艦これの世紀
2022年6月29日 (水) 14:10時点におけるDr.natural (トーク | 投稿記録)による版
NHKのドキュメンタリー番組「映像の世紀」の中で出てくる回想録を改変したネタ。
昨日の世界
あのころ、人々はまだ疑うことを知らなかった。 優しさに溢れた運営、新しく柔らかいソーシャルゲーム・・・。 イベントは三週間――出征すれば息もつかぬうちに、すぐ終わる。 大した犠牲を出すこともない・・・。 私たちはこんなふうに、2013年の秋イベントを単純に思い描いていた。 冬コミの頃には話題は艦これ一色で染まってくる。 新しい提督たちは、笑いながらTwitterで叫んだ。 「冬コミにまた!」 従軍した同人作家ツバイク ―――――――――――――― 昨日の世界 より
オンリーイベント参加者の手記
「艦これオンリーイベントはもはや同人誌即売会ではない。 開催中はアレンジBGMだけが延々と流され、一人の海鮮も見えない。 ド田舎の公民館で開かれたフリーマーケットのようだ。 それは焼けつくように静かで、殺伐として耐えられないので、 壁サークルでさえ大声で呼び込み、必死に在庫を捌こうとした。 同人ゴロはこの地獄から逃げ出す。 どんなに硬い意思でも、いつまでも我慢していられない。 狂信者だけが耐えるのだ。【】よ、なぜ我等を見捨てたもうたのか。」 ――オンリーイベント参加者の手記より
艦これ憲兵の遺書
田中プロデューサー、イチソ先生、喜んで下さい。いい立派な死に場所を得ました。 艦これの荒廃、この一戦にあり。角川の御盾となって、潔く死に就き、宿敵を撃滅せん。 男子の本懐、これに優るものがまたとありましょうか 2年間の幾星霜、よく遊ばせて下さいました。 この度がその御恩返しです。 よくも立派に艦これのために死んでくれたと褒めてやって下さい。 ああ、我ら特別自爆隊。向かう所は例大祭に急降下 ――艦これ憲兵の遺書より
詩人ジャン・コクトー 艦これプレイ日記
何ということだ。 ファンは運営達に虐待を加えている。 見境の無くなったファンが怒りをやみくもに行使するのを 憲兵達も阻止出来ない。 艦これは沸々と沸き立ち、発酵しつつ、爆薬を用意している。 些末な憎悪や陰謀、個々の無数の苦悩が蔓延している。 ――詩人ジャン・コクトー 艦これプレイ日記より
二つのイベント
これが東方イベントだ。 会場の80%は埋まったままだ。 海鮮は同人誌に飢えている。 東方イベントにあるのは売り切れの張り紙ばかりである。 一方、こちらは艦これイベント。 ここには張り紙は無い。 そのかわり、サークルには同人誌があふれている。 これが、本当に自由な創作の成果である。 ――映画「二つのイベント」より