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===概略(最ラブ)=== | ===概略(最ラブ)=== | ||
韓国と中国のメーカーが共同開発したRTS+恋愛シミュレーション。 | 韓国と中国のメーカーが共同開発したRTS+恋愛シミュレーション。<br/> | ||
2017年1月に韓国版、7~9月に中国大陸、日本、台湾・香港でリリース。2018年には東南アジアと北米へ進出し、一時期は艦船擬人化ジャンル内で最大のサービス範囲を誇っていた。地域ごとに韓国版が「少女艦隊」、中国大陸版が「艦姫」、台湾・香港版が「請命令! 提督SAMA」、シンガポール・マレーシア版が「少女航線」、タイ版が「Azure Fantasy」、英語版が「Lane Girls」とそれぞれ全く違うタイトルが採用されていた。また、声優は韓国版以外で日本語音声を収録しているが、日本版と中文・英語・東南アジア版のキャストはそれぞれ異なっている。 | |||
中華圏での第一次艦船擬人化ブームが収束に向かいつつあった2015年に「艦姫聯萌」の仮題で開発が始まり、2016年秋に韓国のGamepubが韓国版と日本版の運営権を獲得した。韓国でも艦これは知られていたが世情的に扱いづらく、戦少Rは当時まだ韓国でリリースされていなかった事もあり国内初の艦船擬人化ゲームとして事前に大きな注目を集めたこととアイドルグループのLOVELYZをイメージキャラクターに起用した宣伝攻勢でリリースから1ヶ月足らずの短期間に100万ダウンロードを達成している。<br/> | |||
大陸版は韓国版のスタートから半年後に始まったが、開始前に特撮映画『艦姫』とのタイアップ(ただしストーリー上や設定面に共通性は無い)が決まったことによりゲームの方もタイトルから「聯萌」が取れて『艦姫』となった。このタイアップの名残として、韓国版以外では日本版を含めて映画のエンディングテーマがタイトル画面で使用されている。<br/> | |||
大陸版は韓国版のスタートから半年後に始まったが、開始前に特撮映画『艦姫』とのタイアップ(ただしストーリー上や設定面に共通性は無い)が決まったことによりゲームの方もタイトルから「聯萌」が取れて『艦姫』となった。このタイアップの名残として、韓国版以外では日本版を含めて映画のエンディングテーマがタイトル画面で使用されている。 | 2018年8月に上海で開催されたChinaJoyでは、本作のスタッフが萌え萌え2次大戦シリーズと同じようなコンセプトの陸海空複合型擬人化ゲーム『エコーズオブパンドラ』(エコパン)を開発中であることが発表された。その頃から次回作に体制をシフトし始めているが、同作中では最ラブからミズーリなど一部のキャラがスターシステムで再登場する模様。エコパンの日本版はGamepubでなく、やはり韓国系のEyedentity Games Japan(『ドラゴンネスト』など)が運営権を獲得している。 | ||
===特徴、評価など(最ラブ)=== | ===特徴、評価など(最ラブ)=== | ||
前述の通り、艤装型でなく戦闘時は擬人化キャラクターが完全に艦船へ変形する点や「恋愛シミュレーション」をジャンルの軸に置いているのが大きな特徴で、登場する艦船の選定基準は網羅性よりも比較的著名な艦船を選抜して出す方針らしく、約70種類と少なめだが全キャラに3Dモデルと恋愛SLGらしく水着を完備。これに加え、★5キャラには花嫁衣装が用意されている。 | 前述の通り、艤装型でなく戦闘時は擬人化キャラクターが完全に艦船へ変形する点や「恋愛シミュレーション」をジャンルの軸に置いているのが大きな特徴で、登場する艦船の選定基準は網羅性よりも比較的著名な艦船を選抜して出す方針らしく、約70種類と少なめだが全キャラに3Dモデルと恋愛SLGらしく水着を完備。これに加え、★5キャラには花嫁衣装が用意されている。<br/> | ||
(´田ω中`)とは対象的にスタッフが潜水艦好きらしく、やけに充実しているのも見所の一つ。しかし、営業上の理由から登場する韓国の艦船が明らかに架空なのと中国人民解放軍が建造中で名称未定だった空母(皮肉なことに、大陸版のサ終直前に「山東」と命名された)が出て来るあたりのガバガバさは、近未来と言う設定上は特に問題無いとは言え「シジツッ」にこだわるprayerにはお薦め出来ない。 | (´田ω中`)とは対象的にスタッフが潜水艦好きらしく、やけに充実しているのも見所の一つ。しかし、営業上の理由から登場する韓国の艦船が明らかに架空なのと中国人民解放軍が建造中で名称未定だった空母(皮肉なことに、大陸版のサ終直前に「山東」と命名された)が出て来るあたりのガバガバさは、近未来と言う設定上は特に問題無いとは言え「シジツッ」にこだわるprayerにはお薦め出来ない。<br/> | ||
特筆すべきは繁体字版限定で登場している扶桑で、所属事務所と鋼鉄少女アプリ版の権利問題で決裂してフリーになった直後の | 特筆すべきは繁体字版限定で登場している扶桑で、所属事務所と鋼鉄少女アプリ版の権利問題で決裂してフリーになった直後の<s>元祖たなかすの皿洗いこと</s>ズッ友()がキャラデザに起用されている。日本版でも扶桑の登場を望む声は多かったが、実現しなかった。また、最初にリリースされた韓国版では架空艦船を登場させたことが主に現地の戦少R待望組から非難を浴び、現役艦の忠武公李舜臣を登場させているがこちらも日本版には登場しないまま終了している。<br/> | ||
日本版ではKOFシリーズとのコラボにより不知火舞と麻宮アテナの2名が擬人化ならぬ「艦船化」状態で登場した。開催当時はキワモノ扱いされていたが、後にアズレンで開催されたネプテューヌコラボやうたわれコラボの先例的な意味合いから再評価される場合もある。<br/> | |||
日本版ではKOFシリーズとのコラボにより不知火舞と麻宮アテナの2名が擬人化ならぬ「艦船化」状態で登場した。開催当時はキワモノ扱いされていたが、後にアズレンで開催されたネプテューヌコラボやうたわれコラボの先例的な意味合いから再評価される場合もある。 | 図鑑には(KOF2名、忠武公李舜臣、扶桑込みで)欠番が2つあるが、台湾で流れている情報によればそれぞれソ連駆逐艦のレニングラードとイギリス空母のフォーミダブルだとされている。どちらも一部のバナー広告でそれらしきキャラが確認されているが、この2隻が最後までサービスを続けている繁体字版に登場することはついになかった(次回作のエコパンには出て来るかも知れない)。 | ||
リリース当時の大陸製ゲームの多くに倣ってVIP制(課金額によって機能が解放されて行く方式)が採用されているため、ジャンル内ではトップクラスに課金要素が強い。また、独自性の強い要素として恋愛パートの存在や、着せ替え<ref>日本版ではイベントでのポイント交換でしか入手不能なものが多かった。復刻は終了直前に一度だけ行われている</ref>に外見だけでなくHPや攻撃力の増強効果があることが挙げられる。また、簡素ながら全キャラクターの立ち絵がLive2D対応しており、水着と(戦闘時は実艦の形態に変化するメンタルモデル方式なので、ほとんど意味を為さなかったが)艤装状態の3Dモデルが用意されていた。 | |||
2018年3月には(日本で言うCEDECに相当する)「中国(上虞)遊戯産業発展研討会」において、2017年度のプレイヤー部門大賞を受賞した。 | 2018年3月には(日本で言うCEDECに相当する)「中国(上虞)遊戯産業発展研討会」において、2017年度のプレイヤー部門大賞を受賞した。<br/> | ||
破竹の勢いで各国版をリリースしていったのは上記の通りであるが、戦少Rが去った後に乗り込んだタイからは半年で撤退に追い込まれ、日本ではほぼ同期のアズレンがシェアを伸ばす一方でこちらは振るわず、最大の勢いがあった韓国ではドールズフロントラインの爆発的なヒットの影響をモロに受け2019年3月を以て共に終了、そして7月には英語版、大陸版も12月31日に終了。 | 破竹の勢いで各国版をリリースしていったのは上記の通りであるが、戦少Rが去った後に乗り込んだタイからは半年で撤退に追い込まれ、日本ではほぼ同期のアズレンがシェアを伸ばす一方でこちらは振るわず、最大の勢いがあった韓国ではドールズフロントラインの爆発的なヒットの影響をモロに受け2019年3月を以て共に終了、そして7月には英語版、大陸版も12月31日に終了。<s>艦王をムガらせた扶桑擁する</s>繁体字版のみ継続していたが、3周年を迎えた直後の2020年10月末を以て終了することが発表され、韓国版のスタートから3年10ヶ月で全バージョンがサービス停止を迎えることになった。<br/> | ||
なお初期のスタートダッシュを支えていた韓国に関しては後に参入した戦少Rやアズレンも苦戦を強いられていることから、擬人化ジャンルはともかくとしてWW2期の艦船擬人化は歴史的背景などもあり根付かないのでは、と言う評価が支配的となっている。日本に関してはセールスランキングはリリース翌月の月間23位(Google Playストア、AppApe調査)が最高記録であり、アズレンの影響で失速したのか逆にアズレンのヒットでジャンル自体が再注目され予想より長く続いたのか判断が難しい。 | |||
===艦これとの関係(最ラブ)=== | ===艦これとの関係(最ラブ)=== | ||
日本国内においてはアズレン台頭前のタイトルな上に、艤装型ではないことから督さん達は全くと言っていいほど注視(や叩き行為を) | 日本国内においてはアズレン台頭前のタイトルな上に、艤装型ではないことから督さん達は全くと言っていいほど注視(や叩き行為を)していなかった。だがズッ友が関わっている前述の扶桑に関し、艦王が個人的に激しくムガり狂っていたのはその後の[[5周年記念]]での当て付け行為を見れば容易に想像できる。そして'''これがズッ友()の転落劇の始まりだった'''と言う意味では、ジャンルの歴史に名を残したタイトルだとは言えるだろう。 | ||
なお、ズッ友は過去にインタビューで「イギリス艦を描きたい」と述べていたことがあり、鋼鉄少女ではクイーン・エリザベス<ref>台湾ではアズレンのQEと長門に対して「この2隻が幼女戦艦なのは鋼鉄少女のパクリ」と言う批判がある</ref>などを描いている。本作で扶桑のキャラデザを行った際には現地で開催されたイラストコンテストの審査委員長を務めているが、この時に選ばれた入選作はイギリスのハント級護衛駆逐艦で戦後の一時期に中華民国へ貸し出されて「霊甫」と改称されていたメンディップだった。このコンテストでは、入選作をズッ友がクリンアップしてゲーム内に登場させることも示唆されていたのだが……2年以上経ってもこれと言ったアナウンスは出ていない。 | |||
なお愚痴スレでは日本版撤退が報じられた直後に艦これ大好きおじさんこと微差栗田陣営のドワンゴが8億円を投資した位置ゲーの『テクテクテクテク』が記録的大爆死により8ヶ月でサ終、さらに微差栗田乾坤一擲の『エンゲージ・プリンセス』も半年でサ終決定の憂き目を見たため、相対的に「<s>微差栗田</s>ドワンゴに比べればよっぽどまともに運営されていた」と言う評価が支配的。前述の通り、結果的には純日本運営のアルペReよりも長きに渡ってサービスが続けられた事もこの評を引き上げる要因となっている。 | |||
==守護プロ:ガーディアン・プロジェクト(ウィローエンターテイメント)== | ==守護プロ:ガーディアン・プロジェクト(ウィローエンターテイメント)== | ||