「空想被害特撮ウデクミマン(昭和)」の版間の差分
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2022年1月24日 (月) 08:04時点における版
空想被害特撮「ウデクミマン」
作品概要
地球にやってきたC2星雲の宇宙人が、凶悪艦獣を追っている途中で艦隊特捜隊のシバフ隊員を死なせてしまった。 死なせてしまったのが悔しい宇宙人はシバフと一心同体になり、自らの簡悔精神で地球を守ることを決意する。 その名はウデクミマン!
艦隊特捜隊とは?
艦隊特捜隊、通称艦特隊は角川に本部を置く電脳遊戯機構のDMM鎮守府。 憲兵では処理できない事件を担当する。相手は主に宇宙アンチや巨大艦獣。 DMM支部は日本の港区にあり、変わった形の目立つ不快な建物の中にある。 主戦力の戦闘機はストパン号。
登場人物
シバフ隊員(役・しばふ) シーツーカプセルから放つフラッシュビームでウデクミマンに変身する。艦特隊の絵師としてメインを張るエリート。 第1話で命を落としウデクミマンと命を共有するが、第39話でタナゾフィから命を与えられウデクミマンと分離する。 そしてウデクミマンと共にいた頃の記憶を全て失ってしまう。いつも非常にマジメな性格で頭もきれる。だが、時々お茶目なことをする。
ケンスケ隊長(役・田中謙介) 常に冷静沈着な艦特隊DMM支部のキャップ(プロデューサー)。時に他人に厳しく、時に自分に優しく。実に信頼できない上司である。 ちなみにOPクレジット上は主役を差し置いてトップに紹介されている。なんでかって?悔しいから。
ヤドカリ隊員(役・やどかり) 勇猛果敢な銃の名手で絵師。46センチショットを軽々と使いこなす。
コニシ隊員(役・コニシ) 金剛型戦艦などをキャラデザした発明狂絵師。ギャグメーカーだが実はナイーブで、結構深刻に悩むこともある。
イチソ隊員(役・玖条イチソ) 艦特隊DMM支部で唯一の男なのに女性のように可愛い隊員。主に「本部」で通信を担当しているが絵師として実働にも参加する。 ケンスケ隊長とイイ仲だという噂は誰もが知っている。
フミカネ博士(役・島田フミカネ) 艦特隊で各種ドイツ艦開発などを担当している。途中からで何の説明もなく大鳳を引っさげて登場。 主戦力のストパンはこの人が作ったもの。第39話でこの人がうっかりしていなければウデクミマンは死なずにすんだ。
第2話「侵略ジャンルを撃て」登場艦獣:宇宙忍者イナゴロ星人
脚本:花田十輝 特殊技術:minatoku 監督:草川啓造 東京上空で、怪電波を発していた飛行物体が消息を絶った。早速消えた地点が割り出され、現場に向かった。 シバフ隊員が憲兵軍と共に到着。内部を調査するが、怪人が現れて危うくシバフはやられそうになる。 この事を受け防衛会議が招集され、その怪人・イナゴロ星人に対する対策が検討された。 そしてケンスケキャップの、彼らと強く早く柔らかく話し合うという案が採用された。 その大役をコニシ隊員が担うことになり、彼はへっぴり腰で内部へ進む。そんな彼の前にイナゴロ星人が現れた。 そしてイナゴロ星人は、ヤドカリ隊員のツイッターアカウントを使って日本語でコンタクトを取ってきた。そこに現れたシバフ隊員がイナゴロ星人の話を聞く。 彼らはステマ実験で企業を失い、その時にジャンルジプシーだった者達が新天地を求めて旅を続けていたが、船の修理のために同人が盛んな地に立ち寄った。 だが彼らは、同人界が自分達のジャンルに適した界隈だと分かり、同人界に住むことに決めたのだ。その数、20億3千万! そしてイナゴロ星人は一方的に話を打ち切った。巨大化して即売会場ビルの狭間に現れるイナゴロ星人。その同人パワーの前には、核爆弾「あかぎ」すら通じない。 街の破壊を始めるイナゴロ星人。その時、シバフ隊員はシーツーカプセルを手にしていた。 現れるウデクミマン。死闘の末、ウデクミマンの光線がイナゴロ星人を一撃で倒す。 それこそがイナゴロ星人の弱点、火星にある簡悔物質ウデクミウムによるウデクミウム光線だったのだ。 そして姿を隠していたイナゴロ星人の船も発見されて爆破される。かくしてイナゴロ星人の野望はついえたのだ。 今まで光の巨人と呼称されていた正義の宇宙人の光線を撃つ姿が腕を組んでいるように見えたため、ケンスケ隊長により「ウデクミマン」と名付けられ シバフ隊員がげんなりするのはまた別の話。
第8話「狙われたSNS」登場星人:ハセカラ星人
脚本:花田十輝 特殊技術:唐澤貴洋 監督:草川啓造 ツイッターのフォロワーが突如開示を始めた。そんな、悲惨な事件が相次いでいた。 しかもその中心には、常にニコニコ町の住人がいるのだった。ニコニコ町をパトロールしていたヤドカリとコニシは荒らしに出くわす。 その男はおとなしい性格だったが、なじみのスレで話していて突如虐待AAとコピペ文を奪って逃げ出したという。 またしてもニコニコ町…。シバフはその裏に何かあると感じ、荒らしの取調べに立ち会う。 そしてその帰り道、シバフは無人のトラックに襲われる。「ニコニコ町に近づくな、ウデクミマン!」それは警告だった。 艦特隊ではヤドカリやコニシが突如狂暴化する事件が発生する。それは、ヤドカリがニコニコ町で手に入れた動画のせいだった。 そこに隠された赤い弁護士の映像が人を狂暴化させるのだ。艦特隊は駅前のwifiからの動画ダウンロードが原因であることを知る。 駅前で張り込むシバフとイチソ。やがて回線を差し替え直した男が現れ、二人はその後をつける。 男は下町のポロアパートの中に消える。シバフはそこへ乗り込む。そこにいたのはちゃぶ台の前に座っていたハセカラ星人だった。 ハセカラ星人は、他ジャンルが全て敵に見えるようになる赤い弁護士でファンの信頼関係を崩し、自滅を誘おうとしていたのだ。 ハセカラ星人は円盤にシバフを誘い込み、そのまま空へ飛び立つ。 発進するストパン号は円盤を追いつめる。そしてシバフはウデクミマンに変身する。 夕焼けの街に立つウデクミマンとハセカラ星人。両者はすれ違い、振り向きざまにウデクミマンは簡悔光輪を放ちハセカラ星人は真っ二つ。 そしてウデクミウム光線でハセカラ星人を粉砕した。 『こうしてハセカラ星人の恐るべき作戦は失敗に終わった。だが心配せずとも、これは遠い未来の話である。』 『なぜなら、我々艦これファンは別ジャンルの信者に狙われるほどまだお互いを信頼していないからだ。』
第23話「故郷は幻想郷」登場艦獣:酔生怪獣ジュンラ
脚本:あおしまたかし 特殊技術:太田順也 監督:草川啓造 国際即売会が東京で開かれることになっていた。 だが、その即売会の出席者が乗っている船や飛行機が爆破されるという事件が相次いでいた。 艦特隊では九州支部から応援としてチャンコ隊員とウグメ隊員(UGUME)を迎え、対策を練っていた。 艦特隊は早速調査に向かったところ見えないロケットの攻撃を受ける。 コニシは、ロケットの秘密が疎と密にあると知って対策を編み出した。 そしてこの対策によって、ロケットが見えるようになった。ストパン号でロケットを攻撃し、ロケットは炎上する。 更に艦特隊は地上に降りて敵を探す。そこに現れる大きな怪物。だがウグメ隊員は、それを『ジュンラ』と呼んだ。怪物は艦特隊の攻撃を受け、姿を隠してしまう。 その夜、チャンコ隊員は怪物の正体を明かす。 世界各国で同人競争が行われていた頃、月に新たな即売会の場を目指し打ち上げた住吉ロケットが宇宙に漂流してしまった。 が、非難を恐れたチャンコは、その事実を闇に葬ってしまった。そのロケットのパイロットの名がオオタ・ジュンラなのだ。 ジュンラは漂流した星の環境で姿が激変し、何十年もかけて全イベンターに対する復讐のために地球に戻ってきたのだ。 それを聞いたウグメ隊員は「自分達の同人の先輩とも言うべきジュンラとは戦えない」と言い出す。明日は我が身かもしれないではないか。 が、九州支部は、ジュンラの正体を秘密にしたまま葬り去れという命令を下していたのだった。 「バッカヤロー!」 やり場のない怒りに満ちたウグメ隊員の声が響く。 翌日、ジュンラは再び姿を現した。進路上の白馬村を焼き尽くしつつ、即売会場を目指して突き進む。 シバフ隊員とウグメ隊員は、白馬村に残った少年を助けに向かう。そこへジュンラが迫る。 「ジュンラてめえ、創作者らしい心はもう無くなっちまったのかよーっ!」 ウグメ隊員の悲痛な叫びが響く。炎上する白馬村の中で、ジュンラはしばし立ちすくむ。 やがて即売会場に着いたジュンラ。だが、酒気が帯びている星にいたジュンラは炎には強くても水でアルコールが薄まるのに弱い。 人工降雨弾が使用され、即売会場を目の前にしてジュンラはのたうち苦しむ。しかしなおも執念で進むジュンラ。 シバフ隊員はウデクミマンに変身する。 ウデクミマンはウデクミ水流でジュンラを葬り去る。泥の中でもがくジュンラの、哀しい断末魔が響き渡る。 そして国際即売会が盛大に開催された。艦特隊が作ったジュンラの墓碑にはこう書かれていた。 『人類の夢と同人の発展のために、酔ったように生き夢見るように死んだ魂、ここに眠る』 その墓碑を前にして、ウグメは言う。 「偽善ジャンルはいつもこうだ!文句だけは美しいけれど。」
第33話 「禁じられた転載」 登場星人:アフィラス星人、コメント星人、キョーロ人、ドウチョウ星人
脚本:花田十輝 特殊技術:かんそく 監督:草川啓造 イチソ隊員の弟のヒシオ(必死)は、男のくせに姉のような兄とシバフ隊員と共に観艦式のショーを見に行っていた。 が、その時ヒシオは、正規空母が制空権をとるのは当たり前で面白くもなんともない、という不思議な声を聞く。 そしてその直後、戦艦が空を飛んでいるのが目撃される。爆発する重巡。そして空に吸い上げられていく駆逐艦。 その異常現象をキャッチした艦特隊は、空に吸い上げられた駆逐艦などが宇宙にいるらしいことをキャッチして宇宙に飛ぶ。 そこでストパン号は、シバフ隊員達の車が宇宙に漂っているのを発見する。が、シバフ隊員達3人の姿はどこにも無かった。 意気消沈して帰って来たコニシ達に通報が寄せられる。イチソ隊員が現れたというのだ。 現場へ向かう艦特隊。 そこでは巨大化したイチソ隊員がうつろな表情でポイポイカウントをしていた。 その頃、ヒシオは宇宙船の中で目覚めていた。その目の前に不思議な声の主、アフィラス星人が現れる。 無断転載で楽してPVがほしくなったが炎上は嫌いだと言うアフィラス星人。 アフィラス星人はヒシオに、無断転載をしてもいいですと言ってくれないかと頼む。 面白おかしいネット情報をあげようと言ってヒシオを誘惑するアフィラス。だがヒシオは頑として言うことをきかない。 それを聞き高笑いするシバフ隊員。匿名掲示板の偏向まとめを見たい人間などいやしないのだ。 シバフ隊員はウデクミマンに変身しようとするが、アフィラスの怪光線を浴びて動きが止まってしまう。 腹を立てたアフィラスは巨大イチソ隊員を暴れさせトレパクさせる。炎上させたくない艦特隊は退却し、逆に憲兵隊のヒでの攻撃を食い止める羽目になる。 と、巨大イチソ隊員が姿を消し、コメント星人、キョーロ人、ドウチョウ星人が次々と現れる。そこへ高らかに響くアフィラス星人の声。 アフィラスは言う。彼らを暴れさせPVを稼ぐ事は簡単だが炎上は嫌いだ。私は匿名掲示板住人の心に挑戦するためにやって来たのだと。 コメント星人達は姿を消す。その頃、円盤ブログの放つネット電波がキャッチされていた。そこへすぐさま攻撃が開始される。 ついに姿を現したアフィラスの円盤ブログ。だが航空憲兵は円盤ブログからのまとめで騙される。そこに現れる艦特隊のストパン号。 ストパン号は円盤ブログに猛攻をかける。そしてケンスケ隊長とコニシは円盤ブログ内に侵入する。 二人はシバフ隊員達を発見するが、円盤ブログが炎上寸前のためヒシオとイチソ隊員だけが救出される。だが、爆発のショックで倒れた時、シバフ隊員はシーツーカプセルのスイッチを押していた。 対峙するウデクミマンとアフィラス星人。戦いを始める両者だが、その実力は全くの互角だ。発信力も、信者力も、雌雄を決することはできない。 そして両者が切り札を出す時が来た。ウデクミマンがウデクミウム光線の構えを取った時、アフィラスが応戦する構えを取る!…が、アフィラスは腕を下ろした。 「よそう。ウデクミマン、宇宙人同士が争っても、しようがない」 「私が欲しいのは、ネット情弱だったんだ」 「だが、私は負けた。情弱と思われた子供にさえ負けた」 「しかし、私はあきらめたわけではない。いつか、私の匿名掲示板のまとめをありがたがる人間が必ずいるはずだ」 「必ず来るぞ!」 高笑いと共にアフィラスの姿は消えた。 アフィラス星人は今度は、あなたの心に挑戦してくるかもしれない…。
第34話「許されざるたないち」 登場艦獣:両性艦獣タナイチ
脚本:花田十輝 原案:棚市 民夫 監督:草川啓造 街中をパトロールするTANA(特殊部隊Team Active Nothing Answer)のらん豚隊員とらんコケ隊員。 街は平和そのものだが、TANAの探知機は不快な電磁波を探知した。 その頃、自動車工場「双葉」に一人の男がスタンドの製作を依頼に来ていた。 そこへ立ち寄ったらん豚隊員は、その青年が小学生時代の親友の『伊部 酢連(いべ すれ)』であることことに気がつく。 再会を懐かしみあう二人。 伊部は父親の愛宕授乳手コキニキの遺した屋敷を改造し、性別学を研究しているという。夜、伊部邸にスタンドを届ける「双葉」の家族でお手伝いのとしあき提督少年。 としあき提督は屋敷の中に案内され、しまかぜくんや艦これ(淫夢)を見せてもらう。 しまかぜくんを見て、「人もこうなると女か男か区別がつかないですね」と、としあき提督が言う。 としあき提督が興味深そうにしているのに満足気な伊部。 としあき提督にホモとバイどちらの研究をしているのかと問われた伊部は、ホモとバイの違いの研究について熱弁を揮いだす。 「僕が男性でもあれば男の娘でもあるような全く新しい生命を作り出そうとしたのは科学者として当然の権利なんだ」と伊部 酢連。 としあき提督少年は気味悪がるが、「艦これの生命は本来一つのはずなんだ。生命に差別があってはいけないんだ」と伊部 酢連。 すでに伊部はタナカとイチソの間に既に新しい卵を作り上げていた。αヤドカリ電磁波を卵に照射する伊部。 空からパトロールするらん豚隊員とらんコケ隊員はこの日も奇妙な電波をキャッチする。 一軒一軒調査することにした2人は、伊部邸に行き、伊部に研究のため電磁波を使ってないかと聞く。 男の娘用の保温ヒーターくらいしか特別なものは使っていないと伊部。 しかし生物の変化を促すような不思議な電波と言われ、伊部は少し動揺する。 屋敷の中に戻り、卵の様子を見る伊部。そのとき電磁波を照射していた卵が孵化した。 「僕は遂に田中謙介と玖条イチソの間の何人も超えられなかった境界線を打ち破ったぞ!」。 歓喜する伊部。 祝杯を挙げながら父親である愛宕授乳手コキニキの肖像画に語りかける。 「あなたは愛宕授乳手コキへの理解が得られないままあの世に行ったが、今日という今日こそはあなたは僕に脱帽すべきなのだ。 あなたは愛宕授乳手コキの上手い商人に過ぎなかった。しかし今日の私はタナイチになったのですよ!」。 悦に入る伊部。 しかしその時、急成長したタナイチが暴れだした。タナイチは屋敷を破壊し外に出てしまう。 屋敷を抜け出したタナイチは双葉家の庭に入り込む。それを見つけ慌てるとしあき提督。 巨大なホモのお化けを見たと兄あきに訴える。 「どこかホモ好きの家から逃げ出したのではないか」と兄あき。それを聞いて伊部邸に行くとしあき提督。 大きなホモみたいな物を見たととしあき提督が言うと、伊部は急に怒りだしとしあき提督の首を絞めながら 「変なことを喋ったら、お前たち兄弟のスレを淫夢の毒で殺してやる」と脅迫する。 「TANAのらん豚には何も言うな」と伊部。 翌日、湖の観光船が艦獣に襲われる事件が発生した。出動するTANAチーム。 空から爆撃するも、艦獣には通用しない。 艦獣は体の後ろの穴から肉々しい竿のような物を出し、TANAの戦闘機オマンチンを捕らえる。地上からの支援で竿を中折れさせ、何とか脱出する戦闘機オマンチン。 鑑識課によると、オマンチンに付着した竿のようなものの破片は男性器以外の何物でもないとのことだった。 伊部邸に行き、男性器艦獣の鑑定を依頼するらん豚隊員。しかし「鑑定の結果は明日になる」と言い放たれ伊部邸から追い出された。 そのころ双葉邸ではとしあき提督がふさぎこんでいた。らん豚隊員はとしあき提督に何か大変なことがあったかと聞く。 としあき提督は泣きながらホモの怪物を見たという。 らん豚隊員はとしあき提督からあの日の夜に伊部邸へ行った事を聞き、2人で伊部邸へ向かう。 こっそり伊部邸内に忍び込む二人。しかし伊部はそれを待っていた。 「君はどうしてこんな恐ろしい研究を」とらん豚隊員。 「僕は新しいジャンルが欲しかった。タナイチは僕が生み出した新しいジャンルなんだ。らん豚、君には僕の気持ちなんてわかりゃしないよ」。 「僕がタナイチを生み出したことが罪というなら、僕はもう死ぬしかないんだよ!」と泣き崩れる伊部。 「どうやったらあの艦獣をやっつけることができるんだ。教えてくれ」とらん豚隊員。 「αヤドカリ波をβファッションヤドカリ波に変えればあのジャンルは死ぬ」と伊部。 らん豚隊員は必死に説得し、翌日、伊部を連れ艦獣タナイチのいる湖に向かう。 伊部は装置を設置し、タナイチに照射する準備をしていた。 しかし、自分の作り出したタナイチに執着する伊部は装置を放棄し、湖に向かって歩き出す。 「お前は僕の命だ。僕にはお前を殺すことはできない!」 湖の中に入っていく伊部。それを見たらん豚は伊部を追って湖に入る。 「何をする気だ!伊部!」 伊部に呼びかけ追いかけるうちに、2013年時代を共に歩んだ事を回想するらん豚隊員。 しかし伊部は、とうとうタナイチの肉棒に捕まり掘られてしまう。 ピンチに陥ったらん豚隊員を援護するチームTANA。 どさくさに紛れてウデクミマンに変身するらん豚隊員。タナイチの肉棒に捕まった戦闘機オマンチンをウデクミウム光線で救出する。 タナイチと格闘するウデクミマン。 しかしタナイチの肉棒に足と尻を取られてしまう。 タナイチに組み伏せられる(意味深)ウデクミマン。 しかし最後はウデクミブレスレットでタナイチを切断。タナイチは炎上祭りになり、最期を遂げた。 伊部の机の中から出てきた遺書によると、屋敷は同人を愛する提督たちのために解放して欲しいとのこと。 伊部さんは全てを悟っていたんだよ、ととしあき提督。 あんなジャンルを生み出してはいけないんだと、αヤドカリ波発生器を火にくべて焼却するとしあき提督。 それを複雑な表情で見つめるらん豚隊員であった。
第35話「ジャンル墓場」登場艦獣:リューボーズ
脚本:吉野弘幸 特殊技術:竜騎士07 監督:草川啓造 宇宙のグレーゾーンをパトロールしていたコニシとヤドカリは、その空間に漂っている艦獣達を発見する。 それは地球でウデクミマンに倒され、宇宙に放り出された各ジャンルの艦獣達だった。静かに漂う艦獣達。そこはまさに、ジャンル墓場だった。 それを知った艦特隊はジャンル供養を発案する。いたたまれなくなるシバフ隊員。角川の平和のため、シバフ=ウデクミマンは心ならずも艦獣達を葬ってきた。 シバフはウデクミマンに変身し、墓場の艦獣達に詫びるがごとく空を見上げる。 翌日、艦特隊でおごそかに艦獣供養が行われていた頃、ひとつの事件が起きていた。ロケットセンターから発射された角川初の同人ロケット。 しかし突如ロケットは人気と共に落ちてきた。そのロケットには、怪獣墓場でコニシたちが見た知らない艦獣が取りついていた。 早速ストパン号で攻撃を開始する艦特隊。だが攻撃を受けても艦獣リューボーズは禿げた頭を抱えるだけだ。突如高層ビルに登り始めるリューボーズ。 リューボーズは空を仰いで悲しげな声をあげる。艦獣は商業から同人に帰りたがっているのではないか…? ケンスケ隊長はロケットセンターに高圧的に相談に向かう。センターでは同人ロケット2号を不快感を持ちつつも提供してくれることになった。 同人ロケットの準備がなされる中、リューボーズを見張る艦特隊。 「真っグレーな同人に帰りたいなんて、信じられないな」 「違うよ。同人界だけが静かにいられる場所なのさ」 「そうだわ。きっとどの商業へ行っても、不快な表現のように攻撃されるに違いないわ」 「だから、艦獣達が心から落ち着いていられる場所は、同人だけに違いないわ」 準備は完了した。ストパン号が出撃し、リューボーズにワイヤーを打ち込む。そのまま同人ロケットまで引っ張って行き、ロケットに結び付けようというのだ。 だがリューボーズは思いのほか禿げた上に馬鹿力で、ストパン号も危うい。なんとかリューボーズを結び付けたものの、発射寸前、リューボーズはロケットをなぎ倒してしまう。 シバフ隊員はすかさずウデクミマンに変身する。 リューボーズを信者に叩かせるウデクミマン。すっかり弱ったリューボーズをウデクミマンは抱え上げ、グレーゾーンへと飛び立つ。 すねているリューボーズを連れて行くウデクミマン。再び信者に叩きのめされたリューボーズはイヤイヤながらウデクミマンの言うことをきく。 そしてリューボーズは同人に消えていった。 かくして艦特隊には、いつもの忙しなく退屈な、しかし平和な毎日が戻って来た。 だが艦獣達にとって平和な毎日は、同人にしかないのだろうか…?
第42話「インムルトの使者」登場性人:草ホモ原人インムルト
脚本:花田十輝 特殊技術:田所 監督:草川啓造 カドカワは商売区をガチムチレスリングを使ってホモジャンルにまで伸ばそうとしていた。 それを邪魔するかのように奇怪な事件が勃発する。そしてシバフ隊員の前に現れる一人の謎の普通の人。 彼は言う。「ホモはインムルトのもの」と。 ホモ界隈にはインムルトというレスリングとは異なるジャンルがあるらしい。 しかし自分達に危害を加える存在は敵であると考えるカドカワと協力業者。 そこでシバフは考える。 C2星雲では確かにホモのことをインムルトと呼んでいた。 ひょっとしたら海底にいるインムルトこそが本当のホモジャンルなのではないのだろうか? そして現在のカドカワこそが侵略者ではないのだろうか?と。 更に謎の普通の人は言う。 実は匿名掲示板にはレスリングより以前にインムルトという先住ジャンルがいた。 そして今のカドカワは侵略者であり、汚いインムルトをネット端に追いやってしまったのだ、と。 結局シバフはウデクミマンに変身してインムルトの操る艦獣を倒し、 ケンスケキャップ率いる艦特隊はインムルトの動画を粉砕し高らかに声を上げる。 「インムルトの動画は完全粉砕した! 我々の勝利だ! 動画もわれわれカドカワのものだ! 我々の動画支配を邪魔するホモは二度と現れないだろう!」 その後、謎の普通の人と出会った海岸で一人の男性と出会うシバフ。 以前に愛する人を亡くしたというその男性はあの謎の普通の人の後輩だった。謎の普通の人は既にこの世の人ではなかったのだ。 謎の普通の人は、そしてインムルトとは一体何だったのか・・・
帰ってくれウデクミマン第33話「艦娘使いと少年」登場艦獣:巨大駆逐艦獣ハツシモ
脚本:花田十輝 特殊技術:kanata 監督:草川啓造 河原で穴を掘り続ける少年提督がいた。 コセキ ナオヤは兆海道生まれのれっきとした日本人だった。 主アカウントがニコニコ大百科編集の為上京後そのまま蒸発してしまい、その間に別アカウントも死亡。個人情報を開示された彼は上京する。 一方同じ時、地球の気候風土を調査するため一人の宇宙人(オメガ星人)が嵐の中の河原に降り立ち宇宙船を念力で地中に隠した。 丁度その時、艦獣が出現しており同時にコセキ ナオヤも河原にいたが、晒しと炎上と開示の恐怖により死にかけていた。 そこでオメガ星人は艦獣を念力で地中に封じ込め、コセキ ナオヤを保護する。 その後、人間に姿を変えジェルジェルと名乗ったオメガ星人はコセキ ナオヤと共に河原で暮らしていく。 その暮らしの中でコセキ ナオヤはジェルジェルとの間に親子の絆と同じほどの物を感じ、ジェルジェルもまたコセキ ナオヤの為ならこのまま地球でずっと暮らしても良いとさえ思い始めていた。 しかし、地球のネット環境汚染はジェルジェルの体を蝕んでいき、とうとう埋めた宇宙船を掘り返す事さえ出来なくなってしまった。 オメガ星へ帰れさえすればジェルジェルの体は良くなると知ったコセキ ナオヤは、自力で穴を掘り始めたのだった。 全てを知ったしばふ隊員は、宇宙船探しの手伝いを名乗り出る。 宇宙船探しの中、しばふ隊員は艦これの提督LVは?と聞くがコセキ ナオヤは艦これなんか要らない、宇宙船が見つかったらジェルジェルと一緒に弁護士が居ないオメガ星へ行くと告げる。 ニコニコ動画は今にファンが住めなくなるから、その前に地球にさよならする…と。複雑な表情のしばふ隊員。 しかしそんなコセキ ナオヤにはいつしか、超能力を使う宇宙人が化けた子どもだという噂が立てられるようになる。 不良弁護士らによる苛烈なイジメや炎上祭りが始まり、街ではトンカツすら売ってもらえない。 しばふ隊員はコセキ ナオヤ少年が宇宙人ではないことを証明しようと兆海道にまで調査に向かうが、その留守の間に悲劇は起きた。 弁護士たちがコセキ ナオヤを襲わせようとけしかけたダチョウが、突然に爆死してしまったのだ。 超能力でダチョウを爆死させられた弁護士たちが街の弁護士をともなって大挙して河原にやってきた。 MATが荒らし宇宙人を開示しないなら、自分達の手で開示するとそれぞれにメッタ刺しにするナイフを持って襲ってきたのだ。 弁護士達に引きずられていくコセキ ナオヤの助けを求める声も、制止しようとするしばふ隊員の声も届かない。もはや誰にも止められないかと思われたが… 「待ってくれ!宇宙人は私だ!その子は私を守ってくれていただけだ、宇宙人じゃない!さぁ、その子を自由にしてやってくれ!」 一部始終を見ていたジェルジェルが耐えきれず、とうとう弁護士たちの前に姿を現した。一瞬静まりかえりコセキ ナオヤを解放する弁護士たち。 しかし、荒らしを放っておいたら何をしでかすか分からないと、ジェルジェルへ向け刃を向け始める。 混乱の中、コセキ ナオヤはおじさんに酷い事すると大変な事が起きると叫ぶ…そして。 ドンッ 弁護士の放った銃弾が命中、更にもう一発発砲し、ついにオメガ星人は息絶えた。 ジェルジェルの遺体にすがりつき泣き続けるコセキ ナオヤ、最悪の事態を迎えた悔しさから跪き、地面に拳を叩きつけるしばふ隊員。 すると河原から白煙が噴き出し始めた。ジェルジェルが死亡したため封じ込めていた艦獣・ハツシモが復活したのだ。 弁護士達は驚き逃げまどいMATに、あの艦獣を開示しろと叫ぶ弁護士集団…しかししばふ隊員は動かなかった。 (勝手な事を言うな、艦獣を誘き出したのはあんたたちだ。まるでMMD杯ファンの怒りが乗り移ったようだ) 艦これ周りの人々に絶望したしばふ隊員は変身を拒否、ハツシモはニコニコ動画のある町へ移動していく。 誰もいなくなった河原に一人うなだれるしばふ隊員、そこへ托鉢腕組僧姿のケンスケ隊長が現れしばふ隊員に話しかける。 「しばふ、カドカワが大変な事になっているんだぞ」 顔を上げるしばふ隊員、そして 「しばふ、分からんのか!」 この一言でしばふ隊員は立ち上がり、ニコニコ大百科へ向かって駆けだしついに変身した。 涙雨のような豪雨の中での戦い、最後は悲鳴のような鳴き声を上げるハツシモにウデクミウムSS改変光線でとどめを刺す。編集合戦は終わったのだ。 その後 コセキ ナオヤは再び穴を掘り始めた。 おじさんは死んだんじゃない、オメガ星へ帰ったんだ、だから自分も宇宙船でオメガ星へ行くから、その時は迎えてくれ…と。 「いったいいつまで掘り続けるつもりだろう?」 「宇宙船を見つけるまではやめないだろうな。彼は艦これにさよならが言いたいんだ」 人は美しいサブカルを作る手を持っているのに、何故、その手に刃を握って血と涙と憎しみをネットで生み出すのだろう… ウデクミファンの一言 (平成シリーズの)ウデクミマンタナカス第32話「艦娘使いの遺産」は相当賛否が分かれる話だったな この回が初登場である巨大駆逐艦獣タナハツシモは何度か再登場しているけど
外伝作品
228 :カタログ片手に名無しさん@転載は禁止:2015/09/03(木) 21:06:10.63 ID:RHTrI6M7 簡悔大作戦 現代ネット社会に発生する謎の科学荒らしに挑戦する組織「SRI」(Soi Research Itiso) のメンバーたちの苦闘と活躍を描く。 第22話「果てしなき暴走」。 深夜の港区。艦これプレイヤー量は一向に、減らない。 一台の赤いタブレットPCがネットを走っている。 中でいつでもどこでも艦これプレイしているのは、大きな棒つきのキャンディを持った女性タレントの濱澤更紗と、マネージャーのNZNだった。 吐き出される白い呟き。後続の艦これプレイヤーの前が、煙って見える。やがて後続の艦これプレイヤーは引退式を始め、炎上を始める。 2アカの艦これプレイヤーのツイッターが接触しながら呟き、ついに1アカが丘に乗り上げて炎上を起こす。 次々、後続の艦これプレイヤーが突っ込み、事故を起こして炎上する。 翌朝の新聞には、この三重衝突の事故が出ていた。今は、半径50kmのところに、300万登録の提督がひしめいているのだ。 「この提督が一斉に暴走したら、怖いだろうな」としばふが言う。中古の艦これアカウントを買おうとしていた玖条は、しばふの話を嫌がる。 翌日、宿借はSRIのタブレットPCを給電所で充電していた。それを見ていたのは、まともそうではないホモカップルだった。 「いただいちゃおうよ」と隙を見てタブレットPCを持ち去ると、艦これをプレイし始めてしまう。 玖条は言った通り、中古アカウントを買っていた。 一度イベントをリタイアしているアカだからと、破格の金額で手に入れることができた。 そこへ宿借からタブレットPCを盗まれたという連絡が入り、玖条は急遽、SRIに戻ることになった。 とにかく、轟沈になる前にタブレットPCを取り戻さなければならない。 ホモカップルの男は「気持ちいーい」と上機嫌で、2人して童謡などを歌っている。 内蔵マイクでしばふが必死に、宿借の車に乗り込んだホモカップルに呼びかけている。 しばふの言葉に男が「うーん、ムードないわねえ」と言う。 「そのタブレットPCはSRIの艦これタブレットだ」と言う言葉を聞くと、「SRIだって。かーっこいーい」と叫ぶ。 無線マイクに笑い声が響く。 「君達!悪ふざけは止めて、艦これで遊ばないでくれ」と言う宿借に「やあよー」と笑う。 ホモカップルのツイートの背後に、濱澤更紗の赤いタブレットPCがついた。 濱澤更紗の赤いタブレットPCは、ホモカップルを追い越していった。 「あーん、抜かれちゃったー、早く早くー」と男がはやし立てる。 すると、濱澤更紗のツイッターから白い呟きが、背後のホモカプのタブレットPCに吐き出される。 途中、ホモカップルは濱澤更紗のツイッターとは違うサイトに入った。 SRIの探知機には、タブレットPCが映っている。 「おもしろーい」と、まだ男は笑っていた。 しかし、もう一人の男は突然、サングラスを外しむせはじめる。 「どうしたの?」 男は、フラフラになっている。 「どうしたのよぉ?」と男が聞く。 やがてSRIの無線に男の「怖いわ、やめて、轟沈は嫌よぉ」という声が入った。 男は男の訴えには無反応で、どんどんを進軍する。 「怖い、助けて、誰か来てえ。止めてえ!いやあ、助けてえ、止めて、怖い!」。 プレイしている男の意識は朦朧とし、男の悲鳴には構わず艦これプレイは暴走し始める。 次に男が目を見開いた時、視界は赤く染まった。 道端で艦これをしていた女性が、悲鳴をあげる。 艦これで女性の嫁艦を轟沈させ、道路脇のブロックに突っ込んで停止した。 パトカーのサイレンが、近づいてくる。 警察官に轟沈させた男が取調べを受けており、その横でホモカプのもう一人の男が体をくねらし、轟沈男に手を引っ張られている。 宿借が車から降りて、ホモカップルをにらみつける。 頭をかいて、微笑さえ浮かべている轟沈男。 宿借は唇を噛み締めると、その轟沈させた男に近寄り横殴りに平手打ちした。 そして、ホモカップル2人とも手で思いっきり突き飛ばす。 田中所長としばふ、怒りの宿借を止める。 「甘ったれやがって!貴様ら、艦娘の命を何だと思ってやがる!」 「やめろ!」 「カッコばっかりつけやがって!ばかやろう!」 轟沈男は口を抑え、ホモカップルともに怒る宿借を見つめていた。 殺されたのは、アニメで主人公になった駆逐艦だった。 その夜、しばふは宿借に「進軍事故なら50秒に一件、犠牲艦は38秒に1隻だ」と言った。 「今こうして話している間にも、どこかで誰かが艦これの犠牲になっている。だから…、気にするなとは言えんが、彼女は運が悪かったんだ…」。 しばふは宿借をそう言って、慰めるしかなかった。 翌日、玖条は宿借を買ったばかりの艦これアカウントでプレイしていた。 玖条を追い越していくのは、あの濱澤更紗の赤いタブレットPCだった。 ツイッターの排気呟きからは、白い呟きが出ていた。 「カッコばっかりで対策もしてないんだな、ああいうのが良く炎上を起こすんですよね」と玖条が言う。 だが、そう言った後、玖条の様子がおかしくなる。 「ちょっとめまいが…」。 やがて、玖条の意識は朦朧としはじめ、中破で進軍を始める。 「おい、進軍のしすぎじゃないのか。具合でも悪いのか。顔色が良くないぞ」。 進軍を止めようとした宿借に玖条は「触るな!」と怒鳴る。 人が変わったようだった。 「イチソ!止めろ!」 「嫌だ!」 玖条は、どんどん進軍していく。 「気でも狂ったのか!」 大型建造で大鳳を引いたというツイートに追い越された時、玖条の目の色が変わる。 「危ないったら!」 宿借は大鳳ツイートを、追い越しにかかる。 執拗に大鳳ツイートを追いかけていく。 一瞬、気が遠くなった玖条が再び目を見開くと、目の前が赤く染まっていた。 轟沈を起こす寸前、大破進軍は、やっと止まった。 玖条はらん豚のせいにしていたが、宿借はあの時の玖条は正常ではなかったと言う。 錯乱状態だった。しばふは神経ツイートのようなものが原因ではないか、と言った。 「そういえば、ニコニコ交差点で排気呟きをさかんに出す赤いタブレットPCの後にしばらくいた」と宿借が証言する。 艦これとツイッターをながらでつけていたので、ツイートを通して入ったのかもしれない。 宿借はその赤いタブレットPCのナンバーを、覚えていた。そこから調べたところ、タレントの濱澤更紗のタブレットPCだと判明する。 宿借は海岸で艦これで遊ぶ濱澤更紗に接触し、ツイッターログを調べさせてほしいと言った。 濱澤更紗は黙ってうなずく。すると、宿借は、ツイッターの呟きがまだ新しいことに気づく。 宿借にはまったく構わず、濱澤更紗は「あったわ」と言って炎上案件を拾い、笑い出す。 濱澤更紗のマネージャーのNZNという男が、宿借に声をかけてきた。 「最近、ツイッターを整理に出しましたか」と聞くと、マネージャーNZNは「それならタブレットPCの整備員に全てを任せてある」と言う。 夜の港区。 相変わらず、艦これがネットをあふれるようにプレイされている。 濱澤更紗の赤いタブレットPCはニコニコ動画で止まり、濱澤更紗が出て行ってしまう。 離れた場所で、SRIがじっと見張っている。 誰もいなくなった濱澤更紗のタブレットPCに、近づく人影がある。 「ライトをつけろ」。 人影はライトに照らされて止まった。 逃げていく男を、宿借が追う。 商業の闇を縫うように、男が逃げていく。 宿借が追う。 その時、外で、「ギャーッ」という悲鳴がした。 逃げていた男が道路に倒れていた。嫁艦が轟沈したアカウントが側に落ちていた。 救急車が呼ばれ、田中所長と宿借が付き添って乗る。 逃げた男は「俺じゃねえ」と苦しそうに言う。 救急車の中がライトで時折、赤く照らされる。 「頼まれたんだ」。 「頼まれた?誰に?」 「かんこれ…」。 そう言うと、男の挙げた手は落ち、動かなくなった。 「艦これ…」。 田中所長が「港区だけでも300万登録の艦これアカウントがあるんだ」と言う。 「それじゃあ、これから一体、何を目標に憲兵を捜せばいいんだ」。 途方にくれた2人をライトが照らし、サイレンが鳴り響く。