駆逐艦/秋月・島風・松型

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艦これに登場する艦娘のうち、日本の駆逐艦(秋月・島風・松型、他計画艦など)の問題点

声の欄に「」がある出演声優は、他艦船擬人化ゲーのキャスティング歴があることを表す。

概説

大戦末期の「雑木林」こと松型(丁型)&橘型(改丁型)駆逐艦に関しては、艦王がインタビューで「鎮守府壊滅エンド後に梨(橘型10番艦)を海底から引き上げ、護衛艦わかばとして再生する」場面から始まる『護衛艦これくしょん』(仮称)の構想の中で言及したことがある。艦王が何度も「黙示録のラッパ吹き」的な役回りだと喧伝し続けて来たこの艦型は、スタートから7年余りただの1隻も登場しなかったが、20夏イベでは終末のラッパを手にした1隻目が遂に降臨した。そして「終末の天使」にふさわしい惨禍をブラゲに齎している。

前述の『護衛艦これくしょん』(仮称)構想については、セガ【ら】と(第一次?)東京地裁悔戦を繰り広げたアビホラが冷戦期や現代艦へのレンジの広さを活かして護衛艦を投入して来たため、その構想自体に黄信号が点灯した状態であったが、同作は2021年2月に日本から撤退したため信号は消灯した(他のチャレンジャーが参戦しないとは限らない)。

ところで艦王様、まさかとは思いますけど丁(松・橘)型駆逐艦と丁(第二号)型海防艦の区別は付いてますよね?

秋月型

全艦しずまよしのり氏がデザインを担当している。またが艦王が個人的に贔屓していると思われる艦が複数含まれる。

駆逐艦としては飛び抜けた対空値がウリで、初期装備(と改で持参)の「10cm高角砲+高射装置」は駆逐艦用の主砲として、また艦隊の防空力を高める装備として非常に有用。これ2つと対空電探を用いた秋月型が行う対空カットインは、発動すればだがどの対空カットインよりも強い。ただし秋月型の対空カットインは発動優先順位が一番低く、他の艦が発動しなかった場合の【最後の砦】扱いなので、他の艦も対空カットイン構成にしているとその分だけ秋月型のカットインが出辛くなる弊害がある。また駆逐艦としては雷装がやや低く、夜戦はあまり得意ではない。よって秋月型だけ入れれば常勝というわけでもない。

かつては年刊秋月型とも言えるスローペースで1体ずつ追加されていたが、2017年の涼月を最後に何故か追加が途絶えていた。
この時点までに実装されたものについては内部IDも途中まで順番どおり…かと思ったら何かおかしい(1番艦秋月:421、2番艦照月:422、4番艦初月:423、3番艦涼月:532)。
当初は2016年実装の初月がID設定ミスor○番艦関係なく実装順に適当にぶち込んだだけとか、2017年の涼月は本来実装する予定はなかったのではないかと見られていたが、3番艦の涼月が格納されたID:532と長らく欠番になっていた通し番号のID:533に格納された8番艦の冬月だけが他の同型艦から不自然に離れていてかつ並んでまとめられていた事から、単に防波堤仲間だけ別枠扱いにするつもりで離していたものと思われる。
また、このスローペースを尻目に他艦船擬人化ゲーが艦これ未出艦を次々と登場させ、特にアズレンでは2022年9月に6隻目の若月が追加されて艦これの5隻を逆転した。しかも、両タイトルでの重複は涼月のみである。この結果、他艦船擬人化ゲーに出し抜かれた艦は存在しない扱いされやすい艦これにおいては益々コンプリートが遠のく結果となっている。

シンカイマンによる苛烈な先制航空攻撃への防空要員(焼け石に水。でもいないよりマシ)としてほぼ必須であるにも関わらず、入手方法が極めて限られている。そのため、一向に手に入らないprayer達からはキャラクター性とは違った意味でヘイトを集めていそうな艦達である。ただ最近は最初から高対空なステータスを持ったキャラが実装されたり、既存のキャラでもIF改装で水上火力を保持しつつ対空特盛りされたりする事例が多くあるため、何かもう秋月型でなくてもいいんじゃないかなという雰囲気になりつつある。

艦王よ、「好きな艦」を聞かれて秋月の「プラモの話」をするほどに入れ込んでいたというのに、どうしてそんな急速に秋月型から興味を失ってしまったのですか?

秋月

  • 画:しずまよしのり
  • 声:小澤亜李
  • 他:R、A、F、O

秋月型駆逐艦1番艦。初実装は14秋イベでのE2突破報酬。艦名通りに秋に実装された艦これ初の秋月型である。

キャラとしてはネームシップ艦にありがちな面白みに欠ける真面目ちゃん。所持率の低さも祟って空気。

公式4コマ漫画「吹雪、がんばります!」でのネタ[1]から、飯も碌に食べられない貧乏娘・セミなどの昆虫喰いというキチdisネタが流行った。その上下記の入手難度・運営の嫁宣言からのヘイト創作かホモネタが当時流行り、島風くんの二代目として秋月くん(通称:ホモ月)なる非常におぞましいものが発生した。一応こちらのネタも早期に消えていったのだが、艦これ秋月と言えばホモと言われる程度にはキャラ付けに成功している。

ネームシップ故か、艦王がポニテ好きだからか、後述の枕→【裏切り()】の八つ当たりなのか、ボスマス掘りが可能なイベント時は低難易度だとドロップしないという簡悔をたまに行っている。ただ秋月型はどれも似たような性能のため、秋月に拘るのでなければ艦王の嫌がらせに付き合ってまで取る必要性はないとも言える(他の秋月型が取りやすいとは言ってない)。

知る人ぞ知る艦王の(元)枕。ジャパコンTVでインタビューを受けた際、「一番好きな艦船」のアンサーとして名前を挙げたことで有名である。しかし、CV担当の小澤亜李氏がアズレンのデンバー役として登板した時期を境にだんだんと扱いが悪くなっていった。

ローソンコラボでのキモ浮き輪が当然のように不評過ぎたためか、19冬~春三越伊勢丹とのタイアップにて、秋月型が擁する長10cm砲ちゃん(と連装砲ちゃん1体)が柱巻広告に登場した。秋月と照月が擁する長10cm砲ちゃんも普通にいるんですが、悔しさを堪えて採用したんですかね?(すっとぼけ)

その後、アズレンでのデンバーショックから1年半余りが経過した深海大サーカスにて小澤亜李氏がゲストに呼ばれ、その直後の19秋イベでジェーナス役に起用されたことで一先ずの恩赦適用となった。ただ捨てた元枕艦を今更再起用するのは悔しいのか、肝心の秋月については特段テコ入れの気配はない。

照月

  • 画:しずまよしのり
  • 声:小松未可子
  • 他:無し

秋月型駆逐艦2番艦。初実装はあの15夏イベである。

E7の突破報酬として登場したのだが、そのE7に艦王の簡悔精神がこれでもかと詰め込まれていたため、クリアを断念するprayerが続出。当時の所持率は相当低かったと思われる。

キャラは明るく元気で、提督にも人懐っこい子。船底を意識した赤パンツが特徴。秋月を「秋月姉」と呼ぶくらい好きなようで、当人に話しかけるような台詞も多い。ただ秋月から照月への言及はほぼ無いため、一方的な姉妹レズになっている。

秋月型はイベント報酬かイベントドロップ以外での入手方法が存在しない(秋月のみ21春イベ終了後通常海域に【期間限定で】追加された)。よって基本的にイベントドロップで狙う必要があるのだが、ボスマスより道中マスでのドロップである事が特に多く、レアリティの高さからドロップ率まで低く設定されている。その上でクソゴミコモン艦地獄や、ドロップ無し(通称:ガシャン)に悩まされるため掘りが難航しやすい。特に照月は秋月と違ってボスマスのドロップに設定された事がほとんど無いので、欲しい場合は道中マスでの掘りを余儀なくされることになる。そのため現在でも所持率の低さは変わらず、人気はイマイチのまま。せっかくのしずま艦もここまで簡悔が酷いと色々台無しである。

なお他の秋月型には期間限定絵がゲーム内で実装されているのだが、照月のみが未だ実装されてない。2016秋に行われたローソンコラボのクリアファイルで浴衣絵の描きおろしがあったため、一切合切描かれてないわけではないが、それを加味しても色々な意味で扱いが悪い。

一応秋月と並ぶ艦王の枕でもあったが、CV担当の小松未可子氏がアズレンのシムス役で起用されたことで秋月型の中では真っ先に脱落している。

涼月

  • 画:しずまよしのり
  • 声:藤田咲
  • 他:R、B、O、T

秋月型駆逐艦3番艦。初実装は17秋イベのE4突破報酬。全身白タイツマン。

17秋イベが(当時としては)史上稀に見る簡悔海域であり、艦これ廃prayerでも時間的事情で突破できない事例が多かったため、所持率が低いことから人気はイマイチ。

薄い本的には白髪おっとり系で中国基準の美女であったことから、台湾系絵師の間でかなりの数のエロ絵が出た。性格は22冬イベまで長らく実装されていなかった冬月こと「お冬さん」を連呼する電波系クソレズであり、事あるごとにカボチャを進めてくることから「カボチャキチ」とも言われている。

平成31年冬イベのE3輸送ボスで初のドロップが確認されたが、勝利時に確定でドロップしない(確定ドロップマスではない)仕様だったため、道中掘りと何ら変わらない状況で嫌々掘るのを余儀なくされた[2]。どうやら照月を掘りやすい場所に配置した代わりとして、涼月は逆に掘り辛い場所と条件で配置したようだ。

実艦が軍艦防波堤として北九州港で利用されていたことから、案の定那珂の慰霊碑の一件のように艦豚の玩具にされてしまっている。験担ぎと称してこの場所で艦これをプレイして涼月を出そうとする者(プレイ時は何故か深夜)、平松タクヤを筆頭としたフィギュアやドールと一緒に記念撮影する者、顕花場所は他所にあるのにも関わらず花を供える者などが現れ、一様にゴミを撒き散らしてその場を去っていった。艦豚くんは【提督専用ゴミ箱】が無いとゴミもきちんと捨てられないようである。

なお実装当初は艦王が第三の枕として持ち上げようとしていたが、外部絵師のしずま氏ということが祟ってか近年では特段そういう気配は見られない。CV担当の藤田咲氏は(今の所)【裏切者()】認定を受けていないため、ボイス追加くらいは出来そうなものだが…

初月

  • 画:しずまよしのり
  • 声:中島愛
  • 他:R、B

秋月型駆逐艦4番艦。初実装は16冬イベのE2クリア報酬。全身黒タイツマン。

16冬イベは全体として攻略が楽な部類のイベントであり、加えてE2突破で確実に入手できたため、当時としては最も入手が容易な秋月型だった。しかし16秋イベのE1ボスドロップでの再実装以降、長期に渡って音沙汰がない状態となる。レイテ沖海戦と関係のある艦にも関わらず、17秋イベ18冬イベですら出現報告が一切無かった。よって16秋イベ以降、秋月型の中では入手不可能な艦と化していた。その後18秋イベにて久方ぶりのドロップが確認されたが、場所はE5の戦力ボス3。難易度不問なので、そこまで行く事さえ出来れば掘りやすい部類である[3]

キャラは僕っ子イケメン枠。だが艦これにおける僕っ子キャラは二次創作だと時雨一強が続いているので、それ以外の僕っ子は目立たない傾向にある。特に初月の場合は、上述の出し渋りの二つが原因で人気がイマイチ。実際に秋月くんのホモネタが冷めた後、こいつを「第二のホモ月」にしようとする動きがあって姉妹レズ・アトランタふた〇りおねショタなど悍ましいシチュが流行ったがすぐ鎮静化した。ホモネタに走っても人気が出ないとは悲壮感が溢れている。

上記の18秋イベ終了後に行われた18秋刀魚では、イベント終了当日になって初月に秋刀魚modeが実装された(この限定グラ自体は18秋刀魚終了後もしばらく続行)。ただしこの秋刀魚modeは第2次秋刀魚祭りからの流用であり、限定ボイスの追加等はなかった。これによって、芸無内の秋月型で限定グラが実装されてないのは照月ただ一人になってしまった。

こちらについても他の秋月型と同様、実装初期に艦王が枕として持ち上げようとしていた疑惑がある。持ち上げようとする割には芸無で出し渋り、涼月と初月を混同するというムーブをかましていたが。

冬月

  • 画:しずまよしのり
  • 声:上坂すみれ
  • 他:R、A、P

秋月型駆逐艦8番艦。読み仮名は「ふゆつき」(重要)。これは当時の海軍大臣が作成した文書にちゃんと記載されている。分類上では冬月以降の5隻は小改良型の「冬月型」とする事例もある。涼月の項でも述べたように、北九州市の港に涼月と共に埋め立てられ「軍艦防波堤」として活用された。

『新世紀エヴァンゲリオン』に登場する冬月コウゾウの名前の由来でもあるため、秋月型の中では知名度が比較的高いものの長らく艦船擬人化ゲーには登場していなかった。艦これに先んじてジャンル内擬人化の一番乗りを果たすことになったのはかつて東京地裁悔戦を繰り広げた因縁のアビホラであり、2019年5月に秋月と共に登場。艦これで姿を見せたのはそれから3年後、ジャンル内では4番目であった。

艦これにおいては涼月がことあるごとに「お冬さん(冬月)」と言及することで知られ、艦これの周年記念に提督&お冬さんと一緒に記念を祝うのが恒例となっている。しかし7周年記念においては、東京地裁悔戦以降目の敵にしていたアビホラに実装を出し抜かれたためか、涼月が冬月の名前を呼ばなくなるという事態に陥った。そのため愚痴スレでは「ムガールを大爆発させた艦王が記録抹消刑を命じたのではないか?」などと噂されたが、アビホラが2021年2月に日本から撤退したことに気を良くしたのか8周年記念で再度復活した。

そして22冬イベでついに登場し、CVには劇場版以降「艦王から出入り禁止を食らっている」と言うのが公然の事実として語られて来た上坂すみれ氏が起用された。とは言え艦王が何故か新録を自慢しなかったこと、上坂すみれ氏の反応も淡白であったことなどから「新録ではなく塩漬けだったのでは?」という見方が強く、恩赦であるかは微妙なところである。 前述の通り艦名は「ふゆき」なのだが、コミックマーケット100にて販売されたグッズで「FUYUZUKI」と誤字られてしまった。

島風型

当初の計画では16隻建造予定だったが、2番艦以降はキャンセルされたためネームシップの島風1隻のみとなった。
長らく艦これの独壇場と言っても良い状態であったが、2019年春以降は他艦船擬人化ゲーでも続々と登場し競争が激化している。

蒼青のミラージュでは、16隻建造予定だった島風型の一隻として灘風(艦名は峯風型から取ったゲームオリジナル設定)が登場した。

島風

  • 画:しずまよしのり
  • 声:佐倉綾音
  • 他:R、B、D、S、F、O

島風型駆逐艦1番艦。サービス開始当初において、最も注目を集めたと言っても過言ではないキャラ。

その卑猥衣装で提督様達のハートを鷲掴みにし、多くの人間を艦これという名の泥沼に引きずり込んだ罪な娘。しずまくん曰く、代名詞ともいえる黒い紐パンは(三笠で有名な)Z旗から採ったとのこと。2013年の冬のコミケではR18カタログがほぼ島風一色になるという珍現象も起こし、艦これ初期のブームを牽引。後にはDMMの求人広告で起用されるなど、金剛と並んでゲームの顔役を担っていた。

艦娘の中でも上位の人気を誇る島風だが、彼女の人気の要因は着ている卑猥衣装だけに集中しており、中身についてはほぼ無視されているのが実情である。キャラがあまりにエキセントリック(オブラートに包んだ表現)すぎて、二次創作でキャラを忠実に再現するのが非常に困難だった事や、そもそも芸無内での入手性があまりよろしくない[4][5]ため、「知ってはいるけど手に入れたことはない」というprayerが多かったことが理由としてあげられる。

なお艦王は島風人気などどこ吹く風といった感じで、Z級クソアニメでも適当な扱いに終始しており[6]、近年の二次創作界隈でも島風の服を着た○○(艦娘に限らない)だけが独り歩きするなど、肝心の本人は影が薄くなる一方である。

愚痴スレでは下記のコスプレ画像が度々話題に上る。

ちなみに芸無内では改の段階で雪風に並ぶ能力の高さを見せていたのだが、昨今イベントにおいては駆逐艦は魚雷カットインを狙わないとまともなダメージを期待できないため出番は少ない。雪風とは違い並程度の運しか無いことから魚雷カットインの発生率が低く、それを補うには大量のまるゆを餌にして近代化改修を繰り返し、運を底上げするしか手がないのである。島風に限った話ではないものの、素の能力で戦えない所は不遇と言える。また、改二も未だ実装されてない。

更に言うと島風は新規セリフの追加もおざなりであり、季節限定ボイスでは大抵が「はっやーい!」や「おっそーい!」だらけで人気キャラの割には実装数も少ない[7]。また限定グラも全く実装されていなかったのだが、18冬イベで【エンガノ岬決戦mode】と称した完全新規のグラフィックが突如実装された(ただし中破絵はデフォルトの島風中破の差分)。

島風が引き連れているマスコットの「連装砲ちゃん」も高い人気を有しており、艦これ全盛期にはリアイベ用の着ぐるみまで作られたほどだった。しかし2018年以降、何故かろくに出番がない状態が続いており、着ぐるみの連装砲ちゃんに至ってはリアイベに全く登場していない[8]。一応19冬~春三越伊勢丹とのタイアップにて、連装砲ちゃんと長10cm砲ちゃんがヤケクソ気味に登場したが、今度は天津風が擁する連装砲くんだけがいなかった。余談だが「長10cm砲ちゃん」はDMMにより商標登録をされていない。

艦これの島風が根強い人気の中、他艦船擬人化ゲーでも2019年頃から続々と新たな島風が登場しており、2022年時点では6タイトルを数えるまでになった。そのうち、アズレンではCS版『アズールレーン クロスウェーブ(通称:CW)』の主人公として、キャラデザ:黒星紅白、CV:早見沙織と言う特大インパクトを引っ提げて登場している。ウサギをモチーフとしており、艦これ島風に匹敵するインパクト抜群の衣装が特徴的。猪突猛進な所はあるが非常に素直で純粋な性格であり、極力目立ちたくない相方の駿河とは対称となっている。アプリにおいては駿河のほうが先に単独で実装されたが、CS版での掛け合いの良さから「島風が一緒じゃないと物足りない」と惜しむ声もあった。その後2年の歳月を経て、2021年9月の日本版4周年記念で正式にプレイアブル追加された。

前述の通り艦豚達は島風を艦これ最大の顔として認識しており、それと名を同じくするキャラが最も憎む作品で登場(しかもCV担当が早見沙織)したことで、情報公開当初から激しい応酬(という名の一方的な難癖)が各地で見られた。島風の情報公開が2019年4月の横須賀鎮守府陥落で行われたということも、艦豚達がムガール発狂した大きな理由と考えられる。

艦豚達は早速芸夢そっちのけでアズレン島風への叩き行為を勤しみ始めたわけだが、その内容の大半は「艦これ島風のデザインを丸パクリしやがった!」といういつものテンプレだった。恐らく艦これ島風のリボンとアズレン島風のウサ耳が同じ頭についてる突起物であること、双方の衣装がかなり際どくなんとなく雰囲気が似ていることを理由にパクリ認定したようだが、常人から見るとあまりに無理がありすぎる理由付けだったため、当然のように失笑を買うことになった。

しかしそれでもデザインの類似点を探そうとしているだけマシな部類であり、中には「艦種及び艦名『島風』が同一」という理由でパクリ認定するという、俄に信じがたい行動を取る艦豚まで現れる有様だった。


↑難癖wikiより言いがかりの一例。編集者はこの文を打っていて何かおかしいと思わなかったのだろうか?「かつて大日本帝国海軍にあった駆逐艦島風は艦これ島風のパクリである」とか普通の神経をしていたら出てこない発言である。

また19秋イベ開催中には、漫画家の石川雅之が艦これの島風(の服)とアズレン島風(の服)を比較して[9]「艦これに似てるけどいいの?」的な発言をして炎上した「燃やしもん騒動」が勃発している。艦豚達のテリトリーの外という性質か擁護は殆ど無く、寄せられた意見の大半が氏のツイートには否定的で混乱の様相[10]を呈した。当人は艦これに関係のない人物であるためこれ以上の言及は避けるが、曲がりなりにもアニメ化&ドラマ化されている漫画作品の作者としては迂闊すぎる発言と言わざるを得ない。

炎上騒動で勢いづいた艦豚達は、石川氏の発言を叩き棒にしてデマの拡散を試みようとしたのだが、この直後に佐世保結婚式妨害疑惑が発生したことで豚はその火消しに追われた事もありすぐに忘れ去られた。これについては艦王がアズレン島風に一切のヒットマークを出さなかったので、豚共の燃料がすぐ尽きたというのも大きかったものと思われる。

その後アプリ版アズレンへの実装告知に対し、艦これ島風の絵を貼り付けて「これが本当の島風」などとのたまう艦豚が出現。「本当の島風は元ネタの駆逐艦だろ」と総ツッコミされたのは言うまでもない。

松型

新型コロナによる影響で音声の収録がままならない中、2020年5月4日(みどりの日)に投下されたTwitter告知にて「1944年就役の駆逐艦」の登場が予告された。

チラ見せの段階では秋月型や島風型からの流れでしずまくん、そうでなければコニシがキャラデザではないかと予測されていたが、艦王は「艦これ初参加で漢字四文字のお名前の方」とデブクイズを炸裂させた。絵師紹介くらい真面目にやれ。

キャラデザの正体は『化物語シリーズ』や『神のみぞ知るセカイ』などで著名な渡辺明夫氏。今の所、松型のキャラデザは同氏で統一されている。知る人ぞ知るレジェンド級のイラストレーターなのだが、艦王からの凄まじいデバフの影響か同氏の他のイラストと比較するとなんとも言い難い出来栄えとなっている。

いずれにせよ、誌上インタビューで「艦これのエンディングのために実装する」と散々出し渋ってきた松型を登場させたことで、ブラゲ自体がアクティブ数の激減で何の盛り上がりも見せないまま、かねてから構想を語っていた『護衛艦これくしょん』(仮称)へと大きく舵を切るものと思われる。

  • 画:渡辺明夫
  • 声:竹達彩奈
  • 他:無し

松型駆逐艦1番艦。20夏イベのE4報酬で登場。

概説で述べたように、松型は艦王が過去のインタビューで何度も「ヨハネの黙示録でラッパを吹く天使」、つまり「ブラゲの終焉を告げる使者」であるかのような言動を繰り返していた。そのためprayer間では「ブラゲの死亡フラグ」のような扱いをされており、実装告知時においてはお世辞にも歓迎されているとは言い難い微妙な空気が流れた。

キャラ付けは毎度おなじみ、【ネームシップ艦にありがちな真面目ちゃん】。いつものテンプレで特筆するところはなく、精々改の時報がテンプレから【ちっょち】いじられてるとか、中破絵が磔みたいだとか、雑木林と言われると怒るとかその程度である。それだけ?(睦月)

性能も低燃費以外の特徴はなく、大物アニメーターに描かせたにしては微妙極まりない出来栄えのキャラデザという事もあって、【報酬艦なのに不人気】という散々な結果に終わっている。
余談だが22冬イベで松が瑞穂にドロップ置換されていることが確認されたが「松より耐久改修できる瑞穂の方が良い」と言われる有様である。

なお時報内にて差別用語が確認されており、問題の単語を使用した部分が合計3箇所に及ぶことが判明している。詳細については20夏イベを参照のこと。

現行の他艦船擬人化ゲーには拾われていないが、過去には陸海空複合型のブラしずに登場していた。また、同型2番艦の竹が戦少Rに登場している。
戦少Rを含めた大半のゲームの大陸版では、政府による規制のため日本艦の名前が動植物等の変名となっていることが多いが、この変名で「松」と表記されるのは睦月型ネームシップの睦月である(その多くはローマ字で「MUTSUKI」と併記され、音声では日本語で「むつき」を自称している)。

  • 画:渡辺明夫
  • 声:竹達彩奈
  • 他:R
  • 限定立ち絵:水着

2番艦。史実においては終戦まで生き残ったが、賠償艦としてイギリスに引き渡され、標的処分により沈められた。

松の登場時に時報で名前を挙げられており、4回目のピクニック延長戦…もとい、20冬イベの後段で実装された。

最近の艦これでは珍しい俺っ子。立ち絵では頭部に妙な違和感があるのだが、何故か中破絵だと普通になる。見た目も極小ホットパンツ&蛍光グリーンファッション&ヘアカラ-に紫メッシュという、悪役女子プロレスラーみたいな超奇抜なものになっている。CVは松に続いて竹達彩奈が続投しているが、続投理由として「過去にそういう色物キャラを多数演じていた縁」という説や、「の名前繋がり」という説が挙げられている。

更にアホ顔&いろいろな意味で奇抜もとい危ない水着グラが追加されるも、持ってない提督が多かったため話題にならなかった(渡辺氏に申し訳ないとry)

性能は松に準拠した微妙な代物となっているが、雷装に限っては「帝国海軍最後の魚雷による戦果を上げた」というこの一点だけで滅茶苦茶に数値が盛られており、未改造時点で他の横並びステータスのモブ駆逐改と同値、改造後に至っては島風とほぼ同値まで強化される。更には「61cm四連装(酸素)魚雷後期型」に凄まじいシナジーを有しており、素の状態での補正値は雷装+7(素の数値込みで雷装+18)である事に加え、フル改修すると補正が11まで上がるため、最終的にはこれ1本で雷装が22(改修補正込みで25強)にもなる…等々、殊更雷装だけを異様に強調したキャラクターになっている。敵倒したってだけでここまで上がるなら、他キャラもちゃんとそれに準じた数値設定しろよ…

概説の通り、艦これにおいては艦王の出し渋りにより長らく松型追加の気配が無かったため、擬人化は戦少Rが先行している。

松が20夏イベで実装された際、第1のラッパよろしく「終末の天使」にふさわしい非常事態が次々に巻き起こったので、竹の第2のラッパにより更なる大惨事が引き起こされるのではないかと愚痴スレでは期待もとい懸念がされていた。そして案の定、20冬イベにてナ級Ⅱの暴虐に加えてイベント終盤に「竹が友軍としてMVPをかっさらう」というクソムーブをかましたことにより、前回イベ以上のペースで大量の引退&亡命者が続出する事態(通称:ラムダショック)が発生、信者wikiが運営への罵詈雑言と管理人による言論統制で大荒れになるという惨状が引き起こされた。更にイベント終了直後、トドメとばかりに竹達彩奈氏が「第7の他艦船擬人化ゲー」として日本上陸を宣言したブラサジにて大坪由佳&白城なお&浅見春那と共に出演が決定し、艦王と艦豚のHPをゴリゴリ削り取るというオチが付いた。

  • 画:渡辺明夫
  • 声:梅澤めぐ
  • 他:無し

3番艦だが、前年の8周年記念インタビューで「梅の酸っぱさ」がどうこう言いながら直近の21夏イベに登場したのは4番艦の桃だったため、8ヶ月後の22冬イベで「第4のラッパ吹き」として降臨したが、2022年は年明けからラッパを吹くまでもなく災厄が前借り状態だ

艦王曰く、キャストは今回が初参加の“名前に「梅」を含むフレッシュな声優”だそうだが「キャスト紹介ぐらいまともにやれ」と容赦無くツッコミの嵐が吹き荒れていた。

性格はおっとり系の見た目に反してハキハキ系で声も竹達系を意識している節もある。また見た目が渡辺氏の絵柄を無理矢理ミギーコピペ(全員乳盛って眼鏡足せry)を意識したような見た目になっている、また中破顔がウオノラゴンと称される程のマヌケ顔になるのも特徴。

一応見た目だけなら人気が出そうだったが、入手方法が激渋堀り(Xマス・10パーでS勝利)だったため、prayer一同はいつものことながら絶望を叩きつけられる羽目になった。

  • 画:渡辺明夫
  • 声:石橋桃
  • 他:無し

4番艦。21春イベの前段に登場した「第3のラッパ吹き」。4番艦なのに第3なの?とツッコんではいけない。
松竹梅で揃えるような匂わせもあったが別にそんなことはなかった。イベント開催時期が梅の季節(6~7月)には遅すぎるからという擁護もあったが桃の季節(7~8月)にも間に合っていない。

キャラデザについては、松や竹に比べると遥かにマシという点では艦これ界隈の立場に関わらず概ね見解が一致している。ただし中破絵で目が“><”になるなど、やはり艦娘の中ではどこか浮いた雰囲気になっている。

CV担当の石橋は青二プロダクション所属で、これが艦これ初出演。同イベで艦これに初出演した佐藤聡美の後輩にあたる。竹の例から名前つながりで抜擢されたかもしれない…が、竹達彩奈氏が【裏切者()】になったために急遽変更された可能性も無きにしもあらず。

「丁型駆逐艦のアイドル」を自称し、提督をマネ(マネージャー)と呼ぶアイドル艦。桃だからももクロという安直な繋がりだと思いきや、改造レベルはAKBから取ったらしき48と無駄にややこしい。同じ自称アイドルである那珂の後輩に当たるが、「那珂の言いつけを守って丁型のアイドルをしている」という設定からお局的な黒い雰囲気が漂っている。そんな生々しい設定入れなくてもいいから(良心)

以下余談。

ピンクと緑のグラデという髪色から、当時人気だった漫画『鬼滅の刃』の甘露寺蜜璃のパクリではないかとする批判も一部から出たが、

・「桃」という題材でグラデ髪を描けば十中八九この配色になると考えられること。
・現状、他のキャラには件の漫画に背乗りする様子が見られないこと。
・背乗りするにしても、デザインコンセプトが大正の神風型や竈門禰豆子役の鬼頭明里など、他に適任がいること。
・そもそも那珂の時からアイドル観がまるで変わっていない艦これ運営が、鬼滅ブームに付いてこれているか怪しいこと。

などから否定意見も多い。一方で、

・あくまで「描けば」という話で、実際に「桃」を題材としたキャラがこのようなデザインになった例はほとんど無い。
・それまで実際の植物からかけ離れた色遣いをしていた松型が、唐突に桃らしさを意識し始めたことが逆に不自然。
・グラデ髪常連のイチソや赤坂ゆ辺りならいざ知らず、同絵師ではこれも今回が初採用で、前例からの規則性も見出せない。

といった反論もなされている。

実際にかなりピンポイントな被り方をしていることは確かであり、甘露寺蜜璃を直接下敷きにしないまでも、引き合いに出させて賑やかしに使う、炎上商法的なものであった可能性は十分考えられる。と言うより、仮にも一時代を築いたイラストレーターと一時代を築いたプロデューサーが組んだ結果が素でこれなら逆に不安を覚えるレベルである。彼らが何を思ってこのデザインを採用したのか、煽り抜きに問うてみたい。

もっとも上の島風然り、艦豚がこれまで用いてきたパクリ認定のロジックに基づくなら、悪意があろうが無かろうがこんなキャラを世に出した時点でギルティという話になるわけだが。

艦これには登場していないが話題になる艦船

ここでは橘型(改丁型)や計画艦の改秋月型駆逐艦についても取り上げる。

2021年6月現在、艦これに登場していない秋月型のうち夏月および未成艦の満月は他艦船擬人化ゲーにも全く登場していないが、新月、若月、霜月、春月、宵月、花月は艦王がチンタラやってる間に次々と出し抜かれ、22冬イベでようやく登場した冬月もジャンル内では4番目だった。

松型&橘型のいわゆる「雑木林」の中で終戦を迎えた艦の多くは、以下のように賠償艦として連合国側へ引き渡された(米英の賠償艦は引き渡し後にスクラップとして解体または標的艦として処分)。

  • アメリカ…樫、欅、柿、樺、雄竹
  • イギリス…竹、槙、萩、菫、楠
  • ソ連…桐(→ヴォズロジュジョーンヌイ)、榧(→ヴォレヴォーイ)、初桜(→ヴェートレンヌイ)、椎(→ヴォーリヌイ)
  • 中華民国…杉(→恵陽)、楓(→衡陽)、蔦(→華陽)、初梅(→信陽)

また戦少Rでは、本来は水雷艇に分類される雉とT23、ラ・メルポメーヌが駆逐艦扱いで実装されている。

→ヴォズロジュジョーンヌイ

松型駆逐艦6番艦。太平洋戦争を生き抜き戦後はソ連に引き渡されヴォズロジュジョーンヌイとなり、さらに標的艦TsL-25→工作艦PM-65となった。

ZZアニメ最終話で初めてビジュアルが公開され、その当時やっていた23春イベは既に全新規実装艦が出尽くしていたことから、次のイベントで実装されると予測されていた。ところが迎えた23夏イベでは漢字四文字で平仮名の別名義もある原画家が【にっくきあぢゅれん】関係の仕事を受けたのにムガッたのかはいざ知らず出番をキング・クリムゾンされ、その後のイベントでも実装されず、玉波がようやく登場した後の新たな「第2の信濃」ポジションとなる可能性が懸念されている。

→わかば

橘型駆逐艦10番艦。一度は空襲で沈没したが、戦後に引き上げられ設立直後の海上自衛隊に護衛艦「わかば」として再就役したという異色の艦歴を持つ。

概説で述べたように、艦王はインタビューで「護衛艦これくしょん(仮)」構想のキーパーソンとして梨の名前を挙げているが、艦これには梨単体どころか艦型単位でも登場しておらず、他艦船擬人化ゲーでも一切登場していない。

脚注・出典

  1. 第71話において歓迎会で出てきた一般的な牛缶(牛肉の大和煮)を豪華と評する場面があり、後にも餅の食べ方でジャムやチョコを挟むことを贅沢と考えている描写がある。単に倹約家なだけとも取れるが、そこでdis方面に全力で走ってしまうのが艦これ界隈の異常性と言える。
  2. 1つの海域にボスマスが複数ある場合は、艦王の采配によって【前座ボスがドロップ確定マスではない】場合が多々ある…というか、もはやこの仕様がデフォとなっておりprayerを悩ませ続けている。
  3. 前座であるE5戦力ボス2が難易度丁の中でも最難関と言われている。そのため、全プレイヤーが掘りに行けたというわけではない。
  4. 一応通常海域でのドロップの他に、通常建造(レア駆逐レシピ)からでも入手できる可能性があるため、イベントドロップでしか入手できない大多数の面々よりかはまだ良心的である(すぐに出るとは言ってない)。
  5. 開始当初、公式コミュの雑談にてALL30建造で入手したという報告が上がった事があるが真偽不明。但し、開始当初はメンテ頻度が高く不都合な事案が修正されまくっていた事もあり、もしかしたら本当にALL30で建造出来ていた可能性はある
  6. 実際にアニメと芸無で性格がまるで異なるキャラになっている。轟沈如月や炎上祥鳳、不快クソレズ大井に比べれば汚れキャラじゃないだけマシかも知れないが
  7. ちなみに島風自身のセリフに出てくる人物は【提督】だけで、他は自分が連れている「連装砲ちゃん」のみ。そのため二次創作では最初期から今現在に至るまで、友達のいないぼっちのような扱われ方をしている。
  8. DMMが「連装砲ちゃん」や「ぜかまし」を商標登録しており、グッズを出すとその度に商標使用料が発生することから、利益の取り分が少なくなることを嫌った艦王が出すことを避けているという説が有力。連装砲ちゃんの代わりに深海浮き輪やボクカワウソなどのクリーチャーをゴリ押しし始めていることもこの説を補強している
  9. ちなみにイラストでは艦これ版はしっかりと描かれていたのに対し、アズレン版はあたかもマネキン人形かトルソーのように描かれていた。
  10. 「艦これ側の盗用疑惑はいいんですか?」と聞く者、「比較がしたいのならどうして片方は衣装だけなの?」と聞く者、「黒星紅白氏に直接『艦これパクったんですか?』って聞けば?」と言う者、そもそもとして「両作を出しに使った対立煽りのような真似して何がしたいの?」と聞く者など…