よく見ると透けている見た目から、「歩く痴女」などと言われる事も。しずまくん謹製のどスケベデザインがキラリと光る。中破状態だとより一層痴女度が上がる(ほとんど素肌。いつでも夜戦バッチコイ(意味深))ため、エロ方面のポテンシャルも高かった。イレイチンコン

キャラ性能は他の陽炎型より燃費が少し悪いが、改の時点で駆逐艦上位に入る装甲の高さ(陽炎型の改としてはトップ)。それ以外の能力も駆逐艦改としてはやや高く、さすがに雪風や島風までとは行かないものの即戦力になれる素質は一応ある。これで入手難じゃなければ確実に人気だっただろう。ただLv20の改造で「新型高温高圧缶(「強化型艦本式缶」の上位装備。開発不可)」と三式ソナーを持ってくることから、(牧場されると悔しいので)入手難度の改善は望み薄である。

時津風

  • 画:しずまよしのり
  • 声:藤田咲
  • 他:無し

陽炎型駆逐艦10番艦。14夏イベのE4クリア報酬で初登場。しずま艦で紫わんこでタイツにパツンと色々盛り上がっていたはずなのに、知らないうちに話題に挙がらなくなった。
現在、しずま艦の中で立ち絵が1パターンしかない(差分レベルですらも存在しない)最古のキャラ。次点は照月。

性能的には強ステータス(当社比)設定の多いしずま駆逐艦の中において、数少ないテンプレ駆逐艦性能であり凡庸。持参品もイマイチなので牧場用としての価値はないが、天津風同様、入手するのは難しい。凡庸性能でもしずま艦であれば渋られるという良い見本かもしれない。愚痴スレではとくさんらによる他所キャラへの【ニホンカンヲケモノアツカイッ】主張へのカウンターとして、改二で頭髪がケモミミ調にされている夕立や時雨&ハロウィン時にケモノライクな格好をさせられているキャラなどが例に上がることがあるが、時津風は初期形態から完全にケモミミ調な頭であるにもかかわらず地味すぎる扱いのせいか取り上げられる事は殆ど無い。

その後長らく駆逐艦その一という扱いに甘んじていたが、2020年頃から「ポケモンのアーボックに巻き付かれている時津風」という謎のイラストが散発的に見られるようになり、変な注目を集める。それら大半がSkeb依頼、すなわち代価を支払って描いてもらったファンアートであったため、内容の特異性から「個人が複数の絵師相手に同じシチュをリクエストしているのではないか」と噂されていた。

後に依頼人の所在が判明したが、依頼人は「時津風とアーボックが好きだから依頼した」と語っており、現在でも時津風とアーボックを絡めたリクエストを続けているようである。ちなみに本人は自身の性癖が特殊であると理解しているようで、絵師が望まない限りは原則非公開で依頼を行っているため、この事例は絵師側が公開に踏み切った末の騒動と言えるだろう。方々で異常性癖ネタを撒き散らす艦豚くんには、氏の謙虚さを是非とも見習ってほしいものである。

浦風

  • 画:パセリ
  • 声:小松真奈
  • 他:B

陽炎型駆逐艦11番艦。ここからの4体は第十七駆逐隊に所属しており、浦風はそのリーダーとなる。なお、第十七駆逐隊の面々は中破時にやたら胸部をギリギリまで露出した上で、画面左側向きでカメラ目線になるという特徴がある。

広島弁で喋る唯一の艦娘。だが注目されるのは世話やきボイスでの母性や、専らその厚い胸部装甲()である。イレイチンコン
艦豚が言う所の「広島弁警察」も出現したが、争う暇も無いほどひたすら胸ネタで推され続けた。2018年には艦これ5周年記念に合わせて「丁改」が実装されたものの、この時も一番の関心は胸の育ち具合と、いっそ清々しい程に一貫している。ただし、丁改時の通常立ち絵が低解像度とパセリ氏の手抜き(低予算だったのか納期の短さが原因なのか)から「たらこ唇に見える」などと揶揄する動きもあった。

磯風

  • 画:パセリ
  • 声:川澄綾子
  • 他:B

陽炎型駆逐艦12番艦。14夏イベで登場。史実では武勲艦として名の通った存在だった。

この頃までは「硬派なSLG」という謳い文句を真に受けて艦これに入ってきたミリオタ系プレイヤーがそれなりにおり、イベントの題材も「あの」ミッドウェー海戦という事で嫌が応にも期待が持たれていた。しかし【トリッキー】な艦王がそんな期待に沿うわけもなく、性格の癖が強いだけのごく一般的な駆逐艦に仕上がっている。なおこの仕打ちには怒りを覚える者も多く、内ゲバの原因の一つとなった。

出会い頭に「私が守ってやる」と大口を叩くのを始めとして、上から目線な台詞が非常に多い。しかし性能に抜きん出た点は特に無いため、普通に深海田中軍相手に無様な敗北を喫してくる。生活能力は更に破綻しており、秋刀魚一つ上手く焼けず炭にするというヒエーに勝るとも劣らないメシマズ属性を付与されている。ここまで落差が酷いと、どこまでが素でどこからがdisネタなのか分からなくなってくる。それでも体付きだけは良いので、エロ同人ではそれなりに拾われてイレイチンコンされている。全年齢向けではメシマズ仲間の比叡と組ませるなどネタキャラとして描かれる事も多い。まがりなりにも武勲艦としての「磯風」が好きで求めていた連中を裏切ってまで作ったキャラがこれというのが実に悲壮感漂っている。

その後も王への忠誠心を試すがごとく、やたらドロップを絞られまくっている。改の要求LVすら45と、当時の駆逐艦では一番高く簡悔インフレの嚆矢でもある。2018年には「乙改」への追加改造でようやく最低水準の性能を手にしたものの、入手方法は一向に緩和されないまま。最早まともに使わせる気があるのかさえ疑わしい。

以下余談。

磯風特有の二次創作として、中の人繋がりでFateシリーズの「青セイバー」こと「アルトリア・ペンドラゴン」と関連付けるネタがある。登場時より自然発生していたネタだが、FGOが台頭したあたりから後述の浜風とセットで再燃し、ちょっとしたブームにまで発展した。しかし、純粋なFateファンからは再燃後の動きは好ましく思われていない。
いわゆる同人ゴロが艦これからの移住先とする足掛かりに粗製乱造した物が多く出回った上、それを阻止しようとFGOごと誹謗中傷する艦豚も後を絶たず、迷惑千万極まりなかったためである。

そもそもアルトリアが威圧的に振舞うのは作中のごく限られた場面のみであり、基本的には「です・ます」調で話す礼儀正しい人物として描かれている。所詮一発ネタでしかないものを無理にゴリ押す事自体が間違っているのである。

浜風

  • 画:パセリ
  • 声:小松真奈
  • 他:B

陽炎型駆逐艦13番艦。2014年3月28日実装。やたら豊満な胸部とそれを強調するような立ち絵・中破絵により、その手の二次創作が大量に生まれた。エロ同人に限って言えば「二年目の顔」は天津風を差し置いて間違いなく彼女であった。イレイチンコン

銀髪片目隠れという髪型により、浜風が色んなキャラに似てるとか色んなキャラが浜風に似てるとか言われた。本気の程は不明だが「ジェネリック浜風」なんて言葉すら飛び出したほど。流石に運営もマズいと思ったのか、後に色気より食い気という方向にイメージの修正が図られたが、その時点で最早何もかもが手遅れとなっていた。

建造不可だが、HTML5化以前は補給艦狩りで足しげく通う事になる2-2ボスでドロップするので入手難易度は低め。人気の一端はここにあったと見て間違いないだろう。現在ではルートの都合上、補給艦狩りと並行できないので過去の話である。

居もしない【信濃】に言及しながら、6年以上の月日が過ぎてしまっている哀しみを背負ったキャラでもある。

2018年には磯風と共に「乙改」となっている。性能的にはぶっちゃけ劣化秋月型(雷装だけは一応高いので完全劣化ではないが)であり、なんで素直に改二としないのか釈然としない。Q.何?A.悔。
ただ艦豚達の間では「乙改」と「おつぱい」とかけたオヤジギャグができればそれで満足という反応が大勢を占めるため、さほど問題にはなっていないようである。改造すると艤装がアズレンのケントとFGOのマシュ・キリエライトを足して二で割ったような形状に変化する。共に浜風に似てるとか言われて艦豚に難癖をつけられていた二人だが、因果関係は不明。ただ、前者はまだしも、後者は改造前からクロスオーバーネタがそこそこ見られた間柄であり、磯風の項で述べた迷惑行為を助長した事は確かである。

アズレンでは姉2人と同じくストレートなロリ系のキャラデザ。姉2人とは違い改造持ち。通常絵の露出がすさまじく、改造絵では減る。
珍しく艦これの浜風と素直に共演させているイラストも見られるが、その内容はアズレン浜風の胸が小さいこともあってほぼ全てが「乳比べ」ネタである。

谷風

  • 画:パセリ
  • 声:小松真奈
  • 他:B

陽炎型駆逐艦14番艦。14春イベで登場。

絵が追加されるごとに頭身が不安定となるため、年齢不詳感がある。確実に言える事は上3人より胸が小さいという事で、二次創作では露骨にハブられてたりする。髪型や声質も合わさって「ちびまる子ちゃん」の異名があり、例え描かれたとしてもネタキャラ扱いされる傾向が強い。とは言えエロネタと無縁というわけでもなく、中破時の明後日な方向に迫真のグラフィックから「拉致風」なんて別称も持っている。エロ同人界隈では拉致の事を「ハイエース」と呼ぶ風評被害系不謹慎ネタが存在するが、これを「拉致風」で更にミーム汚染するという遊びが流行った事もある。 同様に中破ガチレイパー愛好家使用として睦月・巻雲も含め三大初期ハイエースとして注目は浴びていた。イレイチンコン

例によって公式も界隈における谷風不人気ネタ便乗してる節があり、露骨にハブりこそしないものの、何かする時はだいたい谷風が後回しになる。特に2018年の「丙改」化は他3人の追加改装から半年以上遅れており、ファンからは真剣に見送りも危ぶまれていた。

グラフィックは胸以外他3人に近付ける方針のようで、この頃になると初期に比べて体が二回りは大きくなっている。その分顔立ちも別人レベルで変わっているが…
問題の股おっぴろげ中破は良くも悪くも順当に進化しており、拉致ネタで遊んでた連中を喜ばせた一方で、下品を通り越して汚らわしいという反応も出てきている。詳しくは18秋刀魚も参照。

野分

  • 画:コニシ
  • 声:小澤亜李
  • 他:R、B
  • 限定立ち絵:ハロウィン

陽炎型駆逐艦15番艦。14秋イベで登場。ここからの4体は第四駆逐隊所属となる。

同期が艦王の元枕艦であった秋月であるためか、同じCVながら当初からあからさまに適当な扱いを受けており空気気味。良く言えば無難な仕上がりで、いつもの如く入手が困難(通常海域にも一応実装されたが4-5ボスドロップで安定しない)な以外に欠点らしい欠点は無い。

舞風の台詞で言及されていたという事もあり、二次創作ではだいたい2人セットで描かれている…と思いきや、嵐&萩風が加わって以降はそれらと組む事も多くなっている。ちなみに女性目線では「かっこいいキャラ」という評価になるらしいが、具体的にどの点がかっこいいのかは不明。男装が似合いそうだからだろうか…?ともあれ、同人ゴロ的なクソレズとはまた違った方向でアレな同性愛ネタが多い事は確かである。一定しないカップリングが珍しく内ゲバもせずに共存した結果、第四駆逐隊にはどこか乱交じみたイメージが付き纏っている。

その後中の人が高レベルの裏切者()認定されたのに伴い、秋月の巻き添えで悔しがられた。ただし、持ち前の空気感が功を奏してか比較的早期に恩赦が出されており、ローソンとのコラボで【浴衣mode】が描き下ろされたり、『ダイの大冒険』のアニメリメイクに背乗りしたと思しき【野分の大冒険】が企画されたりと、かえって以前より待遇が良くなった感すらある[5]

  • 画:コニシ
  • 声:茅野愛衣
  • 他:R

陽炎型駆逐艦16番艦。15秋イベで萩風と共に登場。こちらは海域ドロップとなる。

初期の天龍や木曾以来となる俺っ子だったが、先達二人の二次創作で散々ネタが出尽くして下火になりかけていた所にいつもの出し渋りが重なったため、いまいち人気がパッとしない。第四駆逐隊内はともかく、それ以外では殆ど話題にも上らない点は天龍や木曾と大きく異なっている。変な探照灯の付け方や似ていたから、登場当初放送していた仮面ライダードライブネタが少しだけ盛り上がったが後が続かなかった。

公式は男勝りキャラではウケが悪いと見たらしく、「実は乙女」的な内容のボイスを追加するなどしてテコ入れを図ったが凡百なイレイチンコンが多少増えたのみ。史実では白露型山風との取り違えという鉄板ネタがあるのだが、知らなかったのであろうか邪道を征く事に定評のある我らが艦王様はこれも避けて通っており、そのため先方のカルト的な人気に乗る事もできなかった。後に7-1ボスへ常設されたが、遅きに失したと言わざるを得ない。

萩風

  • 画:コニシ
  • 声:早見沙織
  • 他:F

陽炎型駆逐艦17番艦。15秋イベで嵐と共に登場。こちらはE5クリア報酬で、自身が深海堕ちした姿である駆逐水鬼から取り戻す的な演出がなされていた(嵐に相当する個体は出現せず)。

そうした出自と、第四駆逐隊の中では容姿も性格も最も女らしい・おっとりした早見ボイスの事から、エロ方面ではまぁまぁ人気が出た[6]。なお、一般的な人気についてはお察しください。後に嵐とセットで7-1ボスへ常設されたが、嵐同様状況は何も変わっていない。

あまり掘り下げられていないが、提督の健康に気を遣っているという一面がある。 その為過激派ヴィーガン皮肉ネタや健康キチネタ等のキチ創作のネタにもよくされている。

以下余談。

嵐&萩風の両名は長らく艦これ改での入手法が分からず、一方で実装時期が同期の鹿島とグラーフ・ツェッペリンが確認されていた事からデータの不備などが疑われていた。しかし販売終了からそこそこ経った時期に、ついに実在が確認された。

それによると、難易度「史」[7]の深海中枢泊地(ラスト1個手前のステージ)のボスをS勝利時のみドロップするようである。まさに簡悔が極まったドロップ設定だが、性能には何ら手心は加えられておらず、凡庸な駆逐艦そのものとなっている。

舞風

  • 画:コニシ
  • 声:ブリドカットセーラ恵美
  • 他:無し
  • 限定立ち絵:バレンタイン

陽炎型駆逐艦18番艦。2013年7月10日実装。建造不可だが、3-3の道中およびボスで拾えるので入手難度は低めだった。加えて野分が来るまでの一年以上を他のコニシ艦にくっ付いて過ごすなどしていたため、第四駆逐隊の中では頭一つ抜けて知名度が高い。

名前の響から安直にダンスキャラにされた。その性質上、二次創作では踊り子(意味深)とか柔軟性を活かしたアクロバットプレイみたいなイレイチンコンがなされやすい。とは言え他にそれを売りにするキャラもおらず、個性は確立できている。小学生のイメージで演じているという中の人の発言により、普段第六駆逐隊とかで遊んでる連中の視線まで一手に集めた事もある。 また、自身を沈めたアイオワ登場時にコミカライズにて和解とも取れる絡みがあったため、金髪コンビというのもあって香取同様良く組まされているのも特徴

Z級クソアニメでは、赤城の過去回想のような夢の中で登場。
艦娘か実艦かどっちかよく分からない赤城を雷撃処分するシーンであり、その後寝覚めが悪かった赤城の進言と制作側の事情により、舞風は出撃メンバーから外されることになった。ちなみにこのシーンは舞風が履かないはずのスパッツが映っており、画面が低彩度で髪色の確認もできなかったため、不知火ではないかとも指摘されていた(というかこの情報だけでは不知火以外に選択肢がない)。そのため「なんで【史実】で無関係な不知火がおんねん」などと突っ込まれていたが、後のDVD版で「確実に舞風です」と言わんばかりにスパッツを脱がす修正が入り、デザインミスであった事が確定している。

秋雲

陽炎型駆逐艦19番艦。2013年9月18日実装。戦後長らく夕雲型駆逐艦として扱われていたが、1994年の研究発表で陽炎型駆逐艦であるとする説が持ち上がり再分類されたという歴史がある。

冒頭でも述べたように、艦これにおいては近年の説に則って陽炎型駆逐艦19番艦として実装されている。生粋の夕雲型である1番艦夕雲と同時に実装されるなど、実装当初は差別化が意識されていたはずであった。しかし昨今はその設定が形骸化しており、陽炎型よりも夕雲型との絡みが著しく増加している。

艦王の気まぐれか、わずか2年足らずで【建造不可】が解かれ入手難度が大幅に下がった。しかし同時におかしなゴリ押しがなされるようになり、イラスト描くのが趣味という設定を拡大解釈した、「同人誌を描きコミケに参加している」というキャラ付けがされてしまった。例によって二次創作ネタを公式化したものだが、2017年頃からは【修羅場mode】としてコミケが近づくと疲労度が上がる差分に変化するなど、そこらの季節ネタよりよっぽど手間暇かけて作り込むようになる。夕雲型3番艦の風雲などに至ってはこのネタを前提としたキャラ付けが進んでしまい、おかげで秋雲ネタが絡まない単独では空気そのものという本末転倒な状況さえ生じている。

もっともprayerには同類が多いらしく、秋雲のコミケネタはせいぜい賛寄りの賛否両論に留まっている。特に同人誌を描く層からは、メタネタや自分の美化兼代理キャラに使うなど重用されている。それ以外では「提督チ●コスケッチネタ」や「資料収集と称したセクハラネタ」といった、使い古された「テンプレ女エロマンガ家ネタ」が異様に多い。あと風雲とのクソレズ。メタネタを応用して、「秋雲が描く」という建前で他ジャンルのネタを入れ込んでいく手の込んだ同人ゴロも多数現れている。

2020年10月16日に改二実装。レベル74以上で設計図+戦闘詳報+開発資材×20が必要。夕雲型とはどっちつかずだからか両方必要にしたのか、あるいはいつもの如く【悔しい】からなのかわからないが、いずれにせよ手間が非常にかかる。持参装備は「12.7cm連装砲C型改二(☆7)」「61cm四連装(酸素)魚雷」「二式爆雷(☆7)(この装備は現在【改修不可】)」。謙介語も増し増しで、【改秋雲型】なる存在しない艦型を自称するようになる。

艦これには登場していないが話題になる艦船

2022年5月現在、艦これはもとより他艦船擬人化ゲーでも6番艦の夏潮は一切登場していない。

夏潮

6番艦。22夏イベで朝潮型7番艦の夏雲が登場するまでは秋月型11番艦の夏月と並び「夏」を名称に含む艦がことごとく未出だったため「艦王は夏が嫌いなのではないか?」と推測される要因になっていた。

脚注・出典

  1. それに伴って、初風の「ツチノコ」ネタも自然消滅した。まさかそんな理由でネタが廃れるとは当時は夢にも思わなかった事だろう。
  2. インターナショナル版が日本でプレイ可能なビクトリーベルズでは開始段階において「1939年9月時点で就役していた艦船」とする制約があるため、翌年の就役でこの条件に合致しない雪風は登場していない。
  3. 実際に戦歴を見てみると雪風が参加した作戦は成功したものが多く、また僚艦に被害&死傷者が出ていない事例が数多い。おそらく「多くの作戦に参加しながら無傷で生還した」という話が独り歩きし、後からネガティブな尾ひれがついたのだと思われる。
  4. 2020年8月に政府審査を通過した『ヴェルヴェット・コード(払暁:勝利之刻)』では、余りにも締め付けが厳しいためか逆ギレ的に連合or枢軸問わず全ての艦船が変名(河蟹)化されている。
  5. なお結果といえば【浴衣mode】は第四駆逐隊が束になってもアズレンのエンタープライズに全く歯が立たず、【野分の大冒険】で入手できる【ハロウィンmode】に至ってはネタが夕立と丸かぶりし影が薄くなった。
  6. 最大手と言えるシリーズの作者がシモはシモでもスカトロ系のネタを得意としていたため、艦娘の中でも一際汚いイメージが付いてしまったが…
  7. 1周目or2周目でそれぞれ選べる範囲の最高難度をクリア=最低でも3周目でないと出ない。