ZZ(クソアニメ2期)本放送編
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2022年11月4日(3日深夜)から2023年3月25日まで放送されたZZ(クソアニメ2期)こと『「艦これ」いつか、あの海で』(Fleet Girls Collection "KanColle" 1944 -I・TSU・KA・A・NO・U・MI・DE-)の本放送中に起きた悲壮感溢れる出来事についてのまとめ。
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本放送以外で起きたアニメ関連の出来事についてはZZ(クソアニメ2期)放送外の出来事を参照。
- 念のため、公式サイトはこちら
同時期・後番のアニメ
同時期(2022秋)及び後番(2023冬)放送でZZと関係がある作品について。放送中断期間の12月1日にオープンしたDMM TVの配信状況についても記述。個々の作品内容に関する説明は原則として省略する。
ENGI制作
ZZの制作会社であるENGIの元請で同時期に放送された作品。
ちなみに2019秋のデビュー作『旗揚! けものみち』から下記の2作を含む今期までのENGI元請タイトルはほぼ例外無く同社の大株主でもあるサミーが製作委員会に出資しているのだが、何故かZZのみ不参加となっている。一部で取り沙汰されるパチ化の白紙撤回や艦これアーケード打ち切り説との関係は不明。
- 宇崎ちゃんは遊びたい! ω
- 漫画原作で2020年夏(7~9月)にENGIの元請第2作として放送された『宇崎ちゃんは遊びたい!』の第2期。監督がZZと掛け持ちである。
- 放送中に主題歌の作曲者が強制猥褻未遂で逮捕される不祥事が発生し、曲の差し替えは行われなかったもののCDは発売中止、OPクレジットから名前を消される事態となっている。
- ニコ生の初回スコア(「1:とても良かった」の割合)は87.0%で全28タイトル中4位、全話平均は85.49%で9位。DMM TVではプレミアム会員見放題の対象だが、上映会は実施していない。
- ZZが放送に大穴を開けた時も特に目立ったアクシデントは無く予定通りに全13話で完結、終盤2話は映画館での先行上映イベントが開催された。KADOKAWAの第2四半期決算説明資料ではZZや『陰の実力者になりたくて!』と並んで「今後期待のタイトル」に挙げられていたが、第3四半期決算説明資料では
巨額の違約金を発生させて脱落したZZを尻目に「貢献タイトル」4点に含まれ、期待通りの結果を出したことがうかがえる。
- 新米錬金術師の店舗経営
- なろう小説原作で艦王が「んほぉ」状態の声優が主演しているファンタジーアニメ。世界観がコーエーテクモ(ガスト)のアトリエシリーズと酷似しているが、原作者は執筆時に同シリーズを全く知らなかったと言う[1]。
- ニコ生の初回スコアは75.5%で全28タイトル中10位、全話平均は78.65%で16位。dアニメストアで特に人気が高く、7話が同期の覇権に輝いた『ぼっち・ざ・ろっく!』に阻まれて2位となるまで6週連続のデイリーランキング1位を獲得する大健闘を見せた。
- 11月下旬の段階で全話とも完パケ納品済みであり、ZZが2度も万策尽きて放送中断したのを尻目に予定通り完結した。DMM TVスペシャルでは3日連続で9話までの一挙上映を実施し、10話以降は本放送と同じ週に上映会を行っている。
- KADOKAWAの第2四半期決算説明資料では同時期のZZや宇崎ちゃんωと異なり「今後期待のタイトル」に含まれないダークホース扱いだったのだが、第3四半期資料では一転して宇崎ちゃんωと並ぶ「貢献タイトル」に挙げられた。
前後の放送枠
BS11基準で30分前・30分後に放送されていたアニメ作品。
- アキバ冥途戦争
- CygamesとP.A.WORKSの合同企画で萌え系を装ったバイオレンス物。円盤の発売元はハピネットで、KADOKAWAは一切関与していない。
- BS11およびTOKYO MXではZZの30分前に放送。ニコ生の初回スコアは85.5%で全28タイトル中6位、全話平均は88.41%で6位。DMM TVではプレミアム会員見放題の対象だが、上映会は実施していない。
- 異世界おじさん
- ウェブコミック原作で当初は夏アニメとして7月に放送を開始。メタフィクション濃い目の作風で好評を博していたが、制作会社(本作が元請デビューだった)[2]でクラスターが続発し放送を中断する悲運に見舞われたため、1話からの再放送に続けて未放送分を仕切り直すことになった。原作単行本、円盤、主題歌とも全てKADOKAWAで、ED曲を井口裕香が歌っている。
- BS11ではZZの30分後に放送。ニコ生初回は2022年夏アニメ全31タイトル中で堂々の1位となる93.7%を記録、中断までの7話分が全て20位以内にランクインする極めて高い成績を残している。11月25日(24日深夜)放送の第8話から新エピソードを再開し、翌日のニコ生は復活歓迎ムードの中で96.0%の高評価をマークした……までは良かったのだが、最終話を残して中国の外注スタジオがコロナの影響で閉鎖されたことにより3度目の放送延期を強いられ、2023年3月8日のAT-X先行放送で足掛け9ヶ月を費やしてようやく完結。全話平均の確定値は95.18%となり、22夏スタートの全タイトル中で『リコリス・リコイル』を抜いて堂々の1位に輝く有終の美を飾った。DMM TVではプレミアム会員見放題の対象だが、上映会は実施していない。
なおBS11およびMXの放送時間終盤となる24:55からはフジテレビ「ノイタミナ」枠で『うる星やつら』リメイク版の第1クール(※ニコ生配信無し)が放送されていた。ちなみに主演はZ級劇場版からまる5年の途絶状態だった所を今年になって冬月役で呼び戻された上坂すみれだが、ZZには出演していない……と思いきや、第5話で突如降臨した。
8話編成
何故か2022年秋期はZZ以外にも全8話編成のアニメが複数あった。
- ハーレムきゃんぷっ!
- いわゆる「僧侶枠」の短編お色気アニメ(1話5分×8話)。MXやBS11で自主規制版を放送しており、12月5日放送分で同時期の全8話編成作品としては最初に完結した。ニコニコで本編の全話を無料配信しているが、上映会を行っていないためアンケートの採点対象外。
- アークナイツ 黎明前奏
- 謙兵による艦船擬人化以外の攻撃対象#アークナイツも参照。放送開始前に全話完パケ納品済みであり、ニコ生の初回スコアは63.9%で、全28タイトル中18位。全話平均は65.83%で23位、最高スコアは7話の70.0%だった。年末年始には全8話の一挙放送を実施している。
- DMM TVスペシャルでは2夜連続で4話ずつに分けて上映会を実施した。8話の終了後【特報 続編制作決定】のお知らせが投下され、1年後の2023年秋アニメとして第2期【冬隠帰路】が放送開始。
- 円盤の発売元は『びそくぜんしんっ!』に続いて松竹ホームビデオで、売上面では『ぼっち・ざ・ろっく!』『機動戦士ガンダム 水星の魔女』と三つ巴の激戦に加わる絶好調ぶりのため特濃の皆様を悔しがらせている。
- 万聖街
- 純中国製のウェブコミック原作アニメ。本編はニコニコでも配信しているが、上映会を行っていないためアンケートの採点対象外。
後番(2023冬)
2023冬の改編により、ZZと同じ枠で放送されていた番組。ZZの6話以降はこれらの番組によって枠を追い出される形となった。
放送局 | 番組名 | 開始日 | 備考 |
---|---|---|---|
BS11 | お兄ちゃんはおしまい! | 1月6日(5日深夜) | |
TOKYO MX | 浪川んちに集合な! | 1月13日(12日深夜) | トーク番組 |
サンテレビ | なし | 廃枠(クロージング30分前倒し)※ | |
吸血鬼すぐ死ぬ(2期) | 1月9日 | 月曜再放送枠 | |
KBS京都 | 今日もすっきり通販 | 1月6日(5日深夜) | テレビショッピング |
※第6話は臨時に前クールと同一の枠を追加で確保して放送。
- テレビ愛知他3局は省略。
タイトル関連
タイトル周りの事情について。
商標の状況
- 「艦隊これくしょん」は合同会社EXNOAの登録商標
- 登録5569312(商願2012-078427)、登録5647157(商願2013-065023)、登録5807355(商願2014-109604)
- 「艦これ」は合同会社EXNOAの登録商標
- 登録5682315(商願2013-094516)、登録5733358(商願2013-074635)、登録5777246(商願2014-096937)
- 「艦これ\KanColle」は合同会社EXNOAの登録商標
- 登録5958972(商願2016-130243)
- 「艦娘」は合同会社EXNOAの登録商標
- 登録5682313(商願2013-094091)、 登録5682314(商願2013-094092)
- 「いつかあの海で」は株式会社C2プレパラートの登録商標
- 登録6262642(商願2019-064360)、登録6294271(商願2019-102090)
- 著作権表記(公式サイト参照)にEXNOA/DMMの記載がない。製作委員会「第二水雷戦隊」に参加しているのかは放送初日のスタッフロールまでブラックボックス状態だったが、その中でDMM【さん】をどのように扱うのかが見どころだった。
- 「『艦これ』という商標を使わせてください。お願いします」と頭を下げてお願いしたのか?[3]
- 本作では藤川がデザインした
が、C2プレパラートに権利が無いからか「艦これ+軍艦」のロゴマークを使用していない。商標使用料を支払いたくないため?
- なお本作独自のロゴを拡大すると「艦これ」の「艦」の右下部分「皿」の下側の横線に時雨(?)の艦影を挿入しているのと「A・NO」の「O」が筆書きのミカンになっていることがわかるが、このロゴをデザインしたのはスタッフロールによれば藤川でなく「C2機関/しばふ」とされている。
- 作品タイトルさえ2社がバラバラで商標を持っているという足並みの揃わない有様であり、発売されるアニメ円盤および関連商品での著作権表記がどうなるかも注目される[4]。
- 商標に関する話はここだけでなく、Wikipediaでも触れているほど周知の事実である。
- ニコニコ大百科にも書かれていたが、信者達によって事実を抹消された。
初回放送のスタッフ(後述)でEXNOAの社長、並びにDMMのライセンス担当者およびアニメーション事業部(DMMピクチャーズ)の責任者がクレジットされていたため、EXNOAは放送前に取り沙汰されていた「『艦これ』の商標使用黙認」より一歩踏み込んだ関与をしていることが判明した。だが、DMMゲームズのトップページでは「アニメ放送中」のような宣伝の類は一切行っておらず、Twitter広報の多田野きつねもいつも通り「アニメが始まった」と言うような話題には全く触れていない。
数字が悪かったら、それを根拠に活動を大幅に狭める口実になると考えてライセンス担当者が控えているのかもしれない。
別名
正式タイトルの発表、ないしはC2プレパラートによる商標出願以前から、以下のように様々な別名で呼ばれている。
- ZZ
- 愚痴スレで前作を「Z級クソアニメ」と呼んでいたことから「Z」が2つで「ZZ」。当然『機動戦士ガンダムZZ』からインスパイアされたもので、同作の主題歌にちなんで「アニメじゃない」代物に仕上がるのではないかと言う不安を込めた呼び名でもある。
- たまに誤解する人がいるのだが、別に『機動戦士ガンダムZZ』の出来がどうのこうの…といった意味合いではないのでご安心を。
- 金ク☆☆
- ニコニコ大百科で主流の呼び方。語源は「金のかかったクッキー☆」を参照。星を2つにすることで第2期を表している。
- 時間のかかったクッキー☆
- 語源は上記に同じ。前作の「特報」から7年7ヶ月、PV初上映から3年10ヶ月も経過してようやく放送開始となったが、予算は明らかに前作より大幅に縮減されていると見られるため「金」を「時間」に置き換えている。
- ブタニメ
- 「艦豚だけが称賛するアニメ」の意味。決して「脚本家の自己満足だけで出来たアニメ」の意味ではないので、その点の解釈を誤らないよう注意すること。
- 見る虚無
- 視聴した時の感想が面白いか面白くない以前に虚無感しか無いと言う理由で付けられた蔑称。
- 月一のお楽しみ
- 蔑称ではなく、艦王自ら
万策尽きた放送中断と延期を開き直りそう呼んでいたのが由来。ZZ(クソアニメ2期)放送外の出来事#1月17日:【月一のお楽しみ】を参照。
(作成中)
スタッフ
本放送のオープニングクレジットに記載された主なスタッフについて。エンディングは各話のページを参照。
- 原作
- C2機関
- 企画
- 菊池 剛 ※(株)KADOKAWA執行役員CAO兼CLO、(株)角川アーキテクチャ代表取締役社長
- 製作
- 工藤大丈 ※(株)KADOKAWAアニメ事業局、アニメ企画部兼アニメ宣伝部部長
- 齋藤恭子 ※(株)C2プレパラート
- 村中悠介 ※(同)EXNOA最高経営責任者(CEO)、(同)DMM.com最高執行責任者(COO)
- 宇佐義大 ※(株)グッドスマイルカンパニー取締役、(株)ウルトラスーパーピクチャーズ取締役[5]、(株)トリガー副社長
- 青柳昌行 ※(株)KADOKAWA執行役員CPO
- シリーズ構成
- 田中謙介 ※(株)C2プレパラート
- キャラクターデザイン・総作画監督
- 能海知佳
- 美術監督・美術設定
- 渡邊 聡
- 色彩設計
- のぼりはるこ
- 撮影監督
- 米屋真一
- 編集
- 小口理菜
- 音楽
- 大越香里
- 音楽制作
- C2機関
- オープニング主題歌「時雨」
- Artist
- 龍玄とし
- 作詞
- minatoku
- 作曲
- Kaori Ohkoshi
- 音響監督
- 今泉雄一
- 音響効果
- 和泉範子
- コンテンツアドバイザリーボード
- 井上伸一郎 ※(株)KADOKAWA上級顧問エグゼクティブ・フェロー
- プロデューサー
- 笠原周造 ※(株)KADOKAWA
- 加藤 剛
- ラインプロデューサー
- 安藤圭一 ※(株)ENGIデジタル作画部部長
- アニメーション制作
- ENGI
- 監督
- 三浦和也
©C2機関/KADOKAWA/「艦これ」水雷戦隊
主題歌・挿入歌
- 艦王ソングも参照
「時雨」と「未来」の2曲は第1話の放送時点でサブスクはおろか、単曲配信やCDの発売告知すらも一切行われていなかったが、何故かブラゲ内のジュークボックスでは作曲者の大越がJASRAC非会員のため「未来」が期間限定で聴けるようになっていた。
本来ならとっくに放送を終えていたはずの年が明けて2023年1月3日にパシフィコ横浜で開催されるおゆうぎ会でCDの先行予約を実施し、2月14日に一般発売された。
「時雨」と「未来」は発売当日にブックレットで誤植が確認されたが、回収交換するヨサンガ無いのか修正後のPDFをアニメ公式サイトで配布するいつものgdgdぶりであった。
- 第1-7話オープニング「時雨」
- 作詞 - minatoku
- 作曲 - 大越香里
- 歌 - 龍玄とし
- 最終話では挿入歌として使用。
- 第1-6・最終話エンディング「未来」
- 作詞 - minatoku
- 作曲 - 大越香里
- 編曲 - 矢野達也・小高光太郎
- 歌・演奏 - C2機関 1MYB
- 第7話エンディング「佐世保の時雨」
- 作詞 - minatoku
- 作曲 - 大越香里
- 歌 - 時雨 feat. タニベユミ
- 新曲ではなく2020年に発売された『艦娘想歌【陸】』収録曲。
- 第6話挿入歌「DIVA DIVA」
- 作詞 - 龍玄とし・minatoku
- 作曲 - 龍玄とし
- 歌 - 龍玄とし
- 大晦日にももいろ紅白歌合戦で初演奏された。
あらすじ
在りし日の艦艇の魂を、その身に宿す少女、「艦娘」。海の底より生まれくる敵性艦艇群「深海棲艦」と呼ばれる異形の敵に、唯一対抗できる存在である彼女たちは、人々と海を護るべく戦いの中に身を置いていた。しかし、圧倒的な物量を誇る深海棲艦隊の前に、彼女たちは傷つき、あるいは斃れ、戦局は大きく傾きつつあった。その中で、新たな艦隊に配属される駆逐艦「時雨」。彼女が配属された新たな艦隊は「第一遊撃部隊」、その「第三部隊」(1YB3H)。だがその艦隊は、後方に配備されていた旧式戦艦「山城」「扶桑」、そして唯一艦の航空巡洋艦「最上」と駆逐艦四杯という、「寄せ集め」ともいえるような部隊だった。残存戦力の総力を挙げた起死回生を企図した作戦の一翼として、主力部隊を援護するための囮にも見える任務で運命の海峡へと出撃に向かう「時雨」たち1YB3H。激しさを増す戦いの中で、彼女たちを待ち受けるものは——。
ニコニコ生放送
ニコニコ生放送では、予定変更がなければテレビで最初に放映されるBS11・TOKYO MXと同時に配信を行う。
- ニコニコ動画のまとめ
ニコニコ生放送の終了後に行われるアンケートの選択肢は以下の通り。
- とても良かった
- まあまあ良かった
- ふつうだった
- あまり良くなかった
- 良くなかった
※※※生放送投票集計についてはけもフレ炎上以降仕様が変わり、一般会員では実質不可能・【プレミアム会員】でかつ、【PCで動画視聴のみ】投票が行えるという仕様に変更されたので留意。
ユーザー登録を完了していれば一般でも除外はされない(登録していないゲストでは不可)。パソコン以外の場合、ニコニコ生放送アプリを使用すれば可。
スマートフォン・Iパッドでは視聴・コメントは出来るものの【アンケート投票できない】という実質的な言論統制が敷かれている
ユーザー登録を完了していれば一般でも除外はされない(登録していないゲストでは不可)。パソコン以外の場合、ニコニコ生放送アプリを使用すれば可。
通常サイトにて低評価な作品でも主にPC世代に刺さる萌え系統な作品なら、良くも悪くも軒並み高評価になる等の現象が見られている。
また、続編・派生作品ではアンチが最初から湧くのがニコニコでは前提で、前作が良作品であったものの場合はそれとの比較・落差の影響を受け、スコアは一般的に低評価が付きやすい傾向にある。
しかし本作は、前作が2015史上ワーストレベルの作品(だったので、存在しなかったことにされている)の続編という時点で、これ以上低くなる方が難しく視聴者推移・判定の動向も注目された。
公式生放送視聴者数&アンケート結果
- 視聴者数=リアルタイム視聴者人数+タイムシフト視聴を行った人数(予約しただけで見なかった場合は含めない)
- 視聴者数・タイムシフト数はタイムシフト視聴期間中(配信から一週間以内)増加するため、数字の確定には時間がかかります。
- 配信期間終了後も数時間後に集計のタイムラグにより微増することがあります。
配信終了直後の視聴者数は下記表の視聴者数とタイムシフト数の差分になります。
タイムシフトの予約をした方が必ず全員視聴(リアルタイム or 見逃し視聴)するわけではないので、リアルタイム視聴者数を計算して求めることはできません。
- 視聴者数・タイムシフト数はタイムシフト視聴期間中(配信から一週間以内)増加するため、数字の確定には時間がかかります。
- コメント数については配信終了時に確定です。
- 放送延期情報
話数 | 視聴者数 | コメント | タイムシフト | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第1話 | 21,008人 | 20,815 | 10,041人 | 64.2% | 19.0% | 8.5% | 3.4% | 5.0% |
第2話 | 15,497人 | 13,686 | 7,998人 | 78.4% | 11.8% | 4.5% | 2.1% | 3.3% |
第3話 | 14,207人 | 12,861 | 7,097人 | 61.4% | 18.6% | 7.3% | 5.9% | 6.8% |
第4話 | 11,675人 | 11,987 | 7,125人 | 65.1% | 16.4% | 9.4% | 3.5% | 5.6% |
第5話 | 11,576人 | 11,164 | 5,362人 | 53.6% | 19.8% | 11.7% | 5.6% | 9.4% |
第6話 | 11,274人 | 11,813 | 5,348人 | 45.9% | 18.7% | 13.4% | 10.4% | 11.6% |
第7話 | 11,324人 | 9,181 | 4,825人 | 53.1% | 20.5% | 9.8% | 6.1% | 10.5% |
最終話 | 10,539人 | 10,448 | 4,888人 | 21.5% | 8.4% | 9.8% | 13.6% | 46.7% |
全話平均 (確定値) |
約13,387人 | 約12,744 | 約6,586人 | 55.40% | 16.65% | 9.30% | 6.33% | 12.36% |
赤色は最高値、青色は最低値を表す(評価2・3・4は割愛)。グラフは「ニコ生アンケートめも@ウィキ」の個別ページを参照。
- 「1:とても良かった」の全話平均値(55.40%)は22秋クール開始の全28作中25位[6]。2クールで最後に順位が確定し、24位に滑り込んだ『弱虫ペダル LIMIT BREAK』(55.51%)とは、0.11ポイントの僅差で競り負ける結果となった。
振り返り上映会
第1話〜第4話
2022年12月1日に1話から4話までの振り返り上映会を実施予定だったが、11月24日に第4話の放送延期が決まったため放送枠が一旦取り消された。
その後、12月18日に改めて実施されている。
- 2022年12月18日 16:15~放送
話数 | 視聴者数 | コメント | タイムシフト | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 - 4話 | 7,285人 | 6,251 | 3,035人 | 57.8% | 14.9% | 8.8% | 8.8% | 11.0% |
- リアタイ視聴者数は4,242人
全話一挙配信
大半のアニメでは本放送が終了に前後して全話通しの生放送を実施することが多く、人気作品であれば最終回を待たず第1話から現在の最新話までの振り返り一挙公開放送もしばしば行われる。
本作については2023年3月の終了後も長らく開催予定が無かったが、2年近く経過した2025年1月31日に実施することが同月24日に発表された。
- 2025年1月31日 19:00~放送
話数 | 来場者数 | コメント | タイムシフト | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
全8話 | 20,886人 | 31,127 | 3,543人 | 23.5% | 10.5% | 10.9% | 14.2% | 41.0% |
- リアタイ視聴者数は21,597人
円盤版の映像が配信された。修正途上版とか更なる修正を加えた版とかが存在しない限りは恐らく
【参考】ENGI元請作品のアンケート結果
データ出典:ニコ生アンケートめも@ウィキ
- 2024年9月22日時点。
- 放送時期の太字は同時期編成、タイトルの太字は三浦和也監督作品(『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です』は福元しんいちと共同)。
順位 | 放送時期 | タイトル | 平均(全話数) | 最高値(話数) | 最低値(話数) |
---|---|---|---|---|---|
1 | 2020夏 | 宇崎ちゃんは遊びたい! (1期) | 85.55%(12) | 90.3%(12) | 77.7%(1) |
2 | 2022秋 | 宇崎ちゃんは遊びたい! ω (2期) | 85.49%(13) | 90.1%(5) | 78.2%(2) |
3 | 2019秋 | 旗揚! けものみち | 84.73%(12) | 90.4%(2) | 77.0%(7) |
4 | 2022春 | 乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です (1期) | 82.93%(12) | 91.9%(12) | 55.1%(1) |
5 | 2022秋 | 新米錬金術師の店舗経営 | 78.65%(12) | 85.7%(12) | 69.5%(3) |
6 | 2023秋 | 経験済みなキミと、経験ゼロな俺が、お付き合いする話。 | 67.41%(12) | 73.8%(7) | 60.3%(11) |
7※ | 2024春 | Unnamed Memory(1期)※ | 64.96%(8)※ | 73.7%(3) | 56.6%(8) |
(参考) | 2015冬 | 艦隊これくしょん -艦これ- (1期) ※ディオメディア制作 | 63.47%(12) | 87.1%(6) | 25.5%(12) |
8 | 2021春 | 究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら | 62.53%(12) | 70.4%(2) | 48.6%(8) |
9 | 2022秋 | 「艦これ」いつかあの海で (2期) | 55.40%(8) | 78.4%(2) | 21.5%(8) |
10 | 2021夏 | 探偵はもう、死んでいる。 (1期) | 47.65%(12) | 63.7%(7) | 40.1%(10) |
- ※『Unnamed Memory』1期は角川サイバー攻撃事件による配信中断で9〜12話の生放送が行われなかったため、8話までの暫定値。参考値として、2024年9月10日に行われた全話一挙配信では「1‥90.3% / 2‥9.2% / 3‥0% / 4‥0% / 5‥0.5%」と言うスコアを記録している。
作品全般の問題点
各話の問題点で記述したもの以外の作品全般に関わる問題点について。
世界観の説明を放棄
5W1Hがほぼ成り立っていないとされる艦これだが、今作においても世界観の碌な説明はされていない。
第1話の冒頭でナレーションによる「深海棲艦は海からやってきて艦娘はそれと戦っている」というささやかな説明が入るものの、「そもそも艦娘or深海棲艦とは何か?」「何故彼女らは戦わなければならないのか?」といった作品の根幹に関わる設定は一切明かされておらず、艦これを知らない視聴者にしてみれば「なんだか知らないけど敵と戦ってて窮地に陥っている」以上の解釈が出来ない。また艦豚は本作におけるレイテ沖海戦の史実再現度について(wikipedia産の知識で講釈を垂れながら)【熱い議論】を交わしているが、前述の通り世界観の土台が無いために「史実再現がどうとかいう設定はそもそも必要あるのか?」という根本的な問題が解決していない。そのため艦豚が【熱い議論】でヒートアップする一方で、他の視聴者は置いてきぼりになる(そして疑問を挙げると艦豚達がシュバってくる)という、視聴者間の温度差が一頭激しい状態となっている。
他のソーシャルゲームのアニメであれば、視聴者が置いてきぼりになっても「原作ゲームを遊べばわかる」という説明がつくが、残念ながら艦これは原作ゲームにすら説明がないのでそれも通用しない。時折艦豚があたかもゲームに設定があるような体でアニメを絶賛することがあるが、それは二次創作の設定を公式設定と勘違いしているだけなので惑わされないように。
延期を挟んだ第4話からは重要な設定がさも最初からあったかのような風を装って突然生えてくる現象が頻発。【艦娘力】【キール(竜骨)】といった要素が追加されたものの、あまりにも唐突すぎたので第3話までに散々突っ込まれたことにムガった【脚本家さん】が無理やり設定を捻じ込んだ疑惑が持ち上がった。また後者の【キール(竜骨)】という設定に関しては、イベント開催中だったアズレンがゲーム内用語である「リュウコツ」の設定を補強してきたこともあり、「アズレンから設定をパクったのではないか?」と囁かれることになった。
なおこの唐突な設定の追加について、艦豚の間では【脚本家さん】のありもしない裏の思惑を必死に考察する動きが活発化しており、脳内妄想で勝手に整合性をとって満足する者が多数確認されている。思わせぶりなセリフを適当に喋らせておくだけで信者が勝手に設定を妄想してくれる環境は、脚本家にとってはかなりのイージーモードだと思われるが、それにも関わらずニコ生の評価が右肩下がりであるのを見るに、そんな生ぬるい環境ですらまともに結果を出せない事実が【脚本家さん】の力量を物語っているといえるだろう。
作品の方向性が一貫していない
作品の方向性について、史実重視で行くのか行かないのか、リアリティを重視するのかしないのかといった一貫性が無くブレまくっている。
第1話~第2話にかけての方向性は「やや史実寄りのリアリティ重視」であり、史実における西村艦隊の動きを踏襲しつつも戦闘シーンは地味なものに仕上がっていた。雰囲気の重苦しさや迫力のない戦闘シーンに対して多くの批判が見られたが、「史実とリアリティに拘った結果」という一貫性(とは言え稚拙な部分はかなりあったが)があるのであれば、出来の悪い擬人化物のドキュメンタリーとして生き残る未来もあっただろう。
ところが第3話から突如「オリストと派手なアクション展開」の方向に舵を切ったことで作品の一貫性が完全に消失。ゲーム要素の再現としてもお粗末な部分が見られたことで、如何なる方向性(史実準拠・リアリティ・ゲーム要素)でも擁護することが出来ないという八方塞がりの状態となった。これには流石の艦豚も困惑を隠すことが出来ず、ついに耐えかねて脱落する者まで現れる事態に。特濃艦豚ですら自己暗示をかけたり幻覚を見たりして無理やり整合性を取ろうとする者が跡を絶たず、【脚本家さん】の手掛けたストーリーが齎す被害の大きさを内外に知らしめる結果となった。
また、全体的に露骨なカメラアングルが多い。飛行機などを見上げているカットだからといって水面辺りの高さから見上げる視点はまだマシな方で、屋内外や単なる歩行シーンや水上の水平移動シーン・棒立ち会議シーンなど状況問わず唐突に理由不明の盗撮染みたローアングルや下半身・胸元アップのなどが都度挟まれる。ちなみに、そういう演出をゴリゴリ挟んでおきながら明確にパンチラなどが発生しているカットは無い。
そんなことでエロ補給するくらいならくそげ準拠の中破絵あるやろ、どうしてもエロりたいなら服ビリ増やせばいいじゃんと思うところだが、実は本作では被弾などによる中破絵準拠の服ビリは発生しない。
原作のエロ要素をスルーしておきながら原作では不可能なエロ煽りを挟みまくっており、何がしたかったのか全く分からない。
キャラ同士の会話が成り立っていない
独り言を呟いているような一方的なセリフが非常に多く、視聴者目線ではキャラ同士の会話が全くと言っていいほど成り立っていない。また尺の引き伸ばしの弊害のためか会話の間に奇妙な間が連続するためテンポが悪く、視聴者に要らぬストレスを与える結果となってしまっている。一部の事務員を除いてベテラン声優が多い本作品ではあるが、声優の無駄遣いと言われても仕方ないような有様となっている。
このような事態になっていることに関して、信者wikiの愚痴板では以下のような考察がなされた。
なお上記3つの要素から、ZZ級は作画崩壊ならぬ脚本崩壊アニメと揶揄されることがある。作画崩壊は円盤で修正することが出来るだろうが、脚本の崩壊は一からアニメを作り直すしか手立てはない。今のZZ級を打ち切り【脚本家さん】から別の脚本家に交代して再出発するのが一番ダメージが少ないと思われるが、今の艦これにそこまでする価値があるのかは甚だ疑問である。
この点に関しては本放送中「『ギャグマンガ日和』の五十嵐ワタルに匹敵する異様な説明下手」と突っ込まれたりしていた。また、Twitterに投稿された以下の指摘が的確に理由を説明している。
艦これアニメ、「ボールを蹴ってゴールに入れれば点が入るというわけですか」「そうだ、このボールを蹴ってゴールに入れれば点が入る。そして点が多い方が勝ちになる」「つまりボールを蹴って点を入れて点が多い方が勝つというわけですね」みたいな会話が無限に続いてつらい |
その後脚本崩壊は直るどころか寧ろ悪化の一途を辿ることになり、結果として最終話は2022年秋アニメのニコ生アンケートワースト1を記録することに。淫夢本編やクッキー☆のほうがマシとまで言われる脚本をして、とある視聴者は自身が作成したZZ級批評動画の中で、【脚本家さん】が考えているであろう理想の「艦これ」のあり方を含めてこう評した。
Pが理想とする「日本海軍の悲哀」とは、「圧倒的劣勢の中で傷つきながら奮戦し、力及ばず沈没するもその艦名は現代(守り抜いた未来)に受け継がれる」というものである。Pはそれを再現し、世間と共有するための方法として「萌え擬人化して沈める」という手段を取る。これが「艦これ」であり、P自らストーリーを手掛けた初期のコミカライズ「いつか静かな海で」からもその意図が読み取ることができる。 アニメ二期の内容はPが考える「海軍の悲哀」の概念そのものであり、「女の子同士の絡みもありつつ、最後はその女の子が、血を流し、倒れ、轟沈してしまうが、守ろうとした世界に転生(護衛艦)してEND。最後に遺影を流して在りし日の軍艦に思いを馳せる」ことで感動するというものである。 十年も前の初期構想を今になって需要ガン無視で全面に押し出してきたのは、C2機関は「同人サークルのノリで賛同者とワイワイやりたい」からである。故にアニメ二期は完全に身内向けの作品であり、脚本が「ミリタリー知識の脳内補完が大前提」というアニメ内での説明を放棄した代物になっているのはその証左。要するに、アニメ二期とは「Pのお人形遊び」である。 「艦これ」にとって重要なのは「日本の軍艦が戦うこと」「史実海戦の再現」であり、それ以外の要素(戦う理由や敵の正体等)は極論どうでもいい。アニメ二期も同様に「戦って沈むこと」自体が作品の目的なので敵の正体に触れられることはなかった。Pがどうでもいいと思っているのだから、視聴者がそれを考えるのも当然無駄である。 今後「艦これ」でほのぼの系アニメが作られることはない。なぜなら「海軍の悲哀」を表現できないからである。そもそもPの言う悲哀自体が史実の過程(戦争の中での一戦闘)だけを追いかけている代物であり、それが起こるまでの経緯や起こった後の結末などを補完しない不完全でお粗末極まりない代物である。 価値観を共有する努力すら放棄して、やりたいことだけをぶん投げてユーザーの需要を満たそうとしないクリエイターはクリエイターではない。 -【艦これ】「いつ海」最終回はどうしてああなったのか考える(ニコニコ動画)
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棒立ちor水上スキーが多い
Z級においては身じろぎもせぬまま海上を滑るように移動する様子を、そのシュールさから「水上スキー」と揶揄する向きがあったが、今作においてもその水上スキーは健在。
前方向に進むならばバランスをとるために少しは前屈みになりそうなものだが、背筋を伸ばしたまま海上を移動するシーンが多く、それが艦隊を組んで進んでいるともなれば変な笑いが出るのもやむ無しである。また戦闘シーンにおいても棒立ちのまま攻撃している場面が多く、人型を活かした軽快な移動による撹乱や回避行動といったアクションがまるで無い。空からの爆撃や海中を進んでくる魚雷すらも碌に避けようとしないため、もはや艦娘である必要性が疑問視されるレベルとなっている。これでも艦豚の間では実際の艦隊戦(静止状態での撃ち合い)を再現していて好評らしいのだが、それなら実写映画を見たほうが余程迫力があるしストーリー性があるのではないだろうか。
第3話にて艦豚の擁護を真正面から裏切る形で突如アクションシーンが盛られたものの、第5話からは再び棒立ち水上スキーへと逆戻りに。一度一貫性を失ってしまったことで、艦豚による擁護の声はほぼ消滅する形となった。
- 棒立ちor水上スキー詰め合わせ
戦闘シーン全般における諸問題
とにかく戦闘シーンに迫力がなくチープである一方で、カメラの移動・背景・キャラ(その中でも更に人体部・艤装間ですら)それぞれの動作開始タイミングや移動距離・回転・ズーム速度といったあらゆる要素の調整が不十分であるので、3D酔いが起こりやすい。
それぞれのレイヤーは大体2F以上おきに動く[7]為、それらが重なった映像をフレームスキップした状態で見ているような事になる。コマをすっ飛ばしまくるので動きこそ速いが、補間が足りていないのでキャラの人体周りが頻繁に瞬間移動したり、動き出しからタイミングがズレているので海面や背景が回転・移動してもキャラの向きが変わってなかったり、水しぶきや艤装などとの位置関係が連動しておらずズレが生じていたりといった箇所が非常に多く、見てて頭がおかしくなる。一例(コマ送りgif)
シナリオ進行上ほぼ全て夜戦もしくはそこに連なる昼~夜にかけて戦闘となっているため戦闘シーンは全編通して画面が非常に暗く、そんな中で砲撃・爆発による激しいフラッシュが度々挟まれる為、単純に見ているだけで疲れる。修正版では全体的に画面フラッシュの強化と非常に強い画面揺れが追加されたので更に視界への物理攻撃力が上がった。
戦闘シーンがチープに感じる理由としては、キャラクターの動きが全体的にもっさりしていることに加えて、艦娘or深海棲艦の攻撃→画面切り替え→艦娘or深海棲艦の被弾といった形で一々切り替えを挟むためにテンポが悪くなってしまっているのが原因である。それがまるでターン制のように見えることから、「スパロボの戦闘画面のようだ」と皮肉る人もいるほど。第2話の航空戦に至っては動きの単調さからドッグファイトの爽快感がまるで無く、遠目からは微生物を顕微鏡で観察しているかのような蠢くものとなっている。カメラアップで背景描写を少なくする作画コストの削減も随所で見られ、せっかく瑞雲と深海棲艦の艦載機を3Dにして労力を削減した意味が無くなってしまっている。その一方でチープさを隠すためかカメラが無意味に激しく動く場面があり、視聴者の三半規管をダイレクトに攻撃してくる。カメラが動く割にはキャラクターの動きはもっさりなままなので、どのような動作をしているのかひと目でわかりにくい。
総じて動きの流れが重要な戦闘シーンにおいて大切なものを尽く外しており、視聴者に難解さと退屈感・直接物理的なダメージをこれでもかと与える仕上がりとなっている。キャラクターの表情や声だけは緊張感を醸し出していることも、茶番な雰囲気を際立たせている一因だろう。
一応フォローしておくと、ENGI作品では2021年放送の『探偵はもう、死んでいる。』第1期1話やZZと同時期放送であった『新米錬金術師の店舗経営』第11話のアクションシーンが高く評価されている。じゃあなんで主力アニメーターをこっちに回さなかったんですか?
提督の扱い
- アニメ提督奇行集も参照
艦娘達のセリフから今作においても「提督」に相当する人物が存在すると見られていたが、なんと第4話に顔出し・声有りで登場した(声 - 成田剣)。各話における提督の行動は以下の通り。
- 第1話
- 本体の登場なし。1話よりも以前もしくはそれと平行して、画面外で以下の指示を行ったと推定される。
- 旗艦の山城と共に出撃のための準備作業。
- 阿武隈に対し作戦計画の一部変更を通達、更に出撃命令。
- 山城に四航戦(おそらく日向)の瑞雲&強風改を最上に渡すよう指示。
- 第2 - 3話
- 本体の登場も言及される事も無し。
- 第4話
- 初登場。扶桑と山城の除隊を鎮守府正門前で見送る。
- 時雨に第二水雷戦隊への配属を命じた後、半舷上陸(休暇)を指示。
- 第5話
- 会議シーンは途中参加。
- 追加でスケベ誘発役を担当。徐に窓を開けて室内に風を起こして大淀のスカートをめくろうとしたが瞬時に対応されて失敗。自身の帽子が浮いた程度で終わった。
- 演習結果の報告中に何故か矢矧を気にする様子を見せる。
- 第6話
- 矢矧と共に戦略物資輸送を行う部隊を港から見送る。
- 執務室のドア前で出待ちして、時雨に輸送作戦を行うヒ船団の護衛任務を直接指示。
- 会議シーンは非参加。
- 第7話
- 会議シーンでは最初から参加。
- 時雨を説得し第三改装(時雨改三)を実行。
- 最終話
- 工廠のような場所での会議シーンに途中参加。
- ED中でよく似た風貌をした「スーツの【男】」が扶桑・山城と相対するカットが挟まれる。
※会議シーンは全て矢矧か大淀の解説で進むし、それ以外の役割も薄っぺらいものが多いので別に【提督】がいなくても話が回る
登場人物の問題点
公式HPのキャラクター紹介も参照。第4話から登場した提督に関してはアニメ提督奇行集に別掲。
時雨
○公式プロフィール 艦隊再編に伴い、「第一遊撃部隊第三部隊(1YB3H)」に所属することとなった、白露 型駆逐艦の二番艦。悪化し続ける戦局の中、共に戦ってきた僚艦の姉を失い、それ でも「止まない雨はない」と明日を信じ続けて自分の心を鼓舞する、芯の強さを 持った駆逐艦娘。性格的には優しく、不思議とマイペースなところもある。
今作の主人公。キービジュアルのセンターを飾っているため、制作側も主人公として認識している…はずなのだが、作中ではどことなくキャラが薄い。
ボソッとした独り言やポエムなどが多く(そもそも他キャラとの会話自体が少ないが)、中の人の棒演技もあって非常に不気味。不気味の谷邊…本作では本編全体を通して独り言や一方的な口上が多いため、時雨だけが突出しているという訳では無いのだが、主人公という立場を考えるとあまりにも空気である。むしろ山城のほうが(悪い意味で)フォーカスが当たっている始末。
一方で、戦闘シーンの活躍としては最上と共に多い方。駆逐艦という立場から棒立ちながらもよく動き回るため、そちらの方面では目立つことが多い。戦闘では木偶の坊になる扶桑姉妹の尻拭いをさせられているせいもあるが…他キャラと違って艤装が変形したり、戦艦を投げ飛ばすスーパーパゥワァを発揮したりと、【脚本家さん】の寵愛ならぬ主人公補正もここではよく見られる。
本放送の第3話にて、一瞬後頭部(あと衣服の細かいパーツやスカート)が消失するシーンが流れた。その結果、一時期 Twitterのサジェストに「時雨 ハゲ」が表示される事態となり、無事本作の被害者の会の仲間入りを果たした。ただし単に「ハゲ」と言うよりかは、消失した小物の下にある「ベタ塗りの素体」や「後頭部が無くマスクだけ」な見た目から、「分解(or組み立て)中のドール」のそれと言った方が正確である。
以降は休暇・演習・輸送任務といった凄まじい中だるみな流れの中で言うほど目立った功績もなく、輸送任務においても普通にピンチに陥った挙句、他キャラのサイキック通信や都合よく現れた救援部隊に助けられたりと、3話以前の戦闘力やスーパーパワーを発揮してきたそれとは対象的な流れに。メタ的な視点で見るなら、一切戦えなくなったとされる山城らほどではないにしても【艦娘力】が相当失われてたと考えられるレベル。
そんな流れの中にある第7話では提督の電波すぎる説得により、ツッコミどころがありすぎるシーンを挟みつつ第三改装(改三)に。しかし続く最終話で唐突に3ヶ月の空白期間が挟まれた後の初陣(と言う名の最終戦)ではまるで役に立たず、最終的に敵軍に自爆特攻して散るという、なんの意味があったのかまるでわからない最期を迎えることになった。
一応本作はほぼ時雨がメインメンバーの一員である出来事が舞台にはなっているのだが、立ち位置的にはほぼ準主役的か脇役と言った所が多く、また自身に主役だったり焦点が置かれた際にはろくな活躍もせず周囲の全面サポートでどうにかなっていたりと、実は言うほど主人公らしい活躍はしていない。なお、優遇措置だけは主人公クラスのそれである。
時雨以外に行動出来るキャラがいないシーンでは無味乾燥かメチャクチャな事をするかの二択で、保護者がいないと何もしないorろくな事をしないそれといった具合の、主人公らしくない【トリッキー】なキャラである。
公式プロフィールに【性格的には優しく、不思議とマイペースなところもある】とはあるが、実際には自主性や共感性が薄く感情に乏しいが、唐突に感情の起伏が激しくなる事がままある、つまりは【そういう症状を持ったキャラ】である。
なお本作は、「保護者枠たりうるキャラ」が組織や部隊などで責任者・上司の関係にある相手くらいしかいないのだが、これらがまた総じてろくでもない連中ばかりなので、どう足掻いてもろくでもないことにしかならなかった。
扶桑
○公式プロフィール 旗艦を務める妹の「山城」とともに1YB3Hの中核を担う扶桑型戦艦の一番艦。何事 にも強気な妹とは対象的に穏やかな性格をしているが、姉妹仲はとてもいいようで お互いを心から心配しあっている。戦況や旗艦のプレッシャーに余裕を無くしが ちな「山城」を補佐し、彼女はもちろん「時雨」たち他の艦娘に対しても優しい眼差 しで見守っている。
日常・非戦闘シーンでは、フラグだけ立てて後はほぼ木偶化し、戦闘シーンでは序盤に大技・大ダメージを食らうことで山城を怒鳴らせる為の、いわゆる引き立て役くらいの存在。
建前上主要キャラなので、【いるだけで何か意味がある】くらいの意味しかない。【レイテ沖】という建前があるので存在はしているが、作劇上ではいなくても話が成り立つ。
ダメージを受けるシーンは、戦闘中にもかかわらずほぼボッ立ちゆったり進行で回避機動も取らずに被弾・被雷や、なんかゆったり前に出てきたと思ったら顔面被弾・爆破など、まるでギャグ世界の住人である。
有効な攻撃をしたシーンは2話で三式弾を撃ち出したシーンくらいで、それ以外はろくに戦いもせず、かといって状況的に戦線離脱も出来ないので、本当に「なんかいる」だけ(でも関係者だから何か意味がある(意味が無い))になっている。
2話で砲塔を損傷するも引くに引けないのでそのまま進行。3話の足下への被雷後には下半身側で大量の大爆発後に全身ダメージ+艤装が炎上。以降も艤装の炎上は放置されたままシナリオが進行していった。
なお、扶桑型の艤装はほぼ主砲周りのみの全面金属張りのデザインで、薪になるような木製の甲板的な部位も無い(いつまでも火の手が上がり続けるような見た目をしていない)ので、炎上を続ける鋼鉄の砲塔の見た目(及び火のゆらめきの表現の稚拙さ)が相まってただのギャグにしか見えない。この艤装の炎上を指してカチカチ山と呼ばれた。
ちなみに、ZZ級の艦娘は吹っ飛ばされて横倒しになっても、水面が床であるかのごとく沈まない(これは同時に、足先の機工が水上浮揚する為に必要なものではない事も示唆している)。また、そこから再度単機で体勢を立て直す能力を有している。
その為、「足下の水で消火すればよかったんじゃないのか?」とも疑問を呈されるが、これは前述の「水面が床の如く機能する」という点を踏まえると、【何らかの理由】で艦娘及びその艤装が水面と反発する性質を有しているなどしているとも取れるため、自分から艤装を「水面下≒足下の水」に浸しての消火は出来ないのだろう。
但し、本作品はシーンごとに世界の理が変わるので、この法則が必ず正しいというものではありません。
第4話では山城と共に「【艦娘力】を失った」として満身創痍の状態で除隊を命じられ、佐世保を去った。が、左手の薬指にはこの回に突然顔出しで登場した提督から与えられたとおぼしき指輪が光る。何故かアイキャッチでも目立つようにこの指輪を強調しており、前作の屋上結婚式や『Febri』26号表紙の吹雪を思い起こさせるため「【脚本家さん】の嫁艦の1隻」アピールなのかも知れない。
この後、最終話EDの途中で山城と一緒に歩いている最中に【提督】によく似た風貌の【スーツの男】と遭遇する転生再会モノなカットが挟まれる。初回放送版では上向き加減だった【スーツの男】が扶桑の方に向き直るような動きをするが扶桑は全く無反応だったのだが、円盤修正版では扶桑が【スーツの男】に気づいてハッとするような表情を追加され(【スーツの男】には瞬きが追加された)、【スーツの男】の一方通行ではなく互いに気づいたように変更された。
山城
○公式プロフィール 1YB3Hの艦隊旗艦を務めることになった、扶桑型戦艦二番艦。彼女のこれまでの艦 歴から、時折「不幸だわ……」が口から出てしまう性格に加えて、艦隊旗艦の重圧な どからナーバスになっており、「時雨」たちに対してやや感情的にあたってしまうこ とも。それでも、彼女なりに困難な状況を少しでも好転させるべく、1YB3Hを率い て姉妹共々出撃していく。
本作においては前作Z級の大井に相当する不快キャラ担当。
大なり小なりキャラ崩壊を起こしている艦娘が多い中で、感情の起伏が激しい上にすぐに大声で怒鳴り散らすというヒス女キャラに仕上がっている。第1話の初っ端から最上と時雨に対して当たり散らすこともさることながら、戦闘においても感情に振り回される場面が多く、皆を率いる立場でありながらその威厳は微塵も感じられない。調子がガタ落ちした藤田咲の演技もあって、情緒不安定さに更に拍車がかかっている状態となっている。プロフィールでは「艦隊旗艦の重圧などからナーバスになっている」などとフォローがされているが、この有様では山城を艦隊旗艦に任命すること自体が間違っていると言わざるを得ず、提督ないし軍上層部の人の見る目の無さを浮き彫りにする結果となっている。こんなことを書くとシジツニチュウジツッと艦豚が煩くなるだろうが、その文句は山城にこんなキャラ付けをした【脚本家】に対して言うべきことである。
- 第1話
- 初登場はOP後冒頭の前線へ向かう途中の水上で、水上機の仕様書を読みながら航行していた最上が扶桑に衝突しそうになった事に対してキレ散らかすシーン。初回放送版では単に怒鳴り散らす程度だったのだが、円盤版ではキレ散らかしながら最上に砲口を向けるというパワハラ行為に改悪された。
- 後のシーンでは遅刻してきた時雨と最上相手にヒスを爆発させながら怒鳴りつけるという
期待通りの醜態を晒す。これから艦隊を組む仲間に対しての暴挙を扶桑が嗜めるも取り合わず、最上に対しては「半端な巡洋艦」、時雨に至っては「いつもそうやってぼんやりしてるからぼっちなんだ」「二七駆はもうアンタだけ」と的確に地雷を踏みぬく侮辱発言を放った。一方で不快に思った時雨と最上が睨みつけると、今度は「私はこの艦隊の旗艦」と自身の立場を盾にする見苦しい自己弁護に走る。最終的に駆逐艦侮辱発言を他の駆逐艦(山雲・満潮・朝雲)に非難されたところを侮辱したはずの時雨に庇われ、「不幸だわ…」というお決まりのセリフを吐いて机に突っ伏した。一番不幸なのはのっけからギスギスな会話を見せつけられた視聴者だよ。 - そのまま突っ伏したままになるのかと思えば、今度は「1YB3Hは全滅覚悟の寄せ集めの半端もんの囮艦隊」と再びヒスを爆発。「他の奴らに半端もんなんて言わせるものか」と怒鳴り散らすが、彼女の言う「他の奴ら」とは一体誰のことなのだろうか?せめて艦娘ではないことを願うばかりである。
- 最上に瑞雲と強風を渡すカットでは、最上が去った後もなお物欲しそうに立ち尽くす時雨に頭飾りの一部を抜き取って[8](?)寄越す。
- その後の出撃シーンでは必要性のわからない抜錨シーンを挟みながら直立不動で海上を前進するという非常にシュールな絵面を視聴者に見せつけ、本作における【コンセプト】をまざまざと知らしめることになった。
- 第2話
- 前話に引き続いて感情の不安定さは健在。内心の余裕の無さが常に顔に現れているため、「こいつが旗艦で本当に大丈夫なのか?」という不信が常に付きまとう状態となっている。また敵の規模を知らされた時に大きく動揺したり、扶桑の被弾にキレて平静さを失ったりと、部隊を率いる者としては相応しくない振る舞いを連発。この他にも口汚いセリフが何度も現れるなどキャラ崩壊も著しい。また時雨に対しては辛口発言をしたかと思えば次の場面ではデレるという、対応が一貫しないキャラブレを引き起こし続けた。
- 夜戦シーンにおいては、PT小鬼群に囲まれた状況下で時雨に向かって「時雨、何とかしなさい!」という旗艦にあるまじき丸投げな指示を行っている。その結果時雨は単騎でPT小鬼群相手に立ち回りを続ける一方で、山城(と扶桑)はほぼ棒立ち[9]でそれを見ているだけという状態に[10]。結局この回における山城(と扶桑)の目立った戦績は、三式弾で敵艦載機を撃ち落としただけという結果に終わった。
- ボッ立ち戦闘中、足下にPTの魚雷が直撃したが無傷だったことについての説明は無い。
- 第3話
- 扶桑共々唐突な過去回想(お風呂シーンマシマシ)が挿入される。回想の描写から山城の情緒不安定さ(というか喧嘩っ早さ)は元からだった模様。
旗艦の重圧でナイーブになってる設定はどうした? - その後の戦闘では
警戒陣なのに棒立ちで被弾した扶桑に取り乱すも、扶桑の炎上は放置したまま長々と会話を続けるなど本当に姉を心配しているのか疑いたくなるような行動を起こしている(これに関しては山城以外にも言えることだが)。一応扶桑を庇って顔面被弾するシーンを挟まれたりするが、絵面が間抜けすぎて緊迫感がまるで無い。 - 終盤のシーンでは時雨とともに【二人だけの警戒陣】などと言いながら突如謎の発光をし始め、戦艦らしからぬ俊敏な機動力で海峡夜棲姫の攻撃を回避。その後時雨のバレートスで巨大化した海峡夜棲姫を超えるほどの大跳躍の後に超長時間浮遊し続けそのまま自爆特攻。海峡夜棲姫諸共大爆発を引き起こし、周囲にいた艦娘を巻き込んで吹き込んだ。「窮地の状況から味方の一人が己を犠牲に敵を撃破する」というシチュエーション自体はアニメではよくあるものだが、ZZ級の場合そこに至るまでのプロセスが支離滅裂であるために悲壮感やカタルシスはまるで無く、「なんかいつの間にか窮地に陥って勝手に味方が自爆した」程度の見方しかできない。と言うより援軍が来た時点で窮地に陥っている雰囲気はほぼ無くなっているため、山城の自爆特攻の流れの必要性自体が疑問視される有様となっている。
- 第4話
- 自爆特攻からの大爆発に巻き込まれたものの、西村艦隊共々奇跡的に生還。しかし怪我により戦闘は不可能と判断されたことで、第1話の白露と同じく姉の扶桑と共に除隊という形でフェードアウトすることになった。
- 曰く先の作戦は(戦術的には)成功らしいので、怪我による勇退と言えば聞こえはいいのだが、包帯だらけで入院服を着たまま送り出される光景は役に立たないからさっさと追い出されたようにしか見えない。
- 出て行く際に、どこからちょろまかしたのか不明な爆雷の入った木箱を、中身を報せずに時雨に渡す。これが後に時雨のウンメーをひっくり返す事になる。
- 第6話
- 戦いの後に失ったらしい【艦娘力】とはまた別軸の力を発揮して時雨とテレパシーし、覚醒させる。直後、時雨の腰周りに影も形もなかった木箱が出現しており、また別種の超能力(遠方の物質をまた別の地点にテレポートさせる力orテレパシーに付随して時雨に一時的な念能力を付与させて同じような力を発揮させた、など)を発揮していた可能性もある。どこで手に入れた力であるかは不明だが、これ相当役に立つ力だったのでは?
- 最終話
- 東京の町並みを扶桑と一緒に歩いた。
作中の設定や作品世界的には相当酷い扱いをされていたキャラではあるのだが、実際のところ3話で見せたルール破壊行動やよく分からないけど状況を打開・ひっくり返せてしまう運命力と自分に打ち勝つ展開力などの退場までに見せた数々の挙動に加え、その後の「見た目に比べて物理的ダメージが少なさそうな雰囲気」から見える頑丈さ、力を失って退場した後にも関わらず発揮した超能力などなど、フィジカルの強さと多彩なサイキック能力・メタ的な強さも兼ね備えており、本作最強キャラといって差し支えない。立場的にはサブキャラであるにも関わらず、過去作であるZ級の主人公である吹雪すらも凌駕しかねない。
そんなチートスキル持ちの主人公を追放して【自身のアバター】ゴリ押した挙句に、史実を下回る特攻作戦に突っ走ったのだから負けて当然である。
この点を考慮して本作を見ると、3話までは「チートスキル持ち主人公によって成り立っていた英雄パーティーの魔王討伐の流れを描いたプロローグないしは説明パート」、4話以降は「必要がなくなった主人公を無碍に扱って追放(ないしは札害)し、手柄を一人占めした悪徳英雄らのその後の物語(しかも実は追放後にも助けてもらっていたという屈辱的な展開)」、最終話で「急転直下と罰を受ける展開」、EDで「罰を許されて助かった・しなずにすんできれいな世界へ、と思ったら実はそんなことねえよwな流れの全滅遺影エンド」といった具合で、ざまあ展開の追放モノとしては実に綺麗な流れになっている。但し本作はむしろ山城の性格がざまあされるキャラのそれである為あまりそういう風には見えない。うーん【トリッキー】
タイトル的には3話終了後の鎮守府側のうだつの上がらなさなども考慮して「【悔しいアバター】が主人公として持ち上げられて、私は追放されたけど多分私が主人公である。」か「作劇の都合で追放された主人公がチート超能力者になりました」といった所か。
最上
○公式プロフィール 最上型重巡洋艦の一番艦、戦いの中改装され、現在は唯一の「航空巡洋艦」となって いる。 「時雨」と共に「第一遊撃部隊第三部隊」に配属され、その航空甲板と搭載した 水上機によって索敵や航空支援も担う。明るく素直で、時には無邪気な一面も見せ る彼女は、表情豊かな艦隊のムードメーカー的存在。1YB3Hでは、「時雨」たちのよ き姉貴分として活躍する。
今作においては瑞雲要素のためだけに存在していると言っても過言ではないキャラ。下手に水上機なんか持たされたせいで偵察兼サポートの通信兵的な役回りを一人で担わされる事になる。
第1話の山城から瑞雲(と強風改)を手渡されるシーンがピークであり、それ以降は目立った活躍(というか独自の奇行ややらかし)をしていないため、瑞雲を持たされたせいでサポートの通信兵的な役回りに終始している戦闘シーンなどで出番こそ多いものの特に印象が残らないキャラとなっている。逆を言えば主要キャラの中で【脚本家さん】による被害が最も少ないとも言えるが、その代償が空気化となれば果たしてどちらがマシなのだろうか…
第3話にて他の面々と同じく海峡夜棲姫の爆発に巻き込まれたものの、時雨と共に生存が確定。第4話で時雨の様子を見に病室前に現れる。史実に照らし合わせるならば3話終了時点までに沈んでいるはずなので、ZZ級が史実ガン無視の架空戦記であることを示す要素の一つとなった。
【脚本家さん】からの被害を考えれば、あのままフェードアウトしたほうが良かった気がしないでもない。実際に史実の衝突ネタの擦りが悪化の一途を辿っており、衝突芸人化が懸念される。…と思っていたら第6話でまさかの行方不明(ナレ死)。碌な描写もなくキャラの会話の中で退場してしまった。HPに掲載されているメインキャラの一人にしてはあまりにも雑すぎる終わり方だが、他のメンツにミソが付きまくっているのを見ると一番マトモな最期と言えるだろう。第7話にて毒にも薬にもならないサブキャラとして再登場。
しかし【脚本家さん】の生き残ったキャラは全員許さないと言わんばかりのシナリオにより最終話で特攻に参加する。がしかしトドメの一撃となる攻撃を食らった描写も無くそのまま画面から消える。
雪風
第1話から後述のマリアナ沖海戦参加艦のうち1隻として登場。雪風のみ改二ではない理由について、雪風改二は「台湾から返還された丹陽が雪風に戻った姿」という設定らしいので、時期的に改二はありえないという判断だと思われる。そのままフェードアウトするかと思われたが、第3話にて友軍として登場した後、第4話では何故か時雨が泊まった温泉宿で相部屋に。露天風呂の中での出会いから始まり、初対面のはずなのに四六時中イチャつくという濃厚なクソレズシーンを見せつけた。
第5話でも濃厚なクソレズ[11]を継続し続ける一方、演習シーンではゲーム内のセリフを無意味に連発するという白痴化が進行。独り言のようなセリフを連発するのは艦娘全体に言えることだが、雪風の場合はそれが特に目立つ結果となった。また戦闘についても周囲との協調性がまるでなく、それでいて異様に練度は高いことからほぼワンマンプレイのような状態となった。
第6話に至ってはクソレズに加えて食い意地の汚さを披露。他人のおにぎりを勝手に摘んで貪り、挙句の果てには蜜柑の食いすぎで機関が故障し出撃できなくなる[12]という特級のガイジムーブを炸裂させ、視聴者を困惑の渦へと叩き込んだ。その結果、信者wikiの愚痴板では「下痢ビーバー」なる直球の罵倒を叩きつけられる憂き目にあっている。
総じて、退場した扶桑&山城の代わりに【脚本家さん】の被害を最も色濃く受けたキャラの一人である。下手に有名な艦が元ネタであったことから、【脚本家さん】が無駄に張り切って活躍させてしまったが故の悲劇と言えるだろう。まさか幸運艦であることが不運を呼び寄せることになるとは皮肉としか言いようがない。
最終話の転生東京観光では何故か丹陽の格好をしていたほか、円盤修正版では遺影ミュージアムでの遺影が丹陽のカット(当然本編に一切登場していないカット)に変更された。但し名前の欄は雪風だけ。(丹陽)とかいった類の追加すらもない。
旧名を主とするどころか新名を無かったこと扱いしないといけないような事情など無いはずだし、そもそも史実に沿った没年を表記するのなら【何か特別な事情】でも無い限りは最後の名前を主として旧名は添える形にするものではないですかね?
矢矧
元祖【脚本家さん】のお気に入り。第3話で山城が自爆特攻したせいで西村艦隊が壊滅したため、時雨は矢矧が率いる二水戦に編入されることになる。
第4話から登場したが、他のキャラと比べて明らかに作画が良かった(書き込み量が多かった)ため、愚痴スレでは早々から【脚本家さん】の贔屓が入っているのではないかという疑惑の目が向けられることになった。第5話ではもはや準主人公ともいうべき出番の多さで破格の待遇を受け、更には提督からしきりに様子を気にされたり、EDのキャスト一覧では他を差し置いてトップを飾るなど、【脚本家さん】の露骨な寵愛を受けていることが次々と発覚した。
全編通して喋ってるか怒ってるか机に向かってるかで、初戦の第7話は戦闘シーン自体がスキップ・最終話は負け戦なので活躍らしい活躍描写はほぼ皆無。
一応、コニシ英艦の群れの妄想に包まれてもくじけず特攻の指揮を取って突撃するも反撃を受けて動けなくなる。最期は水面に座り込みながら砲撃したら唐突に爆散した。
その他
- マリアナ沖海戦参加艦
- 第1話の冒頭でマリアナ沖海戦を再現したと思われるシーンが流れるが、大半のキャラが遠目から小さく見えるだけ、一部のキャラに関しても顔が全く見えないor見切れている状態となっていた。
- その中でキャラがはっきり区別がつくのは金剛(改二丙)、瑞鶴(改二甲)、羽黒(改二)、雪風(無印or改)の4人。前述の通り雪風に関しては最も顔がわかる(顔下半分が見える)という優遇ぶりで、第3話から正式に登場している。前後の描写から考えると油槽船「清洋丸」の雷撃処分の場面の可能性が高いが…
- いたけどいなかった面々
- 通りすがりの島風・長波
- 黒板前の摩耶
- 後から黒板前に来た瑞鳳・秋月・初月
- 栗田艦隊
- 第1話
- 出撃の様子が描かれるも、遠くの海に棒立ちしている姿がシルエットで映されているだけという作画コストを極限まで削った状態に。
- それに加えて遠近感が滅茶苦茶なせいで姿形が凄まじく巨大に見えるようになっており、作画を削った意味を問いたくなる有様となった。
ブロッケン現象かな? - ちなみに特に意味もなく実艦の艦影が浮かんでいるというおまけ付き。お前らメンタルモデル型じゃないだろと突っ込みたくなるが、艦豚にとっては粋な演出になるらしい。
- 第3話
- 西村艦隊の面々が海峡夜棲姫に苦戦している最中、救援として志摩艦隊と共に颯爽と登場。
- 囮役を助けようとする意味不明ムーブもそうだが、それ以上に彼女らが果たすべきだった任務がどうなったのかの説明も一切無し。最悪軍部の指示を無視して任務を放り出して来た可能性まである。
- もっとも、扶桑姉妹は海峡夜棲姫相手にスカイラブハリケーンを決めて自爆したため、任務を投げ捨ててまで行った彼らの救援は無に帰すことになったが。
- 呉鎮守府組
- 第7話で日常シーンが挟まれた。外で着替えて上裸になった利根を通りがかった青葉が激写したり北上がミカンをコロッケに変えたりしていた。
- 最終話で空襲されて壊滅。榛名1体だけ離脱したがその他メンバーの消息は知れず。
- 人間
- 第4話のBパートにて【佐世保の町】とする一連の流れの中で散見された存在。一部は時雨に反応したり応対したりしていた。以降二度と出てこない。
- 第7話のBパートにて整備員と思しきおっさんらが登場し、艦娘に纏わるありとあらゆる業務をこなしていた。
- メンバーがほぼ全員出払う形になっていた中で雑務を引き受ける存在が足りなくなった為の登場かと思われる。妖精さんにやらせればよかったんじゃないかとも思われるが、サイズ感的に無理があるので急遽大量発生させたものと思われる。以降二度と出てこない。
- 最終話のCパートにて東京観光の背景として散発的に登場。
- 総じてどのシーンでもモブ・背景以上の意味は無い。
- 最終話・大和部隊以外の部隊の面々
- ちょこっと何かしたような描写は挟まれるが、最終的にどうなったのかは不明。
- 但し東京観光していたので、ろくな目に会わなかったという事は想像に易い。
- 龍鳳
- 第1話の冒頭で登場。時雨と二人で行動しているが、おそらくマリアナ沖海戦での出来事[13]を再現した(できたとは言ってない)ものと思われる。
- 深海棲艦の艦載機に追いかけられている中、背面から時雨に対空機銃を水平射撃されるという場面を最後にフェードアウトした。[14]
- ……かに思われたが、5話の終わりに再登場が示唆され、6話で何事もなかったかのように護衛対象となった。
- 最終話では時雨と別の部隊にて鳳翔が艦載機を飛ばす横で矢を射って出番終わり。
- 白露
- 第1話の時雨の回想シーンにて改二の姿で登場。
- 時雨と一緒に水上スキーする様子から始まったが、その直後に自身の艤装の残骸が海に浮いているシーンを差し込まれる。
- 更に次のシーンで片腕を吊り下げた包帯まみれの姿で登場し、時雨と会話してフェードアウトした。
- 話の前後を考えると大破による除隊?退役?のようだが、何故大破することになったのかなどの説明は一切無し。
というかバケツはどうしたバケツは。
- 劇中の役割は「姉に先立たれた後も戦い続ける時雨」という悲壮感演出のための犠牲者と言ったところか。
- しかしそれならばシジツニチュウジツッやヒソウカンッも鑑みて、轟沈して帰らぬ人にした方が効果的なはずなのだが…【脚本】がZ級の如月ショックに日和ったのだろうか?
- また史実における白露轟沈の状況は、艦これにおいては再現が不可能であるというのも理由の一つかもしれない。
スペランカー並みの貧弱さでぶつかる度に爆発轟沈する白露概念。
6月15日、ミンダナオ島北東で船団護衛中に米潜水艦の雷撃を受けた際、 回避しようして船団の真っ只中に突っ込み、タンカー「清洋丸」の船首に激突。 衝撃で前部弾薬庫と爆雷が爆発し、あっという間に沈んだ。なんというか、うん…。 信者wikiの白露のページより
- ちなみに時雨の公式プロフィールによると、共に戦ってきた僚艦の姉を失っているらしい。どっちだよ?
- 一応白露の名前自体は出てきていないので、【謎のそっくりさん】で通すことは可能ではある。
- 無論、その場合は周りの一連の悲壮感が茶番になることは避けられないが。
- 第7話の時雨の回想の中でも登場。セセボシティのカットでは初春型の有明・夕暮(※放送当時では未登場)と共に歩いていた。
- 朝雲・山雲・満潮
- 第1話に登場。西村艦隊の面々が会話している中で突然朝雲が唱歌「故郷」を熱唱し始める。
急に歌うよ! - 兵士の戦意高揚のために軍歌を歌うことはよくあることだが、それならば帝国海軍の軍歌として最も有名な「海ゆかば」を採用すべきではないのか。
- 物悲しいメロディでは高揚どころか却って士気を下げることにしかならず、勝てる戦いも勝てなくなるだろう。
これが貴方が求める【悲壮感】 - というかそもそも「故郷」は軍歌ではない。いかなる理由で朝雲に「故郷」を歌わせたのかは脚本のみぞ知る。
- なお艦豚にとっての「故郷」は軍歌で士気発揚になるらしく、演出された【悲壮感】に(コメントではあるが)涙を流す者まで現れる始末であった。
- 朝雲と山雲がいちいちクソレーズンを見せ付けて満潮が遠い過去に思いを馳せるようなカットが度々挟まれる。
- 得意技は火炎放射・ズームパンチ・ビッグバンアタック・デスビームなど多岐に渡る。
- 第3話でブチ抜かれたり存在そのものを抹消されたり海に愛されず異次元移動したりした後、第4話以降の消息は知れないが最終的に東京観光に参加していたのでろくな目に会わなかったのは想像に易い。
- 大和
- 第1話からシルエットで登場。
- 第3話で救援として登場。軽く砲撃(円盤修正後は自爆じみた大爆発)した後は扶桑にずっとついているだけ。初回版は無印艤装、円盤版では改艤装になっていた。
- 第7話でなんかモノクロの移動カットが一瞬挟まれる。この時点では無印艤装。
- 最終話では改二になった。砲撃を受けて一瞬空間諸共消滅したり、背中から撃たれた直後にしずま艦の怨念に掴まれて特攻の機会を失い終了。
- 部隊長的な立場にされている割には早々に指揮放棄したり(3話)最後まで戦えずに妄想に取り込まれたり(8話)と、いかにもで出てきた割には扱いが脇役でしかない。
- 霞
- 第3話で登場。戦いました。たぶん。
- 第4話以降は朝霜・清霜とセット扱い。立ち位置的には満潮と朝雲・山雲の距離感。満潮と霞どっちもCV宮川若菜なのは偶然。
- キャラの縮尺がおかしかったり別のキャラと間違えられたり艤装の立体構造がおかしかったり増殖(代わりに時雨が消滅)したりと存在そのものがバグり散らかしていた。
- 大淀
- 任務娘。執務室にいる事が多いので、恐らく矢矧よりも【提督】に近しい存在。
- ただし扶桑のような【元嫁】とか矢矧などのような【カノジョ候補】的な扱いでは無い。
つまりkyouか - 第4話から登場し、この時はアクションとセリフの少なさで不気味な雰囲気を醸し出していた。
- 以降は会議シーンで矢矧の代わりもしくは追加として説明をする役として登場するほか、輸送や演習にも参加していた。
- 最終話で特攻部隊に組み込まれたわけでもないので出番はそれくらい。
- 磯風・浜風
- 第4話以降に本格的登場。
- 磯風は武人キャラしていた。円盤でも矢矧と同等レベルの美麗化修正を受けており、扱いだけ見れば主人公に順ずるそれだった。
- 浜風は基本的に磯風のおまけ的な扱いが多く、戦闘時は磯風よりも先にボコされる事が多い。円盤修正の際には全身整形の回数が多い。
- 第4話以降組の中では出撃回数が多い方。他のコンビキャラ群と違ってあからさまなクソレズカットが無い。
- 冬月・涼月
- OPから登場していたが結構な作画崩壊をしていた。円盤版では崩壊が余計に目立つような修正が加えられた。意味不明。
- 第5話では食堂で働いていた。
- 第7話では画面外でボコされてた片割れに肩を貸して帰ってきた。
- 最終話では雑に戦ったり【いつか静かな海】したりしたがこれらが有効に働いたようなカットが無く活躍らしい活躍を描かれておらず、思った以上に脇役仕草。
- 最期には手ツナゲナイして終わった。ご飯だけ作ってればよかったな。
- 朝霜・清霜
- 第4話以降に本格的に登場。
- 輸送していたり、怪我して出撃していなかったはずなのに輸送から帰ってきたりした。
- 端折りなしの実戦シーンがあったのは最終話だけだが、気づいたら画面に登場しなくなっていた。
- よく考えたら活躍らしい活躍ってドラム缶持ち帰ったカットくらいしかないような気がする。
- 初霜・響
- 初霜はOPから登場しているが、修正後もグチャグチャで意味が分からなかった。
- 大体一緒に出てきて出番も同じくらいあったが、響が初霜のおまけ的な扱いになっている。
- そのせいかどうかは不明だが、響の海上シーンはほぼほぼ艤装・人体ともに雑な描写が多く、最終話では肩のシールドがただの線になっていた。
- 目立った出番は第5話の演習シーンくらい。
- 初霜は最終話でも出たけど、他メンバーと比べると更におまけ感が強い。
- 伊勢・日向
- ちょっと登場した。途中で輸送しにいった帰ってきた。最終話でもちょっと登場して東京も観光した。
- 榛名
- 第7話で登場。
- 最終話で呉組と一緒に戦うが、敵機が空を埋め尽くす中で離脱を促されて離脱。佐世保組と合流。
- 大和部隊とは別部隊として参加。以降の消息は知れず。
- 鳳翔
- 第7話でモノクロ大和の後ろに登場。
- 最終話では改二で登場。航空甲板から普通に航空機を飛ばしていた。弓矢を使った描写はない。
- 酒匂
- 最終話で出番が出来たことに喜んで、矢矧に発情したせいで東京観光からハブられた。
- 桐
- 最終話で黒板に名前が書かれていたし一瞬だけ姿も映った。
- 最終話東京観光でのみ登場したキャラ
- 全員関連キャラのついでで一緒に登場した
- 明石:大淀の後ろについて自転車で走っていた
- 大井:北上と腕を組んでいた
- 六駆:響以外の全員も登場
- 比叡・霧島:金剛型4体一緒で登場。同じカットに整備員のおっさんらしき男が移っているが【提督】と違って微動だにしない背景モブ。
- 本編に登場したが東京観光では登場しなかったキャラ
- 上記以外で第3話以前にしか登場していないキャラほぼ全員、7話で潮が窓の外に幻視?した朧と漣(曙は潮と観光していた)・時雨の回想で出てきた有明と夕暮
- 第7話でCVつき顔出しまでしていた伊203と迅鯨が何故か登場していない理由はマジで謎
- 最終話で登場して記憶に新しい・忘れているはずがない酒匂と桐をどうして東京観光からハブったのですか
- 第3話以前・第4話以降の2部構成orこれに第7話前後を境とする3部構成のような流れの中において第3話組の那智・足柄・阿武隈が観光していた事がむしろ謎
艦豚界隈での評価
主にアニメ本スレ、草百科記事、Twitter等に出没した艦豚の発言について記載。
第1話~第2話
艦豚以外の界隈からはお粗末な要素(虚無脚本・声優の雑演技・棒立ちシーン)について酷評が上がっていたが、艦豚はそれらの批判を全て無視し、ZZ級がどれだけ史実に沿っているのかについて聞かれていもいないのに熱弁を展開。
特に戦闘シーンについては「艦隊戦なんだから棒立ちは当然!リアリティがすごい!」[15]と全力で擁護しており、その中からは【返す刀で】「キャラが空を飛んだりしないから安心できる」と暗にアズレンを叩き始める者も現れた。しかしそれだけではZZ級の虚無を中和するには至らなかったようで、以降はただひたすらにミリタリの蘊蓄(主に史実のレイテ沖海戦について)を垂れ流すことに終始。
時折小並感な具体性のない擁護発言が飛び出すのみで、外野からは「アニメの話をしろ」と呆れられる始末だった。
第3話
第3話で突如史実ガン無視&リアリティ無視をやらかしたため、これまでの艦豚の擁護発言が全て無意味に。その代わりに艦豚による「〇〇の部分は良かった!」という苦しい言い訳が散見されたが、「一貫性を持たせろ」の一言で全て一蹴された。
作画ミスが頻発した戦闘シーンについても「かっこよかった(小並感)」程度の意見しかない一方、「C2は作画ミスを指摘した人を【民事告訴[16]じゃなく刑事告訴して黙らせろ】」と息巻く艦豚も出現している。
全体的に「できて当たり前のことを無理やり褒め称えている」かのような薄ら寒い評価が多く、艦豚の間でも擁護出来ない者が現れ始めているようである。
余談として、第3話放送前後から艦豚による競合相手であるアークナイツアニメへの荒らし行為が激化。
「ストーリーが意味不明」「作画がクソ」「ヒロインが棒読み」等々、【どこかで聞いたような批判】が各所で確認された。
中断期間(1回目)
ガルパンなどの放送中断・延期が発生したヒット作を引き合いに出したり、今期の覇権候補『機動戦士ガンダム 水星の魔女』が6話で総集編を挟んだことを理由にZZ特有の問題でなく業界全体の問題だと話をすり替える苦しい擁護が続出している。
- そもそも『水星の魔女』の総集編はアクシデントでなく当初から予定されていたものである。ちなみに同作の監督が【にっくきよーすたー】所属と言う理由で突撃兵から目の敵にされているが、C2プレパラート・C2機関のプロパガンダ媒体『みたいな!』第3号では紹介記事を載せていたりする。また、元請はシリーズの例に漏れずサンライズ(バンダイナムコフィルムワークス)だが、ENGIも下請として名を連ねている。
なお22秋アニメではZZの他にOLM制作の『メガトン級ムサシ』も「クオリティ維持 が困難になった」として19話の放送を1週延期、またジェノスタジオ制作の『ゴールデンカムイ』第4期は主要スタッフの急逝を理由として5話で放送を中断し[17]、2023年4月から仕切り直し放送となった。
第4話~中断期間(2回目)
放送が再開されたものの、脚本のグダグダ感や作画のコピペや佐世保ソードなどの新たなネタが多数投下されたことで、連日にわたって艦豚が火消しに走る様子が観測された。しかしこの段階になると艦これ(ひいては艦船擬人化)界隈の事情に詳しくない一般視聴者からも公然と批判やツッコミが上がるようになっているため、批判者を【ある種】認定して揉み消す従来の工作はもはや十分に機能しなくなっているように思われる。
2回目の中断以降は「【脚本家さん】謹製アニメで手を抜いて他のアニメ2本を優先した」と放送延期の全責任をENGIに擦り付ける工作を活発化。アニメ本スレ、アフィブログ、草百科等々至るところで工作に勤しむ様子が確認された。2022年のクリスマスライブで艦王がタニベを通して脚本の存在を強調したことも、艦豚たちが延期の全責任がENGIにあると盲信する原因となった感じが否めない。しかしタニベの「2021年から2022年前半にかけて声の収録を行った」という発言、角川アーキテクチャ社長の「2022年秋に絵コンテ、脚本、収録が終わっている」という発言から、【脚本家さん】が声を先に収録させた上で脚本を先延ばしにしていた疑惑が持ち上がっており、依然として【脚本家さん】に延期の原因がある疑惑は晴れないままである。また6話以降は最速でも月1話ペースの放送になることが判明したため、艦豚によるENGIに対する責任の擦り付けが更に活発化することが懸念されている。
第6話~第7話
中国大陸でのコロナ感染再拡大に伴うスタジオ閉鎖と春節休みの影響が直撃し、2023年冬アニメでは『NieR: Automata』『あやかしトライアングル』『UniteUp!』『久保さんは僕を許さない』『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。2』『スパイ教室』『テクノロイド オーバーマインド』、さらにしずまくんキャラ原案の『魔王学院の不適合者II』と3年前の春から夏の再来とも言われるペースで新作の中断・放送延期が多発している。また、ZZの第4話延期と同日に1週延期を発表した『メガトン級ムサシ』は第2期が1月からの仕切り直し放送となり、22夏のスタートからコロナ禍で放送延期を繰り返した『異世界おじさん』は3月上旬にようやく最終話を放送して完結を迎えたような状態である。いずれの作品も公式サイトやTwitterで放送の1日以上前にコロナの影響で制作に支障が出たことが理由であると明示したうえで今後のスケジュールを発表しており、どこぞの【月一のお楽しみ】と視聴者を舐めた対応を取って開き直るアニメとは比較すること自体が失礼な悲壮感溢れる状況である。
最終話
艦王による必死の引き延ばしも虚しく、最終話はニコ生アンケの評価が前作のZ級をマイナス方面で超える偉業を達成。 22年秋放送開始のアニメの最終話の中でぶっちぎりの最下位(偏差値18.29)となった。評価の落差の凄まじさにニコ生歴代ワースト1・2位の『けものフレンズ2』と『遊☆戯☆王ARC-V』を想起するものも散見され、それらと合わせてチーム扱いする意見も見られた[18]。Twitterにおいても一般視聴者を中心に阿鼻叫喚が巻き起こり、「駄作」「1期はバカアニメだったけど2期はキチガイ」といったZZ級への直球の罵倒が飛び交い、中からはC2機関垢に縦読みのクソリプを仕込んで挑発する者まで出没。またそれに付随して前作のZ級およびシリーズ構成を担当した花田十輝に対する再評価&同情の声が上がった[19]。
一方で、艦豚界隈からは相対的に特濃度が低い者を除き、【これまで10年のオタクライフが報われた】【感情を動かされるアニメで涙がこぼれた】などといった絶賛の声が続出した。無論艦豚のそういった感想には「実際にどの点が」という具体性が欠けていることは言うまでもなく、絶賛ありきの思考から紡がれる数々の発言は、傍からは怪しい宗教信者の妄言にしか見えない。また放送開始直前に【にっくきよーすたー】運営のゲーム3作(【もろちん】アズレン含む)のCMが流れたためか、一般界隈からボロクソに罵倒されていることに対して「不当評価の原因はアズガイジのせい!」と叫んで回る艦豚が発生。草百科のアズレン記事に出没して荒らし回るなどのいつものムーブを炸裂させた。
脚注
- ↑ ちなみに本家(?)のアトリエシリーズでは2014年に『エスカ&ロジーのアトリエ』がアニメ化されており、2023年夏には複数の他艦船擬人化ゲーとコラボしたことがある『ライザのアトリエ』のアニメ化が発表されている。
- ↑ 何故か一部ではENGIの制作と誤認されている。
- ↑ 法的には「7年半前に前作の最終話で【特報 続編制作決定!!】のテロップを流した事実を以て前作の製作委員会メンバーであったDMM(当時はEXNOA分社前)による了承が(書面に依らず当事者間の口頭のみであっても)存在していた」、と言う主張も成り立たなくはない……かも知れない。
- ↑ そもそも2020年4月以降の艦これの筆頭著作権者および上記の各商標権者の名義は「EXNOA LLC」とすべきなのだが、著作権表記をこの社名で更新しているのはブラゲのスタートページだけで何故かグッズ等では(恐らくC2プレパラート側の意図で)頑なに「DMM」表記を続けている。運営譲渡問題、艦王の対DMM関係も参照。
- ↑ サンジゲン、ライデンフィルム他の親会社。ENGIに5%出資。
- ↑ そもそも開始時期も終了時期も中途半端な本作を「22秋アニメという扱いにして良いのか」という点に疑義はあるが、当初から2クール予定の作品でも開始時期を基準に22秋アニメとして扱われているため、参考値として挙げておく。
- ↑ ごく一部の爆発エフェクトなどは例外的に1Fごとに動くものもある
- ↑ 自身の頭から取ったような描写はあるのだが、その後も頭に刺さっているモノの本数が変わっていないので、本当にそこから取ったものなのかは不明
- ↑ 扶桑に至っては砲塔旋回で主砲の標準を合わせようとするも敵の速度に追いつかないという醜態を晒した。腰を捻れば簡単に追いつくはずなのだが。
- ↑ ゲームにおけるPT小鬼群は凄まじい回避力を持つため、戦艦ではほとんど太刀打ちできない。そのため山城と扶桑が棒立ちなのはある意味ゲーム準拠と言えるが、それをそのままアニメ化してしまう点が【脚本家】の限界だろう。
- ↑ 時雨とは「ユキ(雪風)」「グレ(時雨)」と呼び合う仲にまで発展している。当然のことながらゲームにはそのような掛け合いは存在しない。
- ↑ 「輸送任務の直前に機関故障で出撃できなくなる」というのは史実ネタではあるのだが、故障した理由があまりにも間抜けすぎる。
- ↑ Wikipedia:時雨(白露型駆逐艦)#マリアナ沖海戦
- ↑ 但し龍鳳側も、時雨が真後ろにいる構図にある直前のシーンで腰だめの対空機銃を真後ろに水平射撃しているので、どっちもどっちである
- ↑ リアリティという話で言うなら、棒立ちを実際の艦に置き換えると「海上で静止している状態」と言えるだろうか。当然ながら動いていない艦など単なる的も同然であるため艦隊戦の最中に海上で完全停止(棒立ち)している事など(機関が吹っ飛んだり浮き砲台化していたりでもしない限りは)ありえない。能動的に海上で静止する方法としては自分から機関を止めるという方法も考えうるが接敵中にその行動を取る事自体がそもそもありえないし、また止めた機関を再始動させるにも相応の時間が必要(その間自発的に移動する事が不可能)になるため、艦娘が行うような急停止した直後に即移動などという行動は元ネタとなった軍艦らでは不可能であり、艦隊戦としてのリアリティなど微塵も無い。そもそもバイクや自動車と間違えてんじゃねえのか?人型だし!艦娘だし!と反論するのは簡単だが、それを主張する事は実質的に「リアリティ主張」を捨てるのと同義である
- ↑ (原文ママ)告訴とは、被害者が刑事処分を求めて警察などに申告することをいいますので、民事告訴という言葉はありません。
- ↑ 急逝したスタッフの個人名や役職は非公表だったが、放送再開後のスタッフロールにより総作画監督とする見方が有力。
- ↑ ただし他2作とは違ってZZ級は(主に【脚本家さん】のせいで)始まる前からクソとわかる代物だったので、厳密には同じとは言い難い。
- ↑ 【脚本家さん】が用意したであろう悲壮感溢れるシナリオを、アニメの体裁が整う最低限のレベルまで添削した涙ぐましい努力に対するもの。