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[[田中謙介|艦王]]率いる[[C2プレパラート・C2機関]] | [[田中謙介|艦王]]率いる[[C2プレパラート・C2機関]]と、2025年秋頃まで艦これの共同著作権者に名を連ねていたKADOKAWAやそのグループ企業との関係についてのまとめ。 | ||
==概説== | ==概説== | ||
<i>[[運営譲渡問題]]、[[艦王の対DMM関係]]も参照</i> | <i>[[運営譲渡問題]]、[[艦王の対DMM関係]]も参照</i> | ||
2013年の艦これスタート当初、田中謙介は角川ゲームスに在籍しており旧スクウェア時代の同僚だった岡宮道生が開発資金を調達してDMM. | 2013年の艦これスタート当初、田中謙介は角川ゲームスに在籍しており旧スクウェア時代の同僚だった岡宮道生が開発資金を調達してDMM.com(当時)が原著作権と関連商標を保有し<ref>実際に商標を取得・保有していたのはDMM.com本体ではなくグループ企業のDMM.comラボであった。2018年にDMM.comからDMM GAMES(現EXNOA)が分社されたことに伴いラボ社からEXNOAへ諸権利が移されている。</ref>、角川ゲームスが開発・運営を担当する体制が2016年春まで続けられた。 | ||
[[16春の艦祭り]]で運営体制の変更により角川ゲームスが一切の権利をDMMに返上し、KADOKAWAはライセンス管理(2018年以降は[[ | [[16春の艦祭り]]で運営体制の変更により角川ゲームスが一切の権利をDMMに返上し、KADOKAWAはライセンス管理(2018年以降は[[角川アーキテクチャ]]に分社)と関連書籍の出版業務に当たっているが、社内では2021年6月まで副社長だった“物量”こと井上伸一郎(後述)が艦王の後見人のようなポジションで常識では考えられないようなアクシデントを連発する艦これを擁護し続けていた。<br /> | ||
それに対し、2016年秋のグループ大合同後も社内で反主流派の立場を取っていた電撃(旧アスキー・メディアワークス事業局)が[[他艦船擬人化ゲー]]で日本へ3番目に上陸した<s> | それに対し、2016年秋のグループ大合同後も社内で反主流派の立場を取っていた電撃(旧アスキー・メディアワークス事業局)が[[他艦船擬人化ゲー]]で日本へ3番目に上陸した<s>【にっくきあぢゅれん】こと</s>『アズールレーン』を猛然とプッシュしていたことも「物量一派に対する叛旗だったのでは?」とする見方があるが、この動きは2018年春の部署解体により鎮圧状態となっている<ref>AMW事業局解体そのものはかねてから予定されていた社内再編の一環で、艦これに牙を剥いたから懲罰的に部署が取り潰された訳ではないとされている。</ref>。 | ||
そして2025年9月30日を以て角川アーキテクチャは解散し、艦王とKADOKAWA(旧角川書店)の13年に及ぶ<s>爛れた</s>蜜月関係は終焉を迎えることになった。 | |||
===オールカドカワ艦隊司令部=== | ===オールカドカワ艦隊司令部=== | ||
2014年に開設された艦これの公式ポータルサイト([http://kancolle.kadokawa.jp/ リンク])。角川グループホールディングス(当時)傘下各社から発売される関連商品の情報を横断的に掲載していたが、いわゆる「Z級ショック」直前の2016年8月を最後に更新を停止。 | |||
サイト自体はその後も廃墟同然の状態で存続していた……のだが、[[ZZ(クソアニメ2期)]]の放送<s>中断</s>中に当たる2022年12月1日に6年4ヶ月の沈黙を破って久々に更新された。KADOKAWAから刊行されている既刊(既に絶版のものを含む)のデータベースと言う扱いになっているのだが、何故か発行が[[角川アーキテクチャ]]の分(海の画集、コスプレ写真集など)は登録されていない。 | サイト自体はその後も廃墟同然の状態で存続していた……のだが、[[ZZ(クソアニメ2期)]]の放送<s>中断</s>中に当たる2022年12月1日に6年4ヶ月の沈黙を破って久々に更新された。KADOKAWAから刊行されている既刊(既に絶版のものを含む)のデータベースと言う扱いになっているのだが、何故か発行が[[角川アーキテクチャ]]の分(海の画集、コスプレ写真集など)は登録されていない。 | ||
[[角川サイバー攻撃事件|2024年6月のサイバー攻撃]]を受けて閉鎖となり、翌年に[[角川アーキテクチャ]]のページが復旧されてから2ヶ月後の7月にようやく復旧が確認された。 | |||
===ところざわサクラタウン=== | ===ところざわサクラタウン=== | ||
埼玉県所沢市でKADOKAWAが手掛けている再開発事業で、ネットスラングでは「角川村」や「所沢サティアン」<ref>このうち「所沢サティアン」はなんJのやきう民の間では意味が異なり、埼玉西武ライオンズが本拠地球場としている西武ドーム(ベルーナドーム)を指して使われる。</ref>、果ては各コンテンツのリアイベの不良在庫が施設内のショップに流れ着くことから「所沢最終処分場」と呼ばれることも。 | |||
2020年11月に街開きしたものの、交通の便が非常に良くない(最寄りのJR東所沢駅から車を使わないと無理ゲーの)ため、飯田橋の本社ビルや<s>テクテクテクテクの大爆死により</s>売却された本郷の学芸出版ビルを追われた社員の大半は都内から動きたがらなかったとも言われている。<br /> | 2020年11月に街開きしたものの、交通の便が非常に良くない(最寄りのJR東所沢駅から車を使わないと無理ゲーの)ため、飯田橋の本社ビルや<s>テクテクテクテクの大爆死により</s>売却された本郷の学芸出版ビルを追われた社員の大半は都内から動きたがらなかったとも言われている。<br /> | ||
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かつては廃刊寸前のコンプに降臨した救世主だったのも今は昔、現在では不定期連載の『らき☆すた』は同じ埼玉県が舞台とは言え、全く別の地域のため取り上げる可能性は低いと思われる……。上九一色村かな? | かつては廃刊寸前のコンプに降臨した救世主だったのも今は昔、現在では不定期連載の『らき☆すた』は同じ埼玉県が舞台とは言え、全く別の地域のため取り上げる可能性は低いと思われる……。上九一色村かな? | ||
開村直後の2020年末からは敷地内にある角川武蔵野ミュージアムで艦これの展示を行っていたのだが、艦王がこの話題を取り上げたのは展示が始まってから1ヶ月前後も経過してからのことだった。そして、2021年12月に[[1MYBライブ]]で初めて艦王曰く『'''埼玉鎮守府'''』と銘打ってリアイベ会場として使用された<s>のだが、案の定と言うべきか信者の奇行や迷惑行為が続発する事態となった</s>。 | |||
2022年のオリンピック不祥事以降、不採算事業のリストラ断行により施設内のホテルや【埼玉鎮守府】の協賛店であったカラオケボックス「ニカケルサン」を始めテナントも続々撤退しており、愚痴スレでは「[[カレー機関]]を移転させたらどうか」と囁かれるほど悲壮感溢れる状態になっていた。 | |||
その後2025年5月9日に角川が決算報告で「ところざわサクラタウンの一部の不採算事業を撤退し、コストの適正化により収益性を高めていく」という方針を発表。それから半年も経たず、同年9月上旬に施設内のショップで常設されていた艦これ物販コーナーの【さくら酒保】が完全撤去。不良在庫の最終処分が名実共に完了し【埼玉鎮守府】は陥落に追い込まれた。そのためカレー機関の移転先候補からも自動的に外れたことになる。 | |||
==各ブランド・グループ企業== | ==各ブランド・グループ企業== | ||
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2013年秋以降にグループ全体で艦これ推しを強めていた時期もその傾向は顕著であり、特にコンプティークは2021年末に『みたいな!』への関連記事隔離を断行するまでまる8年にわたりプロパガンダの中心となっていた。[[他艦船擬人化ゲー]]に対しては[[角川圧力発言騒動]]に見られるように露骨な厄介視をしているが、[[vsアビス・ホライズン]]東京地裁悔戦に関しては原著作者のDMM(当時)と共に距離を置いている。 | 2013年秋以降にグループ全体で艦これ推しを強めていた時期もその傾向は顕著であり、特にコンプティークは2021年末に『みたいな!』への関連記事隔離を断行するまでまる8年にわたりプロパガンダの中心となっていた。[[他艦船擬人化ゲー]]に対しては[[角川圧力発言騒動]]に見られるように露骨な厄介視をしているが、[[vsアビス・ホライズン]]東京地裁悔戦に関しては原著作者のDMM(当時)と共に距離を置いている。 | ||
物量の失脚後、2023年初め頃からグループ全体でそれまで敵視していたYostarとの関係改善に乗り出している形跡があるが、本社系タイトルでは『コードギアス 反逆のルルーシュ』や『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』が『雀魂』でゲーム内コラボを実施している。同タイトルの恒例行事となっている企業対抗戦では子会社のコミックウォーカーがギアスコラボの後に初めて参加したが、結果は予選落ちだった。 | |||
====コンプティーク==== | ====コンプティーク==== | ||
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====Newtype==== | ====Newtype==== | ||
角川書店ブランドの月刊アニメ雑誌で、アニメディア(Gakken)、アニメージュ(徳間書店)と並ぶ日本の「三大アニメ誌」の一角。<br /> | |||
コンプティークほど露骨ではないが、自社で流行らせたいタイトルを優先的にページを多く割り当てて取り上げるのに対し競合タイトルはベタ記事程度しか載せない傾向がある。<br /> | コンプティークほど露骨ではないが、自社で流行らせたいタイトルを優先的にページを多く割り当てて取り上げるのに対し競合タイトルはベタ記事程度しか載せない傾向がある。<br /> | ||
[[Z級クソアニメ]]においても例外ではなく、当時発行していた美少女系姉妹誌の<ruby><rb>娘</rb><rt>ニャン</rt></ruby>Typeと連動で大々的に特集していたが、その娘Typeはアニメディア姉妹誌のメガミマガジンに敗れ去り廃刊してしまう(メガミマガジンでも[[Z級クソアニメ]]の記事は普通に組まれ、[[Z級クソアニメ 劇場版関連|劇場版]]公開時は大和のポスターが付録になっていた)。<br /> | [[Z級クソアニメ]]においても例外ではなく、当時発行していた美少女系姉妹誌の<ruby><rb>娘</rb><rt>ニャン</rt></ruby>Typeと連動で大々的に特集していたが、その娘Typeはアニメディア姉妹誌のメガミマガジンに敗れ去り廃刊してしまう(メガミマガジンでも[[Z級クソアニメ]]の記事は普通に組まれ、[[Z級クソアニメ 劇場版関連|劇場版]]公開時は大和のポスターが付録になっていた)。<br /> | ||
そして2019年の年明けに[[JAZZ関連|武道館JAZZ]]で発表された[[ZZ(クソアニメ2期)]]は、それからまる3年が経過し「2022年秋に放送予定」とするスケジュールが設定されてもNewtypeで全く取り上げられていない。<br /> | そして2019年の年明けに[[JAZZ関連|武道館JAZZ]]で発表された[[ZZ(クソアニメ2期)]]は、それからまる3年が経過し「2022年秋に放送予定」とするスケジュールが設定されてもNewtypeで全く取り上げられていない。<br /> | ||
対して艦王と艦豚が仇敵視する【にっくきあぢゅれん】は2018年秋の発表時にアニメディアとアニメージュが注目作扱いで大きく取り上げていたが、Newtypeは[[Media:DpJpCCxU0AA RZq.jpg|最低限のベタ記事扱い]]での紹介だった。それと比べても明らかに不自然なZZの無視されっぷりについて、様々な憶測が飛び交う事態となっている。[[AnimeJapan2022]]のステージ発表後はウェブ版で記事が掲載されたものの、案の定と言うべきか本誌の方で優先的に紙面を割く気配は見られない。 | |||
===角川ゲームス=== | ===角川ゲームス=== | ||
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2020年末には[[他DMMブラゲー]]としてファンタジア文庫のクロスオーバー作品『ファンタジア・リビルド』をスタートさせたが『鶴翼の絆』により資格があるはずの艦これは参加作品に名前を連ねていない。 | 2020年末には[[他DMMブラゲー]]としてファンタジア文庫のクロスオーバー作品『ファンタジア・リビルド』をスタートさせたが『鶴翼の絆』により資格があるはずの艦これは参加作品に名前を連ねていない。 | ||
角川アーキテクチャが解散した直後の2025年11月にはここから出版されていた『デート・ア・ライブ』とアズレンのコラボイベントが開催され、外部からは'''「KADOKAWAとの関係正常化のシンボル」'''的な扱いで見られている。 | |||
===電撃(アスキー・メディアワークス)=== | ===電撃(アスキー・メディアワークス)=== | ||
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角川グループホールディングス時代に旧アスキーとの合併を経てAMWとなったが、2021年にドワンゴの夏野剛を担いで社内抗争を制するまでは長らく本社組に対する非主流派ないし反体制派だった経緯があり、角川書店や富士見書房など他のブランドカンパニー廃止後も2018年3月末まで事業局として治外法権状態を貫きゲーム雑誌を中心にグループ内競合が長く続いていた。そのため、前述のKADOKAWAを中華圏に当てはめた場合は香港のようなポジションだったと言える<s>が、現実の香港と同じように本社組からの大弾圧が行われ「一国二制度」は過去のものとなった</s>。 | 角川グループホールディングス時代に旧アスキーとの合併を経てAMWとなったが、2021年にドワンゴの夏野剛を担いで社内抗争を制するまでは長らく本社組に対する非主流派ないし反体制派だった経緯があり、角川書店や富士見書房など他のブランドカンパニー廃止後も2018年3月末まで事業局として治外法権状態を貫きゲーム雑誌を中心にグループ内競合が長く続いていた。そのため、前述のKADOKAWAを中華圏に当てはめた場合は香港のようなポジションだったと言える<s>が、現実の香港と同じように本社組からの大弾圧が行われ「一国二制度」は過去のものとなった</s>。 | ||
角川が社を挙げて艦これ推しだった時期に電撃マオウで漫画『お願い! 鎮守府目安箱』の連載を開始し、2021年秋まで長期連載された<ref>もっとも、末期は休載になることの方が多く不定期化が著しかった。</ref> | 角川が社を挙げて艦これ推しだった時期に電撃マオウで漫画『お願い! 鎮守府目安箱』の連載を開始し、2021年秋まで長期連載された<ref>もっとも、末期は休載になることの方が多く不定期化が著しかった。</ref>。しかし、子会社を10社以上も潰した「Z級ショック」の前後からは、角川本体や阿諛追従とばかりに特に過失のない他作品の連載を打ち切ってまでも艦これ関係の連載を続けていた<ref>その連載が角川的には苦虫をかみつぶしたくなる存在である『グランブルーファンタジー』関係という所が不信感を募らせる。『グラブル』関係の二連載を打ち切って生き延びた「艦々日和」は2018年9月、200話の連載で終了した</ref>ファミ通に比べると艦これとは距離を置く姿勢を強めており、電撃文庫<ref>厳密にはサブレーベルの電撃ゲーム文庫。</ref>では艦これ関連のノベライズは一切刊行していない。それに加えて2017年にアズレンが日本版リリースを発表した直後からは「電撃App」で猛然とプッシュし、初期の生放送でホストを担っていたため「社内の艦これ関係者(特に物量)に対する反抗の旗印ではないか」と言う見方をされることがあった。<br /> | ||
2018年2月にスタートした文化放送のラジオ番組『加隈亜衣のアズールレーディオ』では4月の放送枠拡大後に「Mさん」と呼ばれるYostarの広報担当者の女性がレギュラー出演しており、電撃との関係を否定する(「ニコニコ大百科の記述は事実誤認なので修正して欲しい」と言う趣旨の)コメントを出したことがあるが、別の回ではAMW事業局解体を機にKADOKAWAからYostarへ転職したことを示唆している。<br /> | 2018年2月にスタートした文化放送のラジオ番組『加隈亜衣のアズールレーディオ』では4月の放送枠拡大後に「Mさん」と呼ばれるYostarの広報担当者の女性がレギュラー出演しており、電撃との関係を否定する(「ニコニコ大百科の記述は事実誤認なので修正して欲しい」と言う趣旨の)コメントを出したことがあるが、別の回ではAMW事業局解体を機にKADOKAWAからYostarへ転職したことを示唆している。<br /> | ||
そのため「AMW解体を以て電撃とYostarの日本進出当初からの親密な関係は自然消滅した扱いになっている」と言うのが正しいと思われる。<br /> | そのため「AMW解体を以て電撃とYostarの日本進出当初からの親密な関係は自然消滅した扱いになっている」と言うのが正しいと思われる。<br /> | ||
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アズレンの日本上陸後最初のコラボがニコニコ動画だったのはそのためだが、例の「悲壮感」発言によって完全にぶち壊しとなった経緯もあり綾波の衣装「ニコニコ」の復刻は絶望視されている。 | アズレンの日本上陸後最初のコラボがニコニコ動画だったのはそのためだが、例の「悲壮感」発言によって完全にぶち壊しとなった経緯もあり綾波の衣装「ニコニコ」の復刻は絶望視されている。 | ||
他方、艦船擬人化が絡まない範囲では2023年に『ブルーアーカイブ』のアンソロジー刊行に参入し、KADOKAWA傘下の出版ブランドでは初めてYostar関連書籍を刊行することになった<ref>グループ外を含めた場合は、ブシロードメディア発行のコミカライズ『アズールレーン スマイルディッシュ!』をKADOKAWAが発売した先例はある。</ref>。この点からも、部署解体によって断絶したかに思われていた電撃とのコネクションが水面下では生きていたことが窺える。そして同年の秋にはブルアカが『とある科学の超電磁砲』とゲーム内コラボを実施することが発表された。Yostarが日本版を運営するゲームでKADOKAWAグループとコラボを行うのはアズレンの日本上陸直後に開催し<s>、微差栗田のせいで台無しになっ</s> | 他方、艦船擬人化が絡まない範囲では2023年に『ブルーアーカイブ』のアンソロジー刊行に参入し、KADOKAWA傘下の出版ブランドでは初めてYostar関連書籍を刊行することになった<ref>グループ外を含めた場合は、ブシロードメディア発行のコミカライズ『アズールレーン スマイルディッシュ!』をKADOKAWAが発売した先例はある。</ref>。この点からも、部署解体によって断絶したかに思われていた電撃とのコネクションが水面下では生きていたことが窺える。そして同年の秋にはブルアカが『とある科学の超電磁砲』とゲーム内コラボを実施することが発表された。Yostarが日本版を運営するゲームでKADOKAWAグループとコラボを行うのはアズレンの日本上陸直後に開催し<s>、微差栗田のせいで台無しになっ</s>たニコニコ動画以来長らく途絶えていたが、この年の初め頃から『雀魂』といずれも本社(書店)系の『コードギアス』『プリズマ☆イリヤ』など一転して解禁状態になっている。 | ||
===メディアファクトリー=== | ===メディアファクトリー=== | ||
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出版部門ではガルパンやはいふりのコミカライズやアンソロジーを積極的に出しているが、艦これ関連書籍の刊行実績はComicWalker掲載作品および月刊コミックアライブ連載の『いつか、静かな海で』のみで(詳細は[[コミック・ノベル]]を参照)、それ以外はラバーストラップやフィギュアなど一部のキャラクター商品を発売した程度に留まっている。特にMF文庫Jでは、電撃文庫と並んで艦これのノベライズを1冊も刊行していない。 | 出版部門ではガルパンやはいふりのコミカライズやアンソロジーを積極的に出しているが、艦これ関連書籍の刊行実績はComicWalker掲載作品および月刊コミックアライブ連載の『いつか、静かな海で』のみで(詳細は[[コミック・ノベル]]を参照)、それ以外はラバーストラップやフィギュアなど一部のキャラクター商品を発売した程度に留まっている。特にMF文庫Jでは、電撃文庫と並んで艦これのノベライズを1冊も刊行していない。 | ||
合併前からレコード・レーベルとして音楽制作を行っており、2022年には井口裕香がワーナー・ブラザースから移籍している。2023年10月には【にっくきよーすたー】のアニメ『アークナイツ』第2期で主題歌制作を行い、KADOKAWAとしては電撃の『ブルーアーカイブ』アンソロ参入に続く取引事例となった。その後、2024年末には『雀魂』のスターターブックがMFブランドから刊行されている。 | |||
===KADOKAWA Game Linkage=== | ===KADOKAWA Game Linkage=== | ||
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旧メディアワークスと合流した旧アスキーのゲームやコミック関連事業を源流とするエンターブレインが前身で、Walker系事業の角川マガジンズとの間で何度かの組織再編を経て2019年10月1日付でグループ内競合解消の最終段階として親会社のKADOKAWAから旧アスキー・メディアワークスのコンピュータゲーム関連事業を譲り受けて社名を変更し、名実共に一体化した。<br /> | 旧メディアワークスと合流した旧アスキーのゲームやコミック関連事業を源流とするエンターブレインが前身で、Walker系事業の角川マガジンズとの間で何度かの組織再編を経て2019年10月1日付でグループ内競合解消の最終段階として親会社のKADOKAWAから旧アスキー・メディアワークスのコンピュータゲーム関連事業を譲り受けて社名を変更し、名実共に一体化した。<br /> | ||
KADOKAWA本体の社内ブランドでなく子会社と言う形を取っていることや長らく反主流派だった旧電撃系の合流もあるためか、ファミ通自体は今も艦これ贔屓ではあるもののコンプティークでキズナアイを取り上げる時のような【憎きあぢゅれん】を始めとする[[他艦船擬人化ゲー]]自体を最初から存在しないかの如き<s>大人げない</s>扱いをすることは無く、ニュースサイトとして必要最小限のベタ記事程度は取り上げている。<br /> | KADOKAWA本体の社内ブランドでなく子会社と言う形を取っていることや長らく反主流派だった旧電撃系の合流もあるためか、ファミ通自体は今も艦これ贔屓ではあるもののコンプティークでキズナアイを取り上げる時のような【憎きあぢゅれん】を始めとする[[他艦船擬人化ゲー]]自体を最初から存在しないかの如き<s>大人げない</s>扱いをすることは無く、ニュースサイトとして必要最小限のベタ記事程度は取り上げている。<br /> | ||
艦これとの関連では、旧エンターブレインが運営していたコミッククリアがブラゲの開始当初から4コマ『吹雪、がんばります! | 艦これとの関連では、旧エンターブレインが運営していたコミッククリアがブラゲの開始当初から4コマ『吹雪、がんばります!』を連載していたりで本社組のコンプティークよりも古く、毎年4~5月にはコンプとファミ通の2誌で艦これの特集をやるのが長らく定番であった。<br /> | ||
いわゆる「Z級ショック」でebがアスキー・メディアワークス(電撃)他の子会社と共に吸収合併されて以降は事業の競合を段階的に解消しているが、ファミ通Appと日本版リリース前からアズレンの情報を積極的に扱っていた電撃Appのようにニュースサイトでは長期にわたりグループ内での競合関係が続いていた(それを逆手に取って両社とドワンゴ、4Gamer.netと共同で「電ファミニコゲーマー」を立ち上げたりもしているが)。 | いわゆる「Z級ショック」でebがアスキー・メディアワークス(電撃)他の子会社と共に吸収合併されて以降は事業の競合を段階的に解消しているが、ファミ通Appと日本版リリース前からアズレンの情報を積極的に扱っていた電撃Appのようにニュースサイトでは長期にわたりグループ内での競合関係が続いていた(それを逆手に取って両社とドワンゴ、4Gamer.netと共同で「電ファミニコゲーマー」を立ち上げたりもしているが)。 | ||
====ファミ通==== | ====ファミ通==== | ||
恐らく日本一有名なゲーム雑誌。[[コミック・ノベル|メディアミックス作品]]唯一の生き残りとなってしまった『海色のアルトサックス』を2023年末まで連載していた。<br /> | |||
ゲーム情報の最先端で知られていたが、近年ではコンシューマ向けタイトルの減少やゲハ板に端を発する事実無根のネガキャンに嫌気が差したメーカーが独自のチャンネルを作ったため、かつてほどの権威は無い。<br /> | ゲーム情報の最先端で知られていたが、近年ではコンシューマ向けタイトルの減少やゲハ板に端を発する事実無根のネガキャンに嫌気が差したメーカーが独自のチャンネルを作ったため、かつてほどの権威は無い。<br /> | ||
コンプに次ぐ<s>C2</s> | コンプに次ぐ<s>C2</s>機関誌としてスレ内では認知されており、普段はそれほどでもないが年1〜2回ペースで特集が組まれ、田中へのインタビューと出演声優のメッセージ、時には直近のイベントで登場したキャラの原画家とキャスト情報が掲載される。<br /> | ||
スクウェア・エニックス(合併前含む)が初めてクロスレビューで40点満点を獲得した『ベイグラントストーリー』には電通時代の田中の名前が確認できる。 | スクウェア・エニックス(合併前含む)が初めてクロスレビューで40点満点を獲得した『ベイグラントストーリー』には電通時代の田中の名前が確認できる。 | ||
配下のニュースサイト『ファミ通. | 配下のニュースサイト『ファミ通.com』では、本流のNewtypeが放送2ヶ月前まで取り上げなかった[[ZZ(クソアニメ2期)]]の放送スケジュール決定をKADOKAWA系メディアとしては唯一報じていた。 | ||
===ENGI=== | ===ENGI=== | ||
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<s>発表順では2番目だった</s>元請デビュー作の『旗揚! けものみち』以降、大半のタイトルをデジタル作画部ディレクターの三浦和也が監督しておりZZの場合もその例外ではなかったのだが、放送の半年前まで誰が監督をやるのか非公表だったため「前作の悪評で外部から監督を招聘できなくて仕方なく社内で貧乏くじを引かされたのでは?」と推測されている。そして本放送時は『宇崎ちゃんは遊びたい! ω』(2期)と掛け持ちとなり、脚本が電波ポエムのため何をどうやってもまともな作品に仕上がらないZZを半ば切り捨てる形で宇崎ちゃんの作業を優先したのがバレバレだったため、信者から強烈なヘイトを買うようになっている。 | <s>発表順では2番目だった</s>元請デビュー作の『旗揚! けものみち』以降、大半のタイトルをデジタル作画部ディレクターの三浦和也が監督しておりZZの場合もその例外ではなかったのだが、放送の半年前まで誰が監督をやるのか非公表だったため「前作の悪評で外部から監督を招聘できなくて仕方なく社内で貧乏くじを引かされたのでは?」と推測されている。そして本放送時は『宇崎ちゃんは遊びたい! ω』(2期)と掛け持ちとなり、脚本が電波ポエムのため何をどうやってもまともな作品に仕上がらないZZを半ば切り捨てる形で宇崎ちゃんの作業を優先したのがバレバレだったため、信者から強烈なヘイトを買うようになっている。 | ||
なおENGIの創業メンバーが所属していたグラフィニカの前身は2001年に聖遺物『FF:U』を制作したGONZOのデジタル班なので、ベテランのアニメーターでは【月一のお楽しみ】と両方に関わっ<s>てトラウマを発症し</s>た人物もいるかも知れない。 | |||
2025年冬アニメとして放送された『メダリスト』はスタジオ設立以来初めて原作がKADOKAWAと無関係な(講談社『アフタヌーン』連載の)漫画をアニメ化したもので、シナリオに[[Z級クソアニメ|Z級1期]]の花田十輝が起用されたため【ばかうけイーター被害者の会】のような制作陣に加えZZ以来2作目となるサミー非出資(製作委員会不参加)と言うことで注目を集めたが、蓋を開けてみれば放送前に完パケ納品済み(のため【月一のお楽しみ】化は起こらない)。加えてZZでの悪評によりENGI制作に不安を抱いていた原作ファンからも絶賛される出来となっており、同時期に2期が放送されていたZZと【脚本家さん】を除く大半のスタッフ(監督、作画監督、音響監督他)が共通の『Unnamed Memory』共々「'''ZZの大失敗はENGI以外の部分に大元凶が存在した'''」ことを強く印象付けている。 | |||
===プロダクション・エース=== | ===プロダクション・エース=== | ||
アミューズメントメディア声優学院を設立母体とし、KADOKAWAが50%出資している声優事務所。KADOKAWA(メディアファクトリー除く)主導で製作のアニメや角川ゲームス製作のゲームタイトルでは「エース枠」があると言うのが内外で暗黙の了解とされる。特に『日常』では出演者のほぼ全員がエース声優だったと言う極端なケースもあり、ゴリ推しが目立つため事務所単位でのアンチも存在している。<br /> | アミューズメントメディア声優学院を設立母体とし、KADOKAWAが50%出資している声優事務所。KADOKAWA(メディアファクトリー除く)主導で製作のアニメや角川ゲームス製作のゲームタイトルでは「エース枠」があると言うのが内外で暗黙の了解とされる。特に『日常』では出演者のほぼ全員がエース声優だったと言う極端なケースもあり、ゴリ推しが目立つため事務所単位でのアンチも存在している。<br /> | ||
艦これでは小松真奈や小林元子、山田悠希、早坂梢、八木侑紀、そして退所者ではブリドカットセーラ恵美や野水伊織、味里らが起用されているが、一時期はエース声優の起用すらも悔しくなったのか或いは親分であるKADOKAWAとの関係に何らかの変化でもあったのか、事務員や'''全く聞いた事も無い新人(若手?)声優''' | 艦これでは小松真奈や小林元子、山田悠希、早坂梢、八木侑紀、そして退所者ではブリドカットセーラ恵美や野水伊織、味里らが起用されているが、一時期はエース声優の起用すらも悔しくなったのか或いは親分であるKADOKAWAとの関係に何らかの変化でもあったのか、事務員や'''全く聞いた事も無い新人(若手?)声優'''が優先的にキャスティングされていた時期があった。たまにベテランを連れてくるがそれもエース声優ではない。ある意味「裏切者」以上に艦王にとって使いにくくするリスクを秘めた枠であると言えなくもない。 | ||
【にっくきあぢゅれん】に出演している現役のエース声優は満潮役のひなたたまりのみで(エースの事務所プロフィールでも特に隠されていない)、キャスティングされたのはエース移籍前に所属していたRME経由である。艦これ出演歴のある退所者に関しては(恐らくは電撃=旧アスキー・メディアワークス事業局との関係が理由で)長らく起用して来なかったが、角川アーキテクチャ解散直後の2025年11月に『デート・ア・ライブ』コラボで野水伊織とブリドカットセーラ恵美が出演。その他の退所者では上倉万実、佐土原かおり、そして富樫美鈴(コラボ関連のみ)が出演している。また、かつてYostar→Yostar Picturesで広報を担当していた「Mさん」<!-- 明瀬未央 -->も2010年代前半に声優としてエースに在籍していた。 | |||
エース声優が新規キャストで一切起用されない事情はアズレン以外の[[他艦船擬人化ゲー]]でも長らく共通していたため一種の「プロテクト」的な見方をされていたが、2023年に『誓約少女』(『蒼藍の誓い ブルーオース』のスピンオフ)で前年に艦これへ出演したばかりの古川未央那が生え抜きのエース声優として史上初めて[[他艦船擬人化ゲー]]に起用され、遂に長年の【鎖国】政策が撤回されることとなった。[[艦船以外の兵器擬人化ゲー]]では、野水伊織が退所前にドルフロやアッシュアームズで出演している。また、[[その他の謙介聖遺物|謙介聖遺物]]の<s>クソゲー</s>ナチュ毒には当時エース所属だった村井理沙子(現所属:CYBER CONTENTS)が出演していたが、何故か艦これには起用されなかった。 | |||
[[艦船以外の兵器擬人化ゲー]] | |||
2019年7月までドワンゴの子会社(=KADOKAWAの孫会社)だったMAGES. | 2019年7月までドワンゴの子会社(=KADOKAWAの孫会社)だったMAGES.も「アミュレート」のブランド名でプロダクション・エースとは別に声優マネジメントを行っているが、MBOでドワンゴから資本的に独立したので現在はKADOKAWAグループとの関係が無くなっている。所属者では明坂聡美が2023年に朝日役で、桃井はるこが2025年にノルゲとアイツヴォル役で艦これに出演した。 | ||
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