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| ==続・松下の履歴書==
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| 高校卒業後、小生は絵師として同人界隈を渡り歩いた。
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| 画力、構成力共に国内で五指に入る優秀な成績を誇る小生には、角川グループはのみならず超大手出版社週間少年誌から連載の誘いが殺到していたが、全て断わった。
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| 青春はまだ満喫していない。
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| 商業というきつい身分に浸からされるのにはこれ以上耐えられない。
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| 小生は己の心に宿る抜き身の日本刀のようなギラついた男の魂を磨きたいのだ。
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| 日々、自由気ままにイラストの世界に身を投じ、己の感性と画力を頼りに生を掴み取るような楽しい制作環境が欲しい。
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| そんな幻想に取り憑かれた小生は、高校の卒業式翌日には同人活動を初めていた。
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| 2008年 ニコニコ動画。
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| 小生は東方projectの二次創作を行うことにした。
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| ニコ厨の集まる動画で飛び入りで志願した当初は東方好きの視聴者も「新参は要らない」と否定的だったものの、目の前で衣服を脱いで小生の武器である
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| 咲夜さんの一枚絵を見せるや否や、態度が急変し「是非もっと描いてして欲しい」と逆に哀願された事は今でも鮮明に覚えている。
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| 足を突っ込んだ東方界隈は、まるで水滸伝の梁山泊のような厨房の巣窟で、活動開始当初はトラブルが耐えなかったが、
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| 小生が次々と輝かしい動画を上げていく内に侮蔑の目線は尊敬の眼差しに変わり、いつしか「東方厨」ではなく「咲夜さんが好きすぎる人」と呼ばれるようになっていった。
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| しかし、そんな生活も半年が過ぎる頃には嫌気が差してきた。
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| 少女と弾幕の刺激的な匂いに包まれた気楽な日々は確かに絵を磨くに相応しい憩いの場だ。
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| だが、同人活性化という大義名分を振りかざし、利権獲得の為に人間関係を次々と犠牲にするオンリーイベント主催や、
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| 金をがっつり儲ける為にグッズや抱き枕に手を出し、イベントで引っ掛けたレイヤーを輪姦する絵師のやり方を見るにつけ、
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| ここは同人を楽しむに相応しい場ではないと思い始めてきたのだ。
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| そろそろ潮時か…
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| ホモガキに荒らされた自分が関わった動画を見ながら30年物のコニャックを肴に孤独を癒している最中、事件は起きた。
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| 艦これの憲兵にオンリーイベントを襲撃されたのだ、
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| 小生は手元にあった合同誌を持ち、イベントの救出に馳せ参じたが時既に遅し。
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| 完璧に不意を突かれたイベントは既に陥落し、小生はそのまま生け捕りにされてしまった。
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| それから憲兵の拠点に連行され、裸に剥かれて拷問紛いの尋問を受けた。
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| 同じ同人屋のよしみで艦これを描き始めたら家に帰してやる。
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| そんな交換条件を出されたが、鬼畜に等しい所業に手を染めているとはいえ咲夜さんを売るのは漢がすたると
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| 口を真一文字に閉じ、必至に暴力に耐えたのだ…
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| そんな日々が一週間も続いたある日、一向に筆をとらない小生に対抗する為に角川ゲームスから商業のスペシャリストと恐れられているプロデューサーが招かれた。
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| 男は小生を見るなり、「これはいたぶり甲斐のありそうな東方豚(厨房)だ。早速楽しませてもらおうか。」と、笑みを浮かべて部下を外に出し、
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| 二人きりになった所で部屋の戸を閉じた。
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| 今がチャンスだ!
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| 小生はこの時を待っていたのだ。
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| この男の一瞬の隙に乗じ、喉元を喰いちぎって逃げだしてやる!
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| 小生は男の隙を誘う為、観念した表情を作り目を閉じた…
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| (中略)
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| 「アアッ! 島風ちゃんいいっ!もっと見せて!もっと見せて!」
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| 小生は薄い本のオカズにしごく強烈な快楽に耐え切れず、女のように喘いだ。
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| 一週間以上溜まった精液がまるで装填された弾丸のように、発射の準備を待ちわびていた。
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| 「ハハハッ!安物のエロ絵師でもここまで品の無いゴロ気質はいないぞ!
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| しかしもう時間だ。艦これを描く気が無いなら貴様はもう陽の目は見ないな。」
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| 「ここで止めるのは後生です!何でも描きますのでもっと島風ちゃんの薄い本見せてください!」
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| 「よし、では絵より先に貴様の汚い汁を全てカキ出させてやる!光栄に思え!」
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| 「ありがとうございます!サー!あああああああああ!」
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| 栗の花の匂いのする白い飛沫が部屋に飛び散り、小生は見事陥落した。
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| それから数日後、小生が島風を新たな嫁に迎え元に艦これ絵師に転向。
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| 艦これオンリーイベントを次々と制覇し、2014年夏コミには東方サークル数が首位陥落し、長きに渡る同人王座君臨に幕を閉じた。
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| 今でも夜になると、静画に刻印された「お金が好き過ぎる人」のタグが疼き、いろんな薄い本で便器のように扱われた淫らな島風ちゃんを思い出し、
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| 陰茎を硬化させては自慰行為に耽っている次第だ。
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